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※組長
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「あっあっああ…んっふ、や、あ、ぅああっ、いっ、ひゃああああっ、んあっ、あっ」
組長の自室のベッドで、俺は喘がされていた。
「おらっ、どうだ、これ、あっ、いいか、おらっ、ふぅっ、どうなんだ?ああ?」
「きもちいい、きもちいいです、くみちょお、あっんあっ、ああっ、ひゃんああっ」
田嶋さんに手放されて、ほぼ毎日、ここで犯されていた。
本家の屋敷に一部屋自室を与えられた。一人で住むには余りある広さで、贅沢な家具も揃えられていた。
しかし、その自室で過ごすことはほぼなく、基本的に組長のそばから離れることはなかった。
仕事中、食事、入浴、就寝、全てを組長と共にする生活だった。
ヤクザという仕事柄、命を狙われる危険があるので、ずっとそばに部下を置くことは不自然ではないし、田嶋さんのときもそうであった。
さすがに入浴や就寝はなかったが、朝田嶋さんを家に迎えにいき、夜に家に送るまで、ずっとつきっきりだったため、今の生活にも違和感はなかった。
でも、田嶋さんの時とは違い、部下としてというより、なんというか、ペットにされているような気分だ。
仕事はもちろんふられるが、それも組長の秘書のような役割で、以前と比べるとかなり楽だ。
夕食は何が食べたい、などと聞かれ答えた以上のものが出てくる。
甘やかされるのもいいところである。
そして、夜になると決まって組長のベッドに組み敷かれる。
何がそんなに気に入ったのかはわからないが、あの会合でのご奉仕以降、組長は俺の身体にご執心だ。
ヤクザの組長としては若いが、一般的にはそろそろ体力的にキツイ年齢ではないだろうか。
だが、彼の肉体は全く衰えておらず、初めて彼の裸を見た俺はあまりの肉体美に見惚れてしまった。
185はあると思われる長身に、厚い胸板、男らしい端正な顔立ち、ヤクザでなければ星の数ほどの女性が寄ってきたであろう。
まあ、ヤクザであってもかなりの女性に言い寄られているようだが。
俺が来る前は、6人ほどの女性を交互に呼びつけていたようであるが、俺が来てさっぱりご無沙汰らしい。
いいのか、と問うと、俺が他の女を呼んでセックスしてもいいのか、と怒り狂い、その日の夜は大変な事態になった。
それ以来女性のことを気にするのはやめた。
そんな男がなんでこんな面白くもない男に入れ込むのか全く理解ができなかったが、ひとつわかったことは、田嶋さんの思惑は成功したようであるということだ。
田嶋さんは、完璧なタイミングで俺のことを捨てたのだ。
別に、彼のことを恨んでいるわけではない。頭のいい彼に感心しているのだ。
俺を助けてくれた田嶋さんだったが、こうやって利用するためだったのか。なるほど。
他人事のように考えていると、組長に顔を掴まれた。
「おい、御園、お前、俺とヤってる最中に何考えてやがる」
顔がかなり凶悪になっている。これはかなりお怒りらしい。
答えを間違えると俺のケツが大変なことになる。
「いや、あの、組長はなんでそんなにかっこいいのに、俺なんか構うんだろうと思って…」
この答えは、間違っていないと思うが…
「かっ、かっこいいって、お、おま」
どうやら大正解だったらしい。
組長は顔を真っ赤にしてうろたえている。
ほんとに、この人はウブなんだがなんなんだか…
ヤクザの頭で、悪いこともたくさんやっていて、普段は鬼のような人なのに、こういう面では抜けているこの人に、俺は、ここしばらくで心を許してしまっていた。
こういうところが可愛くて、ついからかってしまいたくなる。
半ば無理やり強制されている行為ではあるが、そこまで嫌じゃないのも、これが理由だった。
「組長はかっこいいですよ。それに、かわいい。」
「み、みその……いや、かわいいのはお前だろ…」
真っ赤な顔でうろたえながら反論してくる組長がおかしくて、笑ってしまった。
「お、お前…ばかにしやがって…」
「ははっ、してないですよ、もう、本当にかわいいですから」
「くそっ、お前の前ではかっこ悪いとこばっか見せちまう、
俺がなんでお前に構うかって?
そんなの、決まってるだろっっっ!」
そう言って、また激しい律動を始めた。
「ああああああっ、あっ、んあっ、や、はげし、やんあっ、んっは、くっうっ、つよい、まっ、て、あっっんあっ、ひゃあんあっっ」
「お前が可愛いんだよ、御園!お前が男でも、ぅあっ、はっ、お前のことが、可愛くて仕方ないんだっ、よっ」
さらに大きくなったペニスで、奥の壁をごんごんと突いてくる。組長のセックスは荒々しく、力強く、でも優しかった。
「あっあっ、はっ、すご、組長の、すご、い、あっは、おっき、奥、ずんずんするの、すご、い、あんあっんっあ」
「お前はっ!また、そんな、かわいいことばっか言いやがって、くそ、なんで、は、くそっ」
フィニッシュが近いようで、組長はラストスパートをかけるように俺のいいところをずんずん突き続けた。
「ああああああんっひゃっ、でる、でるぅ、いっく、やば、すごいのくる、いく、あんあっんっ、組長ので、いっちゃう、ひゃんあっ」
「くそ、はっ、イけよ、俺ので、トべよ、ほら、くっは、イけ、イけ、おら、おらおら!」
「んああああああっあっ…ひゃ、は…
うは、でてる…くみちょの、でてる…」
「んっ、くそ、お前は、だまっっ、てろ」
俺が盛大にイッたあと、組長は中に出した。熱くて多いそれが奥にどぴゅどぴゅ出されて、また締め付けてしまった。
ここしばらくで、組長に開発され、かなりの淫語を覚えさせらてた俺は、組長を喜ばせるためあえて淫らな表現を使うように努めたが、しばらくすると考えなくても出るようになっていた。
普通の生活に戻れるのか、多少の不安があったが、組長の俺を見る目を見ると、そんな心配はなさそうである。
恐らく、彼はこれから決して俺を手放さないだろう、そんな確信があった。
組長の自室のベッドで、俺は喘がされていた。
「おらっ、どうだ、これ、あっ、いいか、おらっ、ふぅっ、どうなんだ?ああ?」
「きもちいい、きもちいいです、くみちょお、あっんあっ、ああっ、ひゃんああっ」
田嶋さんに手放されて、ほぼ毎日、ここで犯されていた。
本家の屋敷に一部屋自室を与えられた。一人で住むには余りある広さで、贅沢な家具も揃えられていた。
しかし、その自室で過ごすことはほぼなく、基本的に組長のそばから離れることはなかった。
仕事中、食事、入浴、就寝、全てを組長と共にする生活だった。
ヤクザという仕事柄、命を狙われる危険があるので、ずっとそばに部下を置くことは不自然ではないし、田嶋さんのときもそうであった。
さすがに入浴や就寝はなかったが、朝田嶋さんを家に迎えにいき、夜に家に送るまで、ずっとつきっきりだったため、今の生活にも違和感はなかった。
でも、田嶋さんの時とは違い、部下としてというより、なんというか、ペットにされているような気分だ。
仕事はもちろんふられるが、それも組長の秘書のような役割で、以前と比べるとかなり楽だ。
夕食は何が食べたい、などと聞かれ答えた以上のものが出てくる。
甘やかされるのもいいところである。
そして、夜になると決まって組長のベッドに組み敷かれる。
何がそんなに気に入ったのかはわからないが、あの会合でのご奉仕以降、組長は俺の身体にご執心だ。
ヤクザの組長としては若いが、一般的にはそろそろ体力的にキツイ年齢ではないだろうか。
だが、彼の肉体は全く衰えておらず、初めて彼の裸を見た俺はあまりの肉体美に見惚れてしまった。
185はあると思われる長身に、厚い胸板、男らしい端正な顔立ち、ヤクザでなければ星の数ほどの女性が寄ってきたであろう。
まあ、ヤクザであってもかなりの女性に言い寄られているようだが。
俺が来る前は、6人ほどの女性を交互に呼びつけていたようであるが、俺が来てさっぱりご無沙汰らしい。
いいのか、と問うと、俺が他の女を呼んでセックスしてもいいのか、と怒り狂い、その日の夜は大変な事態になった。
それ以来女性のことを気にするのはやめた。
そんな男がなんでこんな面白くもない男に入れ込むのか全く理解ができなかったが、ひとつわかったことは、田嶋さんの思惑は成功したようであるということだ。
田嶋さんは、完璧なタイミングで俺のことを捨てたのだ。
別に、彼のことを恨んでいるわけではない。頭のいい彼に感心しているのだ。
俺を助けてくれた田嶋さんだったが、こうやって利用するためだったのか。なるほど。
他人事のように考えていると、組長に顔を掴まれた。
「おい、御園、お前、俺とヤってる最中に何考えてやがる」
顔がかなり凶悪になっている。これはかなりお怒りらしい。
答えを間違えると俺のケツが大変なことになる。
「いや、あの、組長はなんでそんなにかっこいいのに、俺なんか構うんだろうと思って…」
この答えは、間違っていないと思うが…
「かっ、かっこいいって、お、おま」
どうやら大正解だったらしい。
組長は顔を真っ赤にしてうろたえている。
ほんとに、この人はウブなんだがなんなんだか…
ヤクザの頭で、悪いこともたくさんやっていて、普段は鬼のような人なのに、こういう面では抜けているこの人に、俺は、ここしばらくで心を許してしまっていた。
こういうところが可愛くて、ついからかってしまいたくなる。
半ば無理やり強制されている行為ではあるが、そこまで嫌じゃないのも、これが理由だった。
「組長はかっこいいですよ。それに、かわいい。」
「み、みその……いや、かわいいのはお前だろ…」
真っ赤な顔でうろたえながら反論してくる組長がおかしくて、笑ってしまった。
「お、お前…ばかにしやがって…」
「ははっ、してないですよ、もう、本当にかわいいですから」
「くそっ、お前の前ではかっこ悪いとこばっか見せちまう、
俺がなんでお前に構うかって?
そんなの、決まってるだろっっっ!」
そう言って、また激しい律動を始めた。
「ああああああっ、あっ、んあっ、や、はげし、やんあっ、んっは、くっうっ、つよい、まっ、て、あっっんあっ、ひゃあんあっっ」
「お前が可愛いんだよ、御園!お前が男でも、ぅあっ、はっ、お前のことが、可愛くて仕方ないんだっ、よっ」
さらに大きくなったペニスで、奥の壁をごんごんと突いてくる。組長のセックスは荒々しく、力強く、でも優しかった。
「あっあっ、はっ、すご、組長の、すご、い、あっは、おっき、奥、ずんずんするの、すご、い、あんあっんっあ」
「お前はっ!また、そんな、かわいいことばっか言いやがって、くそ、なんで、は、くそっ」
フィニッシュが近いようで、組長はラストスパートをかけるように俺のいいところをずんずん突き続けた。
「ああああああんっひゃっ、でる、でるぅ、いっく、やば、すごいのくる、いく、あんあっんっ、組長ので、いっちゃう、ひゃんあっ」
「くそ、はっ、イけよ、俺ので、トべよ、ほら、くっは、イけ、イけ、おら、おらおら!」
「んああああああっあっ…ひゃ、は…
うは、でてる…くみちょの、でてる…」
「んっ、くそ、お前は、だまっっ、てろ」
俺が盛大にイッたあと、組長は中に出した。熱くて多いそれが奥にどぴゅどぴゅ出されて、また締め付けてしまった。
ここしばらくで、組長に開発され、かなりの淫語を覚えさせらてた俺は、組長を喜ばせるためあえて淫らな表現を使うように努めたが、しばらくすると考えなくても出るようになっていた。
普通の生活に戻れるのか、多少の不安があったが、組長の俺を見る目を見ると、そんな心配はなさそうである。
恐らく、彼はこれから決して俺を手放さないだろう、そんな確信があった。
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