ヤクザと犬

美国

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※ご奉仕

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俺の身体…?まさか女のように身体で奉仕させる気かと思ったが、映画の見過ぎかと考えを打ち消す。
いやしかし、だとしても田嶋さんはどういう意図があってそんなことを言ったのだろうか、全く見当もつかない。

他の組員たちも唖然としている。
言い返す言葉も出てこないらしい。

だが田嶋さんは飄々として、俺に向けてはっきりと言った。
「御園、服を脱げ。」



そう言われて、やはりさっきの考えが正しかったのかと、ただそう思った。もちろん疑問はある。俺なんかにこんなことをさせて何の意味があるのか。
俺に注目させてるうちに逃げるつもりなのだろうか。
考えながらも、田嶋さんの命令に逆らわず、俺はすっと立ち上がり、シャツのボタンを一つ一つ外していった。

目の前にいるのはいつも会合で顔を合わせる面々。そんな者のまえで裸になるのは恥ずかしくないわけではないが、男同士でもじもじするほうがかっこ悪い。
俺は淡々と服を脱いでいった。

組員たちは、まだ空いた口が塞がらないようである。
その心境は俺も同じであった。
この行為に何の意味があるのか全くわからない。

でも、習慣というのは恐ろしいもので、3年の月日はやはり長かったのだ。3年も田嶋さんの命令には素直に従う生活をしてきたため、この身体は、その習性が染み付いてしまっている。
あの声には、思考する暇もなく、従ってしまうのだ。
彼を尊敬しているわけではない。パブロフの犬の理論と同じだな…などと他人事のように考えているうちに、下着も靴下も脱ぎ去り完全に裸になった。


「御園、組長にご奉仕しろ」


ご奉仕で指す言葉はたくさんあるだろうが、この状況で最も適しているのがフェラだと判断した俺は、座敷の上座に座った組長の元にいき、跪いた。


「お、おい…」
先代を早くに亡くして、若頭になって間も無く組長になった彼は、今年39である。正式な結婚はしていないが、何人かの女性に家を持たせている。
田嶋さんのような理詰めの考え方を嫌い、若いながらも義理や人情を大事にする古い考え方ではあるが、多くの組員に慕われている。
そんな人がこんな色方面で落ちる筈がないとは思いながらも、彼の着流しをずらし、下着からペニスを取り出し、口に咥えた。

「ぅあっ…ふっ…」
組長の声が漏れる。

こんなにすんなりと行為を行っているが、俺に男同士の経験は全くなかった。冷めた性格ゆえに、女性ともそんなに頻繁に交わることはなかった。

だが、田嶋さんに命じられた以上、自分のもつ知識と経験を最大限に生かすしかない。
女性にしてもらった経験やAVなどの情報を必死に引き出し、組長を気持ち良くさせることに集中した。

組長が何も言わない以上、他の者は口が出せないらしく、黙って成り行きを見守っているようだ。

「ん…、ふぅ」
組長の反応がいい部分を集中的に責める。
裏筋を親指でなぞり、先端を舌先でぐりぐりと押す。
組長の腰がビクッと揺れ、下から顔を覗き込んでみると、眉を寄せて快感に耐える組長と目があった。
その瞬間、口の中のペニスがどくっと震え、凶悪なものがさらに大きくなった。

「あ…っ、だめだ、出る、くっ」

その瞬間、口の中に大量に精子が吐き出された。
俺は、それをゆっくりと飲み込んだ。

組長はその様子をぼーっと見て、目が合うと顔を赤くし、
こう言った。



「田嶋の件は御園をうちに迎えることによって手打ちとする。以後このことについて異議を申し立てる者は俺が許さない。以上で今日の会合は終了だ。解散しろ。」
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