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死霊術師の未来編
再発防止のために
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再発防止のために、なぜルイジはこのような技術を持つようになったのか。それを調べることにした。
ルイジは海の向こうの大陸にある軍事大国の生まれだった。本名は別にあったが、今は省く。
幼少のころから人には見えないモノが見えていたルイジ少年は、妄想癖や虚言癖のある子どもだと思われて、いじめられ、疎まれて、一人ぼっちで過ごした。
軍事大国では火薬を使った兵器だけでなく、魔法に頼らない機械技術が発達しており、そのせいで魔法技術は軽視されていた。
ルイジは自分の特殊な能力が魔法技術と近しいものだと直感していたが、この国では魔法の情報が乏しく、渇望しつつも知識を得る機会が無かった。
彼が16歳の時に転機が訪れた。遠く海の向こうから、この国へ火砲類を買い求めに来ていた帝国軍人と知り合いになったのだ。その調達を手伝うことと引き換えに帝国への片道切符を手に入れ、ルイジは海を渡り帝国臣民になった。
帝国に来てすぐに魔術師としての才覚を発揮し、軍の魔術学校へ入学した彼は、魔法技術について貪欲に学んだ。
そして、不死系魔物の研究に行きつく。
帝国の図書館には、滅亡したディポーリ王国の研究者が書いた論文が収蔵されていて、ルイジは偶然にそれを見つけ出したのだ。
霊視能力を持つルイジはその論文を著者以上に理解した。やがて、”お呪い”を結界術を応用した方法に改良し、再現性のある形で死体から不死系魔物を生み出す技術を確立する。
学生とは思えない高度な技術が評価され、軍事技術研究所に入った。
そこからは機会に恵まれ、次期主力兵器候補として多額の研究資金を与えられ、ついには精神干渉系の魔術の応用によって不死系魔物に命令を下せるまでに技術を進歩させていった。
ということが、霊体球の解析で分かった。
結局は、この男の知識も幽霊城とつながっていたわけだ。
「また幽霊城ですか。ジャンカールロの研究が意外と広まってますね」
「まったくだな。これはきっちりと調査して、ジャンカールロ関連の情報は全て隠滅せねばならんな」
師匠が面倒くさそうに天井を仰ぐ。
隣にいたアネットさんが話に加わる。
「過去だけでなく、未来の芽も摘んでおく必要はありませんか?」
「それは、そうだね。でもどうやったらいいんだろう?」
僕が聞くと、アネットさんが具体策を教えてくれた。
「国が法律を作って、取り締まるのです。幸い、テオ様にはこの国と隣の国に伝手がありますから。さらに神殿や魔法ギルドも巻き込めば、国を越えて取り締まることも可能でしょう。そして、そのどちらも伝手はありますよね」
「な、なるほど?」
いきなりデカい話になったなぁ。
つまり、再発防止策として。
・霊体や憑依に関する研究の危険性を然るべき人たちに理解してもらう。
・それらの研究を公式に禁止して取り締まる。
・それらに関する知識や技術を民間から回収し管理する。
と言ったところか。
確かにこんなのは僕らの手に余る。国や神殿、魔法ギルドの協力が必要だ。
まずはリアーヌ様に相談だ。
王宮に赴き、帝国の顛末を語って聞かせると、リアーヌ様も流石に顔をしかめていた。
「死体をもてあそび、それを兵器にするなど、人道に悖る行いですね」
そして、再発防止策を説明すると。
「幽霊城の悲劇と、今回の帝国の悪行がつながっていたのですね。二度とそのような愚行を繰り返させぬためにも、必要な事だと思いますわ。陛下の説得はお任せください」
と協力を申し出てくれた。
「話は終わった?次は私の魔術を見てね」
とソフィ王女が頃合いを見計らってやって来て、僕は連れ去られてしまった。
その後、国王陛下の賛同も得られ、師匠を交えてどのような法律を作るかの実務者会議が数日に渡って開催された。僕も同席していたけど、居眠りしないように必死でこらえていた。
一方その頃、アネットさんには久々に聖女の身体に入っての仕事をお願いした。
ちなみに、1年半ほど前から、専任の使鬼を用意して聖女役をやってもらっていた。元旅芸人で、演技の上手い人なので、信者(?)の皆さんにも好評なんだとか。
聖女のアネットさんは、王都の中央神殿に赴いている。
会議中の僕は眠気を押さえるために、アネットさんと感覚共有してそっちの様子を伺っていた。
「これはこれは、聖女様。よくぞお越しくださいました」
神殿の偉い人数人が出迎えてくれた。
軽い世間話の後、本題を切り出す。幽霊城の事はぼかしつつ、帝国の所業は誇張して、危険性を伝える。
「何と恐ろしい。人の所業とは思えませんな」
神殿の人たちは怒りや怯えの表情を浮かべていた。
そして、その対策のためにサンテイユ王国が動き出している事を伝え、神殿の持つ国の垣根を越えたつながりを活かして協力して欲しいと伝えた。
「もちろんです。神々もそうお望みのことでしょう」
代表者がそう言って協力を約束してくれた。
この時の聖女との会談の内容を書き表した冊子は「聖女語録」と題され、各国の中央神殿に配布され、瞬く間に増刷されて各地の神殿へと広まっていったという。
王城での会議が終わり、僕と師匠は魔法ギルドを訪れた。
「エルウッド王宮導士爵様、ようこそ。本日はどのようなご用件で」
サイユ支部長が恭しく出迎えてくれた。
師匠は多額の寄付に加え、火砲類対抗魔術の寄贈による貢献で、魔法ギルドでも超有名人となっている。おまけにエルフ(偽)だし。
「実はな、とある危険な魔術に関する研究を禁忌に指定して、取り締まって欲しいのだ。これは王国とも話し合って、法律を作る所まで話が進んでおる」
詳しい説明をすると、支部長も驚いていた。
「なんと、そのようなことが」
「まったく、帝国には困ったものだ」
師匠が水を向けると、支部長も顔をしかめて同調する。
「ええ、ええ。帝国が魔術を軽視するようになって、帝国の支部もすっかり肩身が狭くなっておりました。しかし、これを機に攻勢をかけるといたしましょう」
と言って、最後には明るい表情になっていた。
その後、国王陛下から、ロッカーラ連合王国に協力依頼をするので使者を務めて欲しいと依頼が来た。まあ、面識もあるし、断る理由は無い。
必要な書類を受け取ると、<簡易転移門>でロッカーラの首都ポルツィアに飛んだ。
宮廷に赴くと、案の定。
「師匠~!お久しぶりです!」
とステファノ王子が駆けよってきた。
王様との謁見まで時間があったので、最近の修業の様子を聞いて時間を潰した。
帝国の話をすると。
「そ、そんな魔術があるのですか!何という卑劣な行為か。やはり帝国は悪の巣窟なのですね!」
と顔を真っ赤にして怒っていた。
そして師匠と共に、ロッカーラ王様と会合を開く。
ディポーリ王様や重臣の貴族が同席している。
「エルウッド名誉騎士、テオ宮廷魔術師、久しぶりだな」
少し、近況報告や雑談をして、本題に移る。
「何たる卑劣漢!帝国とは悪の巣窟に相違ない」
とロッカーラ王様は、息子と同じような言い回しで怒りを示していた。
そして、サンテイユ王国の法律を参考に、同様の取り締まりを行う事を約束してくれた。
「幽霊城の悲劇を知るロッカーラ連合王国だからこそ、率先して取り組まねばならないな」
ロッカーラ王様がそう言うと、ディポーリ王様も大きくうなずいた。
こうして関係各所に協力を要請し、”霊体と憑依に関する研究の禁止”を制度として用意することができた。
後は、実際の運用を監視する必要があるが、それは今後の話だ。
ペパン諜報部長にも、これらに関する情報収集を強化するようお願いしておいた。
「了解いたしました。つきましては、工作員の増員をお願いしたく」
と言うことなので、幽霊城の掃除とか、帝国の騒動とかで入手した幽霊から80体ほどを、丸一日かけて使鬼にして諜報部門に組み込んだ。
これにより、うちの諜報部門はこの大陸全土に情報網を構築するに至った。
ダヤン商会には、慈善治療院を新たにロッカーラ連合王国と帝国内にも作ってもらった。
これは僕の増え続けるお金を有効活用するためでもあるが、各地に拠点を作る意味合いもある。
受付や警備に使鬼(偽生体持ち)を紛れ込ませているので、<簡易転移門>の行き先に指定できるのだ。
また、慈善治療院は聖女とつながっていると世間では認知されており、各地の神殿とのつながりを持つのに適していた。
こうして、諜報部門と、慈善治療院の両方で、社会の表と裏から大陸全土を監視する体制が整った。
ルイジは海の向こうの大陸にある軍事大国の生まれだった。本名は別にあったが、今は省く。
幼少のころから人には見えないモノが見えていたルイジ少年は、妄想癖や虚言癖のある子どもだと思われて、いじめられ、疎まれて、一人ぼっちで過ごした。
軍事大国では火薬を使った兵器だけでなく、魔法に頼らない機械技術が発達しており、そのせいで魔法技術は軽視されていた。
ルイジは自分の特殊な能力が魔法技術と近しいものだと直感していたが、この国では魔法の情報が乏しく、渇望しつつも知識を得る機会が無かった。
彼が16歳の時に転機が訪れた。遠く海の向こうから、この国へ火砲類を買い求めに来ていた帝国軍人と知り合いになったのだ。その調達を手伝うことと引き換えに帝国への片道切符を手に入れ、ルイジは海を渡り帝国臣民になった。
帝国に来てすぐに魔術師としての才覚を発揮し、軍の魔術学校へ入学した彼は、魔法技術について貪欲に学んだ。
そして、不死系魔物の研究に行きつく。
帝国の図書館には、滅亡したディポーリ王国の研究者が書いた論文が収蔵されていて、ルイジは偶然にそれを見つけ出したのだ。
霊視能力を持つルイジはその論文を著者以上に理解した。やがて、”お呪い”を結界術を応用した方法に改良し、再現性のある形で死体から不死系魔物を生み出す技術を確立する。
学生とは思えない高度な技術が評価され、軍事技術研究所に入った。
そこからは機会に恵まれ、次期主力兵器候補として多額の研究資金を与えられ、ついには精神干渉系の魔術の応用によって不死系魔物に命令を下せるまでに技術を進歩させていった。
ということが、霊体球の解析で分かった。
結局は、この男の知識も幽霊城とつながっていたわけだ。
「また幽霊城ですか。ジャンカールロの研究が意外と広まってますね」
「まったくだな。これはきっちりと調査して、ジャンカールロ関連の情報は全て隠滅せねばならんな」
師匠が面倒くさそうに天井を仰ぐ。
隣にいたアネットさんが話に加わる。
「過去だけでなく、未来の芽も摘んでおく必要はありませんか?」
「それは、そうだね。でもどうやったらいいんだろう?」
僕が聞くと、アネットさんが具体策を教えてくれた。
「国が法律を作って、取り締まるのです。幸い、テオ様にはこの国と隣の国に伝手がありますから。さらに神殿や魔法ギルドも巻き込めば、国を越えて取り締まることも可能でしょう。そして、そのどちらも伝手はありますよね」
「な、なるほど?」
いきなりデカい話になったなぁ。
つまり、再発防止策として。
・霊体や憑依に関する研究の危険性を然るべき人たちに理解してもらう。
・それらの研究を公式に禁止して取り締まる。
・それらに関する知識や技術を民間から回収し管理する。
と言ったところか。
確かにこんなのは僕らの手に余る。国や神殿、魔法ギルドの協力が必要だ。
まずはリアーヌ様に相談だ。
王宮に赴き、帝国の顛末を語って聞かせると、リアーヌ様も流石に顔をしかめていた。
「死体をもてあそび、それを兵器にするなど、人道に悖る行いですね」
そして、再発防止策を説明すると。
「幽霊城の悲劇と、今回の帝国の悪行がつながっていたのですね。二度とそのような愚行を繰り返させぬためにも、必要な事だと思いますわ。陛下の説得はお任せください」
と協力を申し出てくれた。
「話は終わった?次は私の魔術を見てね」
とソフィ王女が頃合いを見計らってやって来て、僕は連れ去られてしまった。
その後、国王陛下の賛同も得られ、師匠を交えてどのような法律を作るかの実務者会議が数日に渡って開催された。僕も同席していたけど、居眠りしないように必死でこらえていた。
一方その頃、アネットさんには久々に聖女の身体に入っての仕事をお願いした。
ちなみに、1年半ほど前から、専任の使鬼を用意して聖女役をやってもらっていた。元旅芸人で、演技の上手い人なので、信者(?)の皆さんにも好評なんだとか。
聖女のアネットさんは、王都の中央神殿に赴いている。
会議中の僕は眠気を押さえるために、アネットさんと感覚共有してそっちの様子を伺っていた。
「これはこれは、聖女様。よくぞお越しくださいました」
神殿の偉い人数人が出迎えてくれた。
軽い世間話の後、本題を切り出す。幽霊城の事はぼかしつつ、帝国の所業は誇張して、危険性を伝える。
「何と恐ろしい。人の所業とは思えませんな」
神殿の人たちは怒りや怯えの表情を浮かべていた。
そして、その対策のためにサンテイユ王国が動き出している事を伝え、神殿の持つ国の垣根を越えたつながりを活かして協力して欲しいと伝えた。
「もちろんです。神々もそうお望みのことでしょう」
代表者がそう言って協力を約束してくれた。
この時の聖女との会談の内容を書き表した冊子は「聖女語録」と題され、各国の中央神殿に配布され、瞬く間に増刷されて各地の神殿へと広まっていったという。
王城での会議が終わり、僕と師匠は魔法ギルドを訪れた。
「エルウッド王宮導士爵様、ようこそ。本日はどのようなご用件で」
サイユ支部長が恭しく出迎えてくれた。
師匠は多額の寄付に加え、火砲類対抗魔術の寄贈による貢献で、魔法ギルドでも超有名人となっている。おまけにエルフ(偽)だし。
「実はな、とある危険な魔術に関する研究を禁忌に指定して、取り締まって欲しいのだ。これは王国とも話し合って、法律を作る所まで話が進んでおる」
詳しい説明をすると、支部長も驚いていた。
「なんと、そのようなことが」
「まったく、帝国には困ったものだ」
師匠が水を向けると、支部長も顔をしかめて同調する。
「ええ、ええ。帝国が魔術を軽視するようになって、帝国の支部もすっかり肩身が狭くなっておりました。しかし、これを機に攻勢をかけるといたしましょう」
と言って、最後には明るい表情になっていた。
その後、国王陛下から、ロッカーラ連合王国に協力依頼をするので使者を務めて欲しいと依頼が来た。まあ、面識もあるし、断る理由は無い。
必要な書類を受け取ると、<簡易転移門>でロッカーラの首都ポルツィアに飛んだ。
宮廷に赴くと、案の定。
「師匠~!お久しぶりです!」
とステファノ王子が駆けよってきた。
王様との謁見まで時間があったので、最近の修業の様子を聞いて時間を潰した。
帝国の話をすると。
「そ、そんな魔術があるのですか!何という卑劣な行為か。やはり帝国は悪の巣窟なのですね!」
と顔を真っ赤にして怒っていた。
そして師匠と共に、ロッカーラ王様と会合を開く。
ディポーリ王様や重臣の貴族が同席している。
「エルウッド名誉騎士、テオ宮廷魔術師、久しぶりだな」
少し、近況報告や雑談をして、本題に移る。
「何たる卑劣漢!帝国とは悪の巣窟に相違ない」
とロッカーラ王様は、息子と同じような言い回しで怒りを示していた。
そして、サンテイユ王国の法律を参考に、同様の取り締まりを行う事を約束してくれた。
「幽霊城の悲劇を知るロッカーラ連合王国だからこそ、率先して取り組まねばならないな」
ロッカーラ王様がそう言うと、ディポーリ王様も大きくうなずいた。
こうして関係各所に協力を要請し、”霊体と憑依に関する研究の禁止”を制度として用意することができた。
後は、実際の運用を監視する必要があるが、それは今後の話だ。
ペパン諜報部長にも、これらに関する情報収集を強化するようお願いしておいた。
「了解いたしました。つきましては、工作員の増員をお願いしたく」
と言うことなので、幽霊城の掃除とか、帝国の騒動とかで入手した幽霊から80体ほどを、丸一日かけて使鬼にして諜報部門に組み込んだ。
これにより、うちの諜報部門はこの大陸全土に情報網を構築するに至った。
ダヤン商会には、慈善治療院を新たにロッカーラ連合王国と帝国内にも作ってもらった。
これは僕の増え続けるお金を有効活用するためでもあるが、各地に拠点を作る意味合いもある。
受付や警備に使鬼(偽生体持ち)を紛れ込ませているので、<簡易転移門>の行き先に指定できるのだ。
また、慈善治療院は聖女とつながっていると世間では認知されており、各地の神殿とのつながりを持つのに適していた。
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