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死霊術革新編
数々の発明と新たな不安
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通信用動物の開発に夢中になっている間に、例の若返り化粧品の方も体制が整ってきて、ようやくニコレットさんが解放されたらしい。
数日ぐったりしていたが、今は元気そうにしている。
「ニコレットさん、お疲れ様。大変だったね」
と僕が話しかけると。
「テオさん、こんにちは。ええ、大変でしたが、私の作ったものがこんなに売れるなんて思ってなかったので、すごく嬉しかったですよ」
とニッコリ笑って答えてくれた。
人見知りも良くなったみたいだ。
「次の予定は、何かあるの?」
「ええと、万能回復薬を元にした、美白化粧水とか、育毛剤とかそういうのができそうかなって思ってますが、上手くいくかどうか」
「へぇー。よく分からないけど、どういう物なの?」
ニコレットさんが説明してくれた。
美白美容液と言うのは、要は肌を白くするものだ。日に焼けると肌の色が変わってしまうのは、怪我の一種らしい。そこで、回復効果のある美容液を塗れば元の白い肌になるはず、との事。
育毛剤と言うのは、要は禿げ頭に塗る薬だ。今は禿げでも昔は毛が生えていた。その状態に”回復”することができればまた毛が生えるはず、と言う理屈のようだ。
これらは若返り化粧品よりも安く大量に作れるので、こっちの方が儲けは大きくなるだろうとの事。
「お~、それはすごいや。上手くいくと良いね」
「はい、頑張りますね」
ニコレットさんがフンスッ!と気合を入れていた。
ニコレットさんの新製品の研究には5人衆が協力しているとの事。
禿げ頭が2人いるし、ちょっと薄くなっているのが一人いたから適任だね。
数日経って彼らの一人に会った時、違和感を感じた。
ん?と思ってよく見ると。
「あ!左右で色が違う!」
そう、彼は体の半分から左右で、色が黒っぽいのと白っぽいのに分かれていたのだ!
「おや、テオお坊ちゃん、どうされました?」
「それ、その顔どうしたの?」
「これですか。これはニコレットさんの実験ですよ。美白美容液というやつですね」
彼曰く、違いが分かりやすいように体の半分だけに塗るよう指示されたとの事。
うん、ニコレットさんもなかなか容赦ないな。やはり、うちの女性陣の一翼か。
いや、単に研究に夢中でそこまで気にしてないだけかも。
「そうなんだ。見るからに効果がありそうだね」
「はい。我々が世の女性の皆様のお役に立てるなどとは、大変光栄です」
う、うん。よかったな。
その向こうから、左右に色分けされた禿げ頭が歩いてきた。
「テオお坊ちゃん、お疲れ様です」
と挨拶してきたので。
「育毛剤の実験はどう?」
と聞いてみた。
「まだ効果は分かりませんね。ニコレットさんからも時間がかかるかも、と言われてますので」
「えっと、育毛剤も左右に?」
「ええ。片方だけ塗ってますよ」
やっぱり、ニコレットさん容赦ないわ。
◇◆◇◆◇◆◇◆
通信用動物の魔力供給方法の改善に進展があった。
従来は、魔力貯留装置から魔道具までは一本の連続したケーブル(魔伝索というらしい)で繋ぐ必要があった。これが邪魔で、見た目も悪い(体に突き刺さっている)ため、改善が必要だった。
この魔伝索を途中で切断し、魔力を放出する魔道具(送魔機)と、魔力を吸引する魔道具(受魔機)をそれぞれの端に付けることで、付け外しが簡単にできるように改良したのだ。
これまでの魔道具業界では、切断した魔伝索同士を接触させてもそこで魔力が途切れてしまう、と言うのが常識でその先を考えた人は皆無だったようだ。
僕たち3人の魔術師の協力を得て、外部魔力操作の様子をいろんな観測魔道具で調べたポリーヌさんが作り上げた自信作だ。
多分、民間で実用段階のこういう仕組みのものは他にないはずとの事。
ポリーヌさんが「受魔機は猫のケツに埋め込もう」と言い出した時には、思わず冷たい目を向けてしまったが、これでも優秀な職人なんだよな。
最終的には、口の中に受魔機を取り付け、魔力貯留装置から伸びた魔伝索の先にある送魔機を口にくわえることで魔力供給することに決まった。
魔力補給の様子は、お乳をのむ赤ちゃんのようで、ちょっと可愛い。
この改善により、一流魔術師を用意できない田舎でも使えるし、何より魔術師の賃金は高いので、コスト的にも使いやすくなったはず。
その後、新方式への改造が必要なので、一旦ダヤン商会に貸してた猫3体を回収したのだが、商会内では泣いて取りすがる人もいたとか。大人気のようで何よりだ。
自給型偽生体の方も追加で制作して、猫2体、犬5体、回収した猫3体と合わせて合計10体を用意した。
魔力貯留装置はあちら持ちなので、それ以外の通信用動物一式をダヤン商会に再度貸し出す。
今度は試験ではなく、正式に契約を交わして使用料をもらうことになっている。
この通信用動物によって、ダヤン商会は大躍進を遂げることとなる。
どのライバルよりも早く情報を仕入れ、遠く離れた場所の商機も逃さず、田舎の支店に至るまで素早く間違いのない決断を下す。
瞬く間に業績を伸ばし、近隣の領でも影響力を増し始めるのだが、それはもう少し先の話だ。
◇◆◇◆◇◆◇◆
そんなある日、屋敷にナナさんのけたたましい大爆笑の声が響き渡った。
なんだなんだと駆けつけてみると、ナナさんが廊下で倒れて腹を抱えて笑っていた。
「いったい何が?」
そこで、近くに誰か立っているのに気づき、そちらを見る。
「ぶふっ!」
思わず吹き出してしまった。
例の5人衆の中の一人。あの禿げ頭の人だ。
彼のツルツルだった頭は、今や右半分だけ短い毛が生えていたのだった。
「いや、うん。おめでとう!よかったね、毛が生えて」
「あ、テオお坊ちゃん。これもニコレットさんのおかげです。これで世の禿げに悩む旦那方のお役に立てるなら、この上ない喜びです」
うん。確かに素晴らしい事なんだけど、見た目が…
こうして、美白美容液と育毛剤も商品化の目途が付き、ダヤン商会が製品化する運びとなった。もちろん、レシピの使用権料をもらう契約だ。
◇◆◇◆◇◆◇◆
さて、こうして立て続けに画期的な技術を生み出してしまったわけだが、少々問題がありそうなのだ。
これらの発明品が、余りにも世の技術レベルからかけ離れているため、バレるといろんなところに目を付けられるのではないか、という心配がアネットさんやニコレットさんから寄せられた。
ということで<遠隔会話>を使って、会議をすることになった。
参加者は僕、トムさん、シメオンさん、アネットさん。ネズミくんの前には猫ぬいぐるみ師匠、ニコレットさん、ポリーヌさん、がいる。
なお、トムさんにはダヤン商会の偉い人、シメオンさんはレスコー男爵の腹心の部下、という名目で参加してもらった。
事情の説明をして危機意識の共有をして、対策を検討した。
と言っても、僕は聞いてるだけだ。
ひとまずは、レスコー男爵の権力でこの屋敷の保護をする事、偽装のため研究所を立ち上げそこが開発したことにして発表する事、がすぐできる対策として決まった。
さらにその後は、より強い権力、できれば国家レベルでの保護を求めていく事と、屋敷の自衛能力を高めていく事、を目標とした。
この屋敷の面々(特に師匠とポリーヌさん)は面白いことがあると、とことん突き進んでしまってとんでもないことをやらかしてしまうので、トムさんとシメオンさんがいてくれて本当に助かります。
後日。
屋敷の周りにはレスコー男爵の私設兵団の訓練場や駐屯地が次々に建てられて、数巡り後にはすっかり取り囲まれていた。これで普通の人は屋敷に近づけなくなった。
また、レスコー男爵とダヤン商会が出資して作られたレスコー魔法研究所(書類だけで実在しない)について、「その研究所で数々の画期的な技術が開発されたらしい」という噂だけが都内のあちこちで流れるようになった。
こうして僕らの屋敷が世間の目に留まることは無くなった。
数日ぐったりしていたが、今は元気そうにしている。
「ニコレットさん、お疲れ様。大変だったね」
と僕が話しかけると。
「テオさん、こんにちは。ええ、大変でしたが、私の作ったものがこんなに売れるなんて思ってなかったので、すごく嬉しかったですよ」
とニッコリ笑って答えてくれた。
人見知りも良くなったみたいだ。
「次の予定は、何かあるの?」
「ええと、万能回復薬を元にした、美白化粧水とか、育毛剤とかそういうのができそうかなって思ってますが、上手くいくかどうか」
「へぇー。よく分からないけど、どういう物なの?」
ニコレットさんが説明してくれた。
美白美容液と言うのは、要は肌を白くするものだ。日に焼けると肌の色が変わってしまうのは、怪我の一種らしい。そこで、回復効果のある美容液を塗れば元の白い肌になるはず、との事。
育毛剤と言うのは、要は禿げ頭に塗る薬だ。今は禿げでも昔は毛が生えていた。その状態に”回復”することができればまた毛が生えるはず、と言う理屈のようだ。
これらは若返り化粧品よりも安く大量に作れるので、こっちの方が儲けは大きくなるだろうとの事。
「お~、それはすごいや。上手くいくと良いね」
「はい、頑張りますね」
ニコレットさんがフンスッ!と気合を入れていた。
ニコレットさんの新製品の研究には5人衆が協力しているとの事。
禿げ頭が2人いるし、ちょっと薄くなっているのが一人いたから適任だね。
数日経って彼らの一人に会った時、違和感を感じた。
ん?と思ってよく見ると。
「あ!左右で色が違う!」
そう、彼は体の半分から左右で、色が黒っぽいのと白っぽいのに分かれていたのだ!
「おや、テオお坊ちゃん、どうされました?」
「それ、その顔どうしたの?」
「これですか。これはニコレットさんの実験ですよ。美白美容液というやつですね」
彼曰く、違いが分かりやすいように体の半分だけに塗るよう指示されたとの事。
うん、ニコレットさんもなかなか容赦ないな。やはり、うちの女性陣の一翼か。
いや、単に研究に夢中でそこまで気にしてないだけかも。
「そうなんだ。見るからに効果がありそうだね」
「はい。我々が世の女性の皆様のお役に立てるなどとは、大変光栄です」
う、うん。よかったな。
その向こうから、左右に色分けされた禿げ頭が歩いてきた。
「テオお坊ちゃん、お疲れ様です」
と挨拶してきたので。
「育毛剤の実験はどう?」
と聞いてみた。
「まだ効果は分かりませんね。ニコレットさんからも時間がかかるかも、と言われてますので」
「えっと、育毛剤も左右に?」
「ええ。片方だけ塗ってますよ」
やっぱり、ニコレットさん容赦ないわ。
◇◆◇◆◇◆◇◆
通信用動物の魔力供給方法の改善に進展があった。
従来は、魔力貯留装置から魔道具までは一本の連続したケーブル(魔伝索というらしい)で繋ぐ必要があった。これが邪魔で、見た目も悪い(体に突き刺さっている)ため、改善が必要だった。
この魔伝索を途中で切断し、魔力を放出する魔道具(送魔機)と、魔力を吸引する魔道具(受魔機)をそれぞれの端に付けることで、付け外しが簡単にできるように改良したのだ。
これまでの魔道具業界では、切断した魔伝索同士を接触させてもそこで魔力が途切れてしまう、と言うのが常識でその先を考えた人は皆無だったようだ。
僕たち3人の魔術師の協力を得て、外部魔力操作の様子をいろんな観測魔道具で調べたポリーヌさんが作り上げた自信作だ。
多分、民間で実用段階のこういう仕組みのものは他にないはずとの事。
ポリーヌさんが「受魔機は猫のケツに埋め込もう」と言い出した時には、思わず冷たい目を向けてしまったが、これでも優秀な職人なんだよな。
最終的には、口の中に受魔機を取り付け、魔力貯留装置から伸びた魔伝索の先にある送魔機を口にくわえることで魔力供給することに決まった。
魔力補給の様子は、お乳をのむ赤ちゃんのようで、ちょっと可愛い。
この改善により、一流魔術師を用意できない田舎でも使えるし、何より魔術師の賃金は高いので、コスト的にも使いやすくなったはず。
その後、新方式への改造が必要なので、一旦ダヤン商会に貸してた猫3体を回収したのだが、商会内では泣いて取りすがる人もいたとか。大人気のようで何よりだ。
自給型偽生体の方も追加で制作して、猫2体、犬5体、回収した猫3体と合わせて合計10体を用意した。
魔力貯留装置はあちら持ちなので、それ以外の通信用動物一式をダヤン商会に再度貸し出す。
今度は試験ではなく、正式に契約を交わして使用料をもらうことになっている。
この通信用動物によって、ダヤン商会は大躍進を遂げることとなる。
どのライバルよりも早く情報を仕入れ、遠く離れた場所の商機も逃さず、田舎の支店に至るまで素早く間違いのない決断を下す。
瞬く間に業績を伸ばし、近隣の領でも影響力を増し始めるのだが、それはもう少し先の話だ。
◇◆◇◆◇◆◇◆
そんなある日、屋敷にナナさんのけたたましい大爆笑の声が響き渡った。
なんだなんだと駆けつけてみると、ナナさんが廊下で倒れて腹を抱えて笑っていた。
「いったい何が?」
そこで、近くに誰か立っているのに気づき、そちらを見る。
「ぶふっ!」
思わず吹き出してしまった。
例の5人衆の中の一人。あの禿げ頭の人だ。
彼のツルツルだった頭は、今や右半分だけ短い毛が生えていたのだった。
「いや、うん。おめでとう!よかったね、毛が生えて」
「あ、テオお坊ちゃん。これもニコレットさんのおかげです。これで世の禿げに悩む旦那方のお役に立てるなら、この上ない喜びです」
うん。確かに素晴らしい事なんだけど、見た目が…
こうして、美白美容液と育毛剤も商品化の目途が付き、ダヤン商会が製品化する運びとなった。もちろん、レシピの使用権料をもらう契約だ。
◇◆◇◆◇◆◇◆
さて、こうして立て続けに画期的な技術を生み出してしまったわけだが、少々問題がありそうなのだ。
これらの発明品が、余りにも世の技術レベルからかけ離れているため、バレるといろんなところに目を付けられるのではないか、という心配がアネットさんやニコレットさんから寄せられた。
ということで<遠隔会話>を使って、会議をすることになった。
参加者は僕、トムさん、シメオンさん、アネットさん。ネズミくんの前には猫ぬいぐるみ師匠、ニコレットさん、ポリーヌさん、がいる。
なお、トムさんにはダヤン商会の偉い人、シメオンさんはレスコー男爵の腹心の部下、という名目で参加してもらった。
事情の説明をして危機意識の共有をして、対策を検討した。
と言っても、僕は聞いてるだけだ。
ひとまずは、レスコー男爵の権力でこの屋敷の保護をする事、偽装のため研究所を立ち上げそこが開発したことにして発表する事、がすぐできる対策として決まった。
さらにその後は、より強い権力、できれば国家レベルでの保護を求めていく事と、屋敷の自衛能力を高めていく事、を目標とした。
この屋敷の面々(特に師匠とポリーヌさん)は面白いことがあると、とことん突き進んでしまってとんでもないことをやらかしてしまうので、トムさんとシメオンさんがいてくれて本当に助かります。
後日。
屋敷の周りにはレスコー男爵の私設兵団の訓練場や駐屯地が次々に建てられて、数巡り後にはすっかり取り囲まれていた。これで普通の人は屋敷に近づけなくなった。
また、レスコー男爵とダヤン商会が出資して作られたレスコー魔法研究所(書類だけで実在しない)について、「その研究所で数々の画期的な技術が開発されたらしい」という噂だけが都内のあちこちで流れるようになった。
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