59 / 103
Romans 5:1 Therefore being justified by faith
Day36 Fox in the henhouse(鶏小屋のキツネ)
しおりを挟む
Day36 朝8時半 ちょいすぎ 第二回遠征予定
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
まず 朝 コーヒーを作る
コーヒー入りのカップを片手に ポータブル電源をガレージからだして充電開始
風呂場に行く
生暖かいシャワーを浴び 眠気をなんとか取り払う
シロ蛇にエサ そして馬屋の掃除と水
その後 EdgewaterとFaithの2匹の馬を野に
BeamerとCharlieには荷車を引いてもらう
前日から準備していたもの
銃火器と兵隊から奪った大き目のテントと自分用のテント
干し肉とタブレットとドローン
スマホとサーモ用のカメラ
あとは念の為エールの入っていた樽やバケツなどの容器
安物のワインも幾つかこの際 飲もうと思う
そして騎士達から奪った金銭
あと念の為 青く鈍く光る鎧も
馬の用途は決まっている
クロ馬のEdgewaterは森
シロ馬のFaithは野原
Faithのシロは森には適さない
そして この2匹は体系から走る事に特化している
そして荷車を使う場合はBeamerとCharlie
今回は荷車なのでEdgewaterとFaithに多めの餌を置いて置く
***昼***
男 :「I will come back tomorrow or day after K?
(明日か明後日には戻ってくるから いいな?)」
撫でながら2匹にそういい ブラシをかけた後出発
森を右側に 野原経由でひたすら西を目指す
全く代わり映えのしない景色
左は野原 そして3~4マイル先に赤土の崖
右は森
大体時速7マイル いや もうちょっと早いかな
人間が走るより速いが
自転車だったら 多分自転車の方が早いかな
1時間 経ったので充分な休憩
それを繰り返し午後3時には森の終わりの場所へ
南側は相変わらず野原の先に崖
西側 前方には野原の先に林と湖 そして崖。。。あれ 湖があるっぽい
ただ、北側は違った
森の木がある場所に馬と荷車を止める
そしてドローンを北側に飛ばす
それは歪な村であった
正確には東側は村 西側は大きな砦である
もともと村で 人が居る場所で
手に入れた通貨でなにか買い物をしようと考えていた
が
砦があるなら話は別だ!
何故なら自分の事を襲った騎士達が居るからだ!
ただ砦の大きさに反してあまり騎士の数は多くない
いや建物の中に居るのかもしれないが
この砦は男が観察したように 余りこの時 人は居なかった
パレスガードの長と剣の長を含めた討伐隊を男は既に戦った後で有り
また約半数は北の街(後にワイズと命名)に行っていたからだ
そんな事は男は知らなかったが それでも人数が少ないのは確か
男はドローンを戻し荷車から大き目のテントを取りだし、作成する
そしてその中に自分のテントを作成
これなら布1枚とはいえ 獣に襲われた時
こちらが態勢を整えるのに時間が有る為対応が出来ると考えていた
そして天幕を作り 馬をそこに居るようにする
角ウサギとかなら対応できないだろうが雨はしのげる
大き目のテントがもう1つあれば馬用のテントに出来るのだが
馬にブラシをかけ、餌をやり、軽く周りを歩いてみる
角ウサギの巣や、どう猛な動物はいないっぽい
ぽいだけで実際いたらアレなんだが
早めの夕飯を取る
日が沈んでいく
言葉は伝わらないだろうが馬に休むように言う
そして男は眠くないのを無理して目を閉じるのであった
数十年前 学校 カウンセラー室
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
叔父さん:「はははははは やり返したか
良くやり返した
偉いぞーー 偉いぞおーーー」
***1日前***
元々はちょっとした些細な口論
それからの喧嘩だった
ただ 若かりし男の想定外は相手が3人で同時にかかってきた事だ
相手は自分よりも体が大きい
なので1対1の正々堂々を想定したが 実際は3対1
反撃などもする事は出来ず
唯一とれた行動は体を丸める事だけ
無抵抗な子供
それでも容赦なく蹴る殴るをしてくる3人の生徒
フルボッコにされ 全身が痣だらけ
叔父さんに泣きながら悔しいと言う
叔父さん:「よく喧嘩で殴られて殴り返したら
お相子とかいう下種がいるが
そんな奴の話は耳を向けなくていい
相手が攻撃してきてこちらが対応
野球でいう1回の表だ
次はこっちが奇襲して相手が対応
それで初めてイーブンだ
ただし 今回は相手が3対1というズルをしてきた
なら それ相応の対応をしないとな
そして今度はこっちの番だ
遠慮しないで急襲してやれ!」
そしてその日の夜 叔父さんは知り合いの警察に連絡
写真と調書をとってもらう
また地元の町医者へ行き 念ためレントゲンなども
また 確実に勝つ方法を叔父さんから子供だった男は教えてもらった
叔父さんが昔 ローロー (ヨーヨーのボール番)を奪われた時にやった方法らしい
***次の日***
次の日 スクールバス
学校に行くきスクールバスに乗る
昨日の体の大きい奴が奴が男の後ろの席へ
そして どんどん と 椅子の背中を ニヤニヤしながら叩いている
***10分後***
そして学校に到着
生徒たちが 順番にスクールバスから降りる
そして 一回り大きい生徒が荷物をとってスクールバスの数段ある階段を降りる時
”ドガッ”
子供だった男は体の大きい生徒のリュックを蹴り倒す
”どばっ”
体の大きい生徒とは階段から蹴り倒される
体の全面に来る思いっきり転んだ時と同じ痛み
ただ それ以上に何が起きたか理解できない僅かなパニック
ほんの数秒の空白
男は馬乗りになり ひたすら 一回り大きい生徒の顔を叩き続けた
殴るのではなく 両手を握りこぶしでハンマーの様に叩きつける
それを繰り返し 繰り返し 繰り返し 繰り返し
それを何度も 何度も 何度も 何度も
***数分後***
泣きわめく大きい生徒から引き離され
子供だった男は 大きい生徒と共にカウンセラー室へ連れていかれる
カウンセラーと先生の大人二人 そして 大きい生徒と男の子供二人
それぞれに親の電話番号を訊いてくる
相手側の親が呼び出される
子供だった男は親の電話でなく叔父さんの電話番号を伝える
***10分後***
相手の親が来る
こっちを罵倒してくる
それに先生やカウンセラーも加わる
先生 カウンセラー そして相手の両親 大人4人対 子供1人
だが それも叔父さんが部屋に入ってくるまでだった
***5分後***
叔父さん:「はははははは やり返したか
良くやり返した
偉いぞーー 偉いぞおーーー」
相手の親:「ちょっと ウチのお怪我してるのよ!!」
叔父さん:「それがどうした!!」
相手の親:「どうしたって」
叔父さん:「それで 今日は何の用だ?」
相手の親:「お宅の子供が ウチのかわいい子に怪我をさせたのよ!!」
叔父さん:「俺はそこにいる学校関係者に訊いている」
先生 :「バスの階段からけり落して
一方的に殴ったと聞いています
その事についての話し合いです」
叔父さん:「なんだそれ? お前 ふざけてんのか!!??」
相談員 :「話し合いの余地があれば停学は避けられたでしょうが
これではねーー」
叔父さん:「お前ら何か 勘違いしてるだろ!!!」
相談員 :「どういう意味です」
叔父さん:「まず この会話は録音してるからな」
全員 :「。。。。。」
そう言って パナソニック製の小型テープレコーダを出す
叔父さんは大の日本贔屓だ!
叔父さん:「昨日 この学校でリンチが行われた」
先生 :「リンチ!?」
相談員 :「リンチ。。。いや 子供の喧嘩ですよね?」
リンチは喧嘩とは違いとても大きい意味を持つ
そこに すかさず カウンセラー が反応した
叔父さん:「そこにいるバカが 3人でフルボッコにしたんだよな!」
全員 :「。。。。。」
叔父さん:「昨日の夜 警察 呼んで 写真と調書は終わっている
地元の病院にいって医者からの診断も受けている
骨にひびが入っていたそうだ ひびが!!」
全員 :「。。。。。」
因みに叔父さんと医者との話し合いで書かれた骨のヒビ
これは日常生活でも普通に起きる
マラソンをしただけでも小さいヒビが入る
そして それがすぐ直り骨が強くなる
だから 折れたり 砕けたりしない限りそこまで問題は無い
が そんな知識をここに居る大人たちは持ち合わせていなかった
叔父さん:「学校と お前らを訴える用意が出来ている
お前も含めてだよ」
相談員 :「え? 私は今回の件に関わってないですし」
叔父さん:「お前さー さっき 一方的に 停学 とか言ってきたよな?」
相談員 :「。。。。。。。」
叔父さん:「先生 あんたはどうなんだよ!」
先生 :「いや 私も昨日 そんな事があったなんて知りませんでした」
叔父さん:「知らないじゃ 話にならねーんだよ!!
ベイビーシッターを雇って それで子供が怪我したら
シッターかその親が訴えられる
子供を預けた学校
子供の安全を守らずに 3対1のリンチ
そしてリンチされたほうを停学だーー
お前ら舐めてんのか!!!!」
全員 :「。。。。。」
叔父さん:「Everybody gets one chance from me(俺は1度だけ許す事にしている)
今日はその事の話し合い
そいつと そこの教育に失敗したバカ親達が謝ってくるんだったら
こっちも無理して大げさに取り合わず
子供たちの喧嘩で処理してもいいかなと思ったんだがな
こりゃ 親と先生とカウンセラー 全員 訴ったえなきゃダメだな」
全員が子供だった男を罵倒し
そいつらは それが当然だと思っていた
そして男の両親が着て こいつらに謝るのが当たり前だと思っていた
ペッキング 鶏が鶏小屋で1番 弱い鶏をひたすらつつく行為
問題は叔父さんは弱い鶏ではなく狐であった
鶏小屋に現れた狐 完全なる捕食者
叔父さんは汲み取る事が出来ない
それよりも 自分たちの仕事を完全に脅かす存在
先生のライセンス カウンセラーのライセンスが奪われたら仕事が無くなる
しかも警察も交えでの裁判
そして 裁判になったらその可能性が凄く高い
が 叔父さんは この大人2人に逃げ道を残していた
ペッキング 鶏が鶏小屋で1番 弱い鶏をひたすらつつく行為
先生とカウンセラーがターゲットを子供だった男から 体の大きい生徒に移す
自分達の保身の為に 完全なる手のひら返し
そして 大きい生徒の両親も 叔父さんの迫力に負け何も言えず
***10分後***
3対1で襲った事を学校は知らなかった
悪いのは大きな生徒と その仲間二人である
学校側は相手の親を逆に窘める事に
叔父さん:「まー そいつは既にやり返したって事で ちゃらだけど
残り2人に対する学校の対応はどうなんだよ?
まさか リンチした人間に お咎めなしなんて教育してねーよな?」
先生 :「あのーーー どうすれば?」
叔父さん:「けつ叩き30回 やるかやらないかはそっちで決めな
あと アメリカ人は身を守る権利がある
あとで銃の使い方教えてやる」
男 :「叔父さん 本当?」
先生 :「ちょっと 銃なんて。。。」
叔父さん:「おめーら なに
家族のプライベートの会話 盗み聞ぎしてんだ!!!」
全員 :「。。。。。」
明らかに聞こえるように会話をして
聞こえた相手を それを盗み聞きと 怒鳴りつける
でも 相手は反応できず
何故なら既に この部屋での順位 格付け が決まっているから
叔父さん:「こいつは 勉強の為にこの学校に来てんだよ
授業に戻すけど問題ないな!」
先生 :「えーーと」
叔父さん:「ねーーーよな!!」
相談員 :「はい」
本来なら男の親が来て
罵倒されながら 思いっきり謝るのを期待していた 大人達
それが全然違う展開に
そして学校側の対応は早かった
今と違ってやれ 体罰だ とかがなかった時代
そして アメリカには Spanking Paddleというケツ叩き専門の道具がある
クリケットのラケットのような形をしているが 大きな違いがある
それは ラケットの所々に穴が開いている事
普通に振り回すと空気抵抗でうまくシリを叩く事が出来ない
が 板に穴があると空気抵抗が和らぎ 振り上げた腕を時計回りに
滑らかに動かし 躾される相手のシリを バシッ と叩く事が出来る
”ひゅん ひゅん”
素振りをした時に奏でられる独特の音
痛みの伴う音 無抵抗に痛めつけられる音
正しく これから凄く痛いが来る その前奏
それは子供時代のトラウマであり 叩かれた事のある人は
大人になってもその音で お尻がきゅっと なるらしい
そして 大きい生徒と共に男を殴るけるした残りの2人
彼らは10回づつ 本気でケツ叩きでシリを打たれ 更に2日間の停学
先生が30回は子供では耐えられない と 10回に減刑
それでも たった1回でも泣き喚くぐらい痛い それが10回
そして足りない20回分を2日間の停学に
叔父さんは 仕方がねーなーと上から目線で電話で学校と話したらしい
学校の帰りスクールバスではなく叔父さんがピックアップしてくれた
ただ そのまま帰らないで
ダイナーへ アメリカンで簡易で安価なレストラン
目玉焼きとベーコンのセットからマカロニアンドチーズ等
色々とメニューが豊富だが この日 叔父さんと頼んだのが
バナナスプリット(バナナを割って間にアイス3種 その上にクリーム)
レモンクリームパイ あと ピーカンナッツパイ
その豪勢で大量な甘ーいお菓子
それらをダイナーで2人でシェアしてから
射的場へ
銃の安全性の説明をこれでもか! というぐらいしてから数発のみ
これ以上は映画に遅れてしまうから また明日なと
そして映画館へ
アクション映画を観に行き その後 家に送ってくれた
その時の車の中で叔父さんは言った
叔父さん:「映画とかで
復讐は何も生まない とか
復讐は負の連鎖を生む とか
本当にゲスの言い分だよな
あれ 相手を舐めてんだよ!
こっちが復讐してスッキリ
そして相手の親戚とか子供が復讐しに来たら
そいつらに 言えってんだ! 復讐は何も生まない! ってよ
なんで こっちが我慢しねーと いけねーんだよ
舐めやがって
覚えておけ
偉大なるスポーツの野球
あれは 1回の表 相手の攻撃とこっちの対応
そして 1回の裏 こっちの攻撃と相手の対応
それで初めて公平なんだって事を」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
やられたら反応してやり返す
騎士団が男の家を襲い同胞であるコヨーテを殺した
そして男は森にいる騎士団を壊滅させた
やり返したからチャラ それはゲスの言い分だ
1回の表 騎士団が男の家を襲い同胞であるコヨーテを殺した
対応として男は森にいる騎士団を壊滅させた
1回の裏 男は騎士団の砦を急襲しようとする
複数 しかも背後から切りかかってきた卑怯者ども
だからこっちも奇襲をかける
ただし 相手は多いだろう
だから あいつらが寝静まってからだ!!!
さー 対応してみろ こっちを殺してみやがれ
でもなー ただじゃ 殺されねーぞ!!
少なくとも男はそう思っていた
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
まず 朝 コーヒーを作る
コーヒー入りのカップを片手に ポータブル電源をガレージからだして充電開始
風呂場に行く
生暖かいシャワーを浴び 眠気をなんとか取り払う
シロ蛇にエサ そして馬屋の掃除と水
その後 EdgewaterとFaithの2匹の馬を野に
BeamerとCharlieには荷車を引いてもらう
前日から準備していたもの
銃火器と兵隊から奪った大き目のテントと自分用のテント
干し肉とタブレットとドローン
スマホとサーモ用のカメラ
あとは念の為エールの入っていた樽やバケツなどの容器
安物のワインも幾つかこの際 飲もうと思う
そして騎士達から奪った金銭
あと念の為 青く鈍く光る鎧も
馬の用途は決まっている
クロ馬のEdgewaterは森
シロ馬のFaithは野原
Faithのシロは森には適さない
そして この2匹は体系から走る事に特化している
そして荷車を使う場合はBeamerとCharlie
今回は荷車なのでEdgewaterとFaithに多めの餌を置いて置く
***昼***
男 :「I will come back tomorrow or day after K?
(明日か明後日には戻ってくるから いいな?)」
撫でながら2匹にそういい ブラシをかけた後出発
森を右側に 野原経由でひたすら西を目指す
全く代わり映えのしない景色
左は野原 そして3~4マイル先に赤土の崖
右は森
大体時速7マイル いや もうちょっと早いかな
人間が走るより速いが
自転車だったら 多分自転車の方が早いかな
1時間 経ったので充分な休憩
それを繰り返し午後3時には森の終わりの場所へ
南側は相変わらず野原の先に崖
西側 前方には野原の先に林と湖 そして崖。。。あれ 湖があるっぽい
ただ、北側は違った
森の木がある場所に馬と荷車を止める
そしてドローンを北側に飛ばす
それは歪な村であった
正確には東側は村 西側は大きな砦である
もともと村で 人が居る場所で
手に入れた通貨でなにか買い物をしようと考えていた
が
砦があるなら話は別だ!
何故なら自分の事を襲った騎士達が居るからだ!
ただ砦の大きさに反してあまり騎士の数は多くない
いや建物の中に居るのかもしれないが
この砦は男が観察したように 余りこの時 人は居なかった
パレスガードの長と剣の長を含めた討伐隊を男は既に戦った後で有り
また約半数は北の街(後にワイズと命名)に行っていたからだ
そんな事は男は知らなかったが それでも人数が少ないのは確か
男はドローンを戻し荷車から大き目のテントを取りだし、作成する
そしてその中に自分のテントを作成
これなら布1枚とはいえ 獣に襲われた時
こちらが態勢を整えるのに時間が有る為対応が出来ると考えていた
そして天幕を作り 馬をそこに居るようにする
角ウサギとかなら対応できないだろうが雨はしのげる
大き目のテントがもう1つあれば馬用のテントに出来るのだが
馬にブラシをかけ、餌をやり、軽く周りを歩いてみる
角ウサギの巣や、どう猛な動物はいないっぽい
ぽいだけで実際いたらアレなんだが
早めの夕飯を取る
日が沈んでいく
言葉は伝わらないだろうが馬に休むように言う
そして男は眠くないのを無理して目を閉じるのであった
数十年前 学校 カウンセラー室
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
叔父さん:「はははははは やり返したか
良くやり返した
偉いぞーー 偉いぞおーーー」
***1日前***
元々はちょっとした些細な口論
それからの喧嘩だった
ただ 若かりし男の想定外は相手が3人で同時にかかってきた事だ
相手は自分よりも体が大きい
なので1対1の正々堂々を想定したが 実際は3対1
反撃などもする事は出来ず
唯一とれた行動は体を丸める事だけ
無抵抗な子供
それでも容赦なく蹴る殴るをしてくる3人の生徒
フルボッコにされ 全身が痣だらけ
叔父さんに泣きながら悔しいと言う
叔父さん:「よく喧嘩で殴られて殴り返したら
お相子とかいう下種がいるが
そんな奴の話は耳を向けなくていい
相手が攻撃してきてこちらが対応
野球でいう1回の表だ
次はこっちが奇襲して相手が対応
それで初めてイーブンだ
ただし 今回は相手が3対1というズルをしてきた
なら それ相応の対応をしないとな
そして今度はこっちの番だ
遠慮しないで急襲してやれ!」
そしてその日の夜 叔父さんは知り合いの警察に連絡
写真と調書をとってもらう
また地元の町医者へ行き 念ためレントゲンなども
また 確実に勝つ方法を叔父さんから子供だった男は教えてもらった
叔父さんが昔 ローロー (ヨーヨーのボール番)を奪われた時にやった方法らしい
***次の日***
次の日 スクールバス
学校に行くきスクールバスに乗る
昨日の体の大きい奴が奴が男の後ろの席へ
そして どんどん と 椅子の背中を ニヤニヤしながら叩いている
***10分後***
そして学校に到着
生徒たちが 順番にスクールバスから降りる
そして 一回り大きい生徒が荷物をとってスクールバスの数段ある階段を降りる時
”ドガッ”
子供だった男は体の大きい生徒のリュックを蹴り倒す
”どばっ”
体の大きい生徒とは階段から蹴り倒される
体の全面に来る思いっきり転んだ時と同じ痛み
ただ それ以上に何が起きたか理解できない僅かなパニック
ほんの数秒の空白
男は馬乗りになり ひたすら 一回り大きい生徒の顔を叩き続けた
殴るのではなく 両手を握りこぶしでハンマーの様に叩きつける
それを繰り返し 繰り返し 繰り返し 繰り返し
それを何度も 何度も 何度も 何度も
***数分後***
泣きわめく大きい生徒から引き離され
子供だった男は 大きい生徒と共にカウンセラー室へ連れていかれる
カウンセラーと先生の大人二人 そして 大きい生徒と男の子供二人
それぞれに親の電話番号を訊いてくる
相手側の親が呼び出される
子供だった男は親の電話でなく叔父さんの電話番号を伝える
***10分後***
相手の親が来る
こっちを罵倒してくる
それに先生やカウンセラーも加わる
先生 カウンセラー そして相手の両親 大人4人対 子供1人
だが それも叔父さんが部屋に入ってくるまでだった
***5分後***
叔父さん:「はははははは やり返したか
良くやり返した
偉いぞーー 偉いぞおーーー」
相手の親:「ちょっと ウチのお怪我してるのよ!!」
叔父さん:「それがどうした!!」
相手の親:「どうしたって」
叔父さん:「それで 今日は何の用だ?」
相手の親:「お宅の子供が ウチのかわいい子に怪我をさせたのよ!!」
叔父さん:「俺はそこにいる学校関係者に訊いている」
先生 :「バスの階段からけり落して
一方的に殴ったと聞いています
その事についての話し合いです」
叔父さん:「なんだそれ? お前 ふざけてんのか!!??」
相談員 :「話し合いの余地があれば停学は避けられたでしょうが
これではねーー」
叔父さん:「お前ら何か 勘違いしてるだろ!!!」
相談員 :「どういう意味です」
叔父さん:「まず この会話は録音してるからな」
全員 :「。。。。。」
そう言って パナソニック製の小型テープレコーダを出す
叔父さんは大の日本贔屓だ!
叔父さん:「昨日 この学校でリンチが行われた」
先生 :「リンチ!?」
相談員 :「リンチ。。。いや 子供の喧嘩ですよね?」
リンチは喧嘩とは違いとても大きい意味を持つ
そこに すかさず カウンセラー が反応した
叔父さん:「そこにいるバカが 3人でフルボッコにしたんだよな!」
全員 :「。。。。。」
叔父さん:「昨日の夜 警察 呼んで 写真と調書は終わっている
地元の病院にいって医者からの診断も受けている
骨にひびが入っていたそうだ ひびが!!」
全員 :「。。。。。」
因みに叔父さんと医者との話し合いで書かれた骨のヒビ
これは日常生活でも普通に起きる
マラソンをしただけでも小さいヒビが入る
そして それがすぐ直り骨が強くなる
だから 折れたり 砕けたりしない限りそこまで問題は無い
が そんな知識をここに居る大人たちは持ち合わせていなかった
叔父さん:「学校と お前らを訴える用意が出来ている
お前も含めてだよ」
相談員 :「え? 私は今回の件に関わってないですし」
叔父さん:「お前さー さっき 一方的に 停学 とか言ってきたよな?」
相談員 :「。。。。。。。」
叔父さん:「先生 あんたはどうなんだよ!」
先生 :「いや 私も昨日 そんな事があったなんて知りませんでした」
叔父さん:「知らないじゃ 話にならねーんだよ!!
ベイビーシッターを雇って それで子供が怪我したら
シッターかその親が訴えられる
子供を預けた学校
子供の安全を守らずに 3対1のリンチ
そしてリンチされたほうを停学だーー
お前ら舐めてんのか!!!!」
全員 :「。。。。。」
叔父さん:「Everybody gets one chance from me(俺は1度だけ許す事にしている)
今日はその事の話し合い
そいつと そこの教育に失敗したバカ親達が謝ってくるんだったら
こっちも無理して大げさに取り合わず
子供たちの喧嘩で処理してもいいかなと思ったんだがな
こりゃ 親と先生とカウンセラー 全員 訴ったえなきゃダメだな」
全員が子供だった男を罵倒し
そいつらは それが当然だと思っていた
そして男の両親が着て こいつらに謝るのが当たり前だと思っていた
ペッキング 鶏が鶏小屋で1番 弱い鶏をひたすらつつく行為
問題は叔父さんは弱い鶏ではなく狐であった
鶏小屋に現れた狐 完全なる捕食者
叔父さんは汲み取る事が出来ない
それよりも 自分たちの仕事を完全に脅かす存在
先生のライセンス カウンセラーのライセンスが奪われたら仕事が無くなる
しかも警察も交えでの裁判
そして 裁判になったらその可能性が凄く高い
が 叔父さんは この大人2人に逃げ道を残していた
ペッキング 鶏が鶏小屋で1番 弱い鶏をひたすらつつく行為
先生とカウンセラーがターゲットを子供だった男から 体の大きい生徒に移す
自分達の保身の為に 完全なる手のひら返し
そして 大きい生徒の両親も 叔父さんの迫力に負け何も言えず
***10分後***
3対1で襲った事を学校は知らなかった
悪いのは大きな生徒と その仲間二人である
学校側は相手の親を逆に窘める事に
叔父さん:「まー そいつは既にやり返したって事で ちゃらだけど
残り2人に対する学校の対応はどうなんだよ?
まさか リンチした人間に お咎めなしなんて教育してねーよな?」
先生 :「あのーーー どうすれば?」
叔父さん:「けつ叩き30回 やるかやらないかはそっちで決めな
あと アメリカ人は身を守る権利がある
あとで銃の使い方教えてやる」
男 :「叔父さん 本当?」
先生 :「ちょっと 銃なんて。。。」
叔父さん:「おめーら なに
家族のプライベートの会話 盗み聞ぎしてんだ!!!」
全員 :「。。。。。」
明らかに聞こえるように会話をして
聞こえた相手を それを盗み聞きと 怒鳴りつける
でも 相手は反応できず
何故なら既に この部屋での順位 格付け が決まっているから
叔父さん:「こいつは 勉強の為にこの学校に来てんだよ
授業に戻すけど問題ないな!」
先生 :「えーーと」
叔父さん:「ねーーーよな!!」
相談員 :「はい」
本来なら男の親が来て
罵倒されながら 思いっきり謝るのを期待していた 大人達
それが全然違う展開に
そして学校側の対応は早かった
今と違ってやれ 体罰だ とかがなかった時代
そして アメリカには Spanking Paddleというケツ叩き専門の道具がある
クリケットのラケットのような形をしているが 大きな違いがある
それは ラケットの所々に穴が開いている事
普通に振り回すと空気抵抗でうまくシリを叩く事が出来ない
が 板に穴があると空気抵抗が和らぎ 振り上げた腕を時計回りに
滑らかに動かし 躾される相手のシリを バシッ と叩く事が出来る
”ひゅん ひゅん”
素振りをした時に奏でられる独特の音
痛みの伴う音 無抵抗に痛めつけられる音
正しく これから凄く痛いが来る その前奏
それは子供時代のトラウマであり 叩かれた事のある人は
大人になってもその音で お尻がきゅっと なるらしい
そして 大きい生徒と共に男を殴るけるした残りの2人
彼らは10回づつ 本気でケツ叩きでシリを打たれ 更に2日間の停学
先生が30回は子供では耐えられない と 10回に減刑
それでも たった1回でも泣き喚くぐらい痛い それが10回
そして足りない20回分を2日間の停学に
叔父さんは 仕方がねーなーと上から目線で電話で学校と話したらしい
学校の帰りスクールバスではなく叔父さんがピックアップしてくれた
ただ そのまま帰らないで
ダイナーへ アメリカンで簡易で安価なレストラン
目玉焼きとベーコンのセットからマカロニアンドチーズ等
色々とメニューが豊富だが この日 叔父さんと頼んだのが
バナナスプリット(バナナを割って間にアイス3種 その上にクリーム)
レモンクリームパイ あと ピーカンナッツパイ
その豪勢で大量な甘ーいお菓子
それらをダイナーで2人でシェアしてから
射的場へ
銃の安全性の説明をこれでもか! というぐらいしてから数発のみ
これ以上は映画に遅れてしまうから また明日なと
そして映画館へ
アクション映画を観に行き その後 家に送ってくれた
その時の車の中で叔父さんは言った
叔父さん:「映画とかで
復讐は何も生まない とか
復讐は負の連鎖を生む とか
本当にゲスの言い分だよな
あれ 相手を舐めてんだよ!
こっちが復讐してスッキリ
そして相手の親戚とか子供が復讐しに来たら
そいつらに 言えってんだ! 復讐は何も生まない! ってよ
なんで こっちが我慢しねーと いけねーんだよ
舐めやがって
覚えておけ
偉大なるスポーツの野球
あれは 1回の表 相手の攻撃とこっちの対応
そして 1回の裏 こっちの攻撃と相手の対応
それで初めて公平なんだって事を」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
やられたら反応してやり返す
騎士団が男の家を襲い同胞であるコヨーテを殺した
そして男は森にいる騎士団を壊滅させた
やり返したからチャラ それはゲスの言い分だ
1回の表 騎士団が男の家を襲い同胞であるコヨーテを殺した
対応として男は森にいる騎士団を壊滅させた
1回の裏 男は騎士団の砦を急襲しようとする
複数 しかも背後から切りかかってきた卑怯者ども
だからこっちも奇襲をかける
ただし 相手は多いだろう
だから あいつらが寝静まってからだ!!!
さー 対応してみろ こっちを殺してみやがれ
でもなー ただじゃ 殺されねーぞ!!
少なくとも男はそう思っていた
1
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
とある元令嬢の選択
こうじ
ファンタジー
アメリアは1年前まで公爵令嬢であり王太子の婚約者だった。しかし、ある日を境に一変した。今の彼女は小さな村で暮らすただの平民だ。そして、それは彼女が自ら下した選択であり結果だった。彼女は言う『今が1番幸せ』だ、と。何故貴族としての幸せよりも平民としての暮らしを決断したのか。そこには彼女しかわからない悩みがあった……。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!
父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
その他、多数投稿しています!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
突然だけど、空間魔法を頼りに生き延びます
ももがぶ
ファンタジー
俺、空田広志(そらたひろし)23歳。
何故だか気が付けば、見も知らぬ世界に立っていた。
何故、そんなことが分かるかと言えば、自分の目の前には木の棒……棍棒だろうか、それを握りしめた緑色の醜悪な小人っぽい何か三体に囲まれていたからだ。
それに俺は少し前までコンビニに立ち寄っていたのだから、こんな何もない平原であるハズがない。
そして振り返ってもさっきまでいたはずのコンビニも見えないし、建物どころかアスファルトの道路も街灯も何も見えない。
見えるのは俺を取り囲む醜悪な小人三体と、遠くに森の様な木々が見えるだけだ。
「えっと、とりあえずどうにかしないと多分……死んじゃうよね。でも、どうすれば?」
にじり寄ってくる三体の何かを警戒しながら、どうにかこの場を切り抜けたいと考えるが、手元には武器になりそうな物はなく、持っているコンビニの袋の中は発泡酒三本とツナマヨと梅干しのおにぎり、後はポテサラだけだ。
「こりゃ、詰みだな」と思っていると「待てよ、ここが異世界なら……」とある期待が沸き上がる。
「何もしないよりは……」と考え「ステータス!」と呟けば、目の前に半透明のボードが現れ、そこには自分の名前と性別、年齢、HPなどが表記され、最後には『空間魔法Lv1』『次元の隙間からこぼれ落ちた者』と記載されていた。
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる