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Psalm 4:5 Offer the sacrifices of righteousness
Day98 Playing Field(勝負の舞台)
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Day98 朝7時半 ちょいすぎ 村の北の街の商店2階
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
視点変更 総長と呼ばれる老人
特別な客と孫と娘と義理の息子と朝食を取っている
老人 :「狼の世話は任せるぞ」
老人の娘:「任されました」
そう娘との会話
そして 興奮を隠しきれない可愛い孫
老人 :「そう 慌てなさんな ゆっくりと食べなさい」
若旦那 :「だって 森の賢者様だよ 森の賢者様と会うんだよ」
老人 :「わかっている わかってる」
若旦那 :「忘れ物ないよね? 言われた物 全部 持っていかないとね?」
老人 :「わかっている わかってる」
若旦那 :「縄は大きくて長い奴だよ」
老人 :「わかっている わかってる」
北の王族:「本日はご同行させてもらい申し訳ない」
老人 :「いやいや それは構わん
ただ剣を持っていくなら付いてこないで貰いたい」
これは 昨日 散々はなしあった内容
専属騎士:「騎士の心である剣を置いていく事は出来ない」
老人 :「ならば 連れていく事は出来ない
ここで留守番をするように」 と
その為 最終的な妥協案は剣1本のみ持っていくという物
元々 老人は特別な客が来る事を想定していなかった
ただ森の賢者様が湖の主を捕えようとしている故 馬と人員をお借りしたい
長々と書いた文章の終わりに たった1行書いただけなのだから
ギルドに頼んでも良かったのだが 今後の橋渡しの事も考え北の国に頼む事に
なのに北の国は 50人近いの近衛兵と共に王族の1人を躊躇なく送り込んできた
ただ その正体を知る者は老人以外に居ないが
食事が終わり 孫が狼の子供と戯れてから
鎧を着た近衛兵達が乗っている20匹の馬
そして 荷車と馬車を操る従者 これらが20台近く 40匹の馬
これは老人達の馬を合わせた数だ
更に馬車に乗っている特別な客とその従者が40名
これには老人の従者も含まれる
約60名近い人数で街から南へ砦から川を沿って西へ
村の跡地北では 復興作業が相変わらず続いている
出来るだけの支援はするようにしている
ただ やりすぎてもいけない
その塩梅は森の賢者様も分かっているであろう
持っているお金の大多数は与えているにしろ 全ては与えていないのだから
また 数日前に20人近く
手先が器用で力持ちな人間も村復興の為に北の国は送り込んできた
ただ、東の国と西の国との勢力争いになりかねない為 全員身分は偽っていたが
その20人もそれぞれの南西の湖に向かう
また村から代表で青年 そして見物に子供達も続いていく
そして皆が湖に到着したら北の人間達は慣れた手付きで
天幕 や 焚火や 仮設の小屋などをガンガンと建てていく
その手際の良さには目を見張る物がある
さすが気候に恵まれていない北の大地を生き抜いてきただけある
***30分後***
東の野原から賢者様とハリネズミがやってくる
男 :「HEEEEEEYYY (おーーーーーーい)」
賢者様が挨拶をしてハリネズミと共に馬から降りる
若旦那 :「賢者様――」
男 :「Hey Kiddo Are you gonna join today?(少年 今日 参加か?)」
若旦那 :「はい 観させてもらいます」
男 :「Hey Hey(やあやあ)」
村の青年:「賢者様 今日は期待してます」
少年と青年と言葉は通じないが仲良く話す賢者様
そして村の青年にジャーキーを渡し 子供達にはレモンの木から見るようにと説明
青年は今日 見物に来ている子供にジャーキーの袋を渡す
若旦那と呼ばれる少年がジャーキーを欲しそうにしていたのを
村の子供達が からかいながらジャーキーをあげている 仲良くなるのが早い
それを横目に参加者に男は 一通り挨拶をしていたが
ハリネズミが賢者様に耳打ちをしている
そして
男 :「HANDS IN THE AIR(手を挙げろ!)」
賢者様が殺気を持って叫んだ
賢者様の手には杖が持たれている いつのまに? 素早い動作
叫ばれた相手は唯一剣を持っていた王族専用の騎士
鎧は着ていなくても剣を持っていただけで警戒されている
老人 :「いや この方は大丈夫じゃ」
そう老人は間に立とうとするが男は目を切らさないで再度叫ぶ
男 :「HANDS IN THE AIR(手を挙げろ!)」
ハリネズミが男の判らない言葉で訳して叫んでる
針ネズミ:「敵意がないのなら 今すぐ両手を上げなさい!」
北の王族:「今すぐ両手を上げるんだ!」
王族の1人が騎士に命令する
そして騎士が両手を上げ、王族が老人の従者に剣を荷車にしまう様にと指図する
剣を奪われた騎士に賢者様が近づき
男 :「I am watching you!(お前の事 見張ってるからな!)」
そして 賢者様は自分の両目を指さし そして騎士を指さす
そして賢者様は他の人の所へ
そして不服そうな王族専用の騎士に対して老人が
老人 :「だから あれほど 剣を持ってくるなと言ったではないか!!!」
北の王族:「こちらの不手際だ 申し訳ない。。。まさか あれほど怒るとは」
針ネズミ:「あんたねー 西の国の騎士と敵対しているのは聞いてたでしょ?」
専属騎士:「いや それは西の国の騎士であって」
針ネズミ:「あのねー 賢者様 西、北、東の国の紋章 見た事ないらしいよ」
全員 :「え?」
針ネズミ:「私達にとっての当たり前 それが無いらしい」
北の王族:「もしかして どの国の騎士か 区別がついてない?」
針ネズミ:「多分ね 後で説明してみるけど
剣を持ってる人から襲われた経験しかないんだから
ちゃんと気を使わないとダメでしょ!」
北の王族:「その考えはなかった」
専属騎士:「いや。。。それはすまなかった」
針ネズミ:「とりあえず 今日のお手伝いで信頼を築けばいいんじゃない」
専属騎士:「わかった」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
***10分後***
まず男はいかなる事があっても 西のレモンの木 湖向かいのキナの木
この二つには手を付けるなとハリネズミに翻訳してもらい説明
これは 天からの贈り物で有り 絶対に触るなと
次に レモンの木から数100ヤード東にある大きな岩
これが今回のメインとなる事
また アレを捕えるのが目的であり 5メートルは越すが小物は無視する事
等を色々説明
そして今日の釣りのやり方
馬5頭を 一括りとして それぞれをロープで束ねる
それを グループとし全部で12グループ 60匹
そのグループを岩に巻かれているチェーンに別のロープで繫げる
6グループは岩の右側
6グループは岩の左側
そしてそれぞれのグループのロープの先には手鉤が
半分には餌がついている これは釣り用
もう半分は投げ込む用の為餌はついていない
最後に 湖から引き上げるのは モーメンタムを使う必要がある
相手の動きを利用しながら 魚が岸に向かう力を利用し引っ張り続ける
その為 耐える時は耐える ただ 走り出したら馬全員で走る事
馬に乗ってない人はグローブをしてロープを引く事
絵と身振りと手振りで説明
また 全員が言われていた通りグローブを着用している
そして最終段階では岩の両脇を走り去る事など
***20分後***
男の絵とジェスチャー
それを懸命に理解しようとする参加者全員
ハリネズミや青年の翻訳もあり
それぞれが配置につく
村の少女:「本当にでっかい お魚さんいるのー」
細い少年:「若いころ見たって じっちゃが言ってた」
若旦那 :「このジャーキー美味しいー」
村の少年:「この透明の折れるガラスの袋 捨てちゃダメだよー
銀貨で売れるんだってー」
細い少年:「えー うそー」
若旦那 :「本当だよー」
村の少女:「お魚 お魚―」
村の少年:「絶対にこの林から出ないようにねー」
若旦那 :「わかってるよーー」
子供たちが楽しそうにジャーキーをハムハムしながら話している
多くの人が死んだ村
そして元々 娯楽の少ない村
貧しく 子供でも常に働かないといけない村
そんな中 賢者様の行動は子供たちにとってはタイヘンな娯楽である
また 老人からの手伝いという事になって派遣された者達によって
新しい村の輪郭が出来上がっている
その為 今日という日は労働から解放される子供達にとっての安息日である
また青年を通して村人に伝えられていたのは
もし今日お魚を捕える事が出来れば賢者様による宴が行われるので
その場合は今日と明日は腹いっぱい食べる事だけを考えるようにとの事
その為、言葉には出さないが、ハノイで復興を頑張っている大人の村人も
今日の釣果に期待している
鋭い刃をもった手鉤に賢者様が肉の塊を括り付けていく
一角ウサギと鳥肉らしい それを丸々1匹分
そして手鉤はロープに付けられ それが馬のグループに
そして別のロープで鎖に繋がれ鎖の先には大きな岩
手鉤12個
馬60匹
そして岸には賢者様を含め7人
中心が賢者様
そして その横には餌のついてない手鉤を持った6人が並んでいる
なにもつけない手鉤が3つづつ 右側と左側のグループに
これは岸に用意している
そして肉がつけられた手鉤が3つづつ 右側と左側のグループに
賢者様が1歩前に出て 餌の付いた手鉤を持つ
そして肉をつけられた手鉤のロープを縦にぐるぐる回してから
賢者様が湖に向かって投げ始める
”ぶんぶんぶんぶんぶんぶん ひゅーーーーーーーーーーん” ”ぼちゃん”
”ぶんぶんぶんぶんぶんぶん ひゅーーーーーーーーーーん” ”ぼちゃん”
”ぶんぶんぶんぶんぶんぶん ひゅーーーーーーーーーーん” ”ぼちゃん”
縦に時計回りに大きく回しながらロープを回転させてから投げる
それは大きく弧を描き 高く高く飛んでから湖に落ちていく
大きい湖 真ん中までは届くわけがない
が それでも結構な飛距離で餌がついている手鉤が飛んでいく
右側のグループが終わり 左側のグループの手鉤も同じ要領で投げ始める
”ぶんぶんぶんぶんぶんぶん ひゅーーーーーーーーーーん” ”ぼちゃん”
”ぶんぶんぶんぶんぶんぶん ひゅーーーーーーーーーーん” ”ぼちゃん”
”ぶんぶんぶんぶんぶんぶん ひゅーーーーーーーーーーん” ”ぼちゃん”
村の少女:「OK Now We Wait(さてと 気長に待ちますか)」
男が釣りの開始を合図
釣りとは時間を掛けて行うもの
そして 暫く 食いつくのを待つ予定だったのだが
それは いきなりやってきた
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
視点変更 総長と呼ばれる老人
特別な客と孫と娘と義理の息子と朝食を取っている
老人 :「狼の世話は任せるぞ」
老人の娘:「任されました」
そう娘との会話
そして 興奮を隠しきれない可愛い孫
老人 :「そう 慌てなさんな ゆっくりと食べなさい」
若旦那 :「だって 森の賢者様だよ 森の賢者様と会うんだよ」
老人 :「わかっている わかってる」
若旦那 :「忘れ物ないよね? 言われた物 全部 持っていかないとね?」
老人 :「わかっている わかってる」
若旦那 :「縄は大きくて長い奴だよ」
老人 :「わかっている わかってる」
北の王族:「本日はご同行させてもらい申し訳ない」
老人 :「いやいや それは構わん
ただ剣を持っていくなら付いてこないで貰いたい」
これは 昨日 散々はなしあった内容
専属騎士:「騎士の心である剣を置いていく事は出来ない」
老人 :「ならば 連れていく事は出来ない
ここで留守番をするように」 と
その為 最終的な妥協案は剣1本のみ持っていくという物
元々 老人は特別な客が来る事を想定していなかった
ただ森の賢者様が湖の主を捕えようとしている故 馬と人員をお借りしたい
長々と書いた文章の終わりに たった1行書いただけなのだから
ギルドに頼んでも良かったのだが 今後の橋渡しの事も考え北の国に頼む事に
なのに北の国は 50人近いの近衛兵と共に王族の1人を躊躇なく送り込んできた
ただ その正体を知る者は老人以外に居ないが
食事が終わり 孫が狼の子供と戯れてから
鎧を着た近衛兵達が乗っている20匹の馬
そして 荷車と馬車を操る従者 これらが20台近く 40匹の馬
これは老人達の馬を合わせた数だ
更に馬車に乗っている特別な客とその従者が40名
これには老人の従者も含まれる
約60名近い人数で街から南へ砦から川を沿って西へ
村の跡地北では 復興作業が相変わらず続いている
出来るだけの支援はするようにしている
ただ やりすぎてもいけない
その塩梅は森の賢者様も分かっているであろう
持っているお金の大多数は与えているにしろ 全ては与えていないのだから
また 数日前に20人近く
手先が器用で力持ちな人間も村復興の為に北の国は送り込んできた
ただ、東の国と西の国との勢力争いになりかねない為 全員身分は偽っていたが
その20人もそれぞれの南西の湖に向かう
また村から代表で青年 そして見物に子供達も続いていく
そして皆が湖に到着したら北の人間達は慣れた手付きで
天幕 や 焚火や 仮設の小屋などをガンガンと建てていく
その手際の良さには目を見張る物がある
さすが気候に恵まれていない北の大地を生き抜いてきただけある
***30分後***
東の野原から賢者様とハリネズミがやってくる
男 :「HEEEEEEYYY (おーーーーーーい)」
賢者様が挨拶をしてハリネズミと共に馬から降りる
若旦那 :「賢者様――」
男 :「Hey Kiddo Are you gonna join today?(少年 今日 参加か?)」
若旦那 :「はい 観させてもらいます」
男 :「Hey Hey(やあやあ)」
村の青年:「賢者様 今日は期待してます」
少年と青年と言葉は通じないが仲良く話す賢者様
そして村の青年にジャーキーを渡し 子供達にはレモンの木から見るようにと説明
青年は今日 見物に来ている子供にジャーキーの袋を渡す
若旦那と呼ばれる少年がジャーキーを欲しそうにしていたのを
村の子供達が からかいながらジャーキーをあげている 仲良くなるのが早い
それを横目に参加者に男は 一通り挨拶をしていたが
ハリネズミが賢者様に耳打ちをしている
そして
男 :「HANDS IN THE AIR(手を挙げろ!)」
賢者様が殺気を持って叫んだ
賢者様の手には杖が持たれている いつのまに? 素早い動作
叫ばれた相手は唯一剣を持っていた王族専用の騎士
鎧は着ていなくても剣を持っていただけで警戒されている
老人 :「いや この方は大丈夫じゃ」
そう老人は間に立とうとするが男は目を切らさないで再度叫ぶ
男 :「HANDS IN THE AIR(手を挙げろ!)」
ハリネズミが男の判らない言葉で訳して叫んでる
針ネズミ:「敵意がないのなら 今すぐ両手を上げなさい!」
北の王族:「今すぐ両手を上げるんだ!」
王族の1人が騎士に命令する
そして騎士が両手を上げ、王族が老人の従者に剣を荷車にしまう様にと指図する
剣を奪われた騎士に賢者様が近づき
男 :「I am watching you!(お前の事 見張ってるからな!)」
そして 賢者様は自分の両目を指さし そして騎士を指さす
そして賢者様は他の人の所へ
そして不服そうな王族専用の騎士に対して老人が
老人 :「だから あれほど 剣を持ってくるなと言ったではないか!!!」
北の王族:「こちらの不手際だ 申し訳ない。。。まさか あれほど怒るとは」
針ネズミ:「あんたねー 西の国の騎士と敵対しているのは聞いてたでしょ?」
専属騎士:「いや それは西の国の騎士であって」
針ネズミ:「あのねー 賢者様 西、北、東の国の紋章 見た事ないらしいよ」
全員 :「え?」
針ネズミ:「私達にとっての当たり前 それが無いらしい」
北の王族:「もしかして どの国の騎士か 区別がついてない?」
針ネズミ:「多分ね 後で説明してみるけど
剣を持ってる人から襲われた経験しかないんだから
ちゃんと気を使わないとダメでしょ!」
北の王族:「その考えはなかった」
専属騎士:「いや。。。それはすまなかった」
針ネズミ:「とりあえず 今日のお手伝いで信頼を築けばいいんじゃない」
専属騎士:「わかった」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
***10分後***
まず男はいかなる事があっても 西のレモンの木 湖向かいのキナの木
この二つには手を付けるなとハリネズミに翻訳してもらい説明
これは 天からの贈り物で有り 絶対に触るなと
次に レモンの木から数100ヤード東にある大きな岩
これが今回のメインとなる事
また アレを捕えるのが目的であり 5メートルは越すが小物は無視する事
等を色々説明
そして今日の釣りのやり方
馬5頭を 一括りとして それぞれをロープで束ねる
それを グループとし全部で12グループ 60匹
そのグループを岩に巻かれているチェーンに別のロープで繫げる
6グループは岩の右側
6グループは岩の左側
そしてそれぞれのグループのロープの先には手鉤が
半分には餌がついている これは釣り用
もう半分は投げ込む用の為餌はついていない
最後に 湖から引き上げるのは モーメンタムを使う必要がある
相手の動きを利用しながら 魚が岸に向かう力を利用し引っ張り続ける
その為 耐える時は耐える ただ 走り出したら馬全員で走る事
馬に乗ってない人はグローブをしてロープを引く事
絵と身振りと手振りで説明
また 全員が言われていた通りグローブを着用している
そして最終段階では岩の両脇を走り去る事など
***20分後***
男の絵とジェスチャー
それを懸命に理解しようとする参加者全員
ハリネズミや青年の翻訳もあり
それぞれが配置につく
村の少女:「本当にでっかい お魚さんいるのー」
細い少年:「若いころ見たって じっちゃが言ってた」
若旦那 :「このジャーキー美味しいー」
村の少年:「この透明の折れるガラスの袋 捨てちゃダメだよー
銀貨で売れるんだってー」
細い少年:「えー うそー」
若旦那 :「本当だよー」
村の少女:「お魚 お魚―」
村の少年:「絶対にこの林から出ないようにねー」
若旦那 :「わかってるよーー」
子供たちが楽しそうにジャーキーをハムハムしながら話している
多くの人が死んだ村
そして元々 娯楽の少ない村
貧しく 子供でも常に働かないといけない村
そんな中 賢者様の行動は子供たちにとってはタイヘンな娯楽である
また 老人からの手伝いという事になって派遣された者達によって
新しい村の輪郭が出来上がっている
その為 今日という日は労働から解放される子供達にとっての安息日である
また青年を通して村人に伝えられていたのは
もし今日お魚を捕える事が出来れば賢者様による宴が行われるので
その場合は今日と明日は腹いっぱい食べる事だけを考えるようにとの事
その為、言葉には出さないが、ハノイで復興を頑張っている大人の村人も
今日の釣果に期待している
鋭い刃をもった手鉤に賢者様が肉の塊を括り付けていく
一角ウサギと鳥肉らしい それを丸々1匹分
そして手鉤はロープに付けられ それが馬のグループに
そして別のロープで鎖に繋がれ鎖の先には大きな岩
手鉤12個
馬60匹
そして岸には賢者様を含め7人
中心が賢者様
そして その横には餌のついてない手鉤を持った6人が並んでいる
なにもつけない手鉤が3つづつ 右側と左側のグループに
これは岸に用意している
そして肉がつけられた手鉤が3つづつ 右側と左側のグループに
賢者様が1歩前に出て 餌の付いた手鉤を持つ
そして肉をつけられた手鉤のロープを縦にぐるぐる回してから
賢者様が湖に向かって投げ始める
”ぶんぶんぶんぶんぶんぶん ひゅーーーーーーーーーーん” ”ぼちゃん”
”ぶんぶんぶんぶんぶんぶん ひゅーーーーーーーーーーん” ”ぼちゃん”
”ぶんぶんぶんぶんぶんぶん ひゅーーーーーーーーーーん” ”ぼちゃん”
縦に時計回りに大きく回しながらロープを回転させてから投げる
それは大きく弧を描き 高く高く飛んでから湖に落ちていく
大きい湖 真ん中までは届くわけがない
が それでも結構な飛距離で餌がついている手鉤が飛んでいく
右側のグループが終わり 左側のグループの手鉤も同じ要領で投げ始める
”ぶんぶんぶんぶんぶんぶん ひゅーーーーーーーーーーん” ”ぼちゃん”
”ぶんぶんぶんぶんぶんぶん ひゅーーーーーーーーーーん” ”ぼちゃん”
”ぶんぶんぶんぶんぶんぶん ひゅーーーーーーーーーーん” ”ぼちゃん”
村の少女:「OK Now We Wait(さてと 気長に待ちますか)」
男が釣りの開始を合図
釣りとは時間を掛けて行うもの
そして 暫く 食いつくのを待つ予定だったのだが
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