33 / 165
六章 国王陛下代理の仕事
32 魔の森のベリータルト
しおりを挟む
たしかに今のシャルスの状態では政務なんてできやしないだろうから、グレゴリーがいない方がいいだろう。グレゴリー宰相イコール国王代行業務だもんな。
シャルスは対等にと話していてくれたし、あのなんちゃって閨係関係が有効なら聞いてもいいかなと、僕は隣で寝転んだまま固まり僕を見つめているシャルスに声をかけた。
「おはようございます、シャルス様。顔色がお悪いですよ、あまり眠れませんでしたか?」
僕がにっこりと笑うと、シャルスが反対側に頭を向けた。
おはようの挨拶笑顔には自信があったのに、ちょっとショックだ。
「シャルス様?」
「金曜日、ノリンは父の部屋に行きましたよね」
シャルスが涙を浮かべてこちらを向いた。
「あ、はい。剣を返しに伺いました」
まあ、そのあと抱き潰されたがな。こっそり魔の森を庭に遊び回っていて体力はある方だから大丈夫なんだけど、毎回アーネストと会うたびにこんなんじゃ、いつぼろが出るやらとひやひやする。なんで毎回
「孕め」
命令なんだよ。成人したてで親になるなんて、母様が喜ぶだろーが。ってゆーか、おい、シャルスの兄弟作ってどーすんだ?
「父の部屋に入ったのですか?」
「はい、入りましたよ」
シャルスが言葉を失いさらに青ざめてから一粒涙をこぼすから、僕は驚いた。
「父が怖くないのですか?」
「大丈夫です。お部屋はちょっと散らかっていたましたが、無事、剣をお返しし少し剣技についてお話ししました。シャルス様、心配いりません」
「私は父が怖くてたまらない。昨晩、封印陣を解いて窓から出ていった父を見てしまい、怖くて眠れなくなりました」
窓から出て行くなよ。どこの不良中年だ、お前、国王だろーが。
「どうしてアーネスト様が怖いんですか?」
両手で頬杖をつきながらシャルスに尋ねると、
「ち、父を名前で呼んでいるのですか?」
と驚かれた。あ、やべ、強制的に呼ばされて慣れちゃってた。
「殿下のことを名前呼びさせていただいていることを知っていらして、陛下も名前で呼ぶように命じられました。ーーお嫌でしたか?」
流石に『様』はつけるけどね。昔じゃないんだし。
「父と普通に話せる人がいるんですね」
目の前にいますけど?
なんでアーネストのことを怖がってるんだ?
「なぜ怖いか、分からないのです。でも、父を見るだけで足がすくみ、全身の血が抜けていくようで。少し前までの気を失うことは少なくなりましたが……」
アーネスト、あいつ何やったんだ?昔は仲良し親子だったじゃないか?オーガスタにも懐いていて、むしろオーガスタの方にまとわりついていたなあ。小さくて泣き虫で、夜のおもらしがなかなか抜けなくて、ばあやさんに怒られては逃げてきたよなあ。
「父の奇行は今更なのに、昨晩は窓から私に視線を向けたような気がして……」
「奇行?アーネスト様が?」
「城を抜け出しているのです。グレゴリー手飼いの密偵の尾行も巻いてしまうらしく、行方はわかりません。父はもうずっと前から職務を解かれていて、ただ、まだ私では国王としての威厳はありませんから、代理として責務を全うしているのです」
だから、シャルスが国王陛下の代理をしているのか。どうして職務を解かれているのか分からないな。そして、シャルスは何故かアーネストを恐れている。だったら僕が出来ることはーー
「シャルス様。僕がアーネスト様からシャルス様を守ります。僕だけでなく、アズールやレーンもアーネスト様を含む全ての危機からシャルス様をお守りします。アーネスト様が怖いなら怖いままで大丈夫です。全力で排除しますからね」
シャルスの怯えた瞳に光が戻ったような気がした。
「そ、そんなこと、出来るの?」
「ええ、魔の森の管理者である父に鍛えられましたから。アズールやレーンも魔の森の狩人です。アーネスト様の攻撃に耐えられますよ。僕はシャルス様の守護者となりましょう」
アーネストが国王陛下として働けないなら、僕はそれを代わりにやっているシャルスを支えたい。そばに居るだけでも違うだろう。
アーネストは庶子でまさか自分が国王になるなんて思いもよらなかったと、侍従と笑っていた。メリッサもまさかアーネストが国王になるなんて、自分が王妃になるなんて考えていなかった。その侍従もいないアーネストが何を考え一人で城を抜け出しているのか分からないが、僕は自分の出来ることをやろう。
「だから、お布団から出るんです!」
「え?あ!」
シャルスの寝台の掛布をバッと剥がすと、二人で寝台の上に座った。
「魔の森のベリータルトを持ってきました。ブランチにしましょう。甘くて美味しいですよ」
「甘いものは大好きです。まるでノリンみたいです」
シャルスは僕の頬にかかる髪の毛を払いながら、唇にキスをしてくる。おでこじゃないキス。
「嫌でしたか?」
「嫌じゃない、です」
「元気をもらいました、ありがとうございます」
僕と従獣で繋がっているレーンがノックもせずワゴンを引いて入ってくる。タイミングがいいのは、こちらを全て感知しているからだが、二人して飛び上がりそうになった。
まて、心臓が煽る。ノックなしで部屋を開けられてびっくりしたからだ。うん、大丈夫。うわ、シャルス、真っ赤になってる。
「お茶を運びました。タルトを切ります」
僕らはシャルスの部屋のテーブルでベリータルトを食べる。メリッサに頼まれてレシピを教えたけれど、魔の森のベリーを使わないとこの甘さは出ない。
『オーガスタさんはずるいですわ。同じ味になりませんのよ』
メリッサがいつも悔しそうにしていた。オーガスタ時代は手土産に毎回持っていった。シャルスも食べたことがあるけれど、僕と繋がることなんてないだろう。
「ーーっ!」
はっとして顔を上げると、シャルスが泣いていた。
「うわっ、不味かったのか?」
思わず素の言葉が出てしまい、僕はテーブルから立ち上がる。
「ーー懐かしい味の気がするのです」
泣きながら食べてるシャルスにドギマギした。
「坊ちゃん、ご着席を」
平然としているレーンの言葉に僕は、
「あ、うん」
と曖昧な笑みを浮かべた。シャルスはナプキンで涙を拭いてから、恥ずかしそうに笑う。
「すみません。私は幼少期の記憶があちこち欠けてなくなっていて、きっと昔食べた味に近いのだと思います。ノリンのお母様の味ですよね?」
「あ、いえ、レーンにベリーを摘んで来てもらい、僕とアズールとで作りました」
「ノリンが作ったのですか?」
二切れずつ食べて、余ったタルトを箱にしまった。よし、余りはアーネストに食わせてやろう。あいつも甘いもの好きだしな。
「はい、これしか作れませんが」
僕は苦笑いしながら紅茶を飲んだ。この茶葉も魔の森の香草で香りがいいし、魔の森は自然魔素をたくさん取り入れた食材が多い。貴族でも魔の森ジビエに舌鼓を打つ人が増えてきたのだけど、でもやっぱり魔獣だもんね。だからか、貴族は牛や豚みたいな家畜化した肉を好むらしい。
「お茶も美味しいです、ノリン。王宮の茶葉とは違いますね」
「お気に召したのなら、午後のお茶の時にお出しします」
「ええ、お願いします」
僕はやっといつもの感じに戻ったシャルスに安堵した。
シャルスは対等にと話していてくれたし、あのなんちゃって閨係関係が有効なら聞いてもいいかなと、僕は隣で寝転んだまま固まり僕を見つめているシャルスに声をかけた。
「おはようございます、シャルス様。顔色がお悪いですよ、あまり眠れませんでしたか?」
僕がにっこりと笑うと、シャルスが反対側に頭を向けた。
おはようの挨拶笑顔には自信があったのに、ちょっとショックだ。
「シャルス様?」
「金曜日、ノリンは父の部屋に行きましたよね」
シャルスが涙を浮かべてこちらを向いた。
「あ、はい。剣を返しに伺いました」
まあ、そのあと抱き潰されたがな。こっそり魔の森を庭に遊び回っていて体力はある方だから大丈夫なんだけど、毎回アーネストと会うたびにこんなんじゃ、いつぼろが出るやらとひやひやする。なんで毎回
「孕め」
命令なんだよ。成人したてで親になるなんて、母様が喜ぶだろーが。ってゆーか、おい、シャルスの兄弟作ってどーすんだ?
「父の部屋に入ったのですか?」
「はい、入りましたよ」
シャルスが言葉を失いさらに青ざめてから一粒涙をこぼすから、僕は驚いた。
「父が怖くないのですか?」
「大丈夫です。お部屋はちょっと散らかっていたましたが、無事、剣をお返しし少し剣技についてお話ししました。シャルス様、心配いりません」
「私は父が怖くてたまらない。昨晩、封印陣を解いて窓から出ていった父を見てしまい、怖くて眠れなくなりました」
窓から出て行くなよ。どこの不良中年だ、お前、国王だろーが。
「どうしてアーネスト様が怖いんですか?」
両手で頬杖をつきながらシャルスに尋ねると、
「ち、父を名前で呼んでいるのですか?」
と驚かれた。あ、やべ、強制的に呼ばされて慣れちゃってた。
「殿下のことを名前呼びさせていただいていることを知っていらして、陛下も名前で呼ぶように命じられました。ーーお嫌でしたか?」
流石に『様』はつけるけどね。昔じゃないんだし。
「父と普通に話せる人がいるんですね」
目の前にいますけど?
なんでアーネストのことを怖がってるんだ?
「なぜ怖いか、分からないのです。でも、父を見るだけで足がすくみ、全身の血が抜けていくようで。少し前までの気を失うことは少なくなりましたが……」
アーネスト、あいつ何やったんだ?昔は仲良し親子だったじゃないか?オーガスタにも懐いていて、むしろオーガスタの方にまとわりついていたなあ。小さくて泣き虫で、夜のおもらしがなかなか抜けなくて、ばあやさんに怒られては逃げてきたよなあ。
「父の奇行は今更なのに、昨晩は窓から私に視線を向けたような気がして……」
「奇行?アーネスト様が?」
「城を抜け出しているのです。グレゴリー手飼いの密偵の尾行も巻いてしまうらしく、行方はわかりません。父はもうずっと前から職務を解かれていて、ただ、まだ私では国王としての威厳はありませんから、代理として責務を全うしているのです」
だから、シャルスが国王陛下の代理をしているのか。どうして職務を解かれているのか分からないな。そして、シャルスは何故かアーネストを恐れている。だったら僕が出来ることはーー
「シャルス様。僕がアーネスト様からシャルス様を守ります。僕だけでなく、アズールやレーンもアーネスト様を含む全ての危機からシャルス様をお守りします。アーネスト様が怖いなら怖いままで大丈夫です。全力で排除しますからね」
シャルスの怯えた瞳に光が戻ったような気がした。
「そ、そんなこと、出来るの?」
「ええ、魔の森の管理者である父に鍛えられましたから。アズールやレーンも魔の森の狩人です。アーネスト様の攻撃に耐えられますよ。僕はシャルス様の守護者となりましょう」
アーネストが国王陛下として働けないなら、僕はそれを代わりにやっているシャルスを支えたい。そばに居るだけでも違うだろう。
アーネストは庶子でまさか自分が国王になるなんて思いもよらなかったと、侍従と笑っていた。メリッサもまさかアーネストが国王になるなんて、自分が王妃になるなんて考えていなかった。その侍従もいないアーネストが何を考え一人で城を抜け出しているのか分からないが、僕は自分の出来ることをやろう。
「だから、お布団から出るんです!」
「え?あ!」
シャルスの寝台の掛布をバッと剥がすと、二人で寝台の上に座った。
「魔の森のベリータルトを持ってきました。ブランチにしましょう。甘くて美味しいですよ」
「甘いものは大好きです。まるでノリンみたいです」
シャルスは僕の頬にかかる髪の毛を払いながら、唇にキスをしてくる。おでこじゃないキス。
「嫌でしたか?」
「嫌じゃない、です」
「元気をもらいました、ありがとうございます」
僕と従獣で繋がっているレーンがノックもせずワゴンを引いて入ってくる。タイミングがいいのは、こちらを全て感知しているからだが、二人して飛び上がりそうになった。
まて、心臓が煽る。ノックなしで部屋を開けられてびっくりしたからだ。うん、大丈夫。うわ、シャルス、真っ赤になってる。
「お茶を運びました。タルトを切ります」
僕らはシャルスの部屋のテーブルでベリータルトを食べる。メリッサに頼まれてレシピを教えたけれど、魔の森のベリーを使わないとこの甘さは出ない。
『オーガスタさんはずるいですわ。同じ味になりませんのよ』
メリッサがいつも悔しそうにしていた。オーガスタ時代は手土産に毎回持っていった。シャルスも食べたことがあるけれど、僕と繋がることなんてないだろう。
「ーーっ!」
はっとして顔を上げると、シャルスが泣いていた。
「うわっ、不味かったのか?」
思わず素の言葉が出てしまい、僕はテーブルから立ち上がる。
「ーー懐かしい味の気がするのです」
泣きながら食べてるシャルスにドギマギした。
「坊ちゃん、ご着席を」
平然としているレーンの言葉に僕は、
「あ、うん」
と曖昧な笑みを浮かべた。シャルスはナプキンで涙を拭いてから、恥ずかしそうに笑う。
「すみません。私は幼少期の記憶があちこち欠けてなくなっていて、きっと昔食べた味に近いのだと思います。ノリンのお母様の味ですよね?」
「あ、いえ、レーンにベリーを摘んで来てもらい、僕とアズールとで作りました」
「ノリンが作ったのですか?」
二切れずつ食べて、余ったタルトを箱にしまった。よし、余りはアーネストに食わせてやろう。あいつも甘いもの好きだしな。
「はい、これしか作れませんが」
僕は苦笑いしながら紅茶を飲んだ。この茶葉も魔の森の香草で香りがいいし、魔の森は自然魔素をたくさん取り入れた食材が多い。貴族でも魔の森ジビエに舌鼓を打つ人が増えてきたのだけど、でもやっぱり魔獣だもんね。だからか、貴族は牛や豚みたいな家畜化した肉を好むらしい。
「お茶も美味しいです、ノリン。王宮の茶葉とは違いますね」
「お気に召したのなら、午後のお茶の時にお出しします」
「ええ、お願いします」
僕はやっといつもの感じに戻ったシャルスに安堵した。
12
お気に入りに追加
550
あなたにおすすめの小説

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)

俺が総受けって何かの間違いですよね?
彩ノ華
BL
生まれた時から体が弱く病院生活を送っていた俺。
17歳で死んだ俺だが女神様のおかげで男同志が恋愛をするのが普通だという世界に転生した。
ここで俺は青春と愛情を感じてみたい!
ひっそりと平和な日常を送ります。
待って!俺ってモブだよね…??
女神様が言ってた話では…
このゲームってヒロインが総受けにされるんでしょっ!?
俺ヒロインじゃないから!ヒロインあっちだよ!俺モブだから…!!
平和に日常を過ごさせて〜〜〜!!!(泣)
女神様…俺が総受けって何かの間違いですよね?
モブ(無自覚ヒロイン)がみんなから総愛されるお話です。

案外、悪役ポジも悪くない…かもです?
彩ノ華
BL
BLゲームの悪役として転生した僕はBADエンドを回避しようと日々励んでいます、、
たけど…思いのほか全然上手くいきません!
ていうか主人公も攻略対象者たちも僕に甘すぎません?
案外、悪役ポジも悪くない…かもです?
※ゆるゆる更新
※素人なので文章おかしいです!

メインキャラ達の様子がおかしい件について
白鳩 唯斗
BL
前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生した。
サポートキャラとして、攻略対象キャラたちと過ごしていたフィンレーだが・・・・・・。
どうも攻略対象キャラ達の様子がおかしい。
ヒロインが登場しても、興味を示されないのだ。
世界を救うためにも、僕としては皆さん仲良くされて欲しいのですが・・・。
どうして僕の周りにメインキャラ達が集まるんですかっ!!
主人公が老若男女問わず好かれる話です。
登場キャラは全員闇を抱えています。
精神的に重めの描写、残酷な描写などがあります。
BL作品ですが、舞台が乙女ゲームなので、女性キャラも登場します。
恋愛というよりも、執着や依存といった重めの感情を主人公が向けられる作品となっております。

男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。

せっかく美少年に転生したのに女神の祝福がおかしい
拓海のり
BL
前世の記憶を取り戻した途端、海に放り込まれたレニー。【腐女神の祝福】は気になるけれど、裕福な商人の三男に転生したので、まったり気ままに異世界の醍醐味を満喫したいです。神様は出て来ません。ご都合主義、ゆるふわ設定。
途中までしか書いていないので、一話のみ三万字位の短編になります。
他サイトにも投稿しています。

王道学園なのに、王道じゃない!!
主食は、blです。
BL
今作品の主人公、レイは6歳の時に自身の前世が、陰キャの腐男子だったことを思い出す。
レイは、自身のいる世界が前世、ハマりにハマっていた『転校生は愛され優等生.ᐟ.ᐟ』の世界だと気付き、腐男子として、美形×転校生のBのLを見て楽しもうと思っていたが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる