ハーミタリアン

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Romans 8:28 And we know

Day74 Bee Hive(蜂の巣)

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Day74 朝6時 ちょいすぎ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

”ぐきょーーう がぎょーーぐ ぐげあーーー がーーーー”

凄く変な鳴声を聞いて朝起きる
それはオレンジ色で赤みが掛かっているがまた日が上がり切っていない
眠い目をこすりながらも まー起きてしまったので仕方がない
餌やり、水やりなどの作業をする
ヤギの乳しぼりをやっておく
シロ蛇に餌をやり
そして馬が起き始めたので撫でながら放牧 ヤギも同じ
ポータブル電源の充電も開始する
その後 ソファーに横になり目をつぶ

***朝8時***
ブルーベリーの木を数本 新たに植え替える
距離的に馬小屋から離れるように
シャワーを浴び コーヒーを作り 
それをゆっくり飲み終えてから

さてと 北東だ!

水筒 リュック 銃火器
そして 白をメインとした服装 
虫取り網、のこぎり、ゴミ袋、クーラーボックス
全て準備ヨシ

男   :「Faith!!(フェイス!!)」

呼ばれて男の元へ駆けつけるシロ馬

男   :「We will get the beehive today(蜂の巣を取りに行くぞ)」
”ヒヒ―ン”

馬に跨り クーラーボックスを馬の背中に
一応ストラップがついているので落ちる事は無いであろうが

まず北の川へ そこから上流い行き 岩の出っ張りから
ジャンプして川を渡る
そこからひたすら上流へ向かう
川の反対側のルートは今回が初めてだ
途中 滝や沢があったら北ルートで迂回していく
暫くすると川幅が凄く広がる
ここは以前、大熊が魚を取っていた場所
暫く川沿いに進む
川幅が少しづつ狭くなり周りの土がごつごつした岩に変わっていく

昨日 あれから男は考えた
受粉をするには風だけでなく蜂の力なども必要になるであろう
ただし、クロ馬にとって蜂は天敵になりかねない
馬小屋を動かすのは難しい
その為に ブルーベリーの木を幾つか朝動かした
畑の花は大丈夫であろう
そして無理してハチミツを取る必要は無いが
1つ試してみた事が男にはあった
そのためにはハチの巣が必要であった

***数分後***
大熊の寝床 これは無視する

***1時間後***
ここから南側がブルーベリーの木
だったら。。。。

あった! ハチの巣だ

まずは離れたところでシロ馬から降りる
次に服装はほぼシロ
靴はシロ、ズボンはグレー服もシロ
そこに白いごみ袋をまとう様に足と腕に
頭には防護ネットがあればいいのだが
そんなものは無い
その為に帽子
そして顔と首と耳に虫よけスプレーを シュッシュ
周りに落ちている枝と葉っぱを集める

シャベルを持って蜂の巣の場所へ
ハチの巣の下に 小さな穴を掘る
そしてその周りを綺麗にする
これは山火事とかにならないように
そこに葉っぱと枝 そして家から持ってきた古新聞を数枚
永久マッチで火をつける
付けた後はしばらく離れた所から様子を見る
ハチの巣が煙で燻されて行く

***2分後***
蜂がわんさかと出てくる

***5分後***
蜂の出が少なくなる

最初は虫取り網でトライしたが虫取り網が途中までしか入らない
仕方がないので木に登ってゴミ袋でハチの巣を覆う
が問題がある
ハチの巣を覆う音は出来たが 木から外す事は出来ない
蜂の巣が がっつり 木にくっついている
最悪 上の部分を壊せばいけるだろうが
男はその為にのこぎりを持ってきている
のこぎりで気の接着部分を切り取る

スポッ

ゴミ袋の取っ手部分を持っていっため 問題なくハチの巣を回収できる
が、ハチがゴミ袋の中を飛んでいるのが解る
その為、今度は下からではなく 上からもう一枚ゴミ袋でハチの巣を覆う
それで出来た物をクーラーボックスに入れる

***10分後***
もう1つの蜂の巣も無事にとる事が出来る

クーラーボックスがしっかりと閉じたのを確認してから家路へ

たかがハチの巣を取る為に往復2時間近くかかっている
車で10分のスーパーで5ドルで買えた頃が懐かしい
嵩張る物を持ちながらの馬
帰り道も時間を掛けながらなんとか帰宅

男   :「Thank you Faith(ありがとう シロ馬よ)」

シロ馬にブルーベリーを食べさせる
さてと
男はクーラーボックスから取り出したハチの巣入りのゴミ袋を
冷凍庫にそのまま入れる

そして鳥小屋 ヤギ小屋 馬小屋の糞などの掃除
そして畑を見てみる
ジャガイモはそろそろ収穫できそうだ
トマトは相変わらずいい感じだ

***数時間後***
ハチの巣を取り出す
完全に凍ってはいない
が中にいるハチが冬眠でもしたかのように動かないでいる
蜂はそんなにいない
ツールボックスからピンセットを取り出し生きている蜂の針を抜いていく
そして針を抜いた蜂は外に放してやる

次にロウの部分
これは蝋燭とかに使えるらしいが電池がある限り必要な
電池ランタン しかもポータタブル電源と充電池もあるから問題ない

蜜の部分 これは後で熱して消毒してからパンケーキにでも塗る予定だ
そして男が求めていたのが幼虫
数十匹はジップロックへ

これは明日にでも釣りに使う予定だ

魚の内臓を食べない男にとって餌の幼虫は問題ない
まー 蜂の幼虫は食べれるらしいが そこまで食べ物に問題は無い
そして男が1番試したかった事
男はハチの巣のレイヤーを幾つか持って鳥小屋へ
鶏やヒヨコはハチの巣が大好物なのは知っている

ドードーはどうなのだろうか?

鶏やヒヨコと違って嘴が三角柱ではなく鎌みたいになっているが
はたして食べるのか?
幾つか置いてみる
そしてタブレットで録画開始

***1分後***
ハチの巣に気づく

***2分後***
ハチの巣を明らかに認識している

***4分後***
1匹がなんかつついてる
そしてハムハム
そしたら残りの鳥もつつき始める
ただし つつく勢いが強い

”バリ バリ ゴリ バリ”

巣が無残にも砕かれて行く
そしてあれよあれよ という間に 巣が無くなっている
美味しかったのか どうかわからないが
残りの巣も バリ バリ とどんどんつつき始めている

一度ガレージに戻って 残りの蜂の巣を持ってくる
そして それを 鳥小屋に置いた瞬間

”バリ バリ ゴリ バリ”
”バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ”

凄い勢いで鳥小屋内の全ての鳥が集まってくる
先程とはうってかわり ほんの数秒でなくなった

男   :「。。。。。。。。。。。。」

蜂の巣が好きなのか?
蜂の巣の中身がすきなのか?
幼虫をあげてみるか?

ガレージに戻り ジップロックを持ってくる
釣りの餌にしないで手であげてみるか?
グローブをした手に幼虫を乗せてみる

”つかつかつか ペロ つかつかつか”

器用に幼虫だけ取っていった
鳴声は酷いが意外と愛くるしいな

男   :「。。。。。。。。。。。。」
”つかつかつか ペロ つかつかつか”

男   :「。。。。。。。。。。。。」
釣りの餌は他のにしよう
男はそれぞれの鳥に幼虫 全てを与えるのであった



日が沈んでいく

明日はジャガイモの収穫
あと 釣りだ
大熊が魚を取っていた上流
ショウガがある当たりのレインボートラウトの取れた中流
そして でっかい アレがいる湖
それぞれの場所で釣りをしてみたい

餌は蜂の幼虫がなくなった為 シーチキンとルアーで行く予定である
あとは 南側の崖
あわよくば ヤギがもう数匹いるのではないか?
ヤギを手に入れたら蛇がでそうな気がするが

あとは 鹿
驚くほど鹿の遭遇率が低い
やはり山猫に食べられてしまっているのか?
でもコヨーテと森の主が居なくなった分
このエリアに来ても問題ないが
まー 来たら来たで繁殖されても困るからガンガン狩りとる予定だが

そんな事を考えながら男はエールを飲み月を眺めているのであった





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