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「お前らは下がってろ! 相手が確認できないんじゃどーしようもねぇ!」
俺はそばにいるはずの3人の位置を手探りで確認しつつ、オーラバリアでガードする。
「索敵陣。散!」
相手が見れない時はこれだ。と思ったが、想像通り。瞼の裏に白黒の景色が広がる。はずが、真っ暗闇で何もイメージが映らない。
「やはり、闇魔法で隠してたのか」
ただの暗闇ではなく、魔法の闇なら光魔法すら吸収してしまうだろう。ある程度の範囲なら照らせるが、それじゃこっちの位置を知らせるデメリットの方が大きい。
後ろにふり返る。
オーラバリアのおかげで、3人の位置は把握できるからそれだけは注意していないと。
相手は闇魔法の使い手。ともあれば、何が起こるかわからない。
「でも……」
こっちだって闇の魔法剣を持ってんだよ!
「エスタード!」
魔法剣を手に、俺は漆黒のオーラで自分の周りを覆いつくす。
闇に闇を重ねればきっと奴もこちらを視認できまい。
「あれれー? 僕以外にも闇魔法使える人いるんだー?」
ようやく、相手が口を開いた。オッケー、闇魔法は確定! となれば後は――――!
「うおらぁあああ!!」
俺は闇雲にエスタードのオーラで斬撃を飛ばす。
四方八方、手あたり次第とはこの事だ。エミル達はオーラバリアで守られてるから、安心!!
存分に暴れちゃるで!!
「わわわわー! あぶないなぁーもう!」
いた! あそこだ!
ようやく大体の位置を確認できた。俺はそっち方向に攻撃を絞る。
オーラの斬撃を一気に飛ばした。
「……危ない」
!? 今度はまた違う声!?
と、新手の出現に身構えると、攻撃した方向がにわかに光りだす。
そして、その点滅の回数分のオーラの斬撃がこちらに跳ね返ってくる!!
「あっぶねーな! おい!」
跳ね返されたオーラの斬撃はエスタードのオートガードで無事に防いだが、不意を突かれたせいかマジでやられるかと思った。
でも、これでようやく相手の姿を視認できた。
「おうおう。いかにもって奴らじゃんか……って子供!?」
オーラの斬撃を跳ね返した光の壁がぼんやりと消えるさなか、ハッキリとこの目に映った二人の姿は、宮廷魔導士団とは真逆の真っ黒いローブを羽織った少年と少女の姿だった。
「アルミラ。もーばれちゃったから」
長い杖を持った少女の方が少年に向くと、アルミラと呼ばれた少年は肩をすくめて手を横に薙ぎ払う。
すると、この部屋一体から闇の結界が消え、うすぼんやりと部屋の内部が見渡せるようになった。
「マルレ。そんじゃ、よろしくー」
アルミラが言うと、マルレと呼ばれた少女が杖で床をコツンとたたく。
「なんだ、これ……」
俺は部屋中を見まわした。今の今まで、存在すら感じさせなかったのに、一瞬で部屋中に小さな光の玉が浮かんでいる。
思わず、オーラバリアを自分にも展開してしまった。
「あっはは! そうそう! いい判断だねぇー! その光球はマルレの光魔法さ! 僕の闇魔法とは相性が悪いからさ、どっちかが魔法発動してると、どっちかは発動できないんだよー」
少年は俺を指さして笑っている。それを制するようにマルレがそっと肩に手を置いた。
「アルミラ。しゃべりすぎ。あの方にまた怒られる」
「へーきだって! だってさ……」
少年の顔が狂気に歪む。
「こいつらここで殺しちゃうんだから――――――――!!」
言下にこちらへ飛び出したアルミラ。その手には漆黒の剣が握られている。
闇魔法の剣!? でも、エスタードとは別物だ! 物質と言うより、オーラで剣の形を象っているように見えたが―――――――。
アルミラの剣が俺のオーラバリアに突き立てられる。
すると―――――――。
「なん、だと……!!」
パリィン!! と俺のオーラバリアが割れるように弾け散った。
まさか!? 攻撃力でオーラバリアに勝ったって言うのか? ヤバい! 油断した!
やられる――――――――!!
「よそ見してんじゃねぇー!!」
俺の腹に闇の剣が突き刺さろうとした、その刹那。
俺とアルミラの間を炎の剛速球が走る。
「うわわわっと! あっぶないなぁー!」
たまらずバックジャンプしたアルミラに追撃の火球。しかし、それは光球に当たって爆発した。
「エミル! 助かった! ――――ぐふぉっ!」
振り返り様、俺は強烈なボディブローを喰らう。
「何やられそうになってんのよ! あんなやつらに!」
「あ、いや、すまん……」
エミルの怒号に俺は素直に頭を下げる。たしかに油断していた。
「そうよケイタ。最近自分の憶測が当たるからって慢心していたんじゃない? 本当に今、隙だらけだったわよあなた」
アリアスが追撃してくる。すんません、図星です。
「ででで、でも……刺されなくて、良かったですね……!! ししし、死んでましたね!!」
えぇ。ユナちゃん。その通り、俺は死にぞこないですね。
「っつーかさー」
エミルがショートステッキをクルクルと回す。
「あんな魔法見たこと無いんだけどー? 光魔法の光球? あんな爆発する魔法なんてないはずだけど? それにあの闇魔法の剣。とんでもない魔力が凝縮されてるわよあれ」
メルトブレイクの要領ねきっと。とエミルは吐きすてる。そして「その手があったか」と指を鳴らした。
なるほど、そういう事か。
横で「次は私も炎の剣を作ろう」と豪語してるエミルをよそにあの剣の威力がメルトブレイク級と仮定して、俺は作戦を考える。
爆発する光球に埋め尽くされた部屋に持ち運べるメルトブレイク。
それを相手に俺らが対抗できる手段は……。
あれ? なくね!!??
俺はそばにいるはずの3人の位置を手探りで確認しつつ、オーラバリアでガードする。
「索敵陣。散!」
相手が見れない時はこれだ。と思ったが、想像通り。瞼の裏に白黒の景色が広がる。はずが、真っ暗闇で何もイメージが映らない。
「やはり、闇魔法で隠してたのか」
ただの暗闇ではなく、魔法の闇なら光魔法すら吸収してしまうだろう。ある程度の範囲なら照らせるが、それじゃこっちの位置を知らせるデメリットの方が大きい。
後ろにふり返る。
オーラバリアのおかげで、3人の位置は把握できるからそれだけは注意していないと。
相手は闇魔法の使い手。ともあれば、何が起こるかわからない。
「でも……」
こっちだって闇の魔法剣を持ってんだよ!
「エスタード!」
魔法剣を手に、俺は漆黒のオーラで自分の周りを覆いつくす。
闇に闇を重ねればきっと奴もこちらを視認できまい。
「あれれー? 僕以外にも闇魔法使える人いるんだー?」
ようやく、相手が口を開いた。オッケー、闇魔法は確定! となれば後は――――!
「うおらぁあああ!!」
俺は闇雲にエスタードのオーラで斬撃を飛ばす。
四方八方、手あたり次第とはこの事だ。エミル達はオーラバリアで守られてるから、安心!!
存分に暴れちゃるで!!
「わわわわー! あぶないなぁーもう!」
いた! あそこだ!
ようやく大体の位置を確認できた。俺はそっち方向に攻撃を絞る。
オーラの斬撃を一気に飛ばした。
「……危ない」
!? 今度はまた違う声!?
と、新手の出現に身構えると、攻撃した方向がにわかに光りだす。
そして、その点滅の回数分のオーラの斬撃がこちらに跳ね返ってくる!!
「あっぶねーな! おい!」
跳ね返されたオーラの斬撃はエスタードのオートガードで無事に防いだが、不意を突かれたせいかマジでやられるかと思った。
でも、これでようやく相手の姿を視認できた。
「おうおう。いかにもって奴らじゃんか……って子供!?」
オーラの斬撃を跳ね返した光の壁がぼんやりと消えるさなか、ハッキリとこの目に映った二人の姿は、宮廷魔導士団とは真逆の真っ黒いローブを羽織った少年と少女の姿だった。
「アルミラ。もーばれちゃったから」
長い杖を持った少女の方が少年に向くと、アルミラと呼ばれた少年は肩をすくめて手を横に薙ぎ払う。
すると、この部屋一体から闇の結界が消え、うすぼんやりと部屋の内部が見渡せるようになった。
「マルレ。そんじゃ、よろしくー」
アルミラが言うと、マルレと呼ばれた少女が杖で床をコツンとたたく。
「なんだ、これ……」
俺は部屋中を見まわした。今の今まで、存在すら感じさせなかったのに、一瞬で部屋中に小さな光の玉が浮かんでいる。
思わず、オーラバリアを自分にも展開してしまった。
「あっはは! そうそう! いい判断だねぇー! その光球はマルレの光魔法さ! 僕の闇魔法とは相性が悪いからさ、どっちかが魔法発動してると、どっちかは発動できないんだよー」
少年は俺を指さして笑っている。それを制するようにマルレがそっと肩に手を置いた。
「アルミラ。しゃべりすぎ。あの方にまた怒られる」
「へーきだって! だってさ……」
少年の顔が狂気に歪む。
「こいつらここで殺しちゃうんだから――――――――!!」
言下にこちらへ飛び出したアルミラ。その手には漆黒の剣が握られている。
闇魔法の剣!? でも、エスタードとは別物だ! 物質と言うより、オーラで剣の形を象っているように見えたが―――――――。
アルミラの剣が俺のオーラバリアに突き立てられる。
すると―――――――。
「なん、だと……!!」
パリィン!! と俺のオーラバリアが割れるように弾け散った。
まさか!? 攻撃力でオーラバリアに勝ったって言うのか? ヤバい! 油断した!
やられる――――――――!!
「よそ見してんじゃねぇー!!」
俺の腹に闇の剣が突き刺さろうとした、その刹那。
俺とアルミラの間を炎の剛速球が走る。
「うわわわっと! あっぶないなぁー!」
たまらずバックジャンプしたアルミラに追撃の火球。しかし、それは光球に当たって爆発した。
「エミル! 助かった! ――――ぐふぉっ!」
振り返り様、俺は強烈なボディブローを喰らう。
「何やられそうになってんのよ! あんなやつらに!」
「あ、いや、すまん……」
エミルの怒号に俺は素直に頭を下げる。たしかに油断していた。
「そうよケイタ。最近自分の憶測が当たるからって慢心していたんじゃない? 本当に今、隙だらけだったわよあなた」
アリアスが追撃してくる。すんません、図星です。
「ででで、でも……刺されなくて、良かったですね……!! ししし、死んでましたね!!」
えぇ。ユナちゃん。その通り、俺は死にぞこないですね。
「っつーかさー」
エミルがショートステッキをクルクルと回す。
「あんな魔法見たこと無いんだけどー? 光魔法の光球? あんな爆発する魔法なんてないはずだけど? それにあの闇魔法の剣。とんでもない魔力が凝縮されてるわよあれ」
メルトブレイクの要領ねきっと。とエミルは吐きすてる。そして「その手があったか」と指を鳴らした。
なるほど、そういう事か。
横で「次は私も炎の剣を作ろう」と豪語してるエミルをよそにあの剣の威力がメルトブレイク級と仮定して、俺は作戦を考える。
爆発する光球に埋め尽くされた部屋に持ち運べるメルトブレイク。
それを相手に俺らが対抗できる手段は……。
あれ? なくね!!??
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