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第1章 難民キャンプ
13 初任給への違和感
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平和な日々はあっという間に消費される。
来週どころか3週間経った琴乃は元気に冒険者ギルドの受付として働いていた。
まだ分からない業務も多いが基本である依頼書の受理は問題なく行えるようになった。
新人と書かれたクリップが左胸に輝く。
心配だった冒険者とのやり取りも意外となんとかなった。
下心満載で受付嬢に話すおじさん(琴乃から見て)もさすがに子供にはそんな対応はしない。
むしろ可愛がってくれる人も多く、最初の不安はなんだったんだと思うくらいには上手くやれていた。
お金は心もとないので節約して使い、残った約3万円のうち1万円しか使っていなかった。
(確か月末締めでお給料が入るのは10日って言ってたから、それまで頑張れば……よし!)
2週目から仕事に入ったので、一月丸ごとではなく、給与は満額より1週間分少ないはずだった。しかし琴乃の境遇を分かっているギルド長とカトリーヌからの提案で有休を使わせてもらった。1年間で10日付与されるらしい。本来は用事があるときに事前申請して使うものだが、本人の同意があれば欠勤を補う形での使用もありなのだという。
減っていく残金を目の当たりにするたびに……琴乃は14歳ながら給料を待ち望む社会人のような心情になっていた。
そして首都メアンに来てからふた月目の10日──待ちに待った給料日がやってきた。
そわそわ、そわそわ。
琴乃は平静を装っていたが、普段の落ち着き払っている姿を見慣れていたため、もしかして?と周囲は微笑ましい気持ちになっていた。
さながら初めてお年玉をもらう子供のようだ。
給料計算は先月、計算の得意な受付嬢のローザが行っていた。給料のお金自体は当日の昼頃に職員それぞれの口座へ振り込まれる。
当然のように口座を持っていなかった琴乃は給料日に間に合うように休日を利用して作りに行った。ちなみに銀行のキャッシュカードのような魔道具を作るのにもお金はかかるが、ギルド職員の場合は登録証で代用できるため魔道具は必要ない。ただし冒険者ギルドを辞めて登録証を返した後に口座から引き出す場合は、魔道具を新規で作ってからしか引き出せないため注意が必要だと口座設立時に説明があった。
給料の明細書は昼~夕方の空いている時間帯に配られる。
金額が合っているか確認の上で手渡しするので一人ずつ2階のギルド長がいる部屋へ呼ばれる。
ノエル、ローザ、エマの順で、最後に琴乃が呼ばれた。
2階へ上がるとカトリーヌが笑顔で待っていた。進んでいくと奥の椅子にはギルド長のヴァルが座っている。
明細書を渡すのはカトリーヌらしい。
「ヒイナちゃんはお給料もらうの初めてよね? 明細書の見方も教えるから座って?」
いつものように快活とした笑顔で着席を促される。弾力のあるソファーは革製品のカバーで高級そうだ。
【ヒイナ】と書かれた封筒から一枚の紙を取り出して机の上に出される。
出勤日数:22日 欠勤日数:0日 有給日数:5日 残業時間:0時間
基本給:105000円
残業代:0円
ギルド保険料:ー300円
差し引き支給額:104700円
(ん? あれ?)
じぃーっと明細表を見ていくと違和感に気づいた。しかし初めて明細書を見たため見方が間違っているのかもしれないと疑問を心の中へ閉まった。
「この出勤日数がヒイナちゃんがひと月で働いた日数ね。働き始めたのが2週目だったから本来だったら欠勤扱いになってその分の金額が減ってしまうのだけど有給制度を利用して基本給が満額支給になっているわ。欠勤日数の分が有給日数に変わっているって感じね。次に書いてある残業時間だけど、定時である18時を30分超えた分が残業代としてカウントされるわ。逆に言うと18時30分までは残業代が支払われないってことだから注意してね。次の日に回せる仕事は後ろに回して構わないから。とはいっても新人の場合、最初の頃は残業させない方針だから安心して」
「はい、ありがとうございます」
「次はその下に書いてある基本給ね。その下が残業代で、今月は0時間だから0円、その下のギルド保険料だけど……これはギルド職員は必ず入らないといけない保険で、その保険料が毎月自動で引かれてしまうの。けどその分、怪我や病気をしたときはお金が出るような仕組みになっているからお得な制度なのよ。そして一番下の差し引き支給額がヒイナちゃんの口座に入金されるお金ね。……ふぅー、一度に説明したけど分かったかしら? 何か聞きたい部分はある?」
聞きたい部分はあった。けど少し言いづらい。
けれどこの機会を逃してしまうと今後聞けるタイミングはないだろうと意を決した。
「不満とかではないんですけど……求人票に書かれていた金額と違ったのでなんでだろうって……」
おずおぞと口に出すとカトリーヌはポンッと手を叩いた。
「あ~それはね! 国籍を持たない場合は金額が3割引きになるのよ。最近になって追加された法律だから知らないのも無理はないわ。えーっと、どこにあったかしら?」
「……右の棚だ」
ずっと無言で椅子に座っていたギルド長が口を開いた。
(……そういえばギルド長いたんだった。すっかり忘れてた)
今更だが、カトリーヌと話すうちにリラックスし始めていた居ずまいを正す。
「あったあった! これを見てくれる?」
A4サイズくらいの新聞を渡され、字を目で追っていく。日付はキャンプ地を出発する1週間ほど前のものだった。つまり琴乃が見た求人票は法律が出される前のものだったのだろう。
【エアロネスト王国は難民を受け入れることを決めた。しかし既存の移民制度では大量雇用は難しくなってくる。そのため同一賃金での就業ではなく、エアロネスト国籍を持たない者は基本給から3割を引いた金額を支給するように新たな法律を定めた。その名は移民雇用調整法である。なお国籍の会得方法を──】
「なるほど。だから聞いていた金額と違ったんですね」
「そうなの! ごめんねぇ、や、辞めるとか言わないわよね?」
「辞めないですよ。他の職場の給料も同じように引かれてるってことですよね。驚きはしましたけど法律で決まったのならしょうがないです。それより、気になったことがあるので質問しても大丈夫ですか?」
時間とか、と部屋に備え付けてある時計を見た。琴乃はともかくカトリーヌは忙しいかもしれない。
「大丈夫よ! なんでも聞いて頂戴!」
「それなら──」
と渡された新聞をちらっと見た。
「エアロネストの国籍を取る方法が変わったって書いてありますけど、どう変わったんですか? 100万円が必要になったとか、書いてありますけどよくわからなくて……」
「ああ、そのことね。そうね、ヒイナちゃんには大事なことだわ。前までは移民の数もそれほど多くなくって、申請さえ通れば国籍取得にお金はかからなかったのよ。けどこの法律では100万円払えばすぐに国籍を取得できることになったの。すぐに手に入れられるのは良いことだけど、3割減らされて100万円なんて、元々持っている人でもない限り難しい話よね」
「そうですよね……」
「あっ、でも! 国籍を買えたら給料は15万円になるから、なるから……!」
「はい、頑張って貯めていきますね。教えてくださってありがとうございました」
ぺこっと頭を下げて1階へ戻る。
カトリーヌは全く悪くないが、腹の中でぐるぐる回る不満をぶつけてしまいそうだったため早めに話を切り上げてきてしまった。
「態度悪かったかなぁ……」
とはいえどうしょうもできない。
15万円もらえると思っていたところが急に10万5千円なのだ。
(有給使わせてもらってて良かった。そうじゃなかったら家賃払えなかったかも)
そしたらあの不動産屋のおばさんはすぐに退去を迫ってきただろう。
「あっ、おかえり! ヒイナちゃん。給料明細もらえた?」
「はい。初めて見たのでついでに色々見方とか教えてもらいました」
「分かる! 初めて見ると何が何だかって感じだよね! あたし未だにお金の管理とかできないもん」
年の近いエマはフレンドリーによく話しかけてくれる。
「そりゃそうよね。 エマはお母さんに管理してもらってるもの!」
「ちょっ、それは!」
とローザがからかうようにエマにちょっかいをかける。
「あははっ」
2人は仲が良いらしくじゃれ合いやり取りは微笑ましい。けれどこの日はちょっぴりムカムカした。
(良いなぁ。エマさんはお金の心配とかしたことないんだろうなぁ。それに帰ったらお母さんがいて、ご飯も作ってくれてるって言ってたし……はぁ)
いつもは考えなくていいことが頭に浮かんでしまう。
それを頭の片隅に追いやって、中途半端になっていた仕事を再開させていく。
冒険者の対応以外にも細かい作業はたくさんある。
雑念を振り払うように目の前の仕事に取り掛かった。
来週どころか3週間経った琴乃は元気に冒険者ギルドの受付として働いていた。
まだ分からない業務も多いが基本である依頼書の受理は問題なく行えるようになった。
新人と書かれたクリップが左胸に輝く。
心配だった冒険者とのやり取りも意外となんとかなった。
下心満載で受付嬢に話すおじさん(琴乃から見て)もさすがに子供にはそんな対応はしない。
むしろ可愛がってくれる人も多く、最初の不安はなんだったんだと思うくらいには上手くやれていた。
お金は心もとないので節約して使い、残った約3万円のうち1万円しか使っていなかった。
(確か月末締めでお給料が入るのは10日って言ってたから、それまで頑張れば……よし!)
2週目から仕事に入ったので、一月丸ごとではなく、給与は満額より1週間分少ないはずだった。しかし琴乃の境遇を分かっているギルド長とカトリーヌからの提案で有休を使わせてもらった。1年間で10日付与されるらしい。本来は用事があるときに事前申請して使うものだが、本人の同意があれば欠勤を補う形での使用もありなのだという。
減っていく残金を目の当たりにするたびに……琴乃は14歳ながら給料を待ち望む社会人のような心情になっていた。
そして首都メアンに来てからふた月目の10日──待ちに待った給料日がやってきた。
そわそわ、そわそわ。
琴乃は平静を装っていたが、普段の落ち着き払っている姿を見慣れていたため、もしかして?と周囲は微笑ましい気持ちになっていた。
さながら初めてお年玉をもらう子供のようだ。
給料計算は先月、計算の得意な受付嬢のローザが行っていた。給料のお金自体は当日の昼頃に職員それぞれの口座へ振り込まれる。
当然のように口座を持っていなかった琴乃は給料日に間に合うように休日を利用して作りに行った。ちなみに銀行のキャッシュカードのような魔道具を作るのにもお金はかかるが、ギルド職員の場合は登録証で代用できるため魔道具は必要ない。ただし冒険者ギルドを辞めて登録証を返した後に口座から引き出す場合は、魔道具を新規で作ってからしか引き出せないため注意が必要だと口座設立時に説明があった。
給料の明細書は昼~夕方の空いている時間帯に配られる。
金額が合っているか確認の上で手渡しするので一人ずつ2階のギルド長がいる部屋へ呼ばれる。
ノエル、ローザ、エマの順で、最後に琴乃が呼ばれた。
2階へ上がるとカトリーヌが笑顔で待っていた。進んでいくと奥の椅子にはギルド長のヴァルが座っている。
明細書を渡すのはカトリーヌらしい。
「ヒイナちゃんはお給料もらうの初めてよね? 明細書の見方も教えるから座って?」
いつものように快活とした笑顔で着席を促される。弾力のあるソファーは革製品のカバーで高級そうだ。
【ヒイナ】と書かれた封筒から一枚の紙を取り出して机の上に出される。
出勤日数:22日 欠勤日数:0日 有給日数:5日 残業時間:0時間
基本給:105000円
残業代:0円
ギルド保険料:ー300円
差し引き支給額:104700円
(ん? あれ?)
じぃーっと明細表を見ていくと違和感に気づいた。しかし初めて明細書を見たため見方が間違っているのかもしれないと疑問を心の中へ閉まった。
「この出勤日数がヒイナちゃんがひと月で働いた日数ね。働き始めたのが2週目だったから本来だったら欠勤扱いになってその分の金額が減ってしまうのだけど有給制度を利用して基本給が満額支給になっているわ。欠勤日数の分が有給日数に変わっているって感じね。次に書いてある残業時間だけど、定時である18時を30分超えた分が残業代としてカウントされるわ。逆に言うと18時30分までは残業代が支払われないってことだから注意してね。次の日に回せる仕事は後ろに回して構わないから。とはいっても新人の場合、最初の頃は残業させない方針だから安心して」
「はい、ありがとうございます」
「次はその下に書いてある基本給ね。その下が残業代で、今月は0時間だから0円、その下のギルド保険料だけど……これはギルド職員は必ず入らないといけない保険で、その保険料が毎月自動で引かれてしまうの。けどその分、怪我や病気をしたときはお金が出るような仕組みになっているからお得な制度なのよ。そして一番下の差し引き支給額がヒイナちゃんの口座に入金されるお金ね。……ふぅー、一度に説明したけど分かったかしら? 何か聞きたい部分はある?」
聞きたい部分はあった。けど少し言いづらい。
けれどこの機会を逃してしまうと今後聞けるタイミングはないだろうと意を決した。
「不満とかではないんですけど……求人票に書かれていた金額と違ったのでなんでだろうって……」
おずおぞと口に出すとカトリーヌはポンッと手を叩いた。
「あ~それはね! 国籍を持たない場合は金額が3割引きになるのよ。最近になって追加された法律だから知らないのも無理はないわ。えーっと、どこにあったかしら?」
「……右の棚だ」
ずっと無言で椅子に座っていたギルド長が口を開いた。
(……そういえばギルド長いたんだった。すっかり忘れてた)
今更だが、カトリーヌと話すうちにリラックスし始めていた居ずまいを正す。
「あったあった! これを見てくれる?」
A4サイズくらいの新聞を渡され、字を目で追っていく。日付はキャンプ地を出発する1週間ほど前のものだった。つまり琴乃が見た求人票は法律が出される前のものだったのだろう。
【エアロネスト王国は難民を受け入れることを決めた。しかし既存の移民制度では大量雇用は難しくなってくる。そのため同一賃金での就業ではなく、エアロネスト国籍を持たない者は基本給から3割を引いた金額を支給するように新たな法律を定めた。その名は移民雇用調整法である。なお国籍の会得方法を──】
「なるほど。だから聞いていた金額と違ったんですね」
「そうなの! ごめんねぇ、や、辞めるとか言わないわよね?」
「辞めないですよ。他の職場の給料も同じように引かれてるってことですよね。驚きはしましたけど法律で決まったのならしょうがないです。それより、気になったことがあるので質問しても大丈夫ですか?」
時間とか、と部屋に備え付けてある時計を見た。琴乃はともかくカトリーヌは忙しいかもしれない。
「大丈夫よ! なんでも聞いて頂戴!」
「それなら──」
と渡された新聞をちらっと見た。
「エアロネストの国籍を取る方法が変わったって書いてありますけど、どう変わったんですか? 100万円が必要になったとか、書いてありますけどよくわからなくて……」
「ああ、そのことね。そうね、ヒイナちゃんには大事なことだわ。前までは移民の数もそれほど多くなくって、申請さえ通れば国籍取得にお金はかからなかったのよ。けどこの法律では100万円払えばすぐに国籍を取得できることになったの。すぐに手に入れられるのは良いことだけど、3割減らされて100万円なんて、元々持っている人でもない限り難しい話よね」
「そうですよね……」
「あっ、でも! 国籍を買えたら給料は15万円になるから、なるから……!」
「はい、頑張って貯めていきますね。教えてくださってありがとうございました」
ぺこっと頭を下げて1階へ戻る。
カトリーヌは全く悪くないが、腹の中でぐるぐる回る不満をぶつけてしまいそうだったため早めに話を切り上げてきてしまった。
「態度悪かったかなぁ……」
とはいえどうしょうもできない。
15万円もらえると思っていたところが急に10万5千円なのだ。
(有給使わせてもらってて良かった。そうじゃなかったら家賃払えなかったかも)
そしたらあの不動産屋のおばさんはすぐに退去を迫ってきただろう。
「あっ、おかえり! ヒイナちゃん。給料明細もらえた?」
「はい。初めて見たのでついでに色々見方とか教えてもらいました」
「分かる! 初めて見ると何が何だかって感じだよね! あたし未だにお金の管理とかできないもん」
年の近いエマはフレンドリーによく話しかけてくれる。
「そりゃそうよね。 エマはお母さんに管理してもらってるもの!」
「ちょっ、それは!」
とローザがからかうようにエマにちょっかいをかける。
「あははっ」
2人は仲が良いらしくじゃれ合いやり取りは微笑ましい。けれどこの日はちょっぴりムカムカした。
(良いなぁ。エマさんはお金の心配とかしたことないんだろうなぁ。それに帰ったらお母さんがいて、ご飯も作ってくれてるって言ってたし……はぁ)
いつもは考えなくていいことが頭に浮かんでしまう。
それを頭の片隅に追いやって、中途半端になっていた仕事を再開させていく。
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