ボクっ娘と陰キャお兄ちゃんが魔法少女と一緒に義理の妹のscpを取り返しに行く話

モブ乙

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酒のツマミになる話

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俺は松本、scp財団に務めている。異常な存在を収容し、人類を守る素晴らしい仕事…と言われてこの職場に来たが、実際のところは化け物に餌をやった回数と、死亡者の有無と人数を記録するする仕事をしている。
たまに化け物相手に実験もするが、危険なので最近は本部の偉い人から止められている。
ここの新人研修で、とある女の子を見たことがあった。scp289とナンバリングされ、昏睡状態で管理していると説明を受けた、曰く世界を滅ぼす可能性があるらしい、その子が考えたことが全て現実となるためだとかなんとか担当の人に教わったが、正直実感が湧かなかった。
その後は何事もなく、仕事をしていたが、ある日289が収容違反をしたという事が全職員に伝えられた。
同僚たちはザワザワしていたが、俺たちの部署には関係ないことであり、特に危険なことも起きなかったので、
話題に上がらなくなった。しかし少しして、いい話なのかぶっ飛んだ話なのかやっぱりいい話なのかわからないがとにかく、あることが話題になった。,289を保護したのは普通の女の子で、妹と呼んで仲良く暮らしてたらしい,ということだ。それからさらに時間が経ち、もっとぶっ飛んだ話が話題になった。,例の女の子が未確認の要注意団体に強奪された289を取り返して無傷で帰ってきた,という話だった。その後その子は、2お姉ちゃんと呼ばれるようになった。
「あの子どうしてるんですかねえ、主任。」
俺は隣で飲んでいる主任になんとなく聞いた
「どの子だよ?」
「ほら、あの子ですよ、お姉ちゃん。」
「あーなんか、サイト001に殴り込んだらしいぞ。」
「マジですか!?あそこ本部じゃないですか!」
「マジだよ、俺知り合いにアルファ1がいるんだ、移動になったけど。」
「精鋭のα1がなんで移動になるんです?」
「そのお姉ちゃんに289を奪われたからだよ。」
「よく生きてましたね、お姉ちゃん。」
「おいおい、俺の知り合いのことも心配してくれよ、まぁそいつもお姉ちゃんが見れたのだけは良かったって言ってたけどさ。」
「人気者っすね、お姉ちゃん。」
「な、評議会は発見次第終了せよっつてんのに。」
「もうお姉ちゃんに任せた方がいい気もすしますけどね、289は。」
「おいおい、それはいうなよ。」
「にいちゃん、ラーメンもう一杯くれる?」


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