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「こっからが本番だぜ!」
俺はエスタードのオーラをさらに放出して、アルミラに飛ぶ。
「おーっと! そうはいかないよ!」
アルミラは自分の肩に手を当てて何かを唱えると、すぐに闇の剣で俺の攻撃を防いだ。
回復魔法? いや、それにしては効果が早すぎる! 何より奴の肩は全く治癒が始まってない!
「てめぇ……まさか」
「その通りだよ、お兄さん! 痛覚をマヒさせた! これでまだまだ戦えるよぉ!」
俺とつばぜり合いをしながらアルミラは笑う。それでも肩から血がどんどん漏れ出していた。
「マジかよ。っくそ! アリアス!」
「言われなくてもわかってる!」
俺の声とほぼ同時にアリアスの細剣がアルミラの体を貫く。どてっ腹を貫通した細剣はアリアスの容赦のなさをまざまざと見せつけられているようだった。躊躇なし。恐ろしや。
しかし、アルミラは腹に剣が刺さったままなおも笑みを崩さない。
「つーかまーえたっ!」
「――――――――!?」
貫かれた腹から闇のオーラが漏れ出る。まずい!
「アリアス! 逃げろ!」
「手遅れだよぉ?」
まがまがしい笑顔で俺に向く。その背後でアリアスは既に漆黒のオーラに包まれていた。
もがきながら、アリアスは頭からすっぽりオーラに包まれてしまう。
「なにやってんだ!」
たまらず俺はつばぜり合いから退いて、オーラをアリアスに飛ばす。
「あーらら。捕まえてもムダだよーって、あれぇ?」
俺はオーラに包まれたアリアスを空間の窓を使って救い出す。くそ……すでに意識がない。
「お兄さん、ほーんと知らない魔法使うよねぇ。ねーもっと見せてよ!」
――――――――!!
追撃のスピードが上がった!? ダメだ。アリアスを抱えながらじゃ分が悪い。
クレイは、まだ解体作業が終わらない。
それなら、
「エミル! メルトブレイクだ!」
もう全部破壊してやれ! 恐らくその間にクレイの解体は終わる。
後は全員異空間に逃がして、俺は自分とエミルの身さえ守れば良い!
「全力でいけよ! ユナ! その間はマルレを頼む!」
「ままま、まかせてください!」
これでいい。これで何とか凌げる。そう確信した俺は、その時のマルレの笑みを見逃していた。
奴は、まさにその時、罠にかかった獲物を見るような目で笑っていたのだ。
しかし、俺はもちろんその場の誰もがその顔に気づかず、俺はアルミラ、ユナはマルレをエミルから引き離し、エミルははその拳にファイアボールを唱え続ける。
「遠慮はいらねーからな! 最大級のやつ頼む!」
「言われなくてもそーするっつーの!」
あれ? 同じような事さっきも言われたような。なんか俺たちツーカーになってきてる?
もう言葉いらない感じ? それすっげー楽なんだけど!
「ほらほら! お兄さん! よそ見してたら切っちゃうよぉ!」
「あっぶね! こら! お前は早く倒れろ! 血すっげー流れてんだからよ!」
ほんといつになったら血の流しすぎで鈍るんだよコイツ。むしろ、どんどんスピード上がってんじゃんか。
俺はアリアスを抱えつつ、その時を待つ。アルミラが力尽きるのが先か、クレイの解体が先か。
とにかく俺は防御に徹し続けた。
――――――――そして、その時は来た。
「ケイタ! こっちは準備オッケー!」
「こっちもできましたでーッス!」
お、お前ら! 最高のタイミングじゃねーかよ!
「よし! クレイ! 魔法陣の中の奴らと、アリアスを頼む!」
俺は意識を失っているのを良い事にアリアスをぶん投げる。
クレイはニッコニコでアリアスへタッチ。そしてそのまま魔法陣の中へと消えた。
「ユナ! もういい! お前も魔法陣へ逃げろ! そのままクレイの異空間へ飛べ!」
「ははは、はいぃ!!」
ユナは焦りながら魔法陣に消えた。
「エミル! 今だ――――――――!!」
俺の合図とともにエミルが拳を地面に叩きつける。
「メェルトォブレイクァアアア!!!」
なんという雄たけび。こりゃ、この前より気合入ってるぞ!!
俺は即座にオーラバリアもマジックブーストで増幅させて、そのまま自分とエミルをエスタードのオーラも二重に包んだ。
最後にアルミラに視線を向ける。奴はニヤリと笑っていた。
しかし、その笑みは俺に向けられていない。どこか別の方向を見ていたようだ。
いったい何を……?
と、考えたところで視界が漆黒に染まり、とんでもない衝撃が俺の体中に響いた。
――――――――――――!!!!!
やはり、エミルの最強技はけた違いの破壊力だ。ブーストした魔法を二重にかけてもギリギリだった。
「おい、大丈夫か?」
俺は魔法を解いて、とんでもない広さになったそこでエミルに手を伸ばした。
「えへへ。やりすぎちった」
やりすぎちった。じゃねーよ。最高の破壊力だ。と口にはせず、エミルの手を引いて身を起こしてやる。
見渡す限り何もない広場となったそこは、前回同様頭上がぽっかりと空いている。
俺は、そんな仕掛けをした覚えはないのだが……?
星空は何事も無いように、そこで瞬き、そして月は俺たちの場所をぼんやりと照らす。
「マルレとアルミラは……確認しようもねーな」
見渡す限り何もないが、何もないからこそ生死も判断できない。
まぁ、それも想定の範囲内だ。
「さて、ひとまず二人を呼ぼう。クレイ!」
「はいはいでーッス!」
ポンと空中に現れたクレイはクルクルと回転しながら着地した。
相も変わらず笑顔を絶やさないコイツはなんだかマスコットキャラみたいになってきたな。
「異空間に逃がした奴らを出してくれ。色々と聞きたいこともある」
「お安い御用でス!」
はいでス! と手を広げると、思った以上の人数がポンと出てくる。マジかよ。30人はいるぞ。
「あーアリアス起きたー?」
エミルが指さすと、そこには頭を振って身を起こすアリアスが居た。
良かった。まぁ無事みたいだ。
「危ないところだったなアリアス」
俺が手を差し伸べると、アリアスは「えぇ」と力なく笑いながら手を取った。
ゆっくりと立たせてやると、彼女は辺りを見回す。
「私と、ユナもやられたのかしら?」
「いや、えーっと……」
アリアスさんだけです。なんて、行ったらプライド傷つきそうだな。言っても俺らの中じゃ階級トップの金の冒険者なんだから。
「いやー、アリアスだけだよー?」
ってエミル! テメーはデリカシーが無さすぎる! もうちょいオブラートに包むとか! そーいうの覚えろ! ロリっ子!
「そうなの……」
ほら、アリアス落ちこんじゃったじゃーん! うつむき加減に髪いじくっちゃってんじゃーん!
「まぁさ、今回は俺の判断ミスだ。もう少し考えて指示するんだった。すまん」
「いえ。いいわよ。私も油断してたわ。次は一撃で仕留めるから」
「あ、あぁ。うん」
なんか、闘志メラメラですよね? イライラしてます?
「それより」
「は、はい!」
アリアスの視線につい、背筋を正してしまう。怒ったアリアスはマジで怖い!
「ケイタ。なによ急に改まっちゃって。それよりユナはやられてないならどこにいるのよ?」
……え?
「いや、ユナならクレイの異空間に行ったはずだけど……?」
俺はクレイに向く。でも、彼女は小首をかしげて顎に指を当てた。
「会ってないでスよ? こっちには来てないでス」
「え? いや、確かにクレイのすぐ後に魔法陣の中に入ったはずだ!」
「いーえ? 誰も来ませんでしたよ? 魔法陣は解体したから、入ればすぐにわかるはずでス」
どーいうことだ? いったい何が起こってる?
「ねーちょっと……あれ。アルミラの仕業じゃない?」
エミルが俺の裾をクイクイと引っ張る。彼女が指さす方を見やると、そこには影になって見えなかったが壁に闇のオーラで文字が書いてあった。
【……サンプルはもらってくよ! また近いうちに!】
そこにはそう書かれていた。
「サンプルってまさか!」
俺はエミル、アリアスと目を合わせる。恐らく思っている事は同じだ。
――――――――ユナが、さらわれた……。
俺はエスタードのオーラをさらに放出して、アルミラに飛ぶ。
「おーっと! そうはいかないよ!」
アルミラは自分の肩に手を当てて何かを唱えると、すぐに闇の剣で俺の攻撃を防いだ。
回復魔法? いや、それにしては効果が早すぎる! 何より奴の肩は全く治癒が始まってない!
「てめぇ……まさか」
「その通りだよ、お兄さん! 痛覚をマヒさせた! これでまだまだ戦えるよぉ!」
俺とつばぜり合いをしながらアルミラは笑う。それでも肩から血がどんどん漏れ出していた。
「マジかよ。っくそ! アリアス!」
「言われなくてもわかってる!」
俺の声とほぼ同時にアリアスの細剣がアルミラの体を貫く。どてっ腹を貫通した細剣はアリアスの容赦のなさをまざまざと見せつけられているようだった。躊躇なし。恐ろしや。
しかし、アルミラは腹に剣が刺さったままなおも笑みを崩さない。
「つーかまーえたっ!」
「――――――――!?」
貫かれた腹から闇のオーラが漏れ出る。まずい!
「アリアス! 逃げろ!」
「手遅れだよぉ?」
まがまがしい笑顔で俺に向く。その背後でアリアスは既に漆黒のオーラに包まれていた。
もがきながら、アリアスは頭からすっぽりオーラに包まれてしまう。
「なにやってんだ!」
たまらず俺はつばぜり合いから退いて、オーラをアリアスに飛ばす。
「あーらら。捕まえてもムダだよーって、あれぇ?」
俺はオーラに包まれたアリアスを空間の窓を使って救い出す。くそ……すでに意識がない。
「お兄さん、ほーんと知らない魔法使うよねぇ。ねーもっと見せてよ!」
――――――――!!
追撃のスピードが上がった!? ダメだ。アリアスを抱えながらじゃ分が悪い。
クレイは、まだ解体作業が終わらない。
それなら、
「エミル! メルトブレイクだ!」
もう全部破壊してやれ! 恐らくその間にクレイの解体は終わる。
後は全員異空間に逃がして、俺は自分とエミルの身さえ守れば良い!
「全力でいけよ! ユナ! その間はマルレを頼む!」
「ままま、まかせてください!」
これでいい。これで何とか凌げる。そう確信した俺は、その時のマルレの笑みを見逃していた。
奴は、まさにその時、罠にかかった獲物を見るような目で笑っていたのだ。
しかし、俺はもちろんその場の誰もがその顔に気づかず、俺はアルミラ、ユナはマルレをエミルから引き離し、エミルははその拳にファイアボールを唱え続ける。
「遠慮はいらねーからな! 最大級のやつ頼む!」
「言われなくてもそーするっつーの!」
あれ? 同じような事さっきも言われたような。なんか俺たちツーカーになってきてる?
もう言葉いらない感じ? それすっげー楽なんだけど!
「ほらほら! お兄さん! よそ見してたら切っちゃうよぉ!」
「あっぶね! こら! お前は早く倒れろ! 血すっげー流れてんだからよ!」
ほんといつになったら血の流しすぎで鈍るんだよコイツ。むしろ、どんどんスピード上がってんじゃんか。
俺はアリアスを抱えつつ、その時を待つ。アルミラが力尽きるのが先か、クレイの解体が先か。
とにかく俺は防御に徹し続けた。
――――――――そして、その時は来た。
「ケイタ! こっちは準備オッケー!」
「こっちもできましたでーッス!」
お、お前ら! 最高のタイミングじゃねーかよ!
「よし! クレイ! 魔法陣の中の奴らと、アリアスを頼む!」
俺は意識を失っているのを良い事にアリアスをぶん投げる。
クレイはニッコニコでアリアスへタッチ。そしてそのまま魔法陣の中へと消えた。
「ユナ! もういい! お前も魔法陣へ逃げろ! そのままクレイの異空間へ飛べ!」
「ははは、はいぃ!!」
ユナは焦りながら魔法陣に消えた。
「エミル! 今だ――――――――!!」
俺の合図とともにエミルが拳を地面に叩きつける。
「メェルトォブレイクァアアア!!!」
なんという雄たけび。こりゃ、この前より気合入ってるぞ!!
俺は即座にオーラバリアもマジックブーストで増幅させて、そのまま自分とエミルをエスタードのオーラも二重に包んだ。
最後にアルミラに視線を向ける。奴はニヤリと笑っていた。
しかし、その笑みは俺に向けられていない。どこか別の方向を見ていたようだ。
いったい何を……?
と、考えたところで視界が漆黒に染まり、とんでもない衝撃が俺の体中に響いた。
――――――――――――!!!!!
やはり、エミルの最強技はけた違いの破壊力だ。ブーストした魔法を二重にかけてもギリギリだった。
「おい、大丈夫か?」
俺は魔法を解いて、とんでもない広さになったそこでエミルに手を伸ばした。
「えへへ。やりすぎちった」
やりすぎちった。じゃねーよ。最高の破壊力だ。と口にはせず、エミルの手を引いて身を起こしてやる。
見渡す限り何もない広場となったそこは、前回同様頭上がぽっかりと空いている。
俺は、そんな仕掛けをした覚えはないのだが……?
星空は何事も無いように、そこで瞬き、そして月は俺たちの場所をぼんやりと照らす。
「マルレとアルミラは……確認しようもねーな」
見渡す限り何もないが、何もないからこそ生死も判断できない。
まぁ、それも想定の範囲内だ。
「さて、ひとまず二人を呼ぼう。クレイ!」
「はいはいでーッス!」
ポンと空中に現れたクレイはクルクルと回転しながら着地した。
相も変わらず笑顔を絶やさないコイツはなんだかマスコットキャラみたいになってきたな。
「異空間に逃がした奴らを出してくれ。色々と聞きたいこともある」
「お安い御用でス!」
はいでス! と手を広げると、思った以上の人数がポンと出てくる。マジかよ。30人はいるぞ。
「あーアリアス起きたー?」
エミルが指さすと、そこには頭を振って身を起こすアリアスが居た。
良かった。まぁ無事みたいだ。
「危ないところだったなアリアス」
俺が手を差し伸べると、アリアスは「えぇ」と力なく笑いながら手を取った。
ゆっくりと立たせてやると、彼女は辺りを見回す。
「私と、ユナもやられたのかしら?」
「いや、えーっと……」
アリアスさんだけです。なんて、行ったらプライド傷つきそうだな。言っても俺らの中じゃ階級トップの金の冒険者なんだから。
「いやー、アリアスだけだよー?」
ってエミル! テメーはデリカシーが無さすぎる! もうちょいオブラートに包むとか! そーいうの覚えろ! ロリっ子!
「そうなの……」
ほら、アリアス落ちこんじゃったじゃーん! うつむき加減に髪いじくっちゃってんじゃーん!
「まぁさ、今回は俺の判断ミスだ。もう少し考えて指示するんだった。すまん」
「いえ。いいわよ。私も油断してたわ。次は一撃で仕留めるから」
「あ、あぁ。うん」
なんか、闘志メラメラですよね? イライラしてます?
「それより」
「は、はい!」
アリアスの視線につい、背筋を正してしまう。怒ったアリアスはマジで怖い!
「ケイタ。なによ急に改まっちゃって。それよりユナはやられてないならどこにいるのよ?」
……え?
「いや、ユナならクレイの異空間に行ったはずだけど……?」
俺はクレイに向く。でも、彼女は小首をかしげて顎に指を当てた。
「会ってないでスよ? こっちには来てないでス」
「え? いや、確かにクレイのすぐ後に魔法陣の中に入ったはずだ!」
「いーえ? 誰も来ませんでしたよ? 魔法陣は解体したから、入ればすぐにわかるはずでス」
どーいうことだ? いったい何が起こってる?
「ねーちょっと……あれ。アルミラの仕業じゃない?」
エミルが俺の裾をクイクイと引っ張る。彼女が指さす方を見やると、そこには影になって見えなかったが壁に闇のオーラで文字が書いてあった。
【……サンプルはもらってくよ! また近いうちに!】
そこにはそう書かれていた。
「サンプルってまさか!」
俺はエミル、アリアスと目を合わせる。恐らく思っている事は同じだ。
――――――――ユナが、さらわれた……。
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