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こちらから読むと、なんとなく登場人物のことがわかります。
優しいおじちゃんの可愛い子供
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夕暮れの街。駅から少し離れた所で奏はキョロキョロと辺りを見回した。
「カナちゃん、こっちだ」
「浅倉さん!」
奏の所から少し離れた建物の前、黄色の看板が明るく灯った小さなガラス扉から浅倉重人が現れる。
「悪いねぇ、お前さんに頼んじまって」
駄賃な、と小さめの白いビニール袋を奏に渡す。
奏は受け取り中を覗くと中には子供の小遣いで買える、小さな菓子が詰まっていた。それはもうたくさん。
「パチンコ?またセーフなの?」
「そ、ま、わからんものさ」
「龍二さんだと入れなさそう」
「有難いコトに、俺の顔はそこらのおっさんだからね」
へらへらと笑う重人に奏はふにゃんと笑うと
「そこらのおじさんより、かっこいいから大丈夫」
なんて言って嬉しそうにビニール袋を抱きしめる。なにせこの手の物、奏にくれるのはこの男だけであった。
マンションで暇そうな顔をしていた奏のスマートフォンが鳴ったのは、奏がビニール袋を受け取る小一時間ほど前の事だ。
「カナちゃん、お前さん暇だろう?お使い頼まれてくれないかね」
暇で仕方がなかった奏がコレに飛びついたのは当然で、龍二不在の彼の事務所へ──“地獄耳”の重人は、龍二が不在である事を知っていたのだ──へ奏を向かわせ、そこに置き忘れた鍵を持ってくるようにと頼んだのである。
「これ?」
「あーよかったよかった。そうそうこれさ」
「大切なら駄目だよ、忘れたら危ないんだから」
「はははは、車と事務所、家の鍵以外はどうにも忘れちまうのさ」
何処かの金庫の鍵のような形のそれを奏が渡し、重人はそれをぞんざいにチノパンのポケットに入れた。
チノパンに黒のシャツ。顔も別に怖いわけでもないから
(事故で指を失ったって言えば、ふつーのパパみたい。って、言わなくても“詰めた”なんて想像もしないよね、浅倉さんの顔じゃ)
と奏はいつも思う。
実際、優しげな顔つきのお父さん風な男だからこうして奏でと歩けば、若い頃作った息子とお父さんに見える事もあるだろう。
(でも、ヤクザの顔は怖いって、中町さんがよく言う)
どんな顔だろう、と奏がじっと見てくるのを見下ろしている重人は、ポンポンと奏の頭を撫でた。
奏はこれを受ける時、一般的な父親はこんな風に子供を撫でるのだろうかと思った時期もあった。言った事はない。
「食いたいものあるか?おじちゃん、ご馳走してやるぞ。今日はよく出たもんでな、勝ってやったんだ」
得意げな顔で重人は笑い、誇らしげに財布が入っているらしいチノパンのポケットを叩く。
パチンコで勝たなくても奢れるだろう。と突っ込みを入れたくもなるはずだが、この男が相手だとどうしてか“勝ったなら奢ってもらえる”と一般的な気持ちで捉えてしまう。きっとそれが“普通のおじさんだから”と自分で自分を表現する事を可能にしてくれるのだ。
だから奏も
「ほんと!?」
と聞き、重人はうなずく事で“勿論”と言う意味を表す。
返事を受け取った奏はすぐさま思いついたようで「あれ」と赤い提灯がぶら下がった一軒の店を指差した。
「二度漬け禁止!でもキャベツですくうのはいいんだって」
おまたせしましたぁー、と明るい声に奏での目が輝く。
「うわー、揚げ物好き!美味しそう」
「カナちゃんは飢えてるねえ」
「揚げ物もなんでも食べさせてくれるけど、こーいうお店で食べさせてくれないもん」
「おっせぇ反抗期ってやつかねえ、くくくく」
ほれほれ、と重人が奏をせっつく。熱いうちに食え、という事だ。
「ほ、わ、おー、おいひい」
「ほらほかった」
口の中の熱さに負けながらの奏の言葉に似せて、重人もそんな口調で言う。奏はそれに笑って熱そうに湯気をあげる串をまた一つ、指でつまむ。
串を揚げる姿の見えるカウンターではなく、そこから少し離れたテーブル席は入り口の様子もカウンターの席の様子もよく見えた。
ソースのついた唇を満足そうに舐めて笑う顔は確かに年相応で、重人はそんな姿も龍二の愛人の姿も知るから楽しくて仕方がない。
龍二と重人は若い頃、同じ時期に藤春家にいた。
修行なんて名前のついたつまらなそうな生活は、龍二と同じく藤春家に居た中町祥之助との出会いもあって意外にも楽しく、今も思い出しては懐かしむ。それを龍二が年寄り臭いと言うけれど、重人は楽しい若い頃の日々なのだから仕方がないと思っている。
それがますますそう思えるのは全て、今、目の前でメニューを睨むように見つめる少年のおかげだ。
(いやあ、龍二の野郎がねぇ)
“好き”という感情が欠如していると祥之助が言った時、重人はなるほどと思ったほどに龍二は“好き”という感情が希薄だ。
正確に言えば、家族愛であるとか敬愛する気持ちとか、そうしたものはあるわけだし、だからこそ、夜叉なのだけれどもそれが他人に向けられるかというとまた別。
女は全て性欲処理の道具か何かと思っていて、相手が煩くて面倒だから「好きだ」と言ってる気がするほどに、“自身の世界外”から自分の懐に入ろうとする人間を嫌う。
龍二は自分から目をかける部下や友人はどういう形であれ懐に入れ“情を持ち大切”だと思う事は出来るのに、そこに愛だの恋だのと“面倒臭い感情”が入る事が好きではない、いや、嫌いであるようだ。
そんな龍二が愛しているのだと、自分から強引に懐に入れた奏。
こんなに面白い事が他にあるはずもないと重人は思っているからこそ奏を構い、友人の新たな一面を微笑ましく見ては遊ぶ。
「おにーさん!これと、これ」
「はい、かしこまりましたー」
重人が少し考え事をしていた間に、奏はメニューからようやく追加注文の品を見つける事に成功したらしい。
「カナちゃん、おじちゃんにも見せてくれや」
「ん」
何が気に入ったのかキャベツでソースをすくい、ぱりぱりとキャベツを食べながら奏がメニューを重人に渡す。
こんな時だ、行儀が悪くてなんぼ、と奏は楽しんでいる様子である。
キャベツを持っていた指に巻きつく刺青。
奏が最後の一枚を口に入れて、それから左の親指が同じ左手に存在する薬指のそれを撫でている。奏は無意識だ。意識は店内に貼られたメニューに向いているのだから。
それを見ていると不思議と重人は嫌な気持ちになる。
奏が酷く可哀想な子供に思えてならなくて
(クソだよなぁ。俺だって噛んでたクセによぉ。可愛がったらこのざまなんて、ヤクザ辞めちまえって話さ)
純粋なまま愛人として幸せに生きる奏が、この男だって時折不憫に思えるのだ。
目の前にまた串が並ぶ。
奏に勧めながら重人は言った。
「カナちゃん、その癖はやめとけよな」
「え?」
「ガマン弄って我慢するなんて親父ギャグもいいとこだ」
「違うもん、外せない指輪だもん。でも、親父ギャグは認める」
刺青をガマンと言う重人に奏は笑う。
重人はビールジョッキに残ったビールを一気に煽った。
「愛があるからガマンの表現は今は嫌。で、この刺青に愛着を持ってから、このクセが始まったから確かに、親父ギャグもいいところだよね。でも」
「ま、龍二がワリィんだわなあ」
「そ!浅倉さんは龍二さんの、何が悪いと思う?」
何がって全部悪いんだわな、と笑った重人のジョッキが空なのを見て、奏は「おにーさん、ビール」と声を出す。
ビールを運んで来た店員に「付き合ってくれるなんて、優しい息子さんですねえ」なんて言われた重人は笑ってビールジョッキを受け取った。
「息子、ねえ。ははぁん、それもいいかもしれねぇな」
「ん?」
「いやいや、こっちのコトさ」
重人はニンマリと言い、お父さんには見えない顔で串を掴んだ。
ただでさえ「てめぇ、奏をなんだと思ってやがんだ」と何かにつけて睨む龍二が楽しいのに、奏がもっと自分に甘えて来たらもっと龍二の新しい面が見れて楽しいに違いないと重人は思う。
「カナちゃん、お前さんとは長ーい付き合いになるんだ。おじちゃんのコト、お父さんのように考えて、たっぷりと甘えていいからな。お、これは本音だから、疑うなよ?」
奏をマンションまで送り届け玄関口での重人の発言に返事をしたのは、マンションに来ていた龍二。
その第一声が
「浅倉。いい加減にしろよ、テメェ。息子のように可愛がって連れまわすなら、せめて親らしく居場所くらい持ち主の俺に連絡しやがれ」
だったものだから、重人はそれは楽しそうに笑い不機嫌な龍の不興を買うのであった。
この日以降、より甘えがちになる奏と相変わらず甘やかして優しいおじちゃんポジションを離さない重人を面白くなさそうな顔で龍二が見る時間がもっと増えたそうだけれど、増えただけで減らないという事は、龍二もなんだかんだとそんな時間も好きでいるのかもしれない。
「カナちゃん、こっちだ」
「浅倉さん!」
奏の所から少し離れた建物の前、黄色の看板が明るく灯った小さなガラス扉から浅倉重人が現れる。
「悪いねぇ、お前さんに頼んじまって」
駄賃な、と小さめの白いビニール袋を奏に渡す。
奏は受け取り中を覗くと中には子供の小遣いで買える、小さな菓子が詰まっていた。それはもうたくさん。
「パチンコ?またセーフなの?」
「そ、ま、わからんものさ」
「龍二さんだと入れなさそう」
「有難いコトに、俺の顔はそこらのおっさんだからね」
へらへらと笑う重人に奏はふにゃんと笑うと
「そこらのおじさんより、かっこいいから大丈夫」
なんて言って嬉しそうにビニール袋を抱きしめる。なにせこの手の物、奏にくれるのはこの男だけであった。
マンションで暇そうな顔をしていた奏のスマートフォンが鳴ったのは、奏がビニール袋を受け取る小一時間ほど前の事だ。
「カナちゃん、お前さん暇だろう?お使い頼まれてくれないかね」
暇で仕方がなかった奏がコレに飛びついたのは当然で、龍二不在の彼の事務所へ──“地獄耳”の重人は、龍二が不在である事を知っていたのだ──へ奏を向かわせ、そこに置き忘れた鍵を持ってくるようにと頼んだのである。
「これ?」
「あーよかったよかった。そうそうこれさ」
「大切なら駄目だよ、忘れたら危ないんだから」
「はははは、車と事務所、家の鍵以外はどうにも忘れちまうのさ」
何処かの金庫の鍵のような形のそれを奏が渡し、重人はそれをぞんざいにチノパンのポケットに入れた。
チノパンに黒のシャツ。顔も別に怖いわけでもないから
(事故で指を失ったって言えば、ふつーのパパみたい。って、言わなくても“詰めた”なんて想像もしないよね、浅倉さんの顔じゃ)
と奏はいつも思う。
実際、優しげな顔つきのお父さん風な男だからこうして奏でと歩けば、若い頃作った息子とお父さんに見える事もあるだろう。
(でも、ヤクザの顔は怖いって、中町さんがよく言う)
どんな顔だろう、と奏がじっと見てくるのを見下ろしている重人は、ポンポンと奏の頭を撫でた。
奏はこれを受ける時、一般的な父親はこんな風に子供を撫でるのだろうかと思った時期もあった。言った事はない。
「食いたいものあるか?おじちゃん、ご馳走してやるぞ。今日はよく出たもんでな、勝ってやったんだ」
得意げな顔で重人は笑い、誇らしげに財布が入っているらしいチノパンのポケットを叩く。
パチンコで勝たなくても奢れるだろう。と突っ込みを入れたくもなるはずだが、この男が相手だとどうしてか“勝ったなら奢ってもらえる”と一般的な気持ちで捉えてしまう。きっとそれが“普通のおじさんだから”と自分で自分を表現する事を可能にしてくれるのだ。
だから奏も
「ほんと!?」
と聞き、重人はうなずく事で“勿論”と言う意味を表す。
返事を受け取った奏はすぐさま思いついたようで「あれ」と赤い提灯がぶら下がった一軒の店を指差した。
「二度漬け禁止!でもキャベツですくうのはいいんだって」
おまたせしましたぁー、と明るい声に奏での目が輝く。
「うわー、揚げ物好き!美味しそう」
「カナちゃんは飢えてるねえ」
「揚げ物もなんでも食べさせてくれるけど、こーいうお店で食べさせてくれないもん」
「おっせぇ反抗期ってやつかねえ、くくくく」
ほれほれ、と重人が奏をせっつく。熱いうちに食え、という事だ。
「ほ、わ、おー、おいひい」
「ほらほかった」
口の中の熱さに負けながらの奏の言葉に似せて、重人もそんな口調で言う。奏はそれに笑って熱そうに湯気をあげる串をまた一つ、指でつまむ。
串を揚げる姿の見えるカウンターではなく、そこから少し離れたテーブル席は入り口の様子もカウンターの席の様子もよく見えた。
ソースのついた唇を満足そうに舐めて笑う顔は確かに年相応で、重人はそんな姿も龍二の愛人の姿も知るから楽しくて仕方がない。
龍二と重人は若い頃、同じ時期に藤春家にいた。
修行なんて名前のついたつまらなそうな生活は、龍二と同じく藤春家に居た中町祥之助との出会いもあって意外にも楽しく、今も思い出しては懐かしむ。それを龍二が年寄り臭いと言うけれど、重人は楽しい若い頃の日々なのだから仕方がないと思っている。
それがますますそう思えるのは全て、今、目の前でメニューを睨むように見つめる少年のおかげだ。
(いやあ、龍二の野郎がねぇ)
“好き”という感情が欠如していると祥之助が言った時、重人はなるほどと思ったほどに龍二は“好き”という感情が希薄だ。
正確に言えば、家族愛であるとか敬愛する気持ちとか、そうしたものはあるわけだし、だからこそ、夜叉なのだけれどもそれが他人に向けられるかというとまた別。
女は全て性欲処理の道具か何かと思っていて、相手が煩くて面倒だから「好きだ」と言ってる気がするほどに、“自身の世界外”から自分の懐に入ろうとする人間を嫌う。
龍二は自分から目をかける部下や友人はどういう形であれ懐に入れ“情を持ち大切”だと思う事は出来るのに、そこに愛だの恋だのと“面倒臭い感情”が入る事が好きではない、いや、嫌いであるようだ。
そんな龍二が愛しているのだと、自分から強引に懐に入れた奏。
こんなに面白い事が他にあるはずもないと重人は思っているからこそ奏を構い、友人の新たな一面を微笑ましく見ては遊ぶ。
「おにーさん!これと、これ」
「はい、かしこまりましたー」
重人が少し考え事をしていた間に、奏はメニューからようやく追加注文の品を見つける事に成功したらしい。
「カナちゃん、おじちゃんにも見せてくれや」
「ん」
何が気に入ったのかキャベツでソースをすくい、ぱりぱりとキャベツを食べながら奏がメニューを重人に渡す。
こんな時だ、行儀が悪くてなんぼ、と奏は楽しんでいる様子である。
キャベツを持っていた指に巻きつく刺青。
奏が最後の一枚を口に入れて、それから左の親指が同じ左手に存在する薬指のそれを撫でている。奏は無意識だ。意識は店内に貼られたメニューに向いているのだから。
それを見ていると不思議と重人は嫌な気持ちになる。
奏が酷く可哀想な子供に思えてならなくて
(クソだよなぁ。俺だって噛んでたクセによぉ。可愛がったらこのざまなんて、ヤクザ辞めちまえって話さ)
純粋なまま愛人として幸せに生きる奏が、この男だって時折不憫に思えるのだ。
目の前にまた串が並ぶ。
奏に勧めながら重人は言った。
「カナちゃん、その癖はやめとけよな」
「え?」
「ガマン弄って我慢するなんて親父ギャグもいいとこだ」
「違うもん、外せない指輪だもん。でも、親父ギャグは認める」
刺青をガマンと言う重人に奏は笑う。
重人はビールジョッキに残ったビールを一気に煽った。
「愛があるからガマンの表現は今は嫌。で、この刺青に愛着を持ってから、このクセが始まったから確かに、親父ギャグもいいところだよね。でも」
「ま、龍二がワリィんだわなあ」
「そ!浅倉さんは龍二さんの、何が悪いと思う?」
何がって全部悪いんだわな、と笑った重人のジョッキが空なのを見て、奏は「おにーさん、ビール」と声を出す。
ビールを運んで来た店員に「付き合ってくれるなんて、優しい息子さんですねえ」なんて言われた重人は笑ってビールジョッキを受け取った。
「息子、ねえ。ははぁん、それもいいかもしれねぇな」
「ん?」
「いやいや、こっちのコトさ」
重人はニンマリと言い、お父さんには見えない顔で串を掴んだ。
ただでさえ「てめぇ、奏をなんだと思ってやがんだ」と何かにつけて睨む龍二が楽しいのに、奏がもっと自分に甘えて来たらもっと龍二の新しい面が見れて楽しいに違いないと重人は思う。
「カナちゃん、お前さんとは長ーい付き合いになるんだ。おじちゃんのコト、お父さんのように考えて、たっぷりと甘えていいからな。お、これは本音だから、疑うなよ?」
奏をマンションまで送り届け玄関口での重人の発言に返事をしたのは、マンションに来ていた龍二。
その第一声が
「浅倉。いい加減にしろよ、テメェ。息子のように可愛がって連れまわすなら、せめて親らしく居場所くらい持ち主の俺に連絡しやがれ」
だったものだから、重人はそれは楽しそうに笑い不機嫌な龍の不興を買うのであった。
この日以降、より甘えがちになる奏と相変わらず甘やかして優しいおじちゃんポジションを離さない重人を面白くなさそうな顔で龍二が見る時間がもっと増えたそうだけれど、増えただけで減らないという事は、龍二もなんだかんだとそんな時間も好きでいるのかもしれない。
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