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運命のつがいと初恋 第5章
⑨
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シャツの中に手を入れ、陽向の肌を弄る。手のひらが滑り、指先が乳首に当たり先端をゆっくり押し撫でた。
「あ、……ん、や、」
「どこもかしこも勃ってるな」
唇を離した東園は陽向の耳元で囁く。
それはそう、その通りで顔がかっと熱くなる。乳首を弄っていた東園の手が下肢に伸びる。
「ちょ、駄目だよっ」
「いい匂いだ」
「かお、かおるっ、もう、そろそろ着くんじゃないっ」
はっと顔を上げた拍子に東園を押しのけ座席に座って、前を見る。ドライバーは涼しい顔をしていてある意味すごいなと思う。後部座席でいちゃつく客って多いのだろうか。なかなか大変な商売だ。
適当にもう着くんじゃない、と言ったがどうやら当たっていたようで、程なく家の前に車が到着した。
降りるなり陽向の腰に手を回し東園は無言で玄関へと進む。
「ねえ、タクシーでああいうのはちょっと、」
横を見上げ、目は合うが返事はない。ぐいぐい押されるので、段差に躓きそうになって冷やっとした。夕暮れのオレンジが線のように浮かぶ空に反応し玄関の照明が灯っていた。
「馨聞いてる?」
開錠しノブを回すと陽向を家の中へ押し入れ、東園は靴を放るように脱ぐ。
なにをそんなに急いでいるのか、よく分からない。
分からないけれど腕を掴まれている陽向はバランスを崩しながらも靴を脱ぎ段差に足をぶつけながら着いていくしかない。
「ここならいいだろ」
リビングのソファに突き倒され、あ、衝撃はよくないかも、と思う。
柔らかいし転んだわけじゃないから大丈夫だろうけど。
こんな風に強く押されたり、引っ張られたりされたことはなかった。普通とは違う東園の様子に戸惑いながら覆い被さる東園を見上げた。
「いや、ちょっと、三浦さん、が」
「彼女はもう帰ったよ」
いつもの時間より早めだ。
理由を聞く猶予もなく東園の手が陽向の着衣を脱がそうと動く。引きちぎる勢いで胸を開かれ陽向は東園を力一杯押した。
「やめてって、」
東園は陽向の言葉に応えず、ベルトに手を掛ける。止めて欲しくて真ん中を強く握るとそれを上回る強い力で手を引き剥がされる。
見上げる東園は表情がなく、感情が読めなくて陽向はぞっとする。お腹に赤ちゃんがいる、もう陽向はその事実を知っているから、守る必要がある。今日の東園はちょっと怖いけれど。
「だからっ、いっ、嫌だって」
下から東園の足を蹴り上げ陽向は一瞬ぐらついた東園の身体を押しのけ階段を駆け上った。走っていいかどうか聞いてなかったなと思いながら陽向は陽向の部屋を目指す。
とりあえず東園から離れよう。ノブに手を掛けた瞬間背後から腕が回り、そのまま抱え上げられた。
「なっ、ちょ、降ろしてっ」
腕が腹に食い込んでぞっとする。暴れる陽向をものともせず、東園は次のドアを開き中へ入っていく。
「いっ、」
足先がドアの縁に当たってじんと痺れる。身体を震わせた陽向を無視して東園は部屋を進んでベッドへ陽向を放り投げた。
「かおるっ」
ベッドに倒されたから衝撃こそそうないが、さっきからの乱暴に無性に腹が立って素早くうつ伏せから仰向けに向き直ると陽向に乗り上げた東園を睨みつける。
「なんなんだよ、いい加減にして」
顔を叩こうと上げた陽向の腕を掴み、東園はベッドへ強く押しつける。両手とも掴まれ陽向はもがく。
「どうして、昨日までの陽向は俺を拒否しなかった」
「それはっ」
お腹に赤ちゃんがいるから。
言葉に詰まった陽向を目を細め見下ろし東園は「もう嫌になったか」と呟いた。
「好きな男と会って、俺とするのが嫌になったんだろ」
「は?」
「佐伯とやってきたか?」
声を荒げるでもなく、淡々とそんなことを言う東園を陽向は目を見開いて眺める。
陽向の感覚では、身体の関係のある人間が複数同時にいるなんて考えられない。しかも相手は既婚者の幼なじみだ。そんなにモラルのない人間に見えるのだろうか。自分が何人もΩを囲っているから、陽向の事もそうだと思ったのかもしれない。一緒にされては堪らない。
「……それ、本気で言ってるの?」
陽向がそう言うと、東園はぐっと眉根を寄せ陽向から離れベッドの端に腰掛けた。両手で顔を覆い肩を落とした東園は「そんなはずはないと思ってる」と吐き出した。
「でも、ゼロじゃない。佐伯とならあるかもしれない。……俺の運命なのに、やっと近づけたのに、あいつは」
顔は見えないが、声はまるで泣いているようで、陽向はゆっくり身体を起こしたあと東園の隣に座った。床が冷えていて降ろした足先がひやりとした。
「馨って、康平のこと嫌いだったの?」
康平がそう言っていたことを思い出した。東園は家庭のある康平が陽向と関係するような男と思っている。その誤解は解いておきたい。
「好きに、なれる要素がないだろ。陽向の隣にずっといて、運命のつがいって言われていた男だぞ」
「……周りが勝手に言ってただけだよ。それに、僕は、僕は、馨が好きだから他の人としないよ」
「ん? いまなんて言った、もう一回、頼む」
つい僕は、と強調してしまった陽向の心情に気がついたのかと思う。
嫌味っぽかったかなと思いつつ「いや、いい、言わない」肩をすくめる。
赤ちゃんのこともあるから、冷静に話し合わなきゃいけない。
ちらっと隣を見るとさっきまで膝に肘を突いて顔を覆っていた東園が身体ごとこちらを向いていた。
「今、俺が好きって言ったの、聞き違いじゃないよな」
「うん」
複数の有名人と浮名を流した恋愛の達人とおぼしき東園ならとっくに分かっているだろうと思ったのに、そうではなかったらしい。
陽向が頷くと同時に東園は陽向を強く抱き寄せた。
「嘘じゃないよな」
「うん」
どんどん拘束が強くなって苦しい。強いよ、というと東園は腕を緩め、立ち上がった。
急にどうしたのだろうと思いながらドア近くのデスクへ向かった東園の背中を眺める。
引き出しを開けてなにかしているので陽向は腹に右手を当て異変はないかなと目を閉じて集中する。痛みはない、他に違和感はないか。ふと左手に触感がして陽向は目を開いた。
目の前に跪いた東園がいて、陽向の右手を見て「腹が痛いのか?」と聞いた。
陽向が首を横に振ると東園は小さく頷いて、陽向の左手を持ち上げた。
え、と思う。東園は廊下の明かりを受け光るリングを左手の薬指にするりと嵌めた。
「結婚して欲しい」
どうして急に、と思う。結婚って人生において大きな出来事じゃないのか。陽向が気がつかなかっただけでなにか東園に変化が起きたのか。
陽向には身籠もるという衝撃的出来事が起きたけれど、陽向自身も知ったのは本日の事だ。東園が知るわけもない。
もしかしたら、自分たちじゃなく、東園が交際しているかもしれない人とのなにかがあったのかもな、思いながら陽向はそっと薬指の付け根にはまったリングに触れた。
「ちょ、ちょっと待って。見てる前で外されるとさすがに辛い」
陽向は大きく息をついてそっとそれを外した。
「陽向」
落胆と怒りが混じった声が陽向の行動を非難しているように聞こえる。
手のひらに載せたリングは傷一つなく艶やかだ。
「あ、……ん、や、」
「どこもかしこも勃ってるな」
唇を離した東園は陽向の耳元で囁く。
それはそう、その通りで顔がかっと熱くなる。乳首を弄っていた東園の手が下肢に伸びる。
「ちょ、駄目だよっ」
「いい匂いだ」
「かお、かおるっ、もう、そろそろ着くんじゃないっ」
はっと顔を上げた拍子に東園を押しのけ座席に座って、前を見る。ドライバーは涼しい顔をしていてある意味すごいなと思う。後部座席でいちゃつく客って多いのだろうか。なかなか大変な商売だ。
適当にもう着くんじゃない、と言ったがどうやら当たっていたようで、程なく家の前に車が到着した。
降りるなり陽向の腰に手を回し東園は無言で玄関へと進む。
「ねえ、タクシーでああいうのはちょっと、」
横を見上げ、目は合うが返事はない。ぐいぐい押されるので、段差に躓きそうになって冷やっとした。夕暮れのオレンジが線のように浮かぶ空に反応し玄関の照明が灯っていた。
「馨聞いてる?」
開錠しノブを回すと陽向を家の中へ押し入れ、東園は靴を放るように脱ぐ。
なにをそんなに急いでいるのか、よく分からない。
分からないけれど腕を掴まれている陽向はバランスを崩しながらも靴を脱ぎ段差に足をぶつけながら着いていくしかない。
「ここならいいだろ」
リビングのソファに突き倒され、あ、衝撃はよくないかも、と思う。
柔らかいし転んだわけじゃないから大丈夫だろうけど。
こんな風に強く押されたり、引っ張られたりされたことはなかった。普通とは違う東園の様子に戸惑いながら覆い被さる東園を見上げた。
「いや、ちょっと、三浦さん、が」
「彼女はもう帰ったよ」
いつもの時間より早めだ。
理由を聞く猶予もなく東園の手が陽向の着衣を脱がそうと動く。引きちぎる勢いで胸を開かれ陽向は東園を力一杯押した。
「やめてって、」
東園は陽向の言葉に応えず、ベルトに手を掛ける。止めて欲しくて真ん中を強く握るとそれを上回る強い力で手を引き剥がされる。
見上げる東園は表情がなく、感情が読めなくて陽向はぞっとする。お腹に赤ちゃんがいる、もう陽向はその事実を知っているから、守る必要がある。今日の東園はちょっと怖いけれど。
「だからっ、いっ、嫌だって」
下から東園の足を蹴り上げ陽向は一瞬ぐらついた東園の身体を押しのけ階段を駆け上った。走っていいかどうか聞いてなかったなと思いながら陽向は陽向の部屋を目指す。
とりあえず東園から離れよう。ノブに手を掛けた瞬間背後から腕が回り、そのまま抱え上げられた。
「なっ、ちょ、降ろしてっ」
腕が腹に食い込んでぞっとする。暴れる陽向をものともせず、東園は次のドアを開き中へ入っていく。
「いっ、」
足先がドアの縁に当たってじんと痺れる。身体を震わせた陽向を無視して東園は部屋を進んでベッドへ陽向を放り投げた。
「かおるっ」
ベッドに倒されたから衝撃こそそうないが、さっきからの乱暴に無性に腹が立って素早くうつ伏せから仰向けに向き直ると陽向に乗り上げた東園を睨みつける。
「なんなんだよ、いい加減にして」
顔を叩こうと上げた陽向の腕を掴み、東園はベッドへ強く押しつける。両手とも掴まれ陽向はもがく。
「どうして、昨日までの陽向は俺を拒否しなかった」
「それはっ」
お腹に赤ちゃんがいるから。
言葉に詰まった陽向を目を細め見下ろし東園は「もう嫌になったか」と呟いた。
「好きな男と会って、俺とするのが嫌になったんだろ」
「は?」
「佐伯とやってきたか?」
声を荒げるでもなく、淡々とそんなことを言う東園を陽向は目を見開いて眺める。
陽向の感覚では、身体の関係のある人間が複数同時にいるなんて考えられない。しかも相手は既婚者の幼なじみだ。そんなにモラルのない人間に見えるのだろうか。自分が何人もΩを囲っているから、陽向の事もそうだと思ったのかもしれない。一緒にされては堪らない。
「……それ、本気で言ってるの?」
陽向がそう言うと、東園はぐっと眉根を寄せ陽向から離れベッドの端に腰掛けた。両手で顔を覆い肩を落とした東園は「そんなはずはないと思ってる」と吐き出した。
「でも、ゼロじゃない。佐伯とならあるかもしれない。……俺の運命なのに、やっと近づけたのに、あいつは」
顔は見えないが、声はまるで泣いているようで、陽向はゆっくり身体を起こしたあと東園の隣に座った。床が冷えていて降ろした足先がひやりとした。
「馨って、康平のこと嫌いだったの?」
康平がそう言っていたことを思い出した。東園は家庭のある康平が陽向と関係するような男と思っている。その誤解は解いておきたい。
「好きに、なれる要素がないだろ。陽向の隣にずっといて、運命のつがいって言われていた男だぞ」
「……周りが勝手に言ってただけだよ。それに、僕は、僕は、馨が好きだから他の人としないよ」
「ん? いまなんて言った、もう一回、頼む」
つい僕は、と強調してしまった陽向の心情に気がついたのかと思う。
嫌味っぽかったかなと思いつつ「いや、いい、言わない」肩をすくめる。
赤ちゃんのこともあるから、冷静に話し合わなきゃいけない。
ちらっと隣を見るとさっきまで膝に肘を突いて顔を覆っていた東園が身体ごとこちらを向いていた。
「今、俺が好きって言ったの、聞き違いじゃないよな」
「うん」
複数の有名人と浮名を流した恋愛の達人とおぼしき東園ならとっくに分かっているだろうと思ったのに、そうではなかったらしい。
陽向が頷くと同時に東園は陽向を強く抱き寄せた。
「嘘じゃないよな」
「うん」
どんどん拘束が強くなって苦しい。強いよ、というと東園は腕を緩め、立ち上がった。
急にどうしたのだろうと思いながらドア近くのデスクへ向かった東園の背中を眺める。
引き出しを開けてなにかしているので陽向は腹に右手を当て異変はないかなと目を閉じて集中する。痛みはない、他に違和感はないか。ふと左手に触感がして陽向は目を開いた。
目の前に跪いた東園がいて、陽向の右手を見て「腹が痛いのか?」と聞いた。
陽向が首を横に振ると東園は小さく頷いて、陽向の左手を持ち上げた。
え、と思う。東園は廊下の明かりを受け光るリングを左手の薬指にするりと嵌めた。
「結婚して欲しい」
どうして急に、と思う。結婚って人生において大きな出来事じゃないのか。陽向が気がつかなかっただけでなにか東園に変化が起きたのか。
陽向には身籠もるという衝撃的出来事が起きたけれど、陽向自身も知ったのは本日の事だ。東園が知るわけもない。
もしかしたら、自分たちじゃなく、東園が交際しているかもしれない人とのなにかがあったのかもな、思いながら陽向はそっと薬指の付け根にはまったリングに触れた。
「ちょ、ちょっと待って。見てる前で外されるとさすがに辛い」
陽向は大きく息をついてそっとそれを外した。
「陽向」
落胆と怒りが混じった声が陽向の行動を非難しているように聞こえる。
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