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4 仔胤の王子
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まさに上に乗られ腰を数回振られて、刺激されると血の気が引くような快楽がやってくる。
「あっ……出そうか?」
アンジュリカの胎内に小さく声を上げながら迸しらせた。
「……んんっ、アンジュリカ様っ!」
「最後の一滴まで、出せ」
火のついたように熱いヴァギナに舐めるように吸い取られ胎内に嚥下された感覚すらあるシャルルゥは、いたたまれないほど縮こまる。
「気持ち良かったか?」
アンジュリカに囁かれて真っ赤になった。
「お前は表面体温低すぎだ。手足先が冷たい」
と、アンジュリカがシャルルゥの指に指を絡めた。
「同じ体温になるまで抱いてやる」
カチリ小さな音がしアンジュリカが金の胸鎧の横金具を外し寝台に置くと、シルクシャツを片手間に脱ぎ、張りのある乳房と引き締まった肢体が現れる。
「アンジュリカ様……もう」
「だめだ、離さない」
アンジュリカがシャルルゥのペニスに跨り小器用にボタンを外しシャルルゥは服を脱がされ、白い裸体をアンジュリカの目に晒して、収縮の快楽のさざ波に震えていた。
「萎えて来たな。お前のような未熟な性は刺激をしてやらねばな」
「あっ」
ひっくり返されてアンジュリカの裸体を跨いで四つ這いにされ、香油を含んだ指がアヌスの中に滑り込むと、すぐに二本に増やされ、足を広げされたシャルルゥは、背を反らせながら身をくねらせる。
アヌスに入る指の悦さに気が遠くなりそうになりながら、はしたなく指を締め付けてもっとと叫び出したくなる口を噛み締める。
「お前は尻の穴を責められるのが好きらしい」
「そんなっ」
「だが、お前に男の愛人を与える気は無い。私は嫉妬深いほうだ」
アンジュリカの言葉に、甘いため息が込み上げてたまらない。
「気持ち良いだろう。私の両中指がお前のアヌスを虐めて孔を拡げている。気持ちいいか?」
アンジュリカはシャルルゥに恥ずかしい言葉を言わせたいらしく、アヌスを解して引き締まった腹の臍でペニスの裏筋を撫で、薄く筋肉の無いなだらかな胸の中で色づく尖り切った乳首を、張りのある乳房と色濃い女性特有の膨らみのある乳首を擦り付け悪戯を繰り返す。
「ひっ……んっ……」
「シャルルゥ、お前のペニスは滑らかで手触りがいい。まるでベルベットだ」
と、今度はペニスを触りながら、アンジュリカが囁いて来た。
先走りの薄い精液を絡めるようにくちゅくちゅと前後に擦られ、アヌスは二本の指が出入りするたびに空気を含むくぐもった音がし、シャルルゥは自分から発せらせるいやらしい響きの音に、真っ赤になって腕が震えてアンジュリカの胸へ顔を突っ伏し覆い隠す。
「ふふ……気持ちよかろう?どうした、言ってみよ」
シャルルゥがどうしても答えられなくて、唇を噛んで快楽に耐えていると、アンジュリカが掻き回していた指を深く刺し込み、ペニスの切っ先をヴァギナの肉厚にと押し込んだ。
「はっ、あっ!」
鈴口が包まれる悦さに、シャルルゥは背を震わせる。
もっと……もっと奥までと願うシャルルゥが動きそうになるのを感じてアンジュリカが口元を歪め、アヌスを奥を刺激してペニスが育つのを待ち、動かないでいた。
「アンジュリカ様っ」
シャルルゥはアンジュリカのたくましい腕を掴む。
「なんだ?シャルルゥ」
シャルルゥは動いてほしいと懇願したくて、思わず腰を揺すってしまった。
「駄目だ、シャルルゥ。質問に答えろ。命令だ」
「……き、気持ち……いい……です」
恥も何も、この生殺しの状態から抜け出したくて、はしたなくも告白する。
「尻の孔は?」
アンジュリカの言葉に啜り泣きながら、
「ーー気持ちいいです」
と首をいやいやをする幼児のように振った。
「それは良かった。お前は私の胤馬だ。腰を振り私の中に子胤を蒔くのだ」
ぐんっとやっと深くまで挿入が出来、目眩がするほどに悦い愉悦に、シャルルゥは甘い溜息をつく。
「気持ちよさそうだな」
アンジュリカの動きに合わせて腰を動かしてしまい、しかもアヌスに指が入り前立腺を押されて肉環を拡げ擦られ、シャルルゥは恥ずかしい程の快楽をアヌスで味わい背を反らした。
「あっ……出ますっ!出てーーあっ!」
指が出入りするアヌスがうねり、ぞくぞくとした火花が脳天に駆け上がり、シャルルゥはペニスから精液を零し、アンジュリカの膣奥を再び濡らす。
「仔胤を貰い受けた。褒美を取らす」
ぐっと剥き出しの敏感になった腸内を指を折り刔られて、シャルルゥは歓喜の悲鳴を上げた。
「だ、だめ……ぇっ」
前立腺の縁を突かれ、吐精後のペニスの鈴口に指を這わされて、内外が狂いそうに悦い。
吐露はしないもののペニスは再び屹立し、シャルルゥは残滓をも奪い取ろうとするアンジュリカの胎内で締め付けを味わい、幾度も痙攣した。
「シャルルゥ、大丈夫か?少し無理をさせた」
アンジュリカの指で拡げられひどく擦られたアヌスは、腫れ上がりズクズクと重い痛みが増している。
シャルルゥは自力で立ち上がる事が出来ず、アンジュリカに抱えられてシャワーを浴び、濡れた体にバスローブを羽織り、女王のベッドに突っ伏した。
「あっ……出そうか?」
アンジュリカの胎内に小さく声を上げながら迸しらせた。
「……んんっ、アンジュリカ様っ!」
「最後の一滴まで、出せ」
火のついたように熱いヴァギナに舐めるように吸い取られ胎内に嚥下された感覚すらあるシャルルゥは、いたたまれないほど縮こまる。
「気持ち良かったか?」
アンジュリカに囁かれて真っ赤になった。
「お前は表面体温低すぎだ。手足先が冷たい」
と、アンジュリカがシャルルゥの指に指を絡めた。
「同じ体温になるまで抱いてやる」
カチリ小さな音がしアンジュリカが金の胸鎧の横金具を外し寝台に置くと、シルクシャツを片手間に脱ぎ、張りのある乳房と引き締まった肢体が現れる。
「アンジュリカ様……もう」
「だめだ、離さない」
アンジュリカがシャルルゥのペニスに跨り小器用にボタンを外しシャルルゥは服を脱がされ、白い裸体をアンジュリカの目に晒して、収縮の快楽のさざ波に震えていた。
「萎えて来たな。お前のような未熟な性は刺激をしてやらねばな」
「あっ」
ひっくり返されてアンジュリカの裸体を跨いで四つ這いにされ、香油を含んだ指がアヌスの中に滑り込むと、すぐに二本に増やされ、足を広げされたシャルルゥは、背を反らせながら身をくねらせる。
アヌスに入る指の悦さに気が遠くなりそうになりながら、はしたなく指を締め付けてもっとと叫び出したくなる口を噛み締める。
「お前は尻の穴を責められるのが好きらしい」
「そんなっ」
「だが、お前に男の愛人を与える気は無い。私は嫉妬深いほうだ」
アンジュリカの言葉に、甘いため息が込み上げてたまらない。
「気持ち良いだろう。私の両中指がお前のアヌスを虐めて孔を拡げている。気持ちいいか?」
アンジュリカはシャルルゥに恥ずかしい言葉を言わせたいらしく、アヌスを解して引き締まった腹の臍でペニスの裏筋を撫で、薄く筋肉の無いなだらかな胸の中で色づく尖り切った乳首を、張りのある乳房と色濃い女性特有の膨らみのある乳首を擦り付け悪戯を繰り返す。
「ひっ……んっ……」
「シャルルゥ、お前のペニスは滑らかで手触りがいい。まるでベルベットだ」
と、今度はペニスを触りながら、アンジュリカが囁いて来た。
先走りの薄い精液を絡めるようにくちゅくちゅと前後に擦られ、アヌスは二本の指が出入りするたびに空気を含むくぐもった音がし、シャルルゥは自分から発せらせるいやらしい響きの音に、真っ赤になって腕が震えてアンジュリカの胸へ顔を突っ伏し覆い隠す。
「ふふ……気持ちよかろう?どうした、言ってみよ」
シャルルゥがどうしても答えられなくて、唇を噛んで快楽に耐えていると、アンジュリカが掻き回していた指を深く刺し込み、ペニスの切っ先をヴァギナの肉厚にと押し込んだ。
「はっ、あっ!」
鈴口が包まれる悦さに、シャルルゥは背を震わせる。
もっと……もっと奥までと願うシャルルゥが動きそうになるのを感じてアンジュリカが口元を歪め、アヌスを奥を刺激してペニスが育つのを待ち、動かないでいた。
「アンジュリカ様っ」
シャルルゥはアンジュリカのたくましい腕を掴む。
「なんだ?シャルルゥ」
シャルルゥは動いてほしいと懇願したくて、思わず腰を揺すってしまった。
「駄目だ、シャルルゥ。質問に答えろ。命令だ」
「……き、気持ち……いい……です」
恥も何も、この生殺しの状態から抜け出したくて、はしたなくも告白する。
「尻の孔は?」
アンジュリカの言葉に啜り泣きながら、
「ーー気持ちいいです」
と首をいやいやをする幼児のように振った。
「それは良かった。お前は私の胤馬だ。腰を振り私の中に子胤を蒔くのだ」
ぐんっとやっと深くまで挿入が出来、目眩がするほどに悦い愉悦に、シャルルゥは甘い溜息をつく。
「気持ちよさそうだな」
アンジュリカの動きに合わせて腰を動かしてしまい、しかもアヌスに指が入り前立腺を押されて肉環を拡げ擦られ、シャルルゥは恥ずかしい程の快楽をアヌスで味わい背を反らした。
「あっ……出ますっ!出てーーあっ!」
指が出入りするアヌスがうねり、ぞくぞくとした火花が脳天に駆け上がり、シャルルゥはペニスから精液を零し、アンジュリカの膣奥を再び濡らす。
「仔胤を貰い受けた。褒美を取らす」
ぐっと剥き出しの敏感になった腸内を指を折り刔られて、シャルルゥは歓喜の悲鳴を上げた。
「だ、だめ……ぇっ」
前立腺の縁を突かれ、吐精後のペニスの鈴口に指を這わされて、内外が狂いそうに悦い。
吐露はしないもののペニスは再び屹立し、シャルルゥは残滓をも奪い取ろうとするアンジュリカの胎内で締め付けを味わい、幾度も痙攣した。
「シャルルゥ、大丈夫か?少し無理をさせた」
アンジュリカの指で拡げられひどく擦られたアヌスは、腫れ上がりズクズクと重い痛みが増している。
シャルルゥは自力で立ち上がる事が出来ず、アンジュリカに抱えられてシャワーを浴び、濡れた体にバスローブを羽織り、女王のベッドに突っ伏した。
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