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35【亜楼Diary】涼み酒
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魔がさした、魔がさした、魔がさした……と呪文のようにくり返すのは、堂園家長男である。
眠れなくなった真夜中に、2階の自室を抜け出してリビングへと下りてきた亜楼は、ひどく脱力してソファに腰かけ深夜番組を観ていた。右手に煙草、左手にリモコンを持ちいろいろとザッピングするが、何を観てもおもしろくないし内容が何も入ってこない。ただイライラする。挙げ句の果てには煙草の灰をフローリングに落としてしまい、亜楼は立腹を通り越して、途方に暮れていた。
なんであんなこと言ったんだ俺!? 血迷ったとしか思えん……魔がさしたとしか言いようがない。そうだ。ぜってぇそうだ。……つーか、そうであってくれ。
しかし急に顔が見たくなったのは本心だったと、亜楼は見苦しいほどに追い詰められていた屈辱の夜を思い返した。弟だと頭で理解していても、見たくてたまらなくなった。ちゃんと、目を見てイキたかった。目を見たら信じられないほどいとおしくなって、ついおかしなことを口走ってしまった。
あまりにも俺を乞う目をしていたから。俺が欲しくてたまらないという目をしていたから。目隠しの下でずっとあんな瞳をしていたのかと思ったら、正直……肌を重ねた夜を全部最初からやり直したくなった。
きっと雰囲気にやられただけだと自分に言い聞かせるものの、納得できないモヤモヤが亜楼を取り囲んで苦しめる。認めたくない気持ちが、あの瞬間、勝手にあふれてしまったのだ。
海斗……聞いてたよな? あいつ単純バカだから、調子に乗る気がする……ここは訂正した方がいいのか? いや、ヘンに蒸し返さねぇ方がいい気もする……。あー、クソッ……。
亜楼が悶々としているところへ、風呂上がりの秀春がうちわを持ってリビングへ入ってきた。キッチンの冷蔵庫からカップ酒を取り出しソファに向かうと、不機嫌全開でうなだれている亜楼に出会い、秀春は一瞬顔をしかめる。どうしたの? ゴキゲンナナメ? と秀春が問うと、なんでもねぇよと亜楼は居住まいを正した。秀春にだけはこんなくだらないことで余計な心配をかけたくないと、長男としての自覚が無意識にそうさせる。
「おや、今日は月がキレイだねぇ。……そうだ、亜楼も一緒に呑まないかい? 月見酒……って言いたいとこだけど、夏だから涼み酒かな。どう?」
秀春は酒を一口すすったあと、中庭に続く大きなガラス戸から、外に浮かぶまるい金色を見つけてそう言った。まもなく満ちる月に誘われ、秀春は軽くカップを掲げる。
「……付き合う」
呑まなきゃやってらんねぇ……と、亜楼は快諾した。ソファから勢いよく立ち上がり、自分も冷蔵庫から缶ビールを取ってくる。
「昔はよくこうやって、一緒にお月さまを見ながら夜に話したよねぇ、弟たちの寝顔見ながらさ」
「そうだったな。あいつら川の字で寝てたな、冬夜真ん中にして」
「そうそう、冬夜はいっつも眞空の服のどっかをつかんで寝てたよねぇ。服つかんでると、安心したのかな? ……海斗の服つかんでるとこは、一度も見たことなかったけど」
思い出して、秀春がくすくす笑う。つられて、亜楼もふっと口元を緩ませた。
「あのときはまだ亜楼が未成年だったから、酒に誘えなくて少し残念だったな。今こうして息子と一緒に酒が呑めて、おじさんはうれしいよ」
「あんた、酒呑むの好きだもんな」
「……本当に、大きくなったね」
ビールをぐいぐいあおる亜楼の横顔をやさしく見つめて、秀春はしみじみとつぶやいた。視線を感じてぎょっとした亜楼は、いきなり気持ちわりぃなぁと秀春を軽く睨みつける。
「うれしいんだよ、おまえたちが立派に育ってくれたからさ。……なぁ亜楼、ごめんな? おまえを兄貴にしてしまって」
突然改まって、秀春が詫びた。手元の酒に視線を落としているので亜楼から表情は見えなかったが、秀春のそれはまるで懺悔のようで、亜楼の胸をかすかに締めつけた。
「本当はずっと後ろめたくて、ずっとこんな風に謝りたかったんだよ。ずいぶん昔に話したと思うけど、おまえを息子にしたのは俺のエゴだし、おまえを兄の立場に置いてしまったのは俺の勝手な都合だったんだから。本当だったらおまえ一人っ子だったし、弟三人の面倒見るようなことなかったんだしね」
「なんだよ今さら……もう酔ってんの?」
亜楼は冗談にしてみたが、義父が酔ってないことはすぐにわかる。
「おまえは不器用なくせにヘンなところで義理堅いし、生真面目だったから。……なのに本当によくお兄ちゃんをやってくれたと思う、感謝してるよ。俺ひとりじゃきっと、堂園家はうまくいってなかったさ」
「……んなことねぇよ……そんな大袈裟に言うなよ……俺は……」
海斗との情事の数々を思い出し、亜楼は否定しようとした。俺はあんたが思ってるほど立派な兄貴じゃない。俺は弟を……いつも泣かせてる。
「でもねぇ……もういいんだよ。もうそんなに、お兄ちゃんがんばらなくてもいいからね」
何もかもを許して受け入れる父親の顔をして、秀春はおだやかにそう告げた。
「おまえは最近、家にいるときは自分を責めるような顔ばかりしているから。家族のことで、何か悩んでることでもあるんじゃない?」
「……べ、別に、何も……」
「海斗たちももう立派な大人さ。そりゃまだ高校生だし危なっかしいところはそれなりにあるけど、おまえが全部の責任を負う必要はないんだよ。自分で考えて、自分で正しいと思った道を歩いていくさ、あいつらだって。……だからおまえはもう兄貴の責任を放棄して、好きなように生きなさい」
「……」
「あのときゆびきりのしぐさで約束した、お父さんをがんばるっていうのとお兄ちゃんをがんばるっていうのをさ、とても幸せな形で無効にしないかい? ……だってもう約束なんかなくたって、俺たちはちゃんと家族だからね」
言いたいことだけ一気に告げると、秀春はおいしそうに日本酒を呑んだ。その横顔はこの家の息子になったときから見慣れていて、亜楼はひどく安堵する。あのゆびきりは亜楼にとってとても大事な思い出だったが、本当はゆびきりなどしなくても、自分のやるべきことはきっと変わらなかった。
「……俺はもう充分好きなように生きてる……好きでやってんだよ、兄貴」
いつか秀春に教えてもらった、守るべきものに守られているという心地よさ。感謝しているのはこっちの方だと、口に出すのも憚られる照れくさい気持ちに、亜楼は幸せなため息をつく。
あんたの息子にしてくれて、あいつらの兄貴にしてくれて、……ありがと。
秀春は亜楼の頼もしい言葉に一瞬目を丸くしたが、すぐに柔らかい笑みを目元に浮かべて、ならいいんだけどねとおだやかに言った。
「とにかく俺や弟たちのことは気にしなくていいから、いい人がいるなら結婚するもよし、不毛な恋に身をゆだねるもよし、弟のひとりと恋に落ちるもよし……」
「おっ……おとうとっ!?」
動揺してビールを少しこぼしてしまった亜楼は、指に垂れたビールを舐めながら秀春の顔をおそるおそる見るが、父はン? ととぼけている。
この人、なんか気づいてんじゃねぇだろうな……!? しかも不毛な恋って、涼、さん……? え? 適当に言った、だけ、だよな……!?
「……つ、つーか、俺のことより自分のことだろ。そろそろまじで自分の幸せ考えろって。俺たちが成長したって思うなら、今度はあんたが幸せ考える番なんじゃねぇの? 俺たちももうガキじゃねぇし、とやかく口出したりしねぇからさ。……頼むから、あんたが先に幸せになってくれよ……」
大人の常套手段である問題のすり替えを、亜楼がさらりと実行する。
「そうだよねぇ……一生独身っていうのも、味気ないよねぇ……」
「……まだ、あの人のこと引きずってんの?」
秀春の、最後の恋になるはずだった人。一生分の覚悟で、守りたかった人。秀春はその問いには答えず、こちらも大人の苦笑で誤魔化した。本当にお父さんも自分のことちゃんと考えないとね、とさらっと流す。未だに傷は癒えていないのだろうかと、亜楼は息子たちでは決して埋めることのできない父親の孤独を思って、少し胸を痛めた。
「ま、おじさんは元々こんな風にノーテンキだし? おまえたちが好きに生きてくれたら、それでいいんだから。ヘンな気回さずに、勝手にやりなさい」
なんのことを言っているのか……あんま深く考えねぇようにしよ……と、亜楼は襲いかかる悪寒にじっと耐えた。
「あぁ、本当に、月がキレイだね……」
「……あぁ、そうだな」
父と息子、涼み酒の夜は更けていく。いつの間にか亜楼の苛立ちも、すっかりおさまっていた。
眠れなくなった真夜中に、2階の自室を抜け出してリビングへと下りてきた亜楼は、ひどく脱力してソファに腰かけ深夜番組を観ていた。右手に煙草、左手にリモコンを持ちいろいろとザッピングするが、何を観てもおもしろくないし内容が何も入ってこない。ただイライラする。挙げ句の果てには煙草の灰をフローリングに落としてしまい、亜楼は立腹を通り越して、途方に暮れていた。
なんであんなこと言ったんだ俺!? 血迷ったとしか思えん……魔がさしたとしか言いようがない。そうだ。ぜってぇそうだ。……つーか、そうであってくれ。
しかし急に顔が見たくなったのは本心だったと、亜楼は見苦しいほどに追い詰められていた屈辱の夜を思い返した。弟だと頭で理解していても、見たくてたまらなくなった。ちゃんと、目を見てイキたかった。目を見たら信じられないほどいとおしくなって、ついおかしなことを口走ってしまった。
あまりにも俺を乞う目をしていたから。俺が欲しくてたまらないという目をしていたから。目隠しの下でずっとあんな瞳をしていたのかと思ったら、正直……肌を重ねた夜を全部最初からやり直したくなった。
きっと雰囲気にやられただけだと自分に言い聞かせるものの、納得できないモヤモヤが亜楼を取り囲んで苦しめる。認めたくない気持ちが、あの瞬間、勝手にあふれてしまったのだ。
海斗……聞いてたよな? あいつ単純バカだから、調子に乗る気がする……ここは訂正した方がいいのか? いや、ヘンに蒸し返さねぇ方がいい気もする……。あー、クソッ……。
亜楼が悶々としているところへ、風呂上がりの秀春がうちわを持ってリビングへ入ってきた。キッチンの冷蔵庫からカップ酒を取り出しソファに向かうと、不機嫌全開でうなだれている亜楼に出会い、秀春は一瞬顔をしかめる。どうしたの? ゴキゲンナナメ? と秀春が問うと、なんでもねぇよと亜楼は居住まいを正した。秀春にだけはこんなくだらないことで余計な心配をかけたくないと、長男としての自覚が無意識にそうさせる。
「おや、今日は月がキレイだねぇ。……そうだ、亜楼も一緒に呑まないかい? 月見酒……って言いたいとこだけど、夏だから涼み酒かな。どう?」
秀春は酒を一口すすったあと、中庭に続く大きなガラス戸から、外に浮かぶまるい金色を見つけてそう言った。まもなく満ちる月に誘われ、秀春は軽くカップを掲げる。
「……付き合う」
呑まなきゃやってらんねぇ……と、亜楼は快諾した。ソファから勢いよく立ち上がり、自分も冷蔵庫から缶ビールを取ってくる。
「昔はよくこうやって、一緒にお月さまを見ながら夜に話したよねぇ、弟たちの寝顔見ながらさ」
「そうだったな。あいつら川の字で寝てたな、冬夜真ん中にして」
「そうそう、冬夜はいっつも眞空の服のどっかをつかんで寝てたよねぇ。服つかんでると、安心したのかな? ……海斗の服つかんでるとこは、一度も見たことなかったけど」
思い出して、秀春がくすくす笑う。つられて、亜楼もふっと口元を緩ませた。
「あのときはまだ亜楼が未成年だったから、酒に誘えなくて少し残念だったな。今こうして息子と一緒に酒が呑めて、おじさんはうれしいよ」
「あんた、酒呑むの好きだもんな」
「……本当に、大きくなったね」
ビールをぐいぐいあおる亜楼の横顔をやさしく見つめて、秀春はしみじみとつぶやいた。視線を感じてぎょっとした亜楼は、いきなり気持ちわりぃなぁと秀春を軽く睨みつける。
「うれしいんだよ、おまえたちが立派に育ってくれたからさ。……なぁ亜楼、ごめんな? おまえを兄貴にしてしまって」
突然改まって、秀春が詫びた。手元の酒に視線を落としているので亜楼から表情は見えなかったが、秀春のそれはまるで懺悔のようで、亜楼の胸をかすかに締めつけた。
「本当はずっと後ろめたくて、ずっとこんな風に謝りたかったんだよ。ずいぶん昔に話したと思うけど、おまえを息子にしたのは俺のエゴだし、おまえを兄の立場に置いてしまったのは俺の勝手な都合だったんだから。本当だったらおまえ一人っ子だったし、弟三人の面倒見るようなことなかったんだしね」
「なんだよ今さら……もう酔ってんの?」
亜楼は冗談にしてみたが、義父が酔ってないことはすぐにわかる。
「おまえは不器用なくせにヘンなところで義理堅いし、生真面目だったから。……なのに本当によくお兄ちゃんをやってくれたと思う、感謝してるよ。俺ひとりじゃきっと、堂園家はうまくいってなかったさ」
「……んなことねぇよ……そんな大袈裟に言うなよ……俺は……」
海斗との情事の数々を思い出し、亜楼は否定しようとした。俺はあんたが思ってるほど立派な兄貴じゃない。俺は弟を……いつも泣かせてる。
「でもねぇ……もういいんだよ。もうそんなに、お兄ちゃんがんばらなくてもいいからね」
何もかもを許して受け入れる父親の顔をして、秀春はおだやかにそう告げた。
「おまえは最近、家にいるときは自分を責めるような顔ばかりしているから。家族のことで、何か悩んでることでもあるんじゃない?」
「……べ、別に、何も……」
「海斗たちももう立派な大人さ。そりゃまだ高校生だし危なっかしいところはそれなりにあるけど、おまえが全部の責任を負う必要はないんだよ。自分で考えて、自分で正しいと思った道を歩いていくさ、あいつらだって。……だからおまえはもう兄貴の責任を放棄して、好きなように生きなさい」
「……」
「あのときゆびきりのしぐさで約束した、お父さんをがんばるっていうのとお兄ちゃんをがんばるっていうのをさ、とても幸せな形で無効にしないかい? ……だってもう約束なんかなくたって、俺たちはちゃんと家族だからね」
言いたいことだけ一気に告げると、秀春はおいしそうに日本酒を呑んだ。その横顔はこの家の息子になったときから見慣れていて、亜楼はひどく安堵する。あのゆびきりは亜楼にとってとても大事な思い出だったが、本当はゆびきりなどしなくても、自分のやるべきことはきっと変わらなかった。
「……俺はもう充分好きなように生きてる……好きでやってんだよ、兄貴」
いつか秀春に教えてもらった、守るべきものに守られているという心地よさ。感謝しているのはこっちの方だと、口に出すのも憚られる照れくさい気持ちに、亜楼は幸せなため息をつく。
あんたの息子にしてくれて、あいつらの兄貴にしてくれて、……ありがと。
秀春は亜楼の頼もしい言葉に一瞬目を丸くしたが、すぐに柔らかい笑みを目元に浮かべて、ならいいんだけどねとおだやかに言った。
「とにかく俺や弟たちのことは気にしなくていいから、いい人がいるなら結婚するもよし、不毛な恋に身をゆだねるもよし、弟のひとりと恋に落ちるもよし……」
「おっ……おとうとっ!?」
動揺してビールを少しこぼしてしまった亜楼は、指に垂れたビールを舐めながら秀春の顔をおそるおそる見るが、父はン? ととぼけている。
この人、なんか気づいてんじゃねぇだろうな……!? しかも不毛な恋って、涼、さん……? え? 適当に言った、だけ、だよな……!?
「……つ、つーか、俺のことより自分のことだろ。そろそろまじで自分の幸せ考えろって。俺たちが成長したって思うなら、今度はあんたが幸せ考える番なんじゃねぇの? 俺たちももうガキじゃねぇし、とやかく口出したりしねぇからさ。……頼むから、あんたが先に幸せになってくれよ……」
大人の常套手段である問題のすり替えを、亜楼がさらりと実行する。
「そうだよねぇ……一生独身っていうのも、味気ないよねぇ……」
「……まだ、あの人のこと引きずってんの?」
秀春の、最後の恋になるはずだった人。一生分の覚悟で、守りたかった人。秀春はその問いには答えず、こちらも大人の苦笑で誤魔化した。本当にお父さんも自分のことちゃんと考えないとね、とさらっと流す。未だに傷は癒えていないのだろうかと、亜楼は息子たちでは決して埋めることのできない父親の孤独を思って、少し胸を痛めた。
「ま、おじさんは元々こんな風にノーテンキだし? おまえたちが好きに生きてくれたら、それでいいんだから。ヘンな気回さずに、勝手にやりなさい」
なんのことを言っているのか……あんま深く考えねぇようにしよ……と、亜楼は襲いかかる悪寒にじっと耐えた。
「あぁ、本当に、月がキレイだね……」
「……あぁ、そうだな」
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