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Romans 8:28 And we know
Day76 Territoriality(縄張り意識)
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Day76 朝2時 ちょいすぎ 深緑の森の北西
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
男が睡眠という名の休息で夢と現実の狭間を行き来している時
森の北東では惨劇が繰り返されていた
騎士や男を襲い、襲われ、数が減ったとはいえ
親60匹 子供30匹近くいる山猫の群れ
そのテリトリーに灰色の大狼 率いる群れが襲い掛かっていた
山猫 特融のしなやかさ
そしてハンターとしての経験
闇に紛れ慣れしている山猫
しかも木に登る事も出来る
その為 一見 森の番人である山猫が有利だと考えらるが
新たなリーダーである灰色の狼は賢かった
山猫は常に数匹で行動する
等間隔で数匹を先頭に立たせ 山猫が戦闘を襲った瞬間を
数十匹で同時に襲う
1対1 1対2等で有れば、森の山猫の方が有利だが
一斉に襲う為 木に登って逃げる隙を与えない
そして必ず殺しきる事で、その経験を覚えせたり
他の仲間に知らせたり出来ないようにしている
村の北の街 その街の北にある巨大都市
元々 これらの狼は東の国とる巨大都市の間に生息していた
それが東の国が本格的に道路を東の国の関所から巨大都市に引く事を決める
出来るだけ平らな道路
そして少しづつ石畳にしていく
巨大都市との交易は国家事業として益を齎す
そのため大々的に行われていた
そして道路の整備に伴い、人の行き来、馬車の行き来が増える
人を襲えば1度に多くの物が手に入る
その為 人を襲う狼が後を絶たない
そこで東の国は始めは人を雇う
暫くしてから傭兵を雇う
暫くしてから軍隊を派遣する
積み重なっていく狼の死体
それでも狼の被害は後を絶たない
何故なら整備されていくと共に交通量も増えていくのだから
交通量が増えれば狼が襲う機会が増えるのだから
かといって常に道に兵隊を置いて置くわけにも行かない
罠を仕掛け、木を切り倒し、道に壁を作ったり
ありとあらゆる手を尽くした
が それでも狼の被害が減らない
でも巨大都市との交易を減らす訳にも行かない
また交易をする者達に常に護衛を付けさせるのも お金がかかりすぎる
それでは国としての益にならない
そこで東の国のトップは巨大都市のトップと話を付ける
そして とある方法をする事に合意がなされる
それは自然に対する攻撃
人間の利己的な理由による自然に対する攻撃
自然との共存ではなく 利益の為に自然を淘汰する
巨大都市と東の国の間にある森 全てを焼き払うという物
森を焼き払われ 居場所がなくなった狼の群れは
北の国と 南側の街の東側にある森の方へ逃げる
街の東側の森 巨大都市から南東の場所
そこを新たなテリトリーとして追い出された約半分の狼の群れが生息する
狼は思い知っていた
人に手を出したせいで森を焼き払われたのを
狼は怒っていた
いつか森を焼き払った人々を全て噛み殺す事を
狼は学んでいた
数が多ければ人伝共にも負けない事を
それから数年かけ狼は数十倍にも膨れ上がっていた
とはいえ 街の住人からしたら 北の巨大都市に行くだけで
街はずれの農業などは西側で行われており
東側に行く事はめったにない
その為 狼が数年かけて数が膨れ上がっていた事を知らない
でも それは街の住人達であり街の顔役の数人は
狼の量が多くなってきた事について懸念はしていた
それでも 今すぐ街を襲ってくる訳ではない
人が行く理由もない
だから なんだかんだで後回しになっていた
そして狼たち
狼としては数が多くなった分、領土が必要となる
獲物 食料がいる領土が必要となる
当然ながら人間を未だに恐れている為 街には攻撃をしない
北に戻るわけにもいかない
なら南側になる
南東にいる深緑の森の山猫のテリトリーに手を出す事に
森の番人である山猫 はじめの方は問題なく狼をはじいていた
それが変わったのが灰色の大狼が群れを率い始めてからだ
山猫達は新緑の森の東に縄張りを移す訳にはいかない
何故ならそこは森の主のテリトリーだから
南東には元コヨーテのテリトリー
南は角ウサギ等 地面に潜る動物のテリトリー
だからコヨーテ達が居なくなった時 山猫はそのテリトリーを奪おうとしたが
男に返り討ちに遭ってしまった
それでも 森の番人としての山猫達
山猫としては元々いた住処
深緑の森の外からの外敵である狼に奪われるいわれはない
狼の群れとしては これ以上増えるには絶対に新たな領土が必要となる
お互いが お互い譲り合えない理由がある
そんな中 日が昇る前にそれぞれが血を流し続けるのであった
Day76 朝6時 ちょいすぎ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
”ぐきょーーう がぎょーーぐ ぐげあーーー がーーーー”
凄く変な鳴声を聞いて朝起きる
空はオレンジ色で赤みが掛かっているがまた日が上がり切っていない
眠い目をこすりながらも まー起きてしまったので仕方がない
餌やり、水やりなどの作業をする
ヤギの乳しぼりをやっておく
シロ蛇に餌をやり
そして馬が起き始めたので撫でながら放牧、ヤギも4匹は同じ
2匹の繋がれたヤギを少し離れた場所に引きづって行き
昨日 剃れなかった毛を全て刈り取る
そして小屋に戻す
普段ならシャワーを浴びコーヒーを作るところだが
今日は気分的には朝からフライを食べたい
カジカと沢蟹のフライ
それをエールで流し込みたい
新たなヤギの匂いの為 昨日の昼と夜は大した物を食べていない
その空腹にフライとエールを流し込みたい
クロ馬を呼ぼうとしたが クロ馬の朝ごはんを邪魔したくない
そんな遠くではないから 一人で行くか
念の為 ライフルとイーグルとソリを持って森へ
ライフルは万が一 鹿に出会ったら仕留めたいと思っていたからだ
暫く行くと川の音が聞こえてくる
”さらさらさらさら”
そして川に着いたら対岸にそれは居た
傷ついて所々 血だらけの山猫
それを囲う様にしている狼達
鳴声と唸り方がコヨーテではない 別物だと男には直ぐ判る
あの傷 そして囲まれている 周りの竹は登れないだろう
少しすれば間違いなく狼達により 死を迎えるであろう
男にとって山猫は天敵であり
馬、ヤギ、鳥などを襲われてはたまったもんじゃない
だから助ける気などは全く無かったのだが
苦しませる理由もない
必要であれば命を奪う用意はする
”カチャ シュンコーン カチャ”
川の流れる音に混じって人工的な音が鳴り響く
山猫が軽く振り返る
対岸に居る男を認識する
暫くじっと見てからまた狼達の方を振り返る
男の事を知っている山猫
でも助けを求めるでもない
ただの確認の行為
動物としての気高さを感じた
そう これから行われる悲劇 迫りくる死を直視している山猫
男 :「In the name of Samson(サムソンの名において)」
”フッ” と息を止め
”ターン” とライフルを唸らせる
男は狼の群れの1匹 今すぐにでも山猫に飛び掛かろうとしていた狼を撃つ
片や 死を直視し続ける孤高の存在
片や 絶対的に勝てる群れで たった1匹を襲う醜さ
たった1人 この異世界に放りだされた男にとって
山猫に加勢するには充分すぎる理由であった
”カチャ シュンコーン カチャ”
”ターン”
”カチャ シュンコーン カチャ”
”ターン”
”カチャ シュンコーン カチャ”
”ハー ス―――― フッ”
”ターン”
機械的にチェィンバリング エイム ファイア 3発おきに息継ぎし息を止める
それを機械的に行う 2巡するまで
何が起こったか理解できない狼の群れ
それでも どんどん 同胞が死んでいく
その中で1匹は逃げ出し 3匹は川の対岸にいる男に向かい川を泳ぎ出す
”カチャ シュンコーン カチャ”
”ターン”
まずは逃げ出そうとした狼を優先
そして慣れた手つきでリュックから弾を取り出しライフルをリロード
”カチャ シュンコーン カチャ”
念の為 ライフルのチェィンバリングは終わらす
次に男はイーグルを取り出す
川を泳いでいる狼3匹
男の手にかかれば簡単に撃ち抜けるであろう が男は敢えてそれをしない
そして狼が川を泳ぎ切った瞬間
”ドン ドン ドン”
それぞれを撃ち抜く
これは男が狼の死体を川に流されるのを嫌った為 敢えて待っていたのだ
たった今 撃ち終えた狼3匹の死体を少し岸に引っ張り首にナイフを当て血抜き
食べるかどうかは後で考える
男 :「You!! Stay there!!(お前は そこに居ろ!)」
言葉が通じるはずもないが男は対岸の傷ついた山猫に向かって叫ぶ
そして男は家に向かって走る
救急箱、スポンジとバケツ タオル 消毒液、角ウサギの肉
そして騎士の鎧を 一式着こみ 武器になるもの
あと水筒もだ!
そして色々リュックに詰めていたらニョロっとシロ蛇が出てくる
シロ蛇がチロッと斑の蛇の毒をいれた入れ物を見ながら舌を出す
男 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
持って行くべきなんだろう 何か理由があるはずだ!
銃弾 ハンドハチェットとナイフ あと必要になるか判らないが斑の蛇の毒も持って
傷ついた山猫が居た森の川へと駆けだしていく
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
男が睡眠という名の休息で夢と現実の狭間を行き来している時
森の北東では惨劇が繰り返されていた
騎士や男を襲い、襲われ、数が減ったとはいえ
親60匹 子供30匹近くいる山猫の群れ
そのテリトリーに灰色の大狼 率いる群れが襲い掛かっていた
山猫 特融のしなやかさ
そしてハンターとしての経験
闇に紛れ慣れしている山猫
しかも木に登る事も出来る
その為 一見 森の番人である山猫が有利だと考えらるが
新たなリーダーである灰色の狼は賢かった
山猫は常に数匹で行動する
等間隔で数匹を先頭に立たせ 山猫が戦闘を襲った瞬間を
数十匹で同時に襲う
1対1 1対2等で有れば、森の山猫の方が有利だが
一斉に襲う為 木に登って逃げる隙を与えない
そして必ず殺しきる事で、その経験を覚えせたり
他の仲間に知らせたり出来ないようにしている
村の北の街 その街の北にある巨大都市
元々 これらの狼は東の国とる巨大都市の間に生息していた
それが東の国が本格的に道路を東の国の関所から巨大都市に引く事を決める
出来るだけ平らな道路
そして少しづつ石畳にしていく
巨大都市との交易は国家事業として益を齎す
そのため大々的に行われていた
そして道路の整備に伴い、人の行き来、馬車の行き来が増える
人を襲えば1度に多くの物が手に入る
その為 人を襲う狼が後を絶たない
そこで東の国は始めは人を雇う
暫くしてから傭兵を雇う
暫くしてから軍隊を派遣する
積み重なっていく狼の死体
それでも狼の被害は後を絶たない
何故なら整備されていくと共に交通量も増えていくのだから
交通量が増えれば狼が襲う機会が増えるのだから
かといって常に道に兵隊を置いて置くわけにも行かない
罠を仕掛け、木を切り倒し、道に壁を作ったり
ありとあらゆる手を尽くした
が それでも狼の被害が減らない
でも巨大都市との交易を減らす訳にも行かない
また交易をする者達に常に護衛を付けさせるのも お金がかかりすぎる
それでは国としての益にならない
そこで東の国のトップは巨大都市のトップと話を付ける
そして とある方法をする事に合意がなされる
それは自然に対する攻撃
人間の利己的な理由による自然に対する攻撃
自然との共存ではなく 利益の為に自然を淘汰する
巨大都市と東の国の間にある森 全てを焼き払うという物
森を焼き払われ 居場所がなくなった狼の群れは
北の国と 南側の街の東側にある森の方へ逃げる
街の東側の森 巨大都市から南東の場所
そこを新たなテリトリーとして追い出された約半分の狼の群れが生息する
狼は思い知っていた
人に手を出したせいで森を焼き払われたのを
狼は怒っていた
いつか森を焼き払った人々を全て噛み殺す事を
狼は学んでいた
数が多ければ人伝共にも負けない事を
それから数年かけ狼は数十倍にも膨れ上がっていた
とはいえ 街の住人からしたら 北の巨大都市に行くだけで
街はずれの農業などは西側で行われており
東側に行く事はめったにない
その為 狼が数年かけて数が膨れ上がっていた事を知らない
でも それは街の住人達であり街の顔役の数人は
狼の量が多くなってきた事について懸念はしていた
それでも 今すぐ街を襲ってくる訳ではない
人が行く理由もない
だから なんだかんだで後回しになっていた
そして狼たち
狼としては数が多くなった分、領土が必要となる
獲物 食料がいる領土が必要となる
当然ながら人間を未だに恐れている為 街には攻撃をしない
北に戻るわけにもいかない
なら南側になる
南東にいる深緑の森の山猫のテリトリーに手を出す事に
森の番人である山猫 はじめの方は問題なく狼をはじいていた
それが変わったのが灰色の大狼が群れを率い始めてからだ
山猫達は新緑の森の東に縄張りを移す訳にはいかない
何故ならそこは森の主のテリトリーだから
南東には元コヨーテのテリトリー
南は角ウサギ等 地面に潜る動物のテリトリー
だからコヨーテ達が居なくなった時 山猫はそのテリトリーを奪おうとしたが
男に返り討ちに遭ってしまった
それでも 森の番人としての山猫達
山猫としては元々いた住処
深緑の森の外からの外敵である狼に奪われるいわれはない
狼の群れとしては これ以上増えるには絶対に新たな領土が必要となる
お互いが お互い譲り合えない理由がある
そんな中 日が昇る前にそれぞれが血を流し続けるのであった
Day76 朝6時 ちょいすぎ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
”ぐきょーーう がぎょーーぐ ぐげあーーー がーーーー”
凄く変な鳴声を聞いて朝起きる
空はオレンジ色で赤みが掛かっているがまた日が上がり切っていない
眠い目をこすりながらも まー起きてしまったので仕方がない
餌やり、水やりなどの作業をする
ヤギの乳しぼりをやっておく
シロ蛇に餌をやり
そして馬が起き始めたので撫でながら放牧、ヤギも4匹は同じ
2匹の繋がれたヤギを少し離れた場所に引きづって行き
昨日 剃れなかった毛を全て刈り取る
そして小屋に戻す
普段ならシャワーを浴びコーヒーを作るところだが
今日は気分的には朝からフライを食べたい
カジカと沢蟹のフライ
それをエールで流し込みたい
新たなヤギの匂いの為 昨日の昼と夜は大した物を食べていない
その空腹にフライとエールを流し込みたい
クロ馬を呼ぼうとしたが クロ馬の朝ごはんを邪魔したくない
そんな遠くではないから 一人で行くか
念の為 ライフルとイーグルとソリを持って森へ
ライフルは万が一 鹿に出会ったら仕留めたいと思っていたからだ
暫く行くと川の音が聞こえてくる
”さらさらさらさら”
そして川に着いたら対岸にそれは居た
傷ついて所々 血だらけの山猫
それを囲う様にしている狼達
鳴声と唸り方がコヨーテではない 別物だと男には直ぐ判る
あの傷 そして囲まれている 周りの竹は登れないだろう
少しすれば間違いなく狼達により 死を迎えるであろう
男にとって山猫は天敵であり
馬、ヤギ、鳥などを襲われてはたまったもんじゃない
だから助ける気などは全く無かったのだが
苦しませる理由もない
必要であれば命を奪う用意はする
”カチャ シュンコーン カチャ”
川の流れる音に混じって人工的な音が鳴り響く
山猫が軽く振り返る
対岸に居る男を認識する
暫くじっと見てからまた狼達の方を振り返る
男の事を知っている山猫
でも助けを求めるでもない
ただの確認の行為
動物としての気高さを感じた
そう これから行われる悲劇 迫りくる死を直視している山猫
男 :「In the name of Samson(サムソンの名において)」
”フッ” と息を止め
”ターン” とライフルを唸らせる
男は狼の群れの1匹 今すぐにでも山猫に飛び掛かろうとしていた狼を撃つ
片や 死を直視し続ける孤高の存在
片や 絶対的に勝てる群れで たった1匹を襲う醜さ
たった1人 この異世界に放りだされた男にとって
山猫に加勢するには充分すぎる理由であった
”カチャ シュンコーン カチャ”
”ターン”
”カチャ シュンコーン カチャ”
”ターン”
”カチャ シュンコーン カチャ”
”ハー ス―――― フッ”
”ターン”
機械的にチェィンバリング エイム ファイア 3発おきに息継ぎし息を止める
それを機械的に行う 2巡するまで
何が起こったか理解できない狼の群れ
それでも どんどん 同胞が死んでいく
その中で1匹は逃げ出し 3匹は川の対岸にいる男に向かい川を泳ぎ出す
”カチャ シュンコーン カチャ”
”ターン”
まずは逃げ出そうとした狼を優先
そして慣れた手つきでリュックから弾を取り出しライフルをリロード
”カチャ シュンコーン カチャ”
念の為 ライフルのチェィンバリングは終わらす
次に男はイーグルを取り出す
川を泳いでいる狼3匹
男の手にかかれば簡単に撃ち抜けるであろう が男は敢えてそれをしない
そして狼が川を泳ぎ切った瞬間
”ドン ドン ドン”
それぞれを撃ち抜く
これは男が狼の死体を川に流されるのを嫌った為 敢えて待っていたのだ
たった今 撃ち終えた狼3匹の死体を少し岸に引っ張り首にナイフを当て血抜き
食べるかどうかは後で考える
男 :「You!! Stay there!!(お前は そこに居ろ!)」
言葉が通じるはずもないが男は対岸の傷ついた山猫に向かって叫ぶ
そして男は家に向かって走る
救急箱、スポンジとバケツ タオル 消毒液、角ウサギの肉
そして騎士の鎧を 一式着こみ 武器になるもの
あと水筒もだ!
そして色々リュックに詰めていたらニョロっとシロ蛇が出てくる
シロ蛇がチロッと斑の蛇の毒をいれた入れ物を見ながら舌を出す
男 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
持って行くべきなんだろう 何か理由があるはずだ!
銃弾 ハンドハチェットとナイフ あと必要になるか判らないが斑の蛇の毒も持って
傷ついた山猫が居た森の川へと駆けだしていく
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