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戦力拡充編
警備員を増やそう
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色々と革新的な発明をしたのはいいが、僕らが狙われる危険性も出てきてしまった。
なので、自分たちの身を守るためにある程度の戦力を確保しておくことを、当面の目標とした。
そういう意味では、うちのペット達に攻撃用魔道具を仕込んだポリーヌさんの奇行は、先見の明だったのかもしれない。
トムさんからはダヤン商会の警備部門から人員を出すと言ってもらったので、当面はそれで凌ぐとして、自分たちの自衛力を強化する必要がある。
猫ぬいぐるみ師匠やナナさん、アネットさん、セラフィン君、ポリーヌさん、ニコレットさんも交えて相談したところ、以下の案が出た。優先度の高い順に並べる。
● ペット達の偽生体を自給型偽生体に更新して、正式な警備員に組み込む。
● この前の旅行で入手した5人の野盗の死体を自給型偽生体に更新して、戦力化する。
● 戦闘力向上には、指揮官経験のある士官教育を受けた人が必要。人(霊)材の獲得や育成を検討すべき。
● いつもの生活用偽生体は内蔵魔道具が繊細なので戦闘には不向き。戦時用偽生体を用意してはどうか。さらに攻撃用魔道具を仕込むと良いよ(ポリーヌさん談)。
● 訓練と実益を兼ねて、ハンターギルドで仕事をする。ニコレットさんの発明のおかげで、各種素材が品薄なので稼ぎ時のはず。
今の屋敷の警備は5人衆がやっているが、生きている人間なので不眠不休にはできない。
早急に、ペット達の偽生体を更新して追加するとともに、野盗の死体も更新して追加することで、警備体制を強化することに決まった。
また、ハンターギルドの仕事はナナさんとセラフィン君の訓練を兼ねてやってもらうことにした。なので、2人には先行して戦闘用偽生体を用意することも決まった。
他の案は研究開発や、人材探しなど時間がかかるもので、少しずつ進めることになった。
ペット達の自給型偽生体への更新はすぐに行われた。これで、犬1号2号と猫1号(最初に使鬼になった猫のことを今後こう呼ぶ)は常時活動が可能となる。
犬たちは5人衆が作ってくれた犬小屋を拠点にして、屋敷の周囲を警備する。
猫1号は屋敷の屋根や塀など、高い所を見て回る。
動物たちは、日中は屋敷の住人達に癒しを提供し、夜間は不寝番をしてくれて、と大活躍だ。
野盗の死体は、”永遠の血液”と人工心臓、そして魔力自給化のみの簡易版にした。魔道具数を減らすことで戦闘による故障を減らせるし、コスト削減にもなる。
こいつらは”新5人衆”と呼ぶことにした。
新旧の5人衆はすぐに意気投合し(洗脳仲間だからか?)、交代制で屋敷の警備体制を組んでくれている。
人数が増えたことで、訓練も充実したらしい。
従来に比べれば倍以上の警備態勢だ。かなり強化されたんじゃないかな。
そうして数日が過ぎた頃、新5人衆から「魔力貯留装置から魔力の補給を受ける時に、喋れなくなるのが困る」と聞いた。今の自給型では受魔機が口の中にあるからだ。
補給完了まで半刻(1時間)ほどかかるので、確かにそれは辛いだろうな。
ポリーヌさんに相談した結果、彼女はお尻に受魔機を付けると主張したが却下だ。
妥協して、おへそに偽装して埋め込むことにして改良を施したところ、いい年した大人がへその緒を付けて、駄弁っている光景を見たナナさんから「何とも言えない、異様な光景」と感想が届いた。
今度はアネットさんとナナさんに意見を伺ったところ、「椅子に座った状態で、首の後ろか、腰の後ろに受魔機があると不自然ではない」という案をいただいた。
ポリーヌさんは「それなら尻でもいいじゃん」とまだぐずっていたが、却下だ。
結局、腰の後ろに受魔機を隠しておき、専用の椅子に座って背もたれから送魔機を繋いで魔力補給する方式に落ち着いたのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆
駒がそろってきたので、次は指揮官だ。
自衛力強化のためにきちんと士官教育を受けた人材が欲しいという項目について、作戦を進めることになった。
名付けて、”実力者の最期を看取ってそのまま使鬼になってもらおう”作戦だ。
この国の上流階級では、臨終の際にはその死に不審な点が無いことを証明するために専門の役人(監死官)を立ち会わせる習慣があり、この役人の部署を監視しておけば条件に当てはまる人物がそろそろだ、という話も集まってくるはず。
というわけでシメオンさんに<伝書送信>で作戦の内容とご協力のお願いをしておいた。
少しして通信が来た。
『非常に有効な作戦だと感服しました。ご協力いたしましょう。それで、この件について要望があるのですが、よろしいですか?』
「はい、どうぞ」
『文官として優れた人物についても、同じように集めていただけないでしょうか。今、信頼できる役人が不足しておりまして、人材をお貸しいただけますと非常に助かるのですが』
「分かりました。いつもお世話になってるので、良いですよ」
『ありがとうございます!それでは早速、該当部署に指示を通達して条件に合う人物がいたら即時に情報を上げるようにしましょう』
そんなわけで、作戦は実行に移された。
と言っても連絡待ちで、やることは無いけど。
その頃、サラがダヤン商会系列のお店で修業を開始した、とピエールさんが教えてくれた。
ついに来てしまったか、サラ!
しばらくは新生活で忙しくて暇はないだろうが、年末年始のお祭りには絶対一緒に行こうって誘われるだろうな。
覚悟しておこう。
ひと段落着いたので、計画通りナナさんとセラフィン君に、戦闘用自給型偽生体を用意することになった。
地下倉庫から、それぞれに使いたい永続死体を探してきてもらった。
ナナさんは何と男性の永続死体を持って来た。金髪の肩まである長髪で、やや細身で身の軽そうな体型だ。やはり戦闘するなら男の体の方が有利だから、だそうだ。あと、弓が使いやすいとの事。
セラフィン君は逆に女の子の永続死体を持って来た。赤毛の髪が背中の中ほどまである。背丈から13~14歳くらいかな。
理由を聞いたら魔力が強そうに見えたから、だそうだ。
師匠がしばらくじっと見て、『確かに身体の魔力経路が太い。魔術師だったのかも知れん』と言っていた。
なるほど分からん。セラフィン君の目には僕とは別のものが見えてるらしい。
ポリーヌさんに頼み、これらを戦闘用自給型偽生体にしてもらった。
なお、セラフィン君がいるので、ナナさんの魔力は彼が補給してくれる。
攻撃用魔道具の組み込みは見送りになった。本人たちが断ったからだ。ポリーヌさんはひどくがっかりしてたけど。
セラフィン君は旅行から帰った後、ますます精力的に魔術を学んでいる。
やはり、実家で家族に会ったのが励みになったのだろうか。
その甲斐あって、初級から中級の戦闘用魔術を使いこなす、いっぱしの魔術師となっている。
ほぼ死霊術しか使えない僕よりよっぽど魔術師らしくてかっこいいなぁ。
『こりゃ。他人の事を羨ましがっとる暇があったら、自分の修業を頑張らんか』
師匠に叱られてしまった。
実は、旅行中に何とかしたかった<霊素干渉>がまだできていない。
手ごたえは出て来たので、あともう少しだと思うんだけどなぁ。
『<霊素干渉>は死霊術の肝であり、最大の難関でもある。本来は完全に使いこなすまでに何年も修業が必要な魔術じゃ。この短期間で手ごたえを感じているだけでもすごいことだ。自分を信じて頑張れ』
と師匠が励ましてくれた。
よし、やるぞぉ!
そんな僕の向こうでは、赤毛の魔女っ娘になっているセラフィン君(戦闘用偽生体)が新5人衆たちと戦闘訓練をしている。
魔術を使いながら、敵との間合いを取ったり、攻撃をかわしたりする訓練だ。
動きが様になってる。かっこいいなぁ。
は!いかんいかん、自分のことに集中しなきゃ。
なので、自分たちの身を守るためにある程度の戦力を確保しておくことを、当面の目標とした。
そういう意味では、うちのペット達に攻撃用魔道具を仕込んだポリーヌさんの奇行は、先見の明だったのかもしれない。
トムさんからはダヤン商会の警備部門から人員を出すと言ってもらったので、当面はそれで凌ぐとして、自分たちの自衛力を強化する必要がある。
猫ぬいぐるみ師匠やナナさん、アネットさん、セラフィン君、ポリーヌさん、ニコレットさんも交えて相談したところ、以下の案が出た。優先度の高い順に並べる。
● ペット達の偽生体を自給型偽生体に更新して、正式な警備員に組み込む。
● この前の旅行で入手した5人の野盗の死体を自給型偽生体に更新して、戦力化する。
● 戦闘力向上には、指揮官経験のある士官教育を受けた人が必要。人(霊)材の獲得や育成を検討すべき。
● いつもの生活用偽生体は内蔵魔道具が繊細なので戦闘には不向き。戦時用偽生体を用意してはどうか。さらに攻撃用魔道具を仕込むと良いよ(ポリーヌさん談)。
● 訓練と実益を兼ねて、ハンターギルドで仕事をする。ニコレットさんの発明のおかげで、各種素材が品薄なので稼ぎ時のはず。
今の屋敷の警備は5人衆がやっているが、生きている人間なので不眠不休にはできない。
早急に、ペット達の偽生体を更新して追加するとともに、野盗の死体も更新して追加することで、警備体制を強化することに決まった。
また、ハンターギルドの仕事はナナさんとセラフィン君の訓練を兼ねてやってもらうことにした。なので、2人には先行して戦闘用偽生体を用意することも決まった。
他の案は研究開発や、人材探しなど時間がかかるもので、少しずつ進めることになった。
ペット達の自給型偽生体への更新はすぐに行われた。これで、犬1号2号と猫1号(最初に使鬼になった猫のことを今後こう呼ぶ)は常時活動が可能となる。
犬たちは5人衆が作ってくれた犬小屋を拠点にして、屋敷の周囲を警備する。
猫1号は屋敷の屋根や塀など、高い所を見て回る。
動物たちは、日中は屋敷の住人達に癒しを提供し、夜間は不寝番をしてくれて、と大活躍だ。
野盗の死体は、”永遠の血液”と人工心臓、そして魔力自給化のみの簡易版にした。魔道具数を減らすことで戦闘による故障を減らせるし、コスト削減にもなる。
こいつらは”新5人衆”と呼ぶことにした。
新旧の5人衆はすぐに意気投合し(洗脳仲間だからか?)、交代制で屋敷の警備体制を組んでくれている。
人数が増えたことで、訓練も充実したらしい。
従来に比べれば倍以上の警備態勢だ。かなり強化されたんじゃないかな。
そうして数日が過ぎた頃、新5人衆から「魔力貯留装置から魔力の補給を受ける時に、喋れなくなるのが困る」と聞いた。今の自給型では受魔機が口の中にあるからだ。
補給完了まで半刻(1時間)ほどかかるので、確かにそれは辛いだろうな。
ポリーヌさんに相談した結果、彼女はお尻に受魔機を付けると主張したが却下だ。
妥協して、おへそに偽装して埋め込むことにして改良を施したところ、いい年した大人がへその緒を付けて、駄弁っている光景を見たナナさんから「何とも言えない、異様な光景」と感想が届いた。
今度はアネットさんとナナさんに意見を伺ったところ、「椅子に座った状態で、首の後ろか、腰の後ろに受魔機があると不自然ではない」という案をいただいた。
ポリーヌさんは「それなら尻でもいいじゃん」とまだぐずっていたが、却下だ。
結局、腰の後ろに受魔機を隠しておき、専用の椅子に座って背もたれから送魔機を繋いで魔力補給する方式に落ち着いたのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆
駒がそろってきたので、次は指揮官だ。
自衛力強化のためにきちんと士官教育を受けた人材が欲しいという項目について、作戦を進めることになった。
名付けて、”実力者の最期を看取ってそのまま使鬼になってもらおう”作戦だ。
この国の上流階級では、臨終の際にはその死に不審な点が無いことを証明するために専門の役人(監死官)を立ち会わせる習慣があり、この役人の部署を監視しておけば条件に当てはまる人物がそろそろだ、という話も集まってくるはず。
というわけでシメオンさんに<伝書送信>で作戦の内容とご協力のお願いをしておいた。
少しして通信が来た。
『非常に有効な作戦だと感服しました。ご協力いたしましょう。それで、この件について要望があるのですが、よろしいですか?』
「はい、どうぞ」
『文官として優れた人物についても、同じように集めていただけないでしょうか。今、信頼できる役人が不足しておりまして、人材をお貸しいただけますと非常に助かるのですが』
「分かりました。いつもお世話になってるので、良いですよ」
『ありがとうございます!それでは早速、該当部署に指示を通達して条件に合う人物がいたら即時に情報を上げるようにしましょう』
そんなわけで、作戦は実行に移された。
と言っても連絡待ちで、やることは無いけど。
その頃、サラがダヤン商会系列のお店で修業を開始した、とピエールさんが教えてくれた。
ついに来てしまったか、サラ!
しばらくは新生活で忙しくて暇はないだろうが、年末年始のお祭りには絶対一緒に行こうって誘われるだろうな。
覚悟しておこう。
ひと段落着いたので、計画通りナナさんとセラフィン君に、戦闘用自給型偽生体を用意することになった。
地下倉庫から、それぞれに使いたい永続死体を探してきてもらった。
ナナさんは何と男性の永続死体を持って来た。金髪の肩まである長髪で、やや細身で身の軽そうな体型だ。やはり戦闘するなら男の体の方が有利だから、だそうだ。あと、弓が使いやすいとの事。
セラフィン君は逆に女の子の永続死体を持って来た。赤毛の髪が背中の中ほどまである。背丈から13~14歳くらいかな。
理由を聞いたら魔力が強そうに見えたから、だそうだ。
師匠がしばらくじっと見て、『確かに身体の魔力経路が太い。魔術師だったのかも知れん』と言っていた。
なるほど分からん。セラフィン君の目には僕とは別のものが見えてるらしい。
ポリーヌさんに頼み、これらを戦闘用自給型偽生体にしてもらった。
なお、セラフィン君がいるので、ナナさんの魔力は彼が補給してくれる。
攻撃用魔道具の組み込みは見送りになった。本人たちが断ったからだ。ポリーヌさんはひどくがっかりしてたけど。
セラフィン君は旅行から帰った後、ますます精力的に魔術を学んでいる。
やはり、実家で家族に会ったのが励みになったのだろうか。
その甲斐あって、初級から中級の戦闘用魔術を使いこなす、いっぱしの魔術師となっている。
ほぼ死霊術しか使えない僕よりよっぽど魔術師らしくてかっこいいなぁ。
『こりゃ。他人の事を羨ましがっとる暇があったら、自分の修業を頑張らんか』
師匠に叱られてしまった。
実は、旅行中に何とかしたかった<霊素干渉>がまだできていない。
手ごたえは出て来たので、あともう少しだと思うんだけどなぁ。
『<霊素干渉>は死霊術の肝であり、最大の難関でもある。本来は完全に使いこなすまでに何年も修業が必要な魔術じゃ。この短期間で手ごたえを感じているだけでもすごいことだ。自分を信じて頑張れ』
と師匠が励ましてくれた。
よし、やるぞぉ!
そんな僕の向こうでは、赤毛の魔女っ娘になっているセラフィン君(戦闘用偽生体)が新5人衆たちと戦闘訓練をしている。
魔術を使いながら、敵との間合いを取ったり、攻撃をかわしたりする訓練だ。
動きが様になってる。かっこいいなぁ。
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