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Romans 8:28 And we know

Day64 Shopping(買い物)

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Day64 正午 ちょいすぎ the 3rd tour 村唯一の商店
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

店主  :「いらっしゃーい」
男   :「Howdy(こんにちわ)」

男は言葉が解らないが挨拶をしながら店へ

店主  :「おー 団体様だ どうしたお前達」
村の少年:「ねー このおじさん が全員に焼き串おごってくれたんだ」
店主  :「へー 」
村の少年:「あと このおじさん お金 一杯 持ってるから」
店主  :「そいつは嬉しいね
      奇妙な服を着ている 東の国から来た貴族かなんかか?」
村の少年:「多分。。。言葉 通じないからそうなのかも」

子供と店の主が話しているのを後目に 店の中を歩いて行く

店の片側がいわゆるハードウェアストア
農耕用の器具やら服やら革袋やらが色々おいてある
反対側がいわゆるグローサリーストア
果物や野菜 等が色々おいてある
そして主の後ろには香辛料などが置いてある
多分値段が高いのであろう わざわざ手に取れない場所に置いてあるのだから

男はまずは皮の手袋を指さし

男   :「How much is this?(これ幾ら?)」

そして男は小袋を少年に見せる

村の少年:「皮の手袋って銅貨1枚だったっけ?」
店主  :「銀賎7枚だよ」 そう店主が答える

男は小袋を見てお金が充分 足りるのを確認し
子供達と青年にそれぞれを選ばせる
そして銅貨を10枚主の前のカウンターに置く
そしたら主が3枚返してくる

男   :「Ok, leave it for now(とりあえず置いておいて)」

手袋を買って貰った子供達は喜んでいる
その子供達を掻き分け 男は靴を探し始める
子供の内3人が裸足で有る為 草で出来ている靴を3つとって渡す
そして男がカウンターの銅貨を指さすと
店の主が2枚銅貨を取り 銀賎を数枚代わりに置く

次に男が食べ物エリアへ

男   :「How much is this?(これ幾ら?)」

男はリンゴのタルを指さす

店主  :「リンゴは銀賎1枚」 店の主が銀賎1枚を取り男に見せる
男   :「No, I want whole thing, how much is this?(全部で幾ら?)」
男はタルをくるくる指さす

店主  :「ん? 何だい?」
村の少年:「おじさん リンゴ全部買いたいんだって」
店主  :「全部か!?」

男はタルをくるくる指さし続ける

店主  :「えーと40個近く入っていたな」

店の主が銅貨と指を4本

男   :「This one too(この樽も)」男は 樽をグーで2回叩く 
店主  :「えーと樽を含めてか。。。だと銅貨5枚でどうか?」

男は小袋を見せ 少年がカウンターに銅貨を追加する
そして青年に呼んで持っていくように

男   :「You can leave it for now (まだ買い物途中だから置いておいて)
       but I need you to carry it (でも後で運んでもらいたい)」

タブレットで皆で持っていく絵 そして青年のタルにはリンゴを書く
青年が頷く
そして店にある ニンジン、玉ねぎ、ニンニク
良く分からないフルーツや野菜などを木箱や樽ごとガンガン買っていく
そして それぞれの子供に指示していく

男   :「Do you have ale?(エールはあるかい?)」

男はコップから飲んで酔っ払う仕草をする

店主  :「悪いな お酒は北の街かその北の都市なんだよな
      飲みたいなら北の街に酒場があるし」

店の主人は北を指さしながら首を振る

男   :「OK How much is that?(そいつは幾らだい?)」

男は店の主人の後ろに置いてあるガラスの瓶を指さしながら訊く

店主  :「これは塩、これは砂糖、これはコショウ、これは香辛料」

男はそれぞれの値段を聞いていく
そして少年に小袋を見せるが首を振られる
男はリュックから別の銀貨の入った小袋 
あと ポケットから金貨を出す

店主  :「こいつは驚いた
      この村で金貨を見るのは本当に久しぶりだ」

そして男は砂糖と塩と胡椒と香辛料
それを革袋に入れてもらい またカチンとガラス容器を叩き
砂糖と塩が入っていた容器も購入
店の主もはじめはガラス容器を売るのを渋っていたが
金貨に対する銀貨のおつりが足りない為 売る事を決める
後日 北にある街に買いに行けばいいのだから

男   :「I think we are done here(こんな所かな)」
店主  :「また来ておくれよ」

そうして色々買った後 子供達と青年に色々持たせ
男は付いて来るように言う
そして 残り数十メートルの所で

”ガチャン”

少女の1人がガラスに入った香辛料を落としてしまう
ただでさえ高価なガラスの瓶を割ってしまった
青ざめて泣きそうになる少女に

男   :「It's OK(大丈夫だから)」

男は髪をくしゃくしゃ撫でて問題ない事を言う
正直なところ少しだけ悔しい思いはあった
折角 手に入りかけていた香辛料
が 言葉は通じないが人と話せた今日という日に
悪い気分を入れて台無しにしたくない

そして再び歩こうとしたが

細い少年:「これ上の方は大丈夫なんじゃ」

子供の一人が割れたガラスから塩を取ろうとして

男   :「NO!(やめろ!)」

男は少し強めに言って止める
そしてタブレットに 割れたガラス、 喉が傷つく、そして 死んじゃう
その3つの絵を描きながら説明
子供達が理解したのかは分からないが 男は足でガラスを蹴って砂と混ぜて道の端へ

そして再び歩きだす

***数分後***
2匹の馬と荷車の場所へ到着
男は子供達と青年から物を受け取り荷車に
男は馬を撫でながらニンジンとリンゴを食べさせる

そして指を2本さして
物を食べる動作 あと お駄賃の絵を描く
まずは子供全員に片手を出すように
そして それぞれの子供に銀賎10枚づつ渡していく
普段 丸一日頑張ってもらえるのが銀賎1枚がやっとのこの村
それがたった1回の対価で銀賎10枚

余りの多さに喜ぶ子供達

ただ ガラスの瓶を落として割ってしまった少女が銀賎を男に返そうとする
男は少女の手を包み込んで銀賎を握らせて

男   :「Keep it OK(いいから 貰っておけ)」

そう優しく話しかける

村の少年:「この貴族のおじさんが くれるって言うんだから貰っておきなよ」
別の少年:「そうだよ 銀賎10枚なんて滅多めったに貰えないんだから」

そう言って銀賎を貰わせる
次に男は3つの絵を地面に描く

ウサギ、鹿、クマ

そしてウサギは頭に指1ッ本
鹿は頭に両手で指5本づつ
クマは両手を挙 ”げうあーー” と叫ぶ真似

男   :「Which one do you want?(どれがいい?)」

そして子供に選ばせてから両手にウェットティッシュで手を拭わせてから
選んだ動物の肉の燻製を数個渡していく
そして男も燻製肉を食べる
子供達も喜んでいるっぽい
ただジップロックから干し肉を取るとき なんか叫んでいたが。。。

村の少女:「ねー おじさん このウサギって」

ウサギの絵を指さしてくるので 荷車にある角ウサギを見せる

村の少年:「ちょっと待って おじさん これ 角ウサギなの?」
別の少年:「普通のウサギじゃなくて?」
村の少年:「じゃー この鹿は?」

何を言っているか判らないが鹿の絵を指さしているので
タブレットで鹿の毛皮の写真を見せる

村の少年:「ちょっと待って! これって東の森にいる鹿じゃない?」
村の青年:「いやいや そんな事ないだろ」
村の少年:「いやでもこの角の立派さ 絶対に東の森の奴だよ!」
村の青年:「あの森に入って生きて帰れる人はいないんだ」
村の少年:「でも このおじさん角ウサギ 狩ってるし」
村の青年:「角ウサギは森のハズレに偶にいるから 罠で狩れるだろ」

子供達が わちゃわちゃ しているのを水筒からコーヒーを飲んで
もぐもぐ干し肉を食べながら聞いている 言葉は分からないけど

そしたら少女が
村の少女:「じゃー この熊は?」 地面の絵を指さして聞いてくる

男はジャーキーを指さす

細い少年:「いや それは分かってるんだけど」

男は大熊のジャーキーを全員に数個あげながら
タブレットで大熊の写真 大熊が川で魚を取っているところを見せる

全員  :「。。。。。。。。。。。。。」

騒いでいた子供達が急に静かになる

***数秒後***
焼き物屋で買い物を手伝ってくれた少年と青年が話し出す

村の青年:「なぁ。。。これって 森の主だよな?」
村の少年:「いや。。。でも」

男はタブレットの画面をスライドして
ドヤ顔、そしてその後ろにガレージの壁を包み込むぐらいの大きな熊の毛皮
の写真を映し出す

少年と青年が口を開けたまま
そして手に渡された干し肉を見る
沈黙している子供達
男は自分を指さし そして森を指さす

村の少年:「森の賢者様だーー!!!」

少年が大叫びをする
が 男は何を言っているか判らない

村の青年:「角ウサギ、大鹿、森の主、ガラスの奇妙な石板、
      曲がるガラス(ジッププロックの容器の事)に入れた干し肉
      貴族なんかじゃない!
      賢者様だー! 森から来た賢者様だー! 森の賢者様だーー!!」

そして子供数人が叫びながら村へ走っていく
残ったのは青年と おどおど してた少女のみ

男   :「You want some more?(もうちょっと食べる?)」

そして干し肉の残りを指さす
少女と青年は首を縦に振り 残りの干し肉を貰うのであった





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