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Psalm 4:5 Offer the sacrifices of righteousness
Day92 The Old Village(前の村)
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Day92 朝9時半 ちょいすぎ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
朝の 一通りの行動を終わらせてから
今 ゆっくりコーヒーを飲んでいる
ハリネズミが目を覚ましてリビングへ
タケノコと肉の炒め物 それに庭からとれた野菜
男 :「Thank you for this meal (この食事に感謝を)
In the name of Jesus, Able, Noah, Samson
(イエス アベル ノア サムソンの名において)」
針ネズミ:「”?”?”?”?”?”?”?”?”?”」
男が祈りを捧げ、ハリネズミはそれを見よう見真似で
その後 二人で朝ごはんを取る
すっかり良くなったティーンエイジャーのハリネズミと共に男は村に行く事に
男はEdgewaterと呼ばれるクロ馬 女はFaithと呼ばれるシロ馬に乗り村へ
真っ先にご褒美の仕掛けを川にしてから砦へ向かう
青年が男を出迎える
男 :「Hey man, any good news?(やぁ 青年 薬どうだった?)」
村の青年:「おはようございます
シー でしたっけ の人達が良くなってます」
中に入ると1グループがだいぶ良くなったとの事
男 :「Control group C it is(コントロールグループCの薬が正解だ)」
そして青年にテトラサイクリンのみを渡し 残りの薬を回収
青年にも念の為 飲むように そして男もそれをその場で飲む
ビタミン剤と抗生物質をまだ治っていない村人に飲ませる
次に大分良くなった村人を食堂へ
そしてフンダンに山猫の肉が入ったパスタを作り始める
青年 :「賢者様が料理を振る舞ってくれるって」
村人 :「賢者様の料理か」
青年 :「ああ 驚くなよ」
青年が村人と話している
***15分後***
出てくる料理の一皿の肉の量と美味しさに村人が驚く
そして男が祈りをささげた後 皆ががっつくように食べ始める
そして 真ん中の少年が真っ先に食べ終わり その横の老人が
自分の皿の肉を分けてあげようとするのを男が止める
お替りは幾らでも作れる
少年のさらにお替り 分けてあげようとした老人の皿に肉を更に追加
今まで食べた事の無いぐらい美味しい肉 それを好きなだけ食べて良い
そんな夢のような環境に少年は喜び 老人は目を見張る
そして男は青年に腹8分の説明
また8分までなら どんどん食べてい良いとの事
そして今日は食べたら午後は念のため横たわる事
それらを絵に書いて説明
ハリネズミのような髪の女と青年が村人に話しているっぽい
そのあと男は昨日と同じようにスープを作り
女が村人に振舞っている最中
青年と共に死体の処理をしに
***数時間後***
日が沈んでいく
川でご褒美のビールとナッツを食べながら残りの死体処理の
作戦会議を行う
そして男は家路へ 女も男と共に行く事に
馬を馬屋へ、そしてブラシを丁寧にかけてやり
温いシャワーで死臭と疲れを洗い流し
ベッドへダイブ
Day93 11時半 ちょいすぎ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
青年としては考えられなかった
一度 干し肉を分けてくれた男
森の主を1人で倒した男
パレスガード率いる砦を1人で制覇した男
森の賢者である男が村の疫病を考えられない方法で治す
そして高級な肉を何事も無いように村人に分け与える
それだけでなく 死体の処理を率先して行う
ほぼ全ての村人が完治している
確かに咳や関節痛などは残っているが 顔の色が明らかに違う
それらに これでもかっと肉の入ったパスタの料理を振舞う
そして皆が食べ終わった後 男は言った
男 :「You NEED to BURN down the old village
(前の村を焼き払わないとダメだ)」
男は砦にある紙 大き目の紙に村の見取り図を描いて説明
疫病の跡 死臭 そして 大量にいるネズミ
既に住むには適していない地と化している
そこに炎の絵を描く
男 :「Then build new one here(そして新しい村をここに)」
川の反対側に家、井戸、畑 等の絵を描く
村の青年:「新しい村を川向に建てるって事ですか?」
そう言った青年に 男は布に入った包みを青年に渡す
青年 :「えっと これは。。。え? お金? こんなに?」
村を再建するには充分すぎる程のお金が入っていた
これは以前 騎士の砦から奪ったお金を男が半分 包んだものだ
本来なら村の顔役である商店の主
彼は疫病がでた時 直ぐに村から逃げ出した
そして商店の主から疫病の事を聞いたのであろう
砦の兵隊は誰一人として北の街から村へ助けに来る事は無かった
青年の働きで僅かだが村人の死を遅らせる事が出来た
死にゆく村 そこに残された人を抗生物質という文明の英知の結晶を携えた
森の賢者がたった1人で救いだしたのだ
村で1番 年をとった老人が男の前に行き
そして 感謝と尊敬から跪こうとする
そしてほぼ全員の村人がそれに従う様に跪こうとした時
男 :「NO!!!!(ダメだ!!!!)」
それを男はまるで怒鳴る様に叫んで止める
感謝の意 それを男がまるで殺意を込めた様に止める
戸惑う村人 ただ 男が何かを説明しているが言葉が通じない為 理解できない
確かRomans 8:31だったっけか?
文章ではなく その文章の意味の方
ただ それを説明しても理解されない自信が男にはあった
この異世界の信仰がどうなのか? 宗教がどうなのか?
それすら 知らない
その上で難しい説明をしても理解されないであろう
それでも説明するのか?
押しつけがましくないか?
無理をしなくてもいいのではないか?
元々 男はそこまで信仰深くはないのだし
どうする?
いや これは引いたらダメだ!
絶対に引いてはいけない気がする!
見捨てられた村の生き残り だからこそ理解しないといけない!
ダメ元で分かりやすく説明してみるか
男 :「Don't Kneel before anybody (人の前で跪くな)
bow your knees only before the Father(神の前でにのみ跪いていい)」
そして男は絵を描く
王の前に跪づく人
騎士の前に跪く人
人の前に跪く人
そして何もない所に跪く人
最初の絵を 思いっきり✕で上書きして NO と言い放つ
次の絵を 思いっきり✕で上書きして NO と言い放つ
3つ目を 立っている人を自分を指さして NO と言い放つ
そして最後 何もない所で跪いているのは にこやかにYES
男 :「You only kneel down before god(神の前でにのみ跪いていい)」
そして男は屋根を両手の指で何回も指さす
村人 :「えーと 屋根?」
村人 :「屋根じゃないだろう屋根じゃ。。。えーと 上か」
村人 :「上?」
大人達が話している時に子供の1人が
村の少年:「賢者様は空って言ってるんじゃないかな?」
村の老人:「天にのみ跪いていい。。。か」
村人 :「でも 騎士達は跪く事を強要してきてただろ?」
針ネズミ:「それをしちゃダメだと言ってるんでしょ」
小太り女:「ウチらを救ってくれた賢者様が言ってるんだ
騎士達なんてどうでもいいだろ!」
と話し合いがされ 男の言う事を理解し始める
それは全く新しい価値観であった
騎士や本当に偶に訪れるドレイクの噂を聞きつけた貴族等は
常に権力をひけらかし 跪く事を村人に強要していた
それを絶対してはいけないと 森の賢者からの説明
まるで心が洗われるような新しい価値観
そして男がもう1度、古い村を燃やす事
新しい村を建てる事を説明
言葉は通じないが 絵と身振り手振りで意思疎通を図る
真剣に伝えようとする男
真剣に読み取ろうとする村人達
言葉は通じないが意志は通じる
そして男の意によって村人達が動きだす
体に少しでも怠さがあれば休憩するように
子供と女性、そして半数の男は新しい村の建築の為
村人の男性はは死体の処理と使える物を回収
そして回収済みの家を焼き始める
その頃 青年とハリネズミと男は北の街へ買い出しへ
南門が閉じられているので東門から入っていく
青年だけだったら それでも追い出されていたであろう
が 総長の元で働いている従者の1人が男の事を認識して門番に
くれぐれも このお方には失礼の無い事にと きつく言っていた
村に入って青年の案内で町の南側の工具店へ
工具店で青年とハリネズミが買い物の交渉をしている
工具店長:「疫病が流行っているって聞いたが」
村の青年:「森の賢者様が治してくれた
もう殆どの村人は治っている
そして今 新しい村を建てている最中だ」
工具店長:「森の賢者様?」
村の青年:「ああ 今 物を見ている あそこにいる変わった服の人だ」
工具店長:「え? あの人が?」
街でも男の事は噂になっていた
森の主、剣の長、ドレイク、村にあるの砦 それをたった1人で倒した人間がいる
その人間はガラスの石板を操り、鉄の鳥を飛ばす事も出来る
そして 数日前 この町の顔役である総長が大量の狼の毛皮を手に入れていた
それは 森の賢者様と呼ばれる男から買い付けたとの事だ
そして 南側に別の店を持つこの店長は 出来れば男と知り合いになりたかった
その男が今日 この店に来ている
総長の事は嫌いはない
北の巨大都市をたった 一人で立ち上げた話は商人の間では語り継がれている
そして その分 西の国、北の国、東の国との太い繋がりも持っている
それは凄い事である それは分かる
それでもだ この店は何処のグループにも属さないで商売をしていたい
しかし 大量の毛皮。。。ハッキリ言って何で総長ばっかりと妬んでいた
だから 森の賢者様と呼ばれる人との繋がりは持ちたい
ただ 実際に男を見た工具店長にとって男は変な服を来た人にしか見えない
工具店長:「森の賢者様? まさか」
村の青年:「賢者様、クマの画像を見せてあげられませんか?」
言葉が通じない為 青年が がおー と叫ぶ仕草をする
男が工具店長にタブレットから熊の写真と動画を見せる
工具店長:「これが 謳われる存在 禁断の森の主か!」
そして大熊の毛皮を背景に どや顔している写真を見せる
工具店長:「うわー 毛皮大きい うわー 素晴らしい笑顔」
想定外の物を見せられ目を丸くし 思わず間抜けっぽい声を出している店長
そこに男が追い打ちをかけるように手のひらを反対の手の甲を合わせる仕草をする
それを理解できない定員
男が店長の手を合わさせ 透明の袋(ジップロック)に入った干し肉を置く
そして干し肉とタブレットの写真を交互に指さす
工具店長:「曲がるガラスの容器? えー これが森の主の肉?」
見た事もない薄い曲がるガラスの容器の様な入れ物から取り出された干し肉
森の賢者様からの贈り物
それは森の元主 謳われる物 伝説の大熊の肉で作られた干し肉
そして その干し肉を口に入れた店長は思わず その美味しいさに驚く
針ネズミ:「あ ずるーい」
村の青年:「賢者様 俺にも下さい」
そして少しだけ渋りながら女と青年にも干し肉を分け与える男
店長は即 理解した
この男が噂されてる森の賢者様なのだと
透明な石板を操る本物の賢者様なのだと
1人であの大熊を倒した賢者様なのだと
本来 口に入る事の無い貴重な物をこの男が分け与えてくれた事を
青年は店長に言った
村の青年:「な? 森の賢者様だろ?」
工具店長:「あ。。。ああ」
男 :「Very Nice store you got(いい店じゃないか)
I like the hardware selection (ハードウェアの品ぞろえが良い)」
工具店長:「え? 何だって?」
針ネズミ:「多分だけど この店 いい店だって 品揃えもいいって」
工具店長:「あ ありがとうございます!」
村の青年:「森の賢者様が村を建て直すと決めた その為 資材が必要なんだ」
工具店長:「いやはや 凄く光栄だ!
内でまとめて面倒を見させてくれ!
出来るだけ安く卸させてもらう」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
朝の 一通りの行動を終わらせてから
今 ゆっくりコーヒーを飲んでいる
ハリネズミが目を覚ましてリビングへ
タケノコと肉の炒め物 それに庭からとれた野菜
男 :「Thank you for this meal (この食事に感謝を)
In the name of Jesus, Able, Noah, Samson
(イエス アベル ノア サムソンの名において)」
針ネズミ:「”?”?”?”?”?”?”?”?”?”」
男が祈りを捧げ、ハリネズミはそれを見よう見真似で
その後 二人で朝ごはんを取る
すっかり良くなったティーンエイジャーのハリネズミと共に男は村に行く事に
男はEdgewaterと呼ばれるクロ馬 女はFaithと呼ばれるシロ馬に乗り村へ
真っ先にご褒美の仕掛けを川にしてから砦へ向かう
青年が男を出迎える
男 :「Hey man, any good news?(やぁ 青年 薬どうだった?)」
村の青年:「おはようございます
シー でしたっけ の人達が良くなってます」
中に入ると1グループがだいぶ良くなったとの事
男 :「Control group C it is(コントロールグループCの薬が正解だ)」
そして青年にテトラサイクリンのみを渡し 残りの薬を回収
青年にも念の為 飲むように そして男もそれをその場で飲む
ビタミン剤と抗生物質をまだ治っていない村人に飲ませる
次に大分良くなった村人を食堂へ
そしてフンダンに山猫の肉が入ったパスタを作り始める
青年 :「賢者様が料理を振る舞ってくれるって」
村人 :「賢者様の料理か」
青年 :「ああ 驚くなよ」
青年が村人と話している
***15分後***
出てくる料理の一皿の肉の量と美味しさに村人が驚く
そして男が祈りをささげた後 皆ががっつくように食べ始める
そして 真ん中の少年が真っ先に食べ終わり その横の老人が
自分の皿の肉を分けてあげようとするのを男が止める
お替りは幾らでも作れる
少年のさらにお替り 分けてあげようとした老人の皿に肉を更に追加
今まで食べた事の無いぐらい美味しい肉 それを好きなだけ食べて良い
そんな夢のような環境に少年は喜び 老人は目を見張る
そして男は青年に腹8分の説明
また8分までなら どんどん食べてい良いとの事
そして今日は食べたら午後は念のため横たわる事
それらを絵に書いて説明
ハリネズミのような髪の女と青年が村人に話しているっぽい
そのあと男は昨日と同じようにスープを作り
女が村人に振舞っている最中
青年と共に死体の処理をしに
***数時間後***
日が沈んでいく
川でご褒美のビールとナッツを食べながら残りの死体処理の
作戦会議を行う
そして男は家路へ 女も男と共に行く事に
馬を馬屋へ、そしてブラシを丁寧にかけてやり
温いシャワーで死臭と疲れを洗い流し
ベッドへダイブ
Day93 11時半 ちょいすぎ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
青年としては考えられなかった
一度 干し肉を分けてくれた男
森の主を1人で倒した男
パレスガード率いる砦を1人で制覇した男
森の賢者である男が村の疫病を考えられない方法で治す
そして高級な肉を何事も無いように村人に分け与える
それだけでなく 死体の処理を率先して行う
ほぼ全ての村人が完治している
確かに咳や関節痛などは残っているが 顔の色が明らかに違う
それらに これでもかっと肉の入ったパスタの料理を振舞う
そして皆が食べ終わった後 男は言った
男 :「You NEED to BURN down the old village
(前の村を焼き払わないとダメだ)」
男は砦にある紙 大き目の紙に村の見取り図を描いて説明
疫病の跡 死臭 そして 大量にいるネズミ
既に住むには適していない地と化している
そこに炎の絵を描く
男 :「Then build new one here(そして新しい村をここに)」
川の反対側に家、井戸、畑 等の絵を描く
村の青年:「新しい村を川向に建てるって事ですか?」
そう言った青年に 男は布に入った包みを青年に渡す
青年 :「えっと これは。。。え? お金? こんなに?」
村を再建するには充分すぎる程のお金が入っていた
これは以前 騎士の砦から奪ったお金を男が半分 包んだものだ
本来なら村の顔役である商店の主
彼は疫病がでた時 直ぐに村から逃げ出した
そして商店の主から疫病の事を聞いたのであろう
砦の兵隊は誰一人として北の街から村へ助けに来る事は無かった
青年の働きで僅かだが村人の死を遅らせる事が出来た
死にゆく村 そこに残された人を抗生物質という文明の英知の結晶を携えた
森の賢者がたった1人で救いだしたのだ
村で1番 年をとった老人が男の前に行き
そして 感謝と尊敬から跪こうとする
そしてほぼ全員の村人がそれに従う様に跪こうとした時
男 :「NO!!!!(ダメだ!!!!)」
それを男はまるで怒鳴る様に叫んで止める
感謝の意 それを男がまるで殺意を込めた様に止める
戸惑う村人 ただ 男が何かを説明しているが言葉が通じない為 理解できない
確かRomans 8:31だったっけか?
文章ではなく その文章の意味の方
ただ それを説明しても理解されない自信が男にはあった
この異世界の信仰がどうなのか? 宗教がどうなのか?
それすら 知らない
その上で難しい説明をしても理解されないであろう
それでも説明するのか?
押しつけがましくないか?
無理をしなくてもいいのではないか?
元々 男はそこまで信仰深くはないのだし
どうする?
いや これは引いたらダメだ!
絶対に引いてはいけない気がする!
見捨てられた村の生き残り だからこそ理解しないといけない!
ダメ元で分かりやすく説明してみるか
男 :「Don't Kneel before anybody (人の前で跪くな)
bow your knees only before the Father(神の前でにのみ跪いていい)」
そして男は絵を描く
王の前に跪づく人
騎士の前に跪く人
人の前に跪く人
そして何もない所に跪く人
最初の絵を 思いっきり✕で上書きして NO と言い放つ
次の絵を 思いっきり✕で上書きして NO と言い放つ
3つ目を 立っている人を自分を指さして NO と言い放つ
そして最後 何もない所で跪いているのは にこやかにYES
男 :「You only kneel down before god(神の前でにのみ跪いていい)」
そして男は屋根を両手の指で何回も指さす
村人 :「えーと 屋根?」
村人 :「屋根じゃないだろう屋根じゃ。。。えーと 上か」
村人 :「上?」
大人達が話している時に子供の1人が
村の少年:「賢者様は空って言ってるんじゃないかな?」
村の老人:「天にのみ跪いていい。。。か」
村人 :「でも 騎士達は跪く事を強要してきてただろ?」
針ネズミ:「それをしちゃダメだと言ってるんでしょ」
小太り女:「ウチらを救ってくれた賢者様が言ってるんだ
騎士達なんてどうでもいいだろ!」
と話し合いがされ 男の言う事を理解し始める
それは全く新しい価値観であった
騎士や本当に偶に訪れるドレイクの噂を聞きつけた貴族等は
常に権力をひけらかし 跪く事を村人に強要していた
それを絶対してはいけないと 森の賢者からの説明
まるで心が洗われるような新しい価値観
そして男がもう1度、古い村を燃やす事
新しい村を建てる事を説明
言葉は通じないが 絵と身振り手振りで意思疎通を図る
真剣に伝えようとする男
真剣に読み取ろうとする村人達
言葉は通じないが意志は通じる
そして男の意によって村人達が動きだす
体に少しでも怠さがあれば休憩するように
子供と女性、そして半数の男は新しい村の建築の為
村人の男性はは死体の処理と使える物を回収
そして回収済みの家を焼き始める
その頃 青年とハリネズミと男は北の街へ買い出しへ
南門が閉じられているので東門から入っていく
青年だけだったら それでも追い出されていたであろう
が 総長の元で働いている従者の1人が男の事を認識して門番に
くれぐれも このお方には失礼の無い事にと きつく言っていた
村に入って青年の案内で町の南側の工具店へ
工具店で青年とハリネズミが買い物の交渉をしている
工具店長:「疫病が流行っているって聞いたが」
村の青年:「森の賢者様が治してくれた
もう殆どの村人は治っている
そして今 新しい村を建てている最中だ」
工具店長:「森の賢者様?」
村の青年:「ああ 今 物を見ている あそこにいる変わった服の人だ」
工具店長:「え? あの人が?」
街でも男の事は噂になっていた
森の主、剣の長、ドレイク、村にあるの砦 それをたった1人で倒した人間がいる
その人間はガラスの石板を操り、鉄の鳥を飛ばす事も出来る
そして 数日前 この町の顔役である総長が大量の狼の毛皮を手に入れていた
それは 森の賢者様と呼ばれる男から買い付けたとの事だ
そして 南側に別の店を持つこの店長は 出来れば男と知り合いになりたかった
その男が今日 この店に来ている
総長の事は嫌いはない
北の巨大都市をたった 一人で立ち上げた話は商人の間では語り継がれている
そして その分 西の国、北の国、東の国との太い繋がりも持っている
それは凄い事である それは分かる
それでもだ この店は何処のグループにも属さないで商売をしていたい
しかし 大量の毛皮。。。ハッキリ言って何で総長ばっかりと妬んでいた
だから 森の賢者様と呼ばれる人との繋がりは持ちたい
ただ 実際に男を見た工具店長にとって男は変な服を来た人にしか見えない
工具店長:「森の賢者様? まさか」
村の青年:「賢者様、クマの画像を見せてあげられませんか?」
言葉が通じない為 青年が がおー と叫ぶ仕草をする
男が工具店長にタブレットから熊の写真と動画を見せる
工具店長:「これが 謳われる存在 禁断の森の主か!」
そして大熊の毛皮を背景に どや顔している写真を見せる
工具店長:「うわー 毛皮大きい うわー 素晴らしい笑顔」
想定外の物を見せられ目を丸くし 思わず間抜けっぽい声を出している店長
そこに男が追い打ちをかけるように手のひらを反対の手の甲を合わせる仕草をする
それを理解できない定員
男が店長の手を合わさせ 透明の袋(ジップロック)に入った干し肉を置く
そして干し肉とタブレットの写真を交互に指さす
工具店長:「曲がるガラスの容器? えー これが森の主の肉?」
見た事もない薄い曲がるガラスの容器の様な入れ物から取り出された干し肉
森の賢者様からの贈り物
それは森の元主 謳われる物 伝説の大熊の肉で作られた干し肉
そして その干し肉を口に入れた店長は思わず その美味しいさに驚く
針ネズミ:「あ ずるーい」
村の青年:「賢者様 俺にも下さい」
そして少しだけ渋りながら女と青年にも干し肉を分け与える男
店長は即 理解した
この男が噂されてる森の賢者様なのだと
透明な石板を操る本物の賢者様なのだと
1人であの大熊を倒した賢者様なのだと
本来 口に入る事の無い貴重な物をこの男が分け与えてくれた事を
青年は店長に言った
村の青年:「な? 森の賢者様だろ?」
工具店長:「あ。。。ああ」
男 :「Very Nice store you got(いい店じゃないか)
I like the hardware selection (ハードウェアの品ぞろえが良い)」
工具店長:「え? 何だって?」
針ネズミ:「多分だけど この店 いい店だって 品揃えもいいって」
工具店長:「あ ありがとうございます!」
村の青年:「森の賢者様が村を建て直すと決めた その為 資材が必要なんだ」
工具店長:「いやはや 凄く光栄だ!
内でまとめて面倒を見させてくれ!
出来るだけ安く卸させてもらう」
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2024/12/26……書籍化確定、公表
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2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
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