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大人の宿泊カラオケ会
05 ※R18
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淡いピンクのライトが光る、ラブホの寝室。俺と一芽はバスローブ姿で、ベッドに腰を下ろしていた。
そして……その傍のソファでは、浦瀬がこちらに視線を向けたままくつろいでいる。
「いや、何この状況?!」
異様な光景に、一芽が叫んだ。
浦瀬はソファの肘掛けに身体を傾け、ニヤリと笑い、
「ほら、メジ。早く先生と『仲良し』な証拠、見せてよ」
「俺たちが相思相愛だってこと、浦瀬にわかってもらうんだろ?」
そう言って一芽のバスローブに指を滑らせると、一芽は激しく首を横に振った。
「で、できないよ、誰かに見られながらとか……!」
そう反論する彼を後ろからするりと抱きかかえ、耳元で囁く。
「本当に?その割には興奮してるみたいだけど」
「んっ…?!」
不意に一芽の前を指で撫でると、ビクッと反応する。服越しにわかるそれは、ゆるく芯を持っていた。
「ん…っ、だめ、だって…ッ」
バスローブの隙間に手を入れ、直でその突起に触れながら、首に唇を這わせる。
だんだんと一芽の力が抜けていくとともに、俺の手がぬるぬるとした液体で濡れていった。
その液体をなじませて、後ろに指を入れようとすると、一芽は我に帰って慌てたように俺の手首を掴んだ。
「う、うしろはヤダ、キラくんの前で…っ」
「わがまま言わない、ちゃんとほぐさないと」
入り口を指の腹でトントンと叩くと、俺の手を掴む力が緩む。その隙を見て、中に人差し指を入れた。
そうしていつものように中を掻き回すと、一芽の膝がびくびくと痙攣する。
「っう、ぁ、ん…っ」
「へえ、そんなにすんなり入るもんなんですね」
一連の流れを見ていた浦瀬が、感心したようにそう呟く。
俺は浦瀬にニヤッと笑い、
「一芽が自分で開発したから。ほら、二本だって余裕」
「や、やだ、見せないでってば……!!」
股を開いて見せると、一芽は真っ赤になって足を閉じようとする。
けれど俺は、そうやって抵抗されるほど虐めたくなる。浦瀬が聞いているのを知って、わざと声を張って言った。
「ちゃんと相方に教えた方がいいだろ? お前が、自分から中を開発するような変態だって」
「っ~~……そ、それなら聞いてよキラくん、せーちゃんってほんとは、ッあ…!!」
話している途中で、深いところに指を入れて前立腺を押し上げると、一芽は一際大きな声を上げた。
「っ、ひぃ、っあ、やめぇっ…!」
「ほら浦瀬、わかるか?前立腺って極限まで開発すると、ここまで性感帯として機能するんだよ」
「勉強になります、先生」
浦瀬はクスリと笑って、俺たちの前戯を面白そうに眺めている。
「も……やだ、恥ずかしすぎる…っ、おかしくなっちゃう…!!」
そう言って涙目になる一芽に、俺の中の加虐心が限界を突破して、理性の糸がぶつりと切れた。
「は? 気持ちいいの間違いだろ? この淫乱」
無理矢理一芽をベッドに押し倒し、上に乗る。
ローションを自分自身に馴染ませて、彼の腰を引き寄せ、さらに深い行為を始めた。
「っ~~~!!!」
「口押さえたらダメ。相方に聴かせてやれよ、お前のおかしい声」
「っぁ、あ、やだ、聞かないでぇ、キラくんっ、あ、ぁあ…!!」
「へえ、メジ、そんな色気ある高音も出せるんだ。じゃあもっと高音の曲作ろうかな」
浦瀬も空気を読んで、俺たちの行為を煽る。
俺は一芽がされて気持ちいいことなんて、もう完全に知り尽くしてる。彼の腰を掴んで、中を抉るようにゆっくり揺さぶると、一芽は俺のバスローブを強く掴み、こっちを見つめた。
「そ、それ、すぐ、イっ、イっちゃう、から、止めてぇっ……!!」
「んー、やだ。ちゃんと我慢して」
「っ~~~!!」
一芽の前の先をわざと強く掴み、イきづらくすると、一芽は苦痛そうに顔を歪ませる。けれどその目は欲に溺れていた。
「いい顔」
そう呟いて、さらに彼に体重を乗せた。
「はあ、はぁっ、はぁー……」
一芽を散々喘がせ、イかせたあと。
濡れたシーツの上で息を整えている一芽をよそに、俺は相変わらず浦瀬に聞いた。
「浦瀬、これで俺たちのことがわかった?」
「はい、それはもう」
浦瀬はにっこり笑顔を浮かべ、俺に言った。
「先生が恋人の泣き顔と悲鳴に興奮するドドドSだってことがわかりました」
「………え?いや俺はノーマルだけど?」
「今更何言ってるんですか?メジをいじめてめちゃくちゃ興奮してましたよね?」
「いやいや、今日はそんな虐めてないだろ」
「今日『は』? これで? へぇ……」
墓穴を掘り続けていることに気づいて、思わず黙る。
「っ、だよね、せーちゃんめっっっちゃドSだよね?!」
息を整えた一芽は、起き上がって浦瀬に同調する。
しかし、浦瀬は首を傾げ、
「一芽も相当Mだと思うけど?」
「え……?い、いや、オレこそノーマルだよ?!」
「ボクに見られながら無理やり先生に犯されて、少しも興奮しなかったって言えるのか?」
浦瀬にそう言われ、一芽は目を泳がせる。
「っ~~……そ、それは、その……正直……結構…………」
「ほらね。まあ、ボクはもうやりたくないけど」
そんな会話をしていると、ガチャリとバスルームの扉が開く。
中に避難していた面屋がこちらの様子を伺っていた。
「お、終わった……?大丈夫?メジくん……」
「ゾムくん、こんな変なことにつき合わせちゃってごめんね」
そう申し訳なさそうにいう一芽に、面屋は気まずそうに呟いた。
「……メジくんの声、風呂場まで聞こえててすごかった」
「っ~~~~!!!」
こうして、一夜にして俺たちの結束は深まることになった。
過程は倫理観ゼロだが。
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「うーん、音の作りのことはよくわかんないけど……実際俺が軽音部にいたとき、ベースの音があるのとないのとじゃ結構違うなって思った」
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浦瀬は少し唸って、そして諦めたように天井を見つめた。
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