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Psalm 4:5 Offer the sacrifices of righteousness
Day104 3 countries mtg(3国間会議)
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Day104 朝11時 ちょいすぎ 巨大都市 ホテル 3国間会議
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
老人 :「もう少し 紙の供給を回せんかね?」
西の国王:「善処する」
北の王族:「リンゴの値段が上がっているのだが?」
東の王族:「この間の風でリンゴの農園がやられたが
来月には普通に供給できます」
北の王族:「ムギは?」
東の王族:「それも来月からです」
西の国王:「西の国もそれは問題ない」
老人 :「まずはこんな所かね 商談関係は」
西の国王:「湖の主は何時頃オークションにかけられるのか?」
老人 :「今から半月後 2週間後には巨大都市入りしてもらいたい」
北の王族:「こころえた」
東の王族:「了解しました」
西の国王:「わかった」
三国間会議
定期的に巨大都市で行われる椅子が4つの会議
西の国 北の国 東の国 そして巨大都市代表
大きな円形のテーブルに席は4つのみ
参加は それぞれ5人まで
大抵は代表者 護衛二人 アドバイザー二人
それでも度々 問題も起きる
西の国では 椅子に座る事が出来ず後ろで立っていた王子が駄々をこねたり
北の国では王族の代表が参加できなく代わりに参加した貴族
しかし 切り捨てる事の出来る文化を持つ北の国
護衛である黒騎士の方が身分が高かったがゆえ 貴族が座る事を拒んだり
東の国では王族ですら頭が上がらない大貴族が2つ程あり
その貴族が参加する場合は交渉の椅子をその貴族に譲ったり
そして巨大都市代表
街の顔役である総長
そして総長が引退してからは巨大都市の商店の店長
または老人の義理の息子である街の商店の店長
老人が座る事は交渉が難航する事を意味する
また 店長が座る場合は 始めは他の国も侮っていたが
とてもきめ細かい 収支報告
それに伴い 値段や物量の判断 どれくらいまで この値段なら売れる
そして それは巨大都市で貨幣を稼ぐうえで喉から手が出る程欲しい情報である
その為 老人ではなく 店長が参加した方が
それぞれの国にとっては嬉しかったのである
そして今日の3国間会議
西の国は 国王じきじき
隣に紫のローブを着た丞相
その後ろに護衛が3人
北の国は王族代表
そして黒騎士と騎士団長と文官2名
東の国は
王族代表 文官1名と護衛3名
老婆が居ない事にそれぞれの国はそっと胸を撫で下ろす
そして南側の席
老人が着席し ギルド長を含め護衛4名
***1時間前***
商店長 :「お義父さん なぜ参加できないのですか」
老人 :「お前は顔に直ぐ出るから 今回はダメだ」
商店長 :「どういう事です?」
老人 :「お前の息子 ワシの孫
あれを西の国が人質にしたことを わしゃー許せん
が まだ それを口に出すつもりはない」
商店長 :「。。。。。」
老人 :「いずれじゃ いずれ あいつらには償いをさせる
が まだその時期じゃない
いいな? 今回はお前を連れて行かないぞ」
商店長 :「わかりました」
***2時間後***
3国間会議が始まり
まずは 老人が収支報告
巨大都市での流通した物品について
どの商品が売れ どの商品が売り切れ どの商品が余ったか
それにより それぞれの国が 輸出量を調整する
その話が終わる
次に軍事関連の議題
西の国の国王が言った
西の国王:「禁断の森の近くの村にある砦 我が国の砦が襲われ奪われた
それを取り戻す軍人100名を送りたい」
北の王族:「北の国はそれを承諾できかねる」
西の国王:「我が国に砦を放棄せよと?」
東の王族:「何の為に砦を作ったんでしたっけ?」
西の国王:「それは 森の主を討伐する為だ!」
北の王族:「その森の主は既に 森の賢者様によって討伐されました
もう 砦の必要性はありませんよね?」
西の国王:「は? そんな与太話を信じろと?」
北の王族:「北の国は それが本当であったとの理解をしている」
東の王族:「もし それが本当なら東の国としても
西の国が軍人を送るのは認められません」
西の国王:「ふざけるな! 森の賢者とやらは剣の長を殺したのだぞ!」
老人 :「それ 本当なんですか?」
老人は男が 剣の長の鎧 青く鈍く光る鎧を着ていた事を知っている
そして その情報は老人の手紙によって北と東の国にも伝わっている
当然 その情報は西の文官経由で西の国の王に伝わっているのも知っている
それでも 西の国以外は この場でそれを認めようとしない
西の国王:「本当に決まっておろう」
北の王族:「いやいや それこそ噂じゃないですか?」
東の王族:「そう言えば 東の国で剣の長に似た人が別大陸行きの船に乗ったとか」
西の国王:「そんなバカな事があるかーー!!」
北の王族:「北の国としては森の賢者様に会った事があります
とても温厚な方で識者と比べ物にならない知識の持ち主でした
だいたい 何故 森の賢者様が剣の長を殺すのです?」
西の国の剣の長
大陸1の剣の使い手
数々の吟遊詩人が歌う英雄であり
百戦錬磨 無敗の騎士
たった1度だけ緑の鎧を着た剣士に負けたとの噂が流れた事があったが
その時は3国間会議で議題に取り上げられ
噂を流すのは西の国に対する挑発である とされ
その噂を話す事は西の国の強い要望により禁止された
それほどの 剣の長
ただ ここに居る参加者全員が知っている
剣の長が賢者様の家で盗みを働き後ろから切りかかった
男が話した内容は噂として広まり この場に居る全員が理由を知っている
そして その噂は本当であると老人が認めていた為 大陸全土に広がり
今更 西の国が止める工作をしようが無意味な状態までになっている
が それをあえて 口に出さない
西の国としても それを口に出す事は出来ない
それは国として 剣の長の過ちを認める事になるのだから
老人 :「話がそれてしまったな
でも 議題の1つである 森の賢者様。。。という輩?
彼の事は 別に放っておいてもいいんじゃないかのー?」
東の王族:「東の国としては問題ないです」
北の王族:「北の国としても問題ない」
西の国王:「西の国はそれは認められん」
東の王族:「でも西の国の言いがかりで軍人を送るのは認める事ができません」
西の国王:「なら どうしろと!」
東の王族:「西の国に賢者様とやらを誘き出して そこで打ち取れば宜しいのでは」
そんな事が出来ないのは この場に居る全員が分かっていた
元々 この日の話し合いの前に 前もって東と北の国と連絡を取り合っていた
そして如何なる事があっても 西の国の軍を送る事を止めるように
中立を好んだ東の国
森の賢者と友好になりつつある北の国
そして 表には出さないが森の賢者と呼ばれる男を尊敬している老人
その3つの力が西の国を あやし、すかし、なだめ、封じ込めようとしている
西の国の代表ではなく 今日の会議では国王が自ら乗り込んできた
本来ならば それで 多少の強引さは認められるはずが
今回はそれが全く無い
異常を感じた西の丞相は国王に耳打ちをする
西の国王:「わかった 今回はそれでいい」
そのあと こまごました 話
北の国と巨大都市からの新商品や新技術について等
そして 3国間会議は終わった
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
老人 :「もう少し 紙の供給を回せんかね?」
西の国王:「善処する」
北の王族:「リンゴの値段が上がっているのだが?」
東の王族:「この間の風でリンゴの農園がやられたが
来月には普通に供給できます」
北の王族:「ムギは?」
東の王族:「それも来月からです」
西の国王:「西の国もそれは問題ない」
老人 :「まずはこんな所かね 商談関係は」
西の国王:「湖の主は何時頃オークションにかけられるのか?」
老人 :「今から半月後 2週間後には巨大都市入りしてもらいたい」
北の王族:「こころえた」
東の王族:「了解しました」
西の国王:「わかった」
三国間会議
定期的に巨大都市で行われる椅子が4つの会議
西の国 北の国 東の国 そして巨大都市代表
大きな円形のテーブルに席は4つのみ
参加は それぞれ5人まで
大抵は代表者 護衛二人 アドバイザー二人
それでも度々 問題も起きる
西の国では 椅子に座る事が出来ず後ろで立っていた王子が駄々をこねたり
北の国では王族の代表が参加できなく代わりに参加した貴族
しかし 切り捨てる事の出来る文化を持つ北の国
護衛である黒騎士の方が身分が高かったがゆえ 貴族が座る事を拒んだり
東の国では王族ですら頭が上がらない大貴族が2つ程あり
その貴族が参加する場合は交渉の椅子をその貴族に譲ったり
そして巨大都市代表
街の顔役である総長
そして総長が引退してからは巨大都市の商店の店長
または老人の義理の息子である街の商店の店長
老人が座る事は交渉が難航する事を意味する
また 店長が座る場合は 始めは他の国も侮っていたが
とてもきめ細かい 収支報告
それに伴い 値段や物量の判断 どれくらいまで この値段なら売れる
そして それは巨大都市で貨幣を稼ぐうえで喉から手が出る程欲しい情報である
その為 老人ではなく 店長が参加した方が
それぞれの国にとっては嬉しかったのである
そして今日の3国間会議
西の国は 国王じきじき
隣に紫のローブを着た丞相
その後ろに護衛が3人
北の国は王族代表
そして黒騎士と騎士団長と文官2名
東の国は
王族代表 文官1名と護衛3名
老婆が居ない事にそれぞれの国はそっと胸を撫で下ろす
そして南側の席
老人が着席し ギルド長を含め護衛4名
***1時間前***
商店長 :「お義父さん なぜ参加できないのですか」
老人 :「お前は顔に直ぐ出るから 今回はダメだ」
商店長 :「どういう事です?」
老人 :「お前の息子 ワシの孫
あれを西の国が人質にしたことを わしゃー許せん
が まだ それを口に出すつもりはない」
商店長 :「。。。。。」
老人 :「いずれじゃ いずれ あいつらには償いをさせる
が まだその時期じゃない
いいな? 今回はお前を連れて行かないぞ」
商店長 :「わかりました」
***2時間後***
3国間会議が始まり
まずは 老人が収支報告
巨大都市での流通した物品について
どの商品が売れ どの商品が売り切れ どの商品が余ったか
それにより それぞれの国が 輸出量を調整する
その話が終わる
次に軍事関連の議題
西の国の国王が言った
西の国王:「禁断の森の近くの村にある砦 我が国の砦が襲われ奪われた
それを取り戻す軍人100名を送りたい」
北の王族:「北の国はそれを承諾できかねる」
西の国王:「我が国に砦を放棄せよと?」
東の王族:「何の為に砦を作ったんでしたっけ?」
西の国王:「それは 森の主を討伐する為だ!」
北の王族:「その森の主は既に 森の賢者様によって討伐されました
もう 砦の必要性はありませんよね?」
西の国王:「は? そんな与太話を信じろと?」
北の王族:「北の国は それが本当であったとの理解をしている」
東の王族:「もし それが本当なら東の国としても
西の国が軍人を送るのは認められません」
西の国王:「ふざけるな! 森の賢者とやらは剣の長を殺したのだぞ!」
老人 :「それ 本当なんですか?」
老人は男が 剣の長の鎧 青く鈍く光る鎧を着ていた事を知っている
そして その情報は老人の手紙によって北と東の国にも伝わっている
当然 その情報は西の文官経由で西の国の王に伝わっているのも知っている
それでも 西の国以外は この場でそれを認めようとしない
西の国王:「本当に決まっておろう」
北の王族:「いやいや それこそ噂じゃないですか?」
東の王族:「そう言えば 東の国で剣の長に似た人が別大陸行きの船に乗ったとか」
西の国王:「そんなバカな事があるかーー!!」
北の王族:「北の国としては森の賢者様に会った事があります
とても温厚な方で識者と比べ物にならない知識の持ち主でした
だいたい 何故 森の賢者様が剣の長を殺すのです?」
西の国の剣の長
大陸1の剣の使い手
数々の吟遊詩人が歌う英雄であり
百戦錬磨 無敗の騎士
たった1度だけ緑の鎧を着た剣士に負けたとの噂が流れた事があったが
その時は3国間会議で議題に取り上げられ
噂を流すのは西の国に対する挑発である とされ
その噂を話す事は西の国の強い要望により禁止された
それほどの 剣の長
ただ ここに居る参加者全員が知っている
剣の長が賢者様の家で盗みを働き後ろから切りかかった
男が話した内容は噂として広まり この場に居る全員が理由を知っている
そして その噂は本当であると老人が認めていた為 大陸全土に広がり
今更 西の国が止める工作をしようが無意味な状態までになっている
が それをあえて 口に出さない
西の国としても それを口に出す事は出来ない
それは国として 剣の長の過ちを認める事になるのだから
老人 :「話がそれてしまったな
でも 議題の1つである 森の賢者様。。。という輩?
彼の事は 別に放っておいてもいいんじゃないかのー?」
東の王族:「東の国としては問題ないです」
北の王族:「北の国としても問題ない」
西の国王:「西の国はそれは認められん」
東の王族:「でも西の国の言いがかりで軍人を送るのは認める事ができません」
西の国王:「なら どうしろと!」
東の王族:「西の国に賢者様とやらを誘き出して そこで打ち取れば宜しいのでは」
そんな事が出来ないのは この場に居る全員が分かっていた
元々 この日の話し合いの前に 前もって東と北の国と連絡を取り合っていた
そして如何なる事があっても 西の国の軍を送る事を止めるように
中立を好んだ東の国
森の賢者と友好になりつつある北の国
そして 表には出さないが森の賢者と呼ばれる男を尊敬している老人
その3つの力が西の国を あやし、すかし、なだめ、封じ込めようとしている
西の国の代表ではなく 今日の会議では国王が自ら乗り込んできた
本来ならば それで 多少の強引さは認められるはずが
今回はそれが全く無い
異常を感じた西の丞相は国王に耳打ちをする
西の国王:「わかった 今回はそれでいい」
そのあと こまごました 話
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