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大人の宿泊カラオケ会
02
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俺たちはラフな格好に着替え、早速夜の街に出た。
浦瀬が予約したそのラブホテルは、新しく綺麗でシンプルで、部屋は一番広い号室だった。
「わー、ベッドひろーい!!」
一芽はそう言って、そのキングサイズよりも広いベッドに勢いよくダイブする。
一方で浦瀬は静かにベッドに座って、スマホを取り出した。
「SNSにアップできる用の写真撮るか。臨、撮ってくれ」
「えっ、い、いいの?ラブホだよ?」
「だからだよ。おもしろくていいだろ」
「あ、キラくん、カラオケ用のマイクそこにあるよ」
そう言って浦瀬と一芽は、マイクを片手に仲良さげなツーショットを撮る。確かに状況がわけのわからない面白い写真だ。
撮り終わったのを見計らって、俺と面谷もベッドに乗った。
「寝ながら歌えて最高だな」
「えー、寝ながらはむしろキツイよ!お腹に力入んないし」
仰向けでそう言った俺の隣で、一芽も横になって笑う。
ぱちりと目が合った。
「……?」
一芽はちょっと笑って、俺を見つめ返す。
少し薄暗い部屋、ルームライトの黄色い光が一芽の目を輝かせていた。
「キラくんの歌、久しぶりに聴きたいなぁ」
「えー、いいけど……」
他の二人は、俺たちに背を向けてカラオケ用のパネルを操作している。
それを見兼ねて、一芽に覆い被さりキスをした。
「……!!」
音もなくその口付けは終わり、証拠も何も残らない。
けれど、一芽の頬だけが真っ赤に染まっていた。
それが可愛くて、それにいじわるもしたくて、思わずニヤッと笑いかけると、一芽は慌てたように俺から顔を背ける。
そのとき、カラオケのBGMが流れ出し、浦瀬はこちらを振り返ってパネルを差し出した。
「メジと先生も曲入れる?」
「っ、じゃ、じゃあオレ先入れる!」
一芽はガバッと起き上がり、パネルを受け取る。浦瀬は一芽の表情を見て、首を傾げた。
「メジ、まだ酔ってるのか?顔すごい赤いけど」
「そ、そうかも!あはは!」
一芽はそう誤魔化して、パネルを操作した。
その間に流れる一曲目は、浦瀬の歌。
俺は最近、バンドでやるサイクラの曲のほかに、浦瀬がキラとして作っている曲も聞くようになった。確かこれはキラの曲のはずだ。
元の曲は合成音声ソフトを使っているはずだが、浦瀬本人のカバーで聞くとまた違った雰囲気が出る。歌詞と彼の落ち着いた声が合っていると思う。それに歌も上手い。
「作曲もできて歌も上手いとか、すごいな浦瀬」
「やめてください。メジほどじゃないですよ」
曲が終わってそう俺が褒めると、浦瀬は照れたように笑った。
二曲目は、その一芽の歌。入れた曲はこの前アップされていたサイクラの新曲。
生で聞くとその歌唱力はやっぱりずば抜けていて、思わず聞き入ってしまう。
「先生も曲入れませんか?」
「いや、二人がしばらく歌ってからでいいよ。俺そんな歌上手くないし……」
「僕もしばらくタンバリン叩くよ」
プロとして活動している二人の後に歌うのは、流石に気が引ける。そして面谷のタンバリン捌きは無駄に上手い。さすが音ゲーマー。
そうして二人が交互に何曲か歌い終わり、サイクラ以外の流行りの曲も歌い始め、ある程度盛り上がった後、一度曲の追加が止まった。
「はあ、ちょっと疲れてきた……」
「先生、そろそろ何か歌いませんか?」
「んー、そうだな」
一芽はベッドに横たわる。俺は浦瀬に機械を渡されて、そのパネルを操作した。
「あ、これにしよ」
「……『ひつじぐみ』?」
たまたまトップに出てきた、夏をテーマにした耳に残る軽快な電波ソング。何年か前に流行った曲だ。
俺がタッチしたその曲の歌手名を、一芽はベッドに寝たまま読み上げた。
すると、何故か浦瀬と面谷がそろってこっちを向いた。
しかし、二人は何も言わない。
異様な雰囲気を感じ取り、思わず曲を入れようとした手を止めた。
「みんな、ひつじぐみ好きじゃないのか?俺が大学のとき流行ってたんだけど……」
『ひつじぐみ』。見ているだけで元気が出るような、明るい雰囲気の女性アイドルグループだ。
元々は地元の小さなアイドルグループだったはずだが、最近はテレビの歌番組にもちょこちょこ出てくるようになった。
「……先生が好きなら、歌っていいと思いますよ。ボク、ちょっとトイレ行ってきます」
浦瀬はぶっきらぼうにそう言って、ベッドから立ちあがった。
バスルームのドアがばたりと勢いよく閉まって、俺は一芽と面谷の顔を見て聞いた。
「……なんか俺、まずった?」
「す、すみません、キラくん、ひつじぐみ好きじゃないみたいなんですよ。理由は知らないんだけど……」
面谷が困ったようにそう言ったのを聞いて、なんとなく納得する。
確かに、ひつじぐみは浦瀬の作る繊細な歌詞や丁寧なメロディとは真逆の音楽だ。聞くに耐えないのかもしれない。
「それなら、アニソンでも歌うか」
そう俺が言うと、面谷と一芽の顔が明るくなる。二人はアニメやゲームが好きみたいだから、選曲は正解だったようだ。
俺が一曲歌い終わる頃、浦瀬が部屋に戻ってきた。
「……曲、変えたんですね。気を遣わせてすみません」
浦瀬はテレビの画面に映し出された曲名を見て、俺に申し訳なさそうな目を向ける。
いつも気が強い浦瀬のそんな姿は珍しくて、ちょっと心が痛んだ。
「いや、いいよ。たまたま画面に出てきたから歌おうと思っただけで、俺も特別あのグループが好きってわけじゃないしさ」
そうフォローすると、浦瀬に笑顔が戻った。
そんな様子を見かねてか、面谷はソファに置いてあったビニール袋を持ってきた。
「そういえば、さっきお酒買ってきたよね?そろそろ飲まない?」
「あ、じゃあ俺ももらう」
そう言うと、一芽は驚いたように俺を見た。
「せーちゃん?!ちょっと、こんなところで酔っ払ったら……」
「大丈夫、一缶だけだから」
……ていうか、酔わないとやってられん。
ラブホにいるのにヤれないとか嘘だろ。一応平常心を保ってるけど、ムラムラしすぎてそろそろヤバイ。
「飲み過ぎそうだったら一芽が止めて」
「……わかった」
一芽はしぶしぶといった風に頷く。
そうして、大人のカラオケ大会が幕を開けた。
浦瀬が予約したそのラブホテルは、新しく綺麗でシンプルで、部屋は一番広い号室だった。
「わー、ベッドひろーい!!」
一芽はそう言って、そのキングサイズよりも広いベッドに勢いよくダイブする。
一方で浦瀬は静かにベッドに座って、スマホを取り出した。
「SNSにアップできる用の写真撮るか。臨、撮ってくれ」
「えっ、い、いいの?ラブホだよ?」
「だからだよ。おもしろくていいだろ」
「あ、キラくん、カラオケ用のマイクそこにあるよ」
そう言って浦瀬と一芽は、マイクを片手に仲良さげなツーショットを撮る。確かに状況がわけのわからない面白い写真だ。
撮り終わったのを見計らって、俺と面谷もベッドに乗った。
「寝ながら歌えて最高だな」
「えー、寝ながらはむしろキツイよ!お腹に力入んないし」
仰向けでそう言った俺の隣で、一芽も横になって笑う。
ぱちりと目が合った。
「……?」
一芽はちょっと笑って、俺を見つめ返す。
少し薄暗い部屋、ルームライトの黄色い光が一芽の目を輝かせていた。
「キラくんの歌、久しぶりに聴きたいなぁ」
「えー、いいけど……」
他の二人は、俺たちに背を向けてカラオケ用のパネルを操作している。
それを見兼ねて、一芽に覆い被さりキスをした。
「……!!」
音もなくその口付けは終わり、証拠も何も残らない。
けれど、一芽の頬だけが真っ赤に染まっていた。
それが可愛くて、それにいじわるもしたくて、思わずニヤッと笑いかけると、一芽は慌てたように俺から顔を背ける。
そのとき、カラオケのBGMが流れ出し、浦瀬はこちらを振り返ってパネルを差し出した。
「メジと先生も曲入れる?」
「っ、じゃ、じゃあオレ先入れる!」
一芽はガバッと起き上がり、パネルを受け取る。浦瀬は一芽の表情を見て、首を傾げた。
「メジ、まだ酔ってるのか?顔すごい赤いけど」
「そ、そうかも!あはは!」
一芽はそう誤魔化して、パネルを操作した。
その間に流れる一曲目は、浦瀬の歌。
俺は最近、バンドでやるサイクラの曲のほかに、浦瀬がキラとして作っている曲も聞くようになった。確かこれはキラの曲のはずだ。
元の曲は合成音声ソフトを使っているはずだが、浦瀬本人のカバーで聞くとまた違った雰囲気が出る。歌詞と彼の落ち着いた声が合っていると思う。それに歌も上手い。
「作曲もできて歌も上手いとか、すごいな浦瀬」
「やめてください。メジほどじゃないですよ」
曲が終わってそう俺が褒めると、浦瀬は照れたように笑った。
二曲目は、その一芽の歌。入れた曲はこの前アップされていたサイクラの新曲。
生で聞くとその歌唱力はやっぱりずば抜けていて、思わず聞き入ってしまう。
「先生も曲入れませんか?」
「いや、二人がしばらく歌ってからでいいよ。俺そんな歌上手くないし……」
「僕もしばらくタンバリン叩くよ」
プロとして活動している二人の後に歌うのは、流石に気が引ける。そして面谷のタンバリン捌きは無駄に上手い。さすが音ゲーマー。
そうして二人が交互に何曲か歌い終わり、サイクラ以外の流行りの曲も歌い始め、ある程度盛り上がった後、一度曲の追加が止まった。
「はあ、ちょっと疲れてきた……」
「先生、そろそろ何か歌いませんか?」
「んー、そうだな」
一芽はベッドに横たわる。俺は浦瀬に機械を渡されて、そのパネルを操作した。
「あ、これにしよ」
「……『ひつじぐみ』?」
たまたまトップに出てきた、夏をテーマにした耳に残る軽快な電波ソング。何年か前に流行った曲だ。
俺がタッチしたその曲の歌手名を、一芽はベッドに寝たまま読み上げた。
すると、何故か浦瀬と面谷がそろってこっちを向いた。
しかし、二人は何も言わない。
異様な雰囲気を感じ取り、思わず曲を入れようとした手を止めた。
「みんな、ひつじぐみ好きじゃないのか?俺が大学のとき流行ってたんだけど……」
『ひつじぐみ』。見ているだけで元気が出るような、明るい雰囲気の女性アイドルグループだ。
元々は地元の小さなアイドルグループだったはずだが、最近はテレビの歌番組にもちょこちょこ出てくるようになった。
「……先生が好きなら、歌っていいと思いますよ。ボク、ちょっとトイレ行ってきます」
浦瀬はぶっきらぼうにそう言って、ベッドから立ちあがった。
バスルームのドアがばたりと勢いよく閉まって、俺は一芽と面谷の顔を見て聞いた。
「……なんか俺、まずった?」
「す、すみません、キラくん、ひつじぐみ好きじゃないみたいなんですよ。理由は知らないんだけど……」
面谷が困ったようにそう言ったのを聞いて、なんとなく納得する。
確かに、ひつじぐみは浦瀬の作る繊細な歌詞や丁寧なメロディとは真逆の音楽だ。聞くに耐えないのかもしれない。
「それなら、アニソンでも歌うか」
そう俺が言うと、面谷と一芽の顔が明るくなる。二人はアニメやゲームが好きみたいだから、選曲は正解だったようだ。
俺が一曲歌い終わる頃、浦瀬が部屋に戻ってきた。
「……曲、変えたんですね。気を遣わせてすみません」
浦瀬はテレビの画面に映し出された曲名を見て、俺に申し訳なさそうな目を向ける。
いつも気が強い浦瀬のそんな姿は珍しくて、ちょっと心が痛んだ。
「いや、いいよ。たまたま画面に出てきたから歌おうと思っただけで、俺も特別あのグループが好きってわけじゃないしさ」
そうフォローすると、浦瀬に笑顔が戻った。
そんな様子を見かねてか、面谷はソファに置いてあったビニール袋を持ってきた。
「そういえば、さっきお酒買ってきたよね?そろそろ飲まない?」
「あ、じゃあ俺ももらう」
そう言うと、一芽は驚いたように俺を見た。
「せーちゃん?!ちょっと、こんなところで酔っ払ったら……」
「大丈夫、一缶だけだから」
……ていうか、酔わないとやってられん。
ラブホにいるのにヤれないとか嘘だろ。一応平常心を保ってるけど、ムラムラしすぎてそろそろヤバイ。
「飲み過ぎそうだったら一芽が止めて」
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