ボクっ娘と陰キャお兄ちゃんが魔法少女と一緒に義理の妹のscpを取り返しに行く話

一緒にいてくれるじゃん

「博士、なぜ呼ばれたか分かってますよね？」
「飲みに行くなら奢ってあげるよ？」
「違います！！また勝手にお金使いましたよね？」
管理官はブチ切れた。
「そんな小さい事、今は評議会だって構ってられないよ。」
「そういう問題ではありません、何に使ったんです？」
「スマホ代。」
「スマホは支給されてますよね？」
「お姉ちゃんを応援しようの会のLINEグループを作るために私がみんなに買ってあげたんだよ。」
「何ですって？お姉ちゃんとは？」
「ミヤくんのことだよ。」
「ミヤさん？」
「知らないのかい？今ではみんなの人気者だよ。」
「…なるほど、彼女はすごく優しい子ですもんね。」
「いっそ彼女の部下になりたいという人もいたよ。」
「みんな相当疲れてますね。」
「キミもだろう？いつ寝てるんだい？」
「三日前から寝てません。」
「それで私を問い詰める元気があるとは…キミミーム感染してない？大丈夫？」
「いっそ感染したいです、眠気を感じなくなるミームがあるなら。」
「とりあえずキミは寝たまえ。」

「ファンですか？ミヤに？」
「ええ、その人たちはすごく疲れてる、そしてミヤちゃんに癒しを求めてるわ。」
「いや、そんなこと言われてもこいつ死にかけてるし…」
「お兄、その人たちは悪くないよ。ブライト博士だってほんとはボクたちのこと悪く思ってなかったでしょ？」
「そうかもだけど、にいちゃん心配だよ。」
ミヤが膝がくっつくほど近くに座り、まっすぐに見つめてくる、抱きついてきた
「心配かけてごめん、でもボクもお兄を置いてったりしないよ、ボクが嘘ついたことないでしょ？それにお兄も一緒にいてくれるじゃん。
「そりゃ、まあ。」
「じゃあ、大丈夫！今は梨流華ちゃんたちもいるし！」
「ああ、だな！優しい妹を持ってにいちゃん嬉しいよ、よしよし。」
「くすぐったいよー！」