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15 シノン国の貞操具
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「は……い」
シャルルゥはアンジュリカを見上げ、勃起したペニスからは精液が滲み、裸になった腿に伝う。
「アンジュリカ様、もう」
暖かい部屋の寝台のシーツを手に握った。
「ねだり方は教えただろう?」
シャルルゥは命令に従って、両膝をつき膝を広げ、左手指を尻の狭間に押し込んでいく。柔らかい解けたアヌスは二本の指を簡単に受け入れ、刺激にペニスからぷくりと先走りが下肢を伝う。
「手を止めるな」
指を差し込み恥ずかしさに泣き咽びながら、尻の狭間にさらに深く指を入れ、快楽に息を吐いた。
「あっ、ん……っ」
手を止めることは許されず、シャルルゥはアンジュリカに口付けをしながら懇願する。
「アンジュリカ様の中で、出したいです……っ」
薬が抜け切らず性欲を押し込められないシャルルゥは、アンジュリカに片腕でしがみつく。
「合格だ」
アンジュリカはシャルルゥの吐精を止めるリングをカチリカチリと左右に回してリングを広げて行く。シノン国のカラクリ細工である男性用貞操帯だ。
「あ……」
それからアンジュリカは寝台に背をつけドレスをたくし上げ、ただ下半身だけを艶めかしく開き、シャルルゥのペニスを吸い寄せた。
「ほら、出すがよい」
そしてシャルルゥは四つ這いになってアンジュリカの上から、ペニスを擦り付ける。
「ああっ……」
気持ち良さに声を上げるシャルルゥは自らも腰を振り、貪欲に快楽を貪るが、長い間封じられたペニスは排出を嫌がり、シャルルゥは苦しくて涙を流した。
「では、こうしてやろう」
指淫に慣れたアヌスにアルカディアシードルが半分残る瓶を押し込む。
「ひぃんっ!あっ、これを取ってくだっ……」
精液の出ないシャルルゥは、直腸を痙攣させながら泣き始めた。
「だめだ。お前はこうされるのが好きであろう?」
ぐちゅぐちゅと再び挿入出の始まった感じてたまらないアヌスと腸襞から快楽のさざ波が、体の隅々まで支配していく。
「ーーっああっ!」
息を詰めながら、感じて首を横に振る。
「尻の孔で感じると左の虹彩が赤くなる。お前には二つの感受性が宿っている」
ぞくぞくと駆け上がる快楽の火花に、シャルルゥは全身で悶え始めた。
「あっ、あっ、助けっ」
「次は鏡の前でお前を抱いてやろう。感じれば感じるほど赤色瞳になるお前の知らない自分を見るがよい」
やっと解放される吐精の喜びにシャルルゥは、アンジュリカの熱いヴァギナの奥に白い残滓をかける。
「それが私から与える恥辱の罰だ」
アンジュリカの逞しい足を絡められ、アヌスから勢い瓶が抜かれた。
「ひ……あっ!」
アルカディアシードルが溢れその刺激で内壁が絶頂に達して、シャルルゥは細い喘ぎを上げ続けた。
繰り返しくる痛みを伴う淫蕩な悦楽に、シャルルゥは首を横に振って耐える。
「あ、あっ、んんっ、ううっ」
寝台の向こうにはアンジュリカがチュニックにパンタロンという市井の男の格好で作業机に向かっていた。
シャルルゥは拘束された手足を震わせ、両胸の腫れ上がり真っ赤に彩られた乳首は耳飾りのようなもので挟まれて引き出されていた。
アヌスには重さあるの人差し指程の太さの滑らかな石のディルドを穿たれて、強制的に淫蕩の淵に曝されていた。
紗の閉ざされた帳には、ランプの明るい光が入り込み、桃色に染めた体を隠微なコントラストに映し出す。
「あっ、あっ、ぅんんっ!」
寝台の脇には、小さな身体であるが寸詰りの丸みを帯びたの二人の女が無機質に動き、アヌスの中に入れたディルドの位置を調節し、シャルルゥの快楽を誘い出していた。
「ーーよし。綺麗な磨きのトルマリンだ」
しばらくしてからアンジュリカの声がして、シャルルゥは終わる快楽責め苦に、胸を撫で下ろす。
アルカディアシードルが食前酒となって少したち、シャルルゥは初めてアンジュリカだけが入ることが許されている地下へ通された。
王の部屋から秘密の通路を下り招かれた先で、小さな身体の者たちに囲まれて、寝台に拘束されてからすでに何時間経ったであろうか。
アンジュリカがドレスから着替えて小さなルーペで確認して研磨の部品で削っているものは宝石の原石で、アンジュリカはこの王宮の地下では
「ウィザード様」
と呼ばれていた。
地下の土と岩だらけの剥き出しな部屋は地下空間で、その中で一人だけ裸体という違和感を感じる姿ど寝台に拘束されているシャルルゥは、喘ぎ呻くことしか出来ないでいる。
シャルルゥはアンジュリカを見上げ、勃起したペニスからは精液が滲み、裸になった腿に伝う。
「アンジュリカ様、もう」
暖かい部屋の寝台のシーツを手に握った。
「ねだり方は教えただろう?」
シャルルゥは命令に従って、両膝をつき膝を広げ、左手指を尻の狭間に押し込んでいく。柔らかい解けたアヌスは二本の指を簡単に受け入れ、刺激にペニスからぷくりと先走りが下肢を伝う。
「手を止めるな」
指を差し込み恥ずかしさに泣き咽びながら、尻の狭間にさらに深く指を入れ、快楽に息を吐いた。
「あっ、ん……っ」
手を止めることは許されず、シャルルゥはアンジュリカに口付けをしながら懇願する。
「アンジュリカ様の中で、出したいです……っ」
薬が抜け切らず性欲を押し込められないシャルルゥは、アンジュリカに片腕でしがみつく。
「合格だ」
アンジュリカはシャルルゥの吐精を止めるリングをカチリカチリと左右に回してリングを広げて行く。シノン国のカラクリ細工である男性用貞操帯だ。
「あ……」
それからアンジュリカは寝台に背をつけドレスをたくし上げ、ただ下半身だけを艶めかしく開き、シャルルゥのペニスを吸い寄せた。
「ほら、出すがよい」
そしてシャルルゥは四つ這いになってアンジュリカの上から、ペニスを擦り付ける。
「ああっ……」
気持ち良さに声を上げるシャルルゥは自らも腰を振り、貪欲に快楽を貪るが、長い間封じられたペニスは排出を嫌がり、シャルルゥは苦しくて涙を流した。
「では、こうしてやろう」
指淫に慣れたアヌスにアルカディアシードルが半分残る瓶を押し込む。
「ひぃんっ!あっ、これを取ってくだっ……」
精液の出ないシャルルゥは、直腸を痙攣させながら泣き始めた。
「だめだ。お前はこうされるのが好きであろう?」
ぐちゅぐちゅと再び挿入出の始まった感じてたまらないアヌスと腸襞から快楽のさざ波が、体の隅々まで支配していく。
「ーーっああっ!」
息を詰めながら、感じて首を横に振る。
「尻の孔で感じると左の虹彩が赤くなる。お前には二つの感受性が宿っている」
ぞくぞくと駆け上がる快楽の火花に、シャルルゥは全身で悶え始めた。
「あっ、あっ、助けっ」
「次は鏡の前でお前を抱いてやろう。感じれば感じるほど赤色瞳になるお前の知らない自分を見るがよい」
やっと解放される吐精の喜びにシャルルゥは、アンジュリカの熱いヴァギナの奥に白い残滓をかける。
「それが私から与える恥辱の罰だ」
アンジュリカの逞しい足を絡められ、アヌスから勢い瓶が抜かれた。
「ひ……あっ!」
アルカディアシードルが溢れその刺激で内壁が絶頂に達して、シャルルゥは細い喘ぎを上げ続けた。
繰り返しくる痛みを伴う淫蕩な悦楽に、シャルルゥは首を横に振って耐える。
「あ、あっ、んんっ、ううっ」
寝台の向こうにはアンジュリカがチュニックにパンタロンという市井の男の格好で作業机に向かっていた。
シャルルゥは拘束された手足を震わせ、両胸の腫れ上がり真っ赤に彩られた乳首は耳飾りのようなもので挟まれて引き出されていた。
アヌスには重さあるの人差し指程の太さの滑らかな石のディルドを穿たれて、強制的に淫蕩の淵に曝されていた。
紗の閉ざされた帳には、ランプの明るい光が入り込み、桃色に染めた体を隠微なコントラストに映し出す。
「あっ、あっ、ぅんんっ!」
寝台の脇には、小さな身体であるが寸詰りの丸みを帯びたの二人の女が無機質に動き、アヌスの中に入れたディルドの位置を調節し、シャルルゥの快楽を誘い出していた。
「ーーよし。綺麗な磨きのトルマリンだ」
しばらくしてからアンジュリカの声がして、シャルルゥは終わる快楽責め苦に、胸を撫で下ろす。
アルカディアシードルが食前酒となって少したち、シャルルゥは初めてアンジュリカだけが入ることが許されている地下へ通された。
王の部屋から秘密の通路を下り招かれた先で、小さな身体の者たちに囲まれて、寝台に拘束されてからすでに何時間経ったであろうか。
アンジュリカがドレスから着替えて小さなルーペで確認して研磨の部品で削っているものは宝石の原石で、アンジュリカはこの王宮の地下では
「ウィザード様」
と呼ばれていた。
地下の土と岩だらけの剥き出しな部屋は地下空間で、その中で一人だけ裸体という違和感を感じる姿ど寝台に拘束されているシャルルゥは、喘ぎ呻くことしか出来ないでいる。
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