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飲んでも飲まれるな
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「α1がやられただと!?」
「はい、対象の進行を許しています。」
怒りの滲むO5-1の怒鳴り声に、秘書は冷静に答えた。
「現在289が対象の手に渡っています。」
「構わん、もろとも撃ち殺せ!最早アレに能力は使えん!」
「は」
弾丸の嵐をケントが捌いている、クロはフローラの後ろに隠れ、289はミヤに抱えられ、胸に顔を埋めている。
「おい、転移魔法使えねえの!?」
「うう、無理ですう、もっと静かな所じゃないと…」
「お、弾が切れたぞ、やっちまえ!」
「シャアー!!魔王様に痛いことする人は許しません!」
「いや、今の間に転移しろってことなんだけど…聞いてねえなコリャ。」
機動部隊をボコボコにしたクロが戻ってきた。
「お待たせしました、帰りましょう!」
一同はアパートに戻ってきた、ケントが伸びをし、冷蔵庫を開ける。
「あー疲れた、こういう時はパーッと飲もう。」
缶ビールを取り出し、コップを用意して注ぐ。
「クロ、オマエもスルメ食え。」
「ありがとうございます、ご主人様!!」
「他のみんなもアクエリとかいる?」
「飲んでる場合じゃないんじゃない?」
フローラがジト目で睨みつける。
「あの、この子がだいぶ疲れてるので、アクエリください。」
ミヤが遠慮がちに言った。
見てみると289がぐったりしている。
「魔王様、アクエリ飲ませてあげた方がいいと思います、その方すごく汗かいてたから。」
クロが言った。
「アナタたちに言ってるんじゃないの、誤解を招くような言いかたしてごめんなさいね、ただケントの酔い方が酷いから。」
「ヒック、こいよお、フローラ~」
「ご主人様、お触りはダメです!」
クロがケントを蹴り飛ばした。
「ほらね。」
「はい、対象の進行を許しています。」
怒りの滲むO5-1の怒鳴り声に、秘書は冷静に答えた。
「現在289が対象の手に渡っています。」
「構わん、もろとも撃ち殺せ!最早アレに能力は使えん!」
「は」
弾丸の嵐をケントが捌いている、クロはフローラの後ろに隠れ、289はミヤに抱えられ、胸に顔を埋めている。
「おい、転移魔法使えねえの!?」
「うう、無理ですう、もっと静かな所じゃないと…」
「お、弾が切れたぞ、やっちまえ!」
「シャアー!!魔王様に痛いことする人は許しません!」
「いや、今の間に転移しろってことなんだけど…聞いてねえなコリャ。」
機動部隊をボコボコにしたクロが戻ってきた。
「お待たせしました、帰りましょう!」
一同はアパートに戻ってきた、ケントが伸びをし、冷蔵庫を開ける。
「あー疲れた、こういう時はパーッと飲もう。」
缶ビールを取り出し、コップを用意して注ぐ。
「クロ、オマエもスルメ食え。」
「ありがとうございます、ご主人様!!」
「他のみんなもアクエリとかいる?」
「飲んでる場合じゃないんじゃない?」
フローラがジト目で睨みつける。
「あの、この子がだいぶ疲れてるので、アクエリください。」
ミヤが遠慮がちに言った。
見てみると289がぐったりしている。
「魔王様、アクエリ飲ませてあげた方がいいと思います、その方すごく汗かいてたから。」
クロが言った。
「アナタたちに言ってるんじゃないの、誤解を招くような言いかたしてごめんなさいね、ただケントの酔い方が酷いから。」
「ヒック、こいよお、フローラ~」
「ご主人様、お触りはダメです!」
クロがケントを蹴り飛ばした。
「ほらね。」
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