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ぐるり南方旅行編
海を見に行こう
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僕が勉強に明け暮れていた半年の間は実に平和だったようだ。
ダヤン商会の錬金術工房がまた狙われたのだが、諜報部門の情報分析のおかげで未然に防ぐことができた。
通信機が盗まれたこともあったそうだが、霊糸リンクで辿れるのですぐ犯人を逮捕できた。
王宮で孤立してストレスの溜まっている第一王妃とその子供たち。息子である第二王子が、苛立ちをソフィ王女にぶつけようとした所を、ネズミくんが鮮やかに撃退した。
そんな感じで、大きな事件は起こっていない。
今年も残すところ後1期節となった頃。
僕は、勉強で知った海と言うものを実際に見てみたくなった。なんだか無性に気になる。
夏も盛りを過ぎ、少し過ごしやすくなってきたし、ちょうどいいだろう。
「と言うわけで、海を見に行きます」
僕は夕食時にそう宣言した。
「いいですね、海。お魚が美味しいと聞いてます。料理を覚えたいですね」
アネットさんは海産物の料理に興味あるようだ。
「海と言えばやっぱり魔動船でしょう。屋敷くらいでっかい船が動くっていうんだから、すごい迫力なはずよ」
ポリーヌさんはやっぱりそっち方面なんだね。
「僕も一緒に行っても良いのかな?」
「えっと、私も海見てみたいです」
セラフィン君とココちゃんが遠慮がちにそう言う。
「もちろんだよ、みんなで一緒に行こう」
僕が答えると、二人ともホッとして喜んでいた。
ピエールさんに旅行の事を伝えると。
「快適な旅をお約束します」
と言って、早速準備に取り掛かってくれた。いつもありがとうございます。
数日で準備を整え、いざ出発
ダヤン商会に、見た目は地味だけど乗り心地の良い高級馬車を用意してもらえた。
僕、師匠、アネットさん、ナナさん、セラフィン君、ココちゃん、ニコレットさん、ポリーヌさんが1つの馬車、もう1つの馬車にジルベール隊長と旧5人衆が護衛として乗っている。
そして、僕らの馬車の御者はピエールさんがやってくれている。この人本当に万能だな。
馬車は一路南へと向かう。
道中はその街で一番いい宿に宿泊し、その土地の美味しいものを味わい、すごく贅沢な旅路となった。
「なんだか貴族か大商人にでもなった気分ね」
とポリーヌさんが酒瓶片手に上機嫌で言ってたが、まさにそんな感じだ。
出発して4日目。
少し小高い丘の頂点に差し掛かった時。
「海だ~!」
見渡す限りの煌めく水面が目に飛び込んできた。凄い、視界の果てまで水がある。あれが水平線かぁ。
「すごいね。右から左まで全部水だ」
「キラキラして綺麗ですね」
セラフィン君とココちゃんも初めて見る海に感動している。
「うひょー、でっかいなぁ。見ろテオ、あれが魔動船だぞ!」
ポリーヌさんってば魔動船しか見てないな。
眼下には、海の港から丘陵地帯の中腹まで、白い壁の建物がびっしりと立ち並んでいる。港町ポントニーの町並みだ。
港には大きくて目立つ魔動船が2隻と、無数の帆船や手漕ぎ船が停泊しているのが見える。漁をするのは早朝らしいので、今は沖に漁船が見当たらない。
僕らは馬車の窓を大きく開けて、初めて見る海に釘付けになっていた。
僕らはピエールさんの案内でダヤン商会系列の、ポントニーで一番の高級宿に到着した。
スイートルームには僕の馬車に乗ってたメンバー、別の部屋に護衛メンバーがそれぞれ泊まることになった。
まずは街に出てお昼を食べよう。
ピエールさんが手配してくれていたレストランへ向かう。護衛メンバーからはジルベール隊長だけがついてきた。5人衆は庶民的なお店に行って地元の情報を仕入れるのだとか。
レストランは大きなテラスがあり、そこで食べられるようになっていた。
メニューは魚介類を使ったスープ、焼き魚に、魚介を使って穀物を炊いた料理など、港町ならではの料理を堪能する。
「んー、美味しい!」
「ほっぺたが落ちそう」
ココちゃんとニコレットさんが一口食べて笑顔になる。
「魚ってもっと生臭いと思ってましたが、全然違いますね」
アネットさんは早くも料理方法に興味を示している。
「300年ぶりの魚料理だが、こりゃ美味い」
師匠も嬉しそうだ。
「くぁ~、この酒が魚に合うわ~」
ポリーヌさんが美味しそうにお酒を飲んでいる。
その他の面々は無言でバクバクと食べている。
美味しすぎて手が止まらないよ。
「あ~、喰った喰った」
ジルベール隊長が満足そうに腹を撫でている。
僕も動けないくらい食べた。
海に来てよかった。もうこれだけでも来た価値があったというものだ。
アネットさんはピエールさんの伝手で厨房を見に行ったようだ。
「この後はどうするの?」
ポリーヌさんが僕に質問する。
「そうだね、やっぱり海を見に行きたいかな、もっと近くで」
「じゃあ、魔動船を見に行きましょ」
ずいっと身を乗り出して主張してきた。
「えっと、じゃあアネットさんが戻ったら、とりあえず港の方に行こうか」
と言うことで、次は港に行くことになった。
厨房で魚介料理の情報を仕入れてきたアネットさんは、ほくほく顔だった。これは屋敷に帰った後も、美味しいものが食べられそうだぞ。
レストランを後にして、馬車で港へ向かう。
もう全部ピエールさんにお任せである。
港に近づくにつれポントニーに来てから鼻につく独特の臭い、多分潮の香というやつ、が強くなってきた。
「う~、なんか変な臭いがしますね」
ココちゃんが鼻をつまんでそう言うと、アネットさんが。
「それは潮の香ですよ。海に近い所や港ではこういう臭いがするものです」
と教えていた。うん、予想した通りだった。
曲がり角を過ぎた時、建物で隠れていた港がようやく見えるようになった。
「うお~!すごいよ、これ。迫力あるわー」
ポリーヌさんが大興奮だ。遠くから見ても大きかった魔動船が、近くで見たらまるで倉庫のように大きい。船と言うより建物だね、これは。
「こんな巨大なものが水に浮いて、帆も張らずに走るんだから、凄いよね」
僕も聞きかじった知識が実感を伴って、魔動船の凄さを感じた。
馬車は港の端の方へ進み、そこで停まる。
「こちらから岸壁の裏の砂浜に降りることができます」
とピエールさんが案内してくれた。
ポリーヌさんだけは、反対の方向、魔動船の方へ走って行った。まぁ、子供じゃないから大丈夫だよね、多分。
岸壁から木製の階段を降りると、岩場になっていて、そこから少し歩くと砂浜が広がっていた。
ザザァー、ザザァーと寄せては返す波の音が絶え間なく聞こえている。
これが海か!
ここまで近づいて、ようやく海を見たという実感が沸いた。
「うわっ!」
「きゃっ!」
急に大きい波が来て、慌てて後ろに飛びのく。
「冷たーい」
ココちゃんが逃げ遅れて足を濡らしてしまったようだ。それを見てみんなが笑っている。
「そうだ、これを試しておかなきゃ」
僕は寄せる波に近づいて手を伸ばし、海水で手を濡らす。そして、ペロッとなめてみた。
「うわ!本当に塩辛いや」
勉強で習った通り、海の水は塩辛かった。
この目の前に限りなく広がる水のすべてが塩水だとは、ちょっと信じがたい事だ。
内陸の街では結構な値段で塩を買うけど、ここには膨大な塩があるんだよなぁ。なんか、もやっとするよね。
海水を両手で掬い取り、錬金術の<分離>と<純化>を使うと、白い塊が出来上がる。塩の結晶だ。
これを売れば大儲け、とはならない世の中の仕組みがあることも勉強した。
「なんじゃ、塩の塊なんぞ作って。売れやせんぞ?」
「知ってますよ。これは知識を実際に目で見て確かめるために作ったんですよ」
そう師匠に答えると、良い心がけだと言ってくれた。
この結晶は記念に持って行こう。<物品庫>に収納しておいた。
ダヤン商会の錬金術工房がまた狙われたのだが、諜報部門の情報分析のおかげで未然に防ぐことができた。
通信機が盗まれたこともあったそうだが、霊糸リンクで辿れるのですぐ犯人を逮捕できた。
王宮で孤立してストレスの溜まっている第一王妃とその子供たち。息子である第二王子が、苛立ちをソフィ王女にぶつけようとした所を、ネズミくんが鮮やかに撃退した。
そんな感じで、大きな事件は起こっていない。
今年も残すところ後1期節となった頃。
僕は、勉強で知った海と言うものを実際に見てみたくなった。なんだか無性に気になる。
夏も盛りを過ぎ、少し過ごしやすくなってきたし、ちょうどいいだろう。
「と言うわけで、海を見に行きます」
僕は夕食時にそう宣言した。
「いいですね、海。お魚が美味しいと聞いてます。料理を覚えたいですね」
アネットさんは海産物の料理に興味あるようだ。
「海と言えばやっぱり魔動船でしょう。屋敷くらいでっかい船が動くっていうんだから、すごい迫力なはずよ」
ポリーヌさんはやっぱりそっち方面なんだね。
「僕も一緒に行っても良いのかな?」
「えっと、私も海見てみたいです」
セラフィン君とココちゃんが遠慮がちにそう言う。
「もちろんだよ、みんなで一緒に行こう」
僕が答えると、二人ともホッとして喜んでいた。
ピエールさんに旅行の事を伝えると。
「快適な旅をお約束します」
と言って、早速準備に取り掛かってくれた。いつもありがとうございます。
数日で準備を整え、いざ出発
ダヤン商会に、見た目は地味だけど乗り心地の良い高級馬車を用意してもらえた。
僕、師匠、アネットさん、ナナさん、セラフィン君、ココちゃん、ニコレットさん、ポリーヌさんが1つの馬車、もう1つの馬車にジルベール隊長と旧5人衆が護衛として乗っている。
そして、僕らの馬車の御者はピエールさんがやってくれている。この人本当に万能だな。
馬車は一路南へと向かう。
道中はその街で一番いい宿に宿泊し、その土地の美味しいものを味わい、すごく贅沢な旅路となった。
「なんだか貴族か大商人にでもなった気分ね」
とポリーヌさんが酒瓶片手に上機嫌で言ってたが、まさにそんな感じだ。
出発して4日目。
少し小高い丘の頂点に差し掛かった時。
「海だ~!」
見渡す限りの煌めく水面が目に飛び込んできた。凄い、視界の果てまで水がある。あれが水平線かぁ。
「すごいね。右から左まで全部水だ」
「キラキラして綺麗ですね」
セラフィン君とココちゃんも初めて見る海に感動している。
「うひょー、でっかいなぁ。見ろテオ、あれが魔動船だぞ!」
ポリーヌさんってば魔動船しか見てないな。
眼下には、海の港から丘陵地帯の中腹まで、白い壁の建物がびっしりと立ち並んでいる。港町ポントニーの町並みだ。
港には大きくて目立つ魔動船が2隻と、無数の帆船や手漕ぎ船が停泊しているのが見える。漁をするのは早朝らしいので、今は沖に漁船が見当たらない。
僕らは馬車の窓を大きく開けて、初めて見る海に釘付けになっていた。
僕らはピエールさんの案内でダヤン商会系列の、ポントニーで一番の高級宿に到着した。
スイートルームには僕の馬車に乗ってたメンバー、別の部屋に護衛メンバーがそれぞれ泊まることになった。
まずは街に出てお昼を食べよう。
ピエールさんが手配してくれていたレストランへ向かう。護衛メンバーからはジルベール隊長だけがついてきた。5人衆は庶民的なお店に行って地元の情報を仕入れるのだとか。
レストランは大きなテラスがあり、そこで食べられるようになっていた。
メニューは魚介類を使ったスープ、焼き魚に、魚介を使って穀物を炊いた料理など、港町ならではの料理を堪能する。
「んー、美味しい!」
「ほっぺたが落ちそう」
ココちゃんとニコレットさんが一口食べて笑顔になる。
「魚ってもっと生臭いと思ってましたが、全然違いますね」
アネットさんは早くも料理方法に興味を示している。
「300年ぶりの魚料理だが、こりゃ美味い」
師匠も嬉しそうだ。
「くぁ~、この酒が魚に合うわ~」
ポリーヌさんが美味しそうにお酒を飲んでいる。
その他の面々は無言でバクバクと食べている。
美味しすぎて手が止まらないよ。
「あ~、喰った喰った」
ジルベール隊長が満足そうに腹を撫でている。
僕も動けないくらい食べた。
海に来てよかった。もうこれだけでも来た価値があったというものだ。
アネットさんはピエールさんの伝手で厨房を見に行ったようだ。
「この後はどうするの?」
ポリーヌさんが僕に質問する。
「そうだね、やっぱり海を見に行きたいかな、もっと近くで」
「じゃあ、魔動船を見に行きましょ」
ずいっと身を乗り出して主張してきた。
「えっと、じゃあアネットさんが戻ったら、とりあえず港の方に行こうか」
と言うことで、次は港に行くことになった。
厨房で魚介料理の情報を仕入れてきたアネットさんは、ほくほく顔だった。これは屋敷に帰った後も、美味しいものが食べられそうだぞ。
レストランを後にして、馬車で港へ向かう。
もう全部ピエールさんにお任せである。
港に近づくにつれポントニーに来てから鼻につく独特の臭い、多分潮の香というやつ、が強くなってきた。
「う~、なんか変な臭いがしますね」
ココちゃんが鼻をつまんでそう言うと、アネットさんが。
「それは潮の香ですよ。海に近い所や港ではこういう臭いがするものです」
と教えていた。うん、予想した通りだった。
曲がり角を過ぎた時、建物で隠れていた港がようやく見えるようになった。
「うお~!すごいよ、これ。迫力あるわー」
ポリーヌさんが大興奮だ。遠くから見ても大きかった魔動船が、近くで見たらまるで倉庫のように大きい。船と言うより建物だね、これは。
「こんな巨大なものが水に浮いて、帆も張らずに走るんだから、凄いよね」
僕も聞きかじった知識が実感を伴って、魔動船の凄さを感じた。
馬車は港の端の方へ進み、そこで停まる。
「こちらから岸壁の裏の砂浜に降りることができます」
とピエールさんが案内してくれた。
ポリーヌさんだけは、反対の方向、魔動船の方へ走って行った。まぁ、子供じゃないから大丈夫だよね、多分。
岸壁から木製の階段を降りると、岩場になっていて、そこから少し歩くと砂浜が広がっていた。
ザザァー、ザザァーと寄せては返す波の音が絶え間なく聞こえている。
これが海か!
ここまで近づいて、ようやく海を見たという実感が沸いた。
「うわっ!」
「きゃっ!」
急に大きい波が来て、慌てて後ろに飛びのく。
「冷たーい」
ココちゃんが逃げ遅れて足を濡らしてしまったようだ。それを見てみんなが笑っている。
「そうだ、これを試しておかなきゃ」
僕は寄せる波に近づいて手を伸ばし、海水で手を濡らす。そして、ペロッとなめてみた。
「うわ!本当に塩辛いや」
勉強で習った通り、海の水は塩辛かった。
この目の前に限りなく広がる水のすべてが塩水だとは、ちょっと信じがたい事だ。
内陸の街では結構な値段で塩を買うけど、ここには膨大な塩があるんだよなぁ。なんか、もやっとするよね。
海水を両手で掬い取り、錬金術の<分離>と<純化>を使うと、白い塊が出来上がる。塩の結晶だ。
これを売れば大儲け、とはならない世の中の仕組みがあることも勉強した。
「なんじゃ、塩の塊なんぞ作って。売れやせんぞ?」
「知ってますよ。これは知識を実際に目で見て確かめるために作ったんですよ」
そう師匠に答えると、良い心がけだと言ってくれた。
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