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その答えに思わず愕然とした。

「にゃあ………(この部屋にあるもの全てが闇の一族の命の石なのか)?」

それを言葉にした途端、地面が大きく揺れ始めた。

ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ!!!

立っていられなくなるほど揺れる地面に思わず座り込んでしまった私は呆然と目の前の光景を見ていた。

壁や天井にたくさん嵌まっている小さい綺麗な石の色が黒く変色し、赤黒いもやが放出し始めた。それと同時にあの美しい女性の石像の上にあった黒い丸い石が強く赤黒い光を放ち始めた。その瞬間、まさかの事態が起こった。

いきなり動き始めた女性の石像は祈るのを止め、こちらに向かって歩き始めた。

「に、に゛ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァ!!!」

思わず悲鳴を上げて回れ右して逃げようとしたら、なぜか扉が勝手に閉まってしまった。

「に゛ゃぁぁぁぁぁァァァァァ(逃げ道なくなっちゃったあぁぁぁぁぁァァァァァ)!」

扉の方へ走っていた私は急ブレーキをかけてなんとか止まった。

キキィーーーーッ!!

ギリギリ扉に当たらずにすんだ私は部屋中をあちこち逃げまわる。そのたび、視線をこちらに変更している石像。

キラーン!

ヒィィイィイィィィーーーッ!

あまりの恐怖に背中の毛が逆立った。視線がこちらに向いたとき目が赤く光った気がした。

……………はっ、ま、まさか目からビーム放ったりはしないよな(汗)。

女性の石像はターゲットロックオンと言わんばかりにこちらを向いていた。

ギラーン!ヒューーン、ドッカーーン!!

「に゛ゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァァ(やっぱりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃィィィッ)!」

なんとか避けたのでかろうじて尻尾一本分ずれた場所に被弾するビームにゾッとした。だが、一番恐いのは…………………。

「にゃぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァ(被弾した場所抉れてるうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅゥゥゥゥゥ)!」

どうすれば逃げられるんだよおぉぉぉぉぉォォォォォ!

あちこち逃げ回りつつ、地面に増える穴に冷や汗が流れる。

ヒューーン、ドッカーーン!

ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃィィィィィィィィィ!

「にゃぁぁぁぁぁぁ(尻尾焦げたあぁぁぁぁぁぁぁァァァァァ)!」

尻尾先っぽなくなってないよなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(泣)!

びえぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇーーーーー(号泣)!

食べても美味しくないぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーー(混乱)!

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