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「若頭がやられた!!」
誰かが叫んだ、だがその瞬間に浮遊感が襲い次の瞬間には静かになっていた。
その違和感を手がかりにミヤ達は確信したコレはゲームだと。
ピロン!
頭上を見るとタイトルロゴが浮んでいた、幻夢異界伝。
「ホンッット悪趣味なんだから!!」
ミヤは叫んだが皆は静かだった、横を見てみると兄の頭にHPバーが浮んでいた。
その上には「勇者、level1」とある。
「お兄のそれ、ボクの頭にもあるの?」
「うん、お前は魔法使いでlevel1でもスキルがある、火炎魔法と召喚魔術って。」
「何でお兄にはないんだろ?」
「お主が無意識に聖霊の力を行使した影響であろう、この夢は見る者の記憶を読み取ってできておる。」
「あーでも、お兄も契約してるよね?何でスキルになってないの?」
「小童は己を勇者と思っておらぬからではないか?」
「うん、俺農民だもんな、うん。」
「あーお兄元気出してよ~」
「いちいち沈むな小童、お主は妹の面倒を見て来たではないか、自信を持て。」
「ミヤ、にいちゃん好き?」
「うん、大好き!」
「うう、俺は幸せだ。」
「泣くな!」
その後、若頭のところに行って話を聞く事になった。
「じゃあ風見さんについていけばいいの?」
「はい、そしたら怪しまれないと思います。」
「では吾輩は梨流華たちを呼んでくる。」
立ち上がろとした時、空中に手紙マークが現れた。
「押した方がいいよな、誰がやる?
「あの…じゃあボクが…」
「いや私が…」
「いや、年上だし俺が…」
「「どうぞどうぞ。」」
「ええ?」
「冗談だよ、ボクがやる、あいつら顔が出て来たらあっかんべーするの。」
「いや、やっぱり俺がやるよ、何かあった時の責任を二人に取らせたくない。」
「やっぱりお兄はかっこいいよ。」
「ありがとな。」
手紙マークを押すと、文章が現れた。
「近くにプレイヤーがいます、パーティ申請しますか?」
「あ!この顔若頭だ!」
誰かが叫んだ、だがその瞬間に浮遊感が襲い次の瞬間には静かになっていた。
その違和感を手がかりにミヤ達は確信したコレはゲームだと。
ピロン!
頭上を見るとタイトルロゴが浮んでいた、幻夢異界伝。
「ホンッット悪趣味なんだから!!」
ミヤは叫んだが皆は静かだった、横を見てみると兄の頭にHPバーが浮んでいた。
その上には「勇者、level1」とある。
「お兄のそれ、ボクの頭にもあるの?」
「うん、お前は魔法使いでlevel1でもスキルがある、火炎魔法と召喚魔術って。」
「何でお兄にはないんだろ?」
「お主が無意識に聖霊の力を行使した影響であろう、この夢は見る者の記憶を読み取ってできておる。」
「あーでも、お兄も契約してるよね?何でスキルになってないの?」
「小童は己を勇者と思っておらぬからではないか?」
「うん、俺農民だもんな、うん。」
「あーお兄元気出してよ~」
「いちいち沈むな小童、お主は妹の面倒を見て来たではないか、自信を持て。」
「ミヤ、にいちゃん好き?」
「うん、大好き!」
「うう、俺は幸せだ。」
「泣くな!」
その後、若頭のところに行って話を聞く事になった。
「じゃあ風見さんについていけばいいの?」
「はい、そしたら怪しまれないと思います。」
「では吾輩は梨流華たちを呼んでくる。」
立ち上がろとした時、空中に手紙マークが現れた。
「押した方がいいよな、誰がやる?
「あの…じゃあボクが…」
「いや私が…」
「いや、年上だし俺が…」
「「どうぞどうぞ。」」
「ええ?」
「冗談だよ、ボクがやる、あいつら顔が出て来たらあっかんべーするの。」
「いや、やっぱり俺がやるよ、何かあった時の責任を二人に取らせたくない。」
「やっぱりお兄はかっこいいよ。」
「ありがとな。」
手紙マークを押すと、文章が現れた。
「近くにプレイヤーがいます、パーティ申請しますか?」
「あ!この顔若頭だ!」
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