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Prologue (プロローグ)
Quarantine(隔離)
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昼1時 ちょいすぎ 遠征6回目 帰路
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ゆっくりと荷物と少年を落とさないようにして家路へ
思ったより時間がかかったが仕方がない
家に着いて、少年をガレージに降ろし、まず馬を小屋へ
馬に乗せて回収してきた荷物をガレージへ
そして家の中からバケツとスポンジを取ってくる
あと抗生物質そ4種類
どれが正解か解らない場合は複数飲ませるのがアメリカの医療だ
あとビタミン剤。。。とゲータレードのボトルを持って外へ
まず 薬を1つづつゲータレードで飲ませる
これがアモキシリン 蜂巣円や歯医者に行ったときに貰った奴
これがベクトラム サルファ系で皮膚が膿んだ時に貰った奴
これがテトラサイクリン インドから輸入した奴
***そしてこれがオウム病に効くとは彼はしらなかったが
これがセファレキシン なんかようわからんけど抗生物質
あと
これが風邪薬とビタミン剤
うーうー 唸っている少年
一錠づつ ゆっくりと飲ませる
家に入れる前に少年をある程度洗わなければ
変な虫 特に虱とかが家の中で繁殖されては困る
そしてバケツにボディーソープをいれ
スポンジで吸収させて少年の腕と手
爪をゆっくりと洗っていく
力が出ないのか 信用されてるのか 諦めているのか
男になすがまま体を洗われていく
片側が終わったら反対側、そして背中、そして胸とお腹
男 :「。。。。。。。。。。。。FUCK (ゲっ マジか)」
胸がある
いままでティーンエイジャー男だと思っていたのが女であったとは
スポンジ越しだとは言え 触ってしまったものは仕方がない
そのままゴシゴシやって 家の中からシャツとワイシャツを取ってくる
上の服を剥ぎ取り、タオルでごしごしした後、男物だが下着とワイシャツを着せる
1度バケツの水を森に捨ててから 再度家の中から汲む
庭のホースからでも良かったのだが 多少ぬるま湯にしておきたかった為だ
そして地下室に行って緊急用のエアベッドをゲストルームに持って行って
ポータブル電源に繋げてエアベッド作成をONに
”ぶおーーーーーん”
セルフインフレートバージョン
自分でポンプで空気を送る必要がないやつ
使う予定は無かったがブラックフライデーのセールで買ったやつだ
あのポンプ式 ほんとーーーーーーーに苦労した
学生時代 金が無かった時
マットレスが200$ でもエアベッドだと20$
だからエアベッドにしたのだが
当時は勝手に膨らむ奴ではなく
自分でポンプをしゅこー しゅこー する奴だったんだよなーーー
破けるたびにガムテープで塞いだりして
まー それでも2年に1度は買い替える必要があったが
そんな事を考えながら男はハリネズミの
足を丁寧に
足の裏も丁寧に
爪の間も丁寧に
あと 尻もこのさいやってしまう ただ 前はやらない
これは元気になったらこいつ自身にやってもらうしかねー
足をタオルで拭いて 汚れで汚くなった水を捨てる
次はシャンプーとリンス―
これは念のため数回 あと 櫛あったっけか
数回にわたりゴワゴワの髪を洗っていく
途中でリンスを数回使ってゴワゴワが少しづつ解けていくが硬い
それでも根気よく何回も何回もシャンプーとリンス
***10分後***
やっと櫛が通るようになる
そして 櫛を通した後、数回に渡り更にシャンプー
櫛を使った理由は変な虫が髪に居ないか確認の為だ
そのごタオルでゴシゴシした後
一度家へ戻り エアーベッドを確認
十分に膨らんでるので 予備の枕とシーツを付ける
そして庭に戻り ティーンを抱え 家に入り ベッドに寝かせる
地下室へ行きパントリーからチキンヌードルスープの缶を持ってくる
携帯コンロにブータンの缶をセット その上に鍋
スープを入れ ゆっくりとスープを温める
”コトコトコトコトコト”
ある程度暖めた後 火を止め、ガスコンロからブータンの缶を外し
鍋からボウルにスープを移し トレイにスプーンとスープ
あと先ほど開けたゲータレードの残りがはいってるボトルをもって客室へ
針ネズミ:「うーーうーー」
相変わらず唸っているが1度起こして
男 :「You need to eat (食わなきゃダメだ)」
そういって ゆっくりとチキンヌードルスープを飲ませる
凄く時間かかった。。。が まー 仕方がない
男 :「Drink this if you want(喉が渇いたらこれを飲みな)」
ボトルの開け方と絞め方を軽くやって見せる そして飲む動作
言葉は通じてないが まー 解るであろう
ゲータレードのボトルを横に置いて
一度 居間へ戻る
簡単な絵で
吐きたい場合はバケツへ
トイレの使い方
ボトルの開け方
この紙をバケツと客間のトイレにガムテープで貼り
もう1枚をゲータレードのボトルの下に置く
まーー 言葉が通じないから最悪 粗相をした場合も考慮しているんだが
その後ゆっくりとハリネズミのような髪をしたティーンを寝かしつける
男 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
次に抗生物質を飲ませるのは6~8時間後かな
抗生物質は続けて投与しなければならない
これを怠ると 治らないだけでなく 最悪 効きづらくなってしまう
とはいえ やる事が無くなってしまった
銃弾作成やドリルやのこぎりを使う骨細工やDIYは煩すぎるだろうし
男 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
男 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
俺には関係ない
数か月後に物取りに行けばいいだけだ。。。。。
コーヒーを沸かし ゆっくりと飲みながら色々考える
男 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
行くべきでは無い。。。。。。。。。。。。。
以前 ジャーキーを分けた子供達。。。
鳥と卵を売ってくれた少女とその家族。。。。
色々手伝ってくれた青年。。。
男 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
風呂場の洗面所の下にあるスプレーヤーにアルコールと水を入れ
さらにゴム手袋をいくつか
ソベリンシルバーを鼻にシュッシュッと数回
これは風邪やインフルエンザなどを抑える役割がある
疫病に聞くかわからない
そしてパントリーからビールとルートビールを数本
ナッツの缶とミニチョコレートをいくつか
そして アルコールとマスク
開いたペットボトルをもってガレージへ
工具を使い アナを開けて 紐を通す
簡易匂い対策マスクを2つ作成 つける用と予備
あとはーー スプレー缶と。。。
いくつかの物をリュックに入れ準備完了
念の為 ショットガンとイーグルは持っていく
男 :「Hey Faith, we will go to the village from south
(フェイス 草原側から村に行くぞ)」
シロ馬にまたがり 南の野原経由で再び村へ
森と違い馬を思いっきり走らせられる為 早く村に行く事が出来る
***数十分後***
村の端に着く
馬が嫌がらないギリギリまで村に近づく
馬から降りてまず川へ 仕掛けを軽く作る
休憩用の楽しみの準備が終わったので再び死臭漂う村へ
使うのは家にあったペイントスプレー缶(赤)
最初に商店の裏にある引き車が2つあるので
✕と〇をそれぞれにスプレーでマーキングする
そして〇が書いてある荷台を引きながら家を1軒づつ回っていく
馬が引いてくれれば楽なんだが
中に入って病気になっても困るし、それ以前に村に入る事を拒否している
1件目 うめき声が聞こえるので ドアにスプレーで〇
そして 生きてる人を抱えて〇としてある引き車へ
メモ帳に簡易的にマップも作成
2件目は死体が2つ
ドアに✕のスプレーマーキング
そうして数件 見回って 生きている人を3人以上
〇の荷車に乗せた後 騎士がいた村のハズレの兵舎に荷車を引いて行く
騎士達は村にいなかった
また村のはずれの為 匂いはするとはいえ死臭が薄い
時間をかけて荷車を引いて兵舎へ
自分と病人にアルコールスプレーでシュッシュッと全身に吹きかける
病原菌よりも死臭を押させるのが主な目的である
そこから 兵舎のベッドに1人づつ生きている病人を乗せていく
そして井戸から水を汲んで兵舎のキッチンに水を移し 火をつけて煮立たせる
村全体が病気にかかった
ある程度まとめている考えは
空気感染ならどうしようもない
水経由なら水を煮立たせればいい
そして食べ物経由なら違うものを食べさせればいい
2つの釜戸に水を入れ煮立たせる
片方はスポドリの粉と この間 見つけた聖なる木の皮を少し
もう片方は家から持ってきたグリッツ
オートミールの方がいいんだろうが あれマズいんだよなーー
グリッツ
トウモロコシの核を硬くした物 コーンスナックの元
アメリカの南部で食べられているらしい主食の粉
ある程度 煮立たした後 塩と胡椒を入れる
そしたら キー と音がする
思わず振り向くと 1人の男性がいる
思わず銃を手に取り
男 :「Hands In The Air! (手を挙げろ!)」
と叫ぶけど まー 言葉が伝わらないので意味がない
ただ服からして村人 また敵意が無い。。。いや
以前お駄賃をあげた事のある青年だ!
青年が思わず駆け寄ってくる
青年 :「?!?!?!?!?!?!?!?!?」
言葉が通じない
兵舎には紙とインクがあるので とりあえず 絵を描いて説明
タブレットもあるが紙ならば壁に貼る事が出来る為
まず 水は必ず熱する事
この木の皮を入れる事
そして飲み物と食べ物の絵
次に生きてる人は兵舎 死んでる人は村はずれで穴を掘り
焼いてから埋める絵
なんとか理解してもらったっぽい
どこまで理解しているかは不明だが
味見としてグリッツを食べ そしてスポドリを飲む
同じことを青年にもさせる
粉スポドリとグリッツは村人達に分けても問題が無い
問題は抗生物質
これは薬棚に入っているだけしかない
限りがあるので 今の所ハリネズミだけに使う予定であった為 持ってきてない
病人3人にスポドリとボウル半分のグリッツを食べさせる
リュックからボトルマスクとゴム手袋を渡す
そしてそれを装着させる
男 :「Follow Me(ついてこい)」
言葉が通じない
ので手振りで ついてこさせる
一件一件 家を見て回る
中に入ったら声をかける
男 :「Anybody There? Hellooooooo?(誰かー いないかー)」
誰もいなければ△
誰かいたら〇で生きてる人を抱えるて荷台へ
死んでいたらドアに✕
赤い缶スプレーでマーキングをしていく
そして3人以上の生存者を見つけたら 兵舎へ連れていく
兵舎に入る前にアルコールスプレー
そして兵舎のそれぞれのベッドに寝かせたら スポドリとグリッツを取らせる
***4時間後***
約4時間かかった
兵舎にはベッドが約20
病人は33人
仕方がないので食堂のテーブルに布を引いて その上に寝かせる事に
日が傾いて来ている
青年に疲れがみえるが 唯一の人手だ
悪いが出来るだけ働いてもらう
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ゆっくりと荷物と少年を落とさないようにして家路へ
思ったより時間がかかったが仕方がない
家に着いて、少年をガレージに降ろし、まず馬を小屋へ
馬に乗せて回収してきた荷物をガレージへ
そして家の中からバケツとスポンジを取ってくる
あと抗生物質そ4種類
どれが正解か解らない場合は複数飲ませるのがアメリカの医療だ
あとビタミン剤。。。とゲータレードのボトルを持って外へ
まず 薬を1つづつゲータレードで飲ませる
これがアモキシリン 蜂巣円や歯医者に行ったときに貰った奴
これがベクトラム サルファ系で皮膚が膿んだ時に貰った奴
これがテトラサイクリン インドから輸入した奴
***そしてこれがオウム病に効くとは彼はしらなかったが
これがセファレキシン なんかようわからんけど抗生物質
あと
これが風邪薬とビタミン剤
うーうー 唸っている少年
一錠づつ ゆっくりと飲ませる
家に入れる前に少年をある程度洗わなければ
変な虫 特に虱とかが家の中で繁殖されては困る
そしてバケツにボディーソープをいれ
スポンジで吸収させて少年の腕と手
爪をゆっくりと洗っていく
力が出ないのか 信用されてるのか 諦めているのか
男になすがまま体を洗われていく
片側が終わったら反対側、そして背中、そして胸とお腹
男 :「。。。。。。。。。。。。FUCK (ゲっ マジか)」
胸がある
いままでティーンエイジャー男だと思っていたのが女であったとは
スポンジ越しだとは言え 触ってしまったものは仕方がない
そのままゴシゴシやって 家の中からシャツとワイシャツを取ってくる
上の服を剥ぎ取り、タオルでごしごしした後、男物だが下着とワイシャツを着せる
1度バケツの水を森に捨ててから 再度家の中から汲む
庭のホースからでも良かったのだが 多少ぬるま湯にしておきたかった為だ
そして地下室に行って緊急用のエアベッドをゲストルームに持って行って
ポータブル電源に繋げてエアベッド作成をONに
”ぶおーーーーーん”
セルフインフレートバージョン
自分でポンプで空気を送る必要がないやつ
使う予定は無かったがブラックフライデーのセールで買ったやつだ
あのポンプ式 ほんとーーーーーーーに苦労した
学生時代 金が無かった時
マットレスが200$ でもエアベッドだと20$
だからエアベッドにしたのだが
当時は勝手に膨らむ奴ではなく
自分でポンプをしゅこー しゅこー する奴だったんだよなーーー
破けるたびにガムテープで塞いだりして
まー それでも2年に1度は買い替える必要があったが
そんな事を考えながら男はハリネズミの
足を丁寧に
足の裏も丁寧に
爪の間も丁寧に
あと 尻もこのさいやってしまう ただ 前はやらない
これは元気になったらこいつ自身にやってもらうしかねー
足をタオルで拭いて 汚れで汚くなった水を捨てる
次はシャンプーとリンス―
これは念のため数回 あと 櫛あったっけか
数回にわたりゴワゴワの髪を洗っていく
途中でリンスを数回使ってゴワゴワが少しづつ解けていくが硬い
それでも根気よく何回も何回もシャンプーとリンス
***10分後***
やっと櫛が通るようになる
そして 櫛を通した後、数回に渡り更にシャンプー
櫛を使った理由は変な虫が髪に居ないか確認の為だ
そのごタオルでゴシゴシした後
一度家へ戻り エアーベッドを確認
十分に膨らんでるので 予備の枕とシーツを付ける
そして庭に戻り ティーンを抱え 家に入り ベッドに寝かせる
地下室へ行きパントリーからチキンヌードルスープの缶を持ってくる
携帯コンロにブータンの缶をセット その上に鍋
スープを入れ ゆっくりとスープを温める
”コトコトコトコトコト”
ある程度暖めた後 火を止め、ガスコンロからブータンの缶を外し
鍋からボウルにスープを移し トレイにスプーンとスープ
あと先ほど開けたゲータレードの残りがはいってるボトルをもって客室へ
針ネズミ:「うーーうーー」
相変わらず唸っているが1度起こして
男 :「You need to eat (食わなきゃダメだ)」
そういって ゆっくりとチキンヌードルスープを飲ませる
凄く時間かかった。。。が まー 仕方がない
男 :「Drink this if you want(喉が渇いたらこれを飲みな)」
ボトルの開け方と絞め方を軽くやって見せる そして飲む動作
言葉は通じてないが まー 解るであろう
ゲータレードのボトルを横に置いて
一度 居間へ戻る
簡単な絵で
吐きたい場合はバケツへ
トイレの使い方
ボトルの開け方
この紙をバケツと客間のトイレにガムテープで貼り
もう1枚をゲータレードのボトルの下に置く
まーー 言葉が通じないから最悪 粗相をした場合も考慮しているんだが
その後ゆっくりとハリネズミのような髪をしたティーンを寝かしつける
男 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
次に抗生物質を飲ませるのは6~8時間後かな
抗生物質は続けて投与しなければならない
これを怠ると 治らないだけでなく 最悪 効きづらくなってしまう
とはいえ やる事が無くなってしまった
銃弾作成やドリルやのこぎりを使う骨細工やDIYは煩すぎるだろうし
男 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
男 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
俺には関係ない
数か月後に物取りに行けばいいだけだ。。。。。
コーヒーを沸かし ゆっくりと飲みながら色々考える
男 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
行くべきでは無い。。。。。。。。。。。。。
以前 ジャーキーを分けた子供達。。。
鳥と卵を売ってくれた少女とその家族。。。。
色々手伝ってくれた青年。。。
男 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
風呂場の洗面所の下にあるスプレーヤーにアルコールと水を入れ
さらにゴム手袋をいくつか
ソベリンシルバーを鼻にシュッシュッと数回
これは風邪やインフルエンザなどを抑える役割がある
疫病に聞くかわからない
そしてパントリーからビールとルートビールを数本
ナッツの缶とミニチョコレートをいくつか
そして アルコールとマスク
開いたペットボトルをもってガレージへ
工具を使い アナを開けて 紐を通す
簡易匂い対策マスクを2つ作成 つける用と予備
あとはーー スプレー缶と。。。
いくつかの物をリュックに入れ準備完了
念の為 ショットガンとイーグルは持っていく
男 :「Hey Faith, we will go to the village from south
(フェイス 草原側から村に行くぞ)」
シロ馬にまたがり 南の野原経由で再び村へ
森と違い馬を思いっきり走らせられる為 早く村に行く事が出来る
***数十分後***
村の端に着く
馬が嫌がらないギリギリまで村に近づく
馬から降りてまず川へ 仕掛けを軽く作る
休憩用の楽しみの準備が終わったので再び死臭漂う村へ
使うのは家にあったペイントスプレー缶(赤)
最初に商店の裏にある引き車が2つあるので
✕と〇をそれぞれにスプレーでマーキングする
そして〇が書いてある荷台を引きながら家を1軒づつ回っていく
馬が引いてくれれば楽なんだが
中に入って病気になっても困るし、それ以前に村に入る事を拒否している
1件目 うめき声が聞こえるので ドアにスプレーで〇
そして 生きてる人を抱えて〇としてある引き車へ
メモ帳に簡易的にマップも作成
2件目は死体が2つ
ドアに✕のスプレーマーキング
そうして数件 見回って 生きている人を3人以上
〇の荷車に乗せた後 騎士がいた村のハズレの兵舎に荷車を引いて行く
騎士達は村にいなかった
また村のはずれの為 匂いはするとはいえ死臭が薄い
時間をかけて荷車を引いて兵舎へ
自分と病人にアルコールスプレーでシュッシュッと全身に吹きかける
病原菌よりも死臭を押させるのが主な目的である
そこから 兵舎のベッドに1人づつ生きている病人を乗せていく
そして井戸から水を汲んで兵舎のキッチンに水を移し 火をつけて煮立たせる
村全体が病気にかかった
ある程度まとめている考えは
空気感染ならどうしようもない
水経由なら水を煮立たせればいい
そして食べ物経由なら違うものを食べさせればいい
2つの釜戸に水を入れ煮立たせる
片方はスポドリの粉と この間 見つけた聖なる木の皮を少し
もう片方は家から持ってきたグリッツ
オートミールの方がいいんだろうが あれマズいんだよなーー
グリッツ
トウモロコシの核を硬くした物 コーンスナックの元
アメリカの南部で食べられているらしい主食の粉
ある程度 煮立たした後 塩と胡椒を入れる
そしたら キー と音がする
思わず振り向くと 1人の男性がいる
思わず銃を手に取り
男 :「Hands In The Air! (手を挙げろ!)」
と叫ぶけど まー 言葉が伝わらないので意味がない
ただ服からして村人 また敵意が無い。。。いや
以前お駄賃をあげた事のある青年だ!
青年が思わず駆け寄ってくる
青年 :「?!?!?!?!?!?!?!?!?」
言葉が通じない
兵舎には紙とインクがあるので とりあえず 絵を描いて説明
タブレットもあるが紙ならば壁に貼る事が出来る為
まず 水は必ず熱する事
この木の皮を入れる事
そして飲み物と食べ物の絵
次に生きてる人は兵舎 死んでる人は村はずれで穴を掘り
焼いてから埋める絵
なんとか理解してもらったっぽい
どこまで理解しているかは不明だが
味見としてグリッツを食べ そしてスポドリを飲む
同じことを青年にもさせる
粉スポドリとグリッツは村人達に分けても問題が無い
問題は抗生物質
これは薬棚に入っているだけしかない
限りがあるので 今の所ハリネズミだけに使う予定であった為 持ってきてない
病人3人にスポドリとボウル半分のグリッツを食べさせる
リュックからボトルマスクとゴム手袋を渡す
そしてそれを装着させる
男 :「Follow Me(ついてこい)」
言葉が通じない
ので手振りで ついてこさせる
一件一件 家を見て回る
中に入ったら声をかける
男 :「Anybody There? Hellooooooo?(誰かー いないかー)」
誰もいなければ△
誰かいたら〇で生きてる人を抱えるて荷台へ
死んでいたらドアに✕
赤い缶スプレーでマーキングをしていく
そして3人以上の生存者を見つけたら 兵舎へ連れていく
兵舎に入る前にアルコールスプレー
そして兵舎のそれぞれのベッドに寝かせたら スポドリとグリッツを取らせる
***4時間後***
約4時間かかった
兵舎にはベッドが約20
病人は33人
仕方がないので食堂のテーブルに布を引いて その上に寝かせる事に
日が傾いて来ている
青年に疲れがみえるが 唯一の人手だ
悪いが出来るだけ働いてもらう
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