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episode4 恋という病
02
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「アオイ、何されたい? オレ付き合うよ?」
ホテルについて、上目遣いでアオイにそう聞くと、アオイはあからさまに動揺して目を泳がせた。
「そ、そんなこと聞かれたら、色々言っちゃいそうなんだけど……」
「えー? 色々言っていいよ?」
面白くてクスクス笑いながら、二人でベッドに腰掛ける。
「……じゃあ」
アオイはオレを見て、そしてこう言った。
「ソラのこと抱きたい」
………………。
「へ?」
「い、いや! ごめん、やっぱなんでもない!!今のなし!!」
聞き返すと、アオイは慌てて首を横に振った。
……え、抱きたい? 本当に?
オレは思わず笑った。
「びっくりした。流石に最後までするって思ってなかった」
「ご、ごめん、俺、こういうとするのはじめてで、よくわかんなくて……」
しどろもどろになるアオイがおかしい。けれど、その提案は悪くないと思った。
「でも、いいよ、オレの事抱いて」
「……い、いいの?」
聞き返すアオイに、オレは頷く。
今まで、自分が入れる側しかしたことはなかったけど……抱かれるっていうのも興味がある。
「うん。でもオレ、男の人とするの初めてだし、自分の指以外入れたことないから、色々難しかったらごめんね?」
そう言うと、アオイは驚いたようにオレを見た。
「え……う、後ろ使って、オナニーしたことあるの?」
「…………それ、聞いちゃう?」
まあ、わりとするけどさ。
オレが首を傾げると、アオイはゴクリと唾を飲んで、そしてオレのズボンに手をかけた。
その手を、一度押さえる。
「あ、でもヤる前に、シャワー浴びよ?」
「え、ああっ、そ、そうだな!!ごめん!!」
アオイは慌てて手を離して謝った。
うわ、やっぱアオイ可愛い。童貞可愛い。
そう思いながら、一緒にシャワー室に行った。
……けど、そんなことを余裕で思ってられたのは、この時が最後だった。
「これが、ソラの……ふふ……」
「何笑ってんの?」
オレのちんこを指でつつくアオイを、ジト目で見る。
再び、白いベッドの上。お互い、シャツだけ羽織っていた。
「自分より小さいって貶してる?」
「いや、そういう意味じゃなくて……ソラ、可愛いのに、こっちはしっかりついてるから……」
そう言いながら、アオイはオレのを指先で弄りつづける。
……まあ、確かに、オレ身長が低いわりには、こっちは平均的なサイズではあるけど……。
触られているところが触られているところだから、ぞわぞわしてへんな気分になってくる。
アオイは、興奮しきった様子で言った。
「はあ……俺、これオカズにしてイけそう」
でも、そんな変態発言よりも、アオイがそう言いながら自分の手で触りだした、勃起したそのアオイ自身の大きさにオレは目を疑った。
「あ、アオイ……ちんこ、でかいね」
「え? それはほら、身長はオレの方がでかいから」
アオイは照れたように笑うけど、オレは笑えなかった。
え、ソレ、何センチあるの? デカすぎない?
……コレが、今からオレのナカに入るの?
めちゃくちゃエグくない?
すっごく痛かったらどうしよう、というオレの不安をよそに、アオイはその綺麗な顔で微笑む。
「後ろ慣らすの、俺がやってみていい?」
「ん……いいよ、やり方わかる?」
体勢を変えて、オレは座っているアオイの上に、向き合って立て膝をついた。
「一応……」
アオイは、不慣れな手つきでゴムの袋を破る。
それを指にはめて、ローションを絡めると、アオイは照れ笑いを浮かべて、
「えっと……痛かったり、間違ってたりしたら教えてほしい」
「わかった」
そんなアオイのしぐさが可愛くてきゅんとしながら、そう言ってアオイの肩に顎を乗せた。
すると、ローションをつけたぬるぬるした指が一本、急につるりと中に入った。
「んっ……?!」
オレは思わず声を上げてしまって、それを聞いたアオイは指を止める。
「ご、ごめん、痛かった?」
「い……痛くないよ」
答える声が、少し上擦った。
それに気づいたのか、アオイは優しく言う。
「強がらないでいいからな?」
……痛いのを、強がっているわけじゃなかった。
つぷつぷとその指が動いて、感触にビクビクと足が震える。
けれどさらに奥へ指が入って、耐えきれず、喉から声が溢れた。
「っ、ぁ」
「痛いか?」
「いっ、痛くないよ」
痛いんじゃない。
気持ちいいんだ。
自分の指以外のモノが入るのははじめてで、でも、こんなに気持ちが良いなんて、思わなかった。
どうしよう……オレ、リードする気だったのに。
これ、ヤバイかもしれない。
快感を逃すため、ぐっとアオイのシャツを掴んだ。
しかし、アオイは流石に察したのか、質問を変えてきた。
「なあ……俺の指、気持ちいい?」
「…っ………」
「ソラ?」
「……き、きもちいい」
「そうか」
嬉しそうな声が聞こえた。
指が二本になって、ぐちゅぐちゅと出し入れされる。
「んんっ…!!」
さっきよりも強い快感。足を捻っても、シャツを握っても、その快感は逃げなくて、腰がビクビクと痙攣する。
そもそも、アオイの指がオレより長いのがいけないんだ。
今まで触ったところがない場所に、ずっと指が触れてる。
「ここだよな、前立腺って」
「っあ……?!」
奥の気持ちいい場所を当てられて、また体がびくつく。
そこをぐりぐりと指で攻められるのが良すぎて、声が我慢できなかった。
「あ、んあッ、あっ…!」
肩に縋り、身をよじって喘ぎ始めると、アオイは一度指を止めた。
「……ソラ、声めちゃくちゃえろい……」
「んっ…う、うるさい……!」
「……なあ、もう、俺の入れていい?」
アオイの、切迫詰まった声が聞こえる。
それに答える前に、急に視界が反転した。
「っえ?」
ホテルについて、上目遣いでアオイにそう聞くと、アオイはあからさまに動揺して目を泳がせた。
「そ、そんなこと聞かれたら、色々言っちゃいそうなんだけど……」
「えー? 色々言っていいよ?」
面白くてクスクス笑いながら、二人でベッドに腰掛ける。
「……じゃあ」
アオイはオレを見て、そしてこう言った。
「ソラのこと抱きたい」
………………。
「へ?」
「い、いや! ごめん、やっぱなんでもない!!今のなし!!」
聞き返すと、アオイは慌てて首を横に振った。
……え、抱きたい? 本当に?
オレは思わず笑った。
「びっくりした。流石に最後までするって思ってなかった」
「ご、ごめん、俺、こういうとするのはじめてで、よくわかんなくて……」
しどろもどろになるアオイがおかしい。けれど、その提案は悪くないと思った。
「でも、いいよ、オレの事抱いて」
「……い、いいの?」
聞き返すアオイに、オレは頷く。
今まで、自分が入れる側しかしたことはなかったけど……抱かれるっていうのも興味がある。
「うん。でもオレ、男の人とするの初めてだし、自分の指以外入れたことないから、色々難しかったらごめんね?」
そう言うと、アオイは驚いたようにオレを見た。
「え……う、後ろ使って、オナニーしたことあるの?」
「…………それ、聞いちゃう?」
まあ、わりとするけどさ。
オレが首を傾げると、アオイはゴクリと唾を飲んで、そしてオレのズボンに手をかけた。
その手を、一度押さえる。
「あ、でもヤる前に、シャワー浴びよ?」
「え、ああっ、そ、そうだな!!ごめん!!」
アオイは慌てて手を離して謝った。
うわ、やっぱアオイ可愛い。童貞可愛い。
そう思いながら、一緒にシャワー室に行った。
……けど、そんなことを余裕で思ってられたのは、この時が最後だった。
「これが、ソラの……ふふ……」
「何笑ってんの?」
オレのちんこを指でつつくアオイを、ジト目で見る。
再び、白いベッドの上。お互い、シャツだけ羽織っていた。
「自分より小さいって貶してる?」
「いや、そういう意味じゃなくて……ソラ、可愛いのに、こっちはしっかりついてるから……」
そう言いながら、アオイはオレのを指先で弄りつづける。
……まあ、確かに、オレ身長が低いわりには、こっちは平均的なサイズではあるけど……。
触られているところが触られているところだから、ぞわぞわしてへんな気分になってくる。
アオイは、興奮しきった様子で言った。
「はあ……俺、これオカズにしてイけそう」
でも、そんな変態発言よりも、アオイがそう言いながら自分の手で触りだした、勃起したそのアオイ自身の大きさにオレは目を疑った。
「あ、アオイ……ちんこ、でかいね」
「え? それはほら、身長はオレの方がでかいから」
アオイは照れたように笑うけど、オレは笑えなかった。
え、ソレ、何センチあるの? デカすぎない?
……コレが、今からオレのナカに入るの?
めちゃくちゃエグくない?
すっごく痛かったらどうしよう、というオレの不安をよそに、アオイはその綺麗な顔で微笑む。
「後ろ慣らすの、俺がやってみていい?」
「ん……いいよ、やり方わかる?」
体勢を変えて、オレは座っているアオイの上に、向き合って立て膝をついた。
「一応……」
アオイは、不慣れな手つきでゴムの袋を破る。
それを指にはめて、ローションを絡めると、アオイは照れ笑いを浮かべて、
「えっと……痛かったり、間違ってたりしたら教えてほしい」
「わかった」
そんなアオイのしぐさが可愛くてきゅんとしながら、そう言ってアオイの肩に顎を乗せた。
すると、ローションをつけたぬるぬるした指が一本、急につるりと中に入った。
「んっ……?!」
オレは思わず声を上げてしまって、それを聞いたアオイは指を止める。
「ご、ごめん、痛かった?」
「い……痛くないよ」
答える声が、少し上擦った。
それに気づいたのか、アオイは優しく言う。
「強がらないでいいからな?」
……痛いのを、強がっているわけじゃなかった。
つぷつぷとその指が動いて、感触にビクビクと足が震える。
けれどさらに奥へ指が入って、耐えきれず、喉から声が溢れた。
「っ、ぁ」
「痛いか?」
「いっ、痛くないよ」
痛いんじゃない。
気持ちいいんだ。
自分の指以外のモノが入るのははじめてで、でも、こんなに気持ちが良いなんて、思わなかった。
どうしよう……オレ、リードする気だったのに。
これ、ヤバイかもしれない。
快感を逃すため、ぐっとアオイのシャツを掴んだ。
しかし、アオイは流石に察したのか、質問を変えてきた。
「なあ……俺の指、気持ちいい?」
「…っ………」
「ソラ?」
「……き、きもちいい」
「そうか」
嬉しそうな声が聞こえた。
指が二本になって、ぐちゅぐちゅと出し入れされる。
「んんっ…!!」
さっきよりも強い快感。足を捻っても、シャツを握っても、その快感は逃げなくて、腰がビクビクと痙攣する。
そもそも、アオイの指がオレより長いのがいけないんだ。
今まで触ったところがない場所に、ずっと指が触れてる。
「ここだよな、前立腺って」
「っあ……?!」
奥の気持ちいい場所を当てられて、また体がびくつく。
そこをぐりぐりと指で攻められるのが良すぎて、声が我慢できなかった。
「あ、んあッ、あっ…!」
肩に縋り、身をよじって喘ぎ始めると、アオイは一度指を止めた。
「……ソラ、声めちゃくちゃえろい……」
「んっ…う、うるさい……!」
「……なあ、もう、俺の入れていい?」
アオイの、切迫詰まった声が聞こえる。
それに答える前に、急に視界が反転した。
「っえ?」
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