74 / 475
*流されました
しおりを挟む
ご機嫌なジークと共に隠れ家に戻った縁はすぐさま隔離部屋に拉致された。
「ま、待って!」
「……今度はなんだ?」
その呆れたような言い方はひどい!
「その、する、んです、よね?」
「ここまで来てしない方がおかしくないか?」
ですよね!
だが縁だって言っておきたいことがある。
「ア、アズに何も言ってきてない、ので、加減を……」
「しないぞ?当たり前だろ」
ですね!
期待はしてなかった。
「それに、今日はアイツらがくれた俺がお前を独占できる日なんだよ」
「え?」
それは……初耳だ。
「だからアズのことも気にすんな。アイツらがいる。今日から明後日まで……縁は俺のものだ」
「~~~っ」
恥ずかしい。
言われた内容は気になったが、その大人の色気ダラダラに耳元で囁かれては腰が砕けそうになる。
「お前は俺の、だろ?」
「~~は、はい」
恥ずかしさにどこを向いていいか分からず俯くと視線を彷徨わせる。
「そ、そう、いえば、お願いってなんだっーーんんっ」
最後までは言わせてもらえず塞がれた口はジークに貪られてしまう。
クチュクチュと舌を絡められれば、その甘さに全身の力が抜けていき服を脱がされそうになった時我に返った。
「んん、ん、んんっ!んーく!ん、んーく!」
「んん?」
文句を言おうにも口を離してもらえず、胸を叩いて訴えれば漸く離してくれた。
「んだよ」
「ふ、ふろ。お風呂に入ってない」
外に出ていて汚れているだろうから風呂に入りたいと訴えるが、あっさり却下されてしまう。
「な、なん、で!」
「んなことしたら匂いが消えるだろ」
その匂いを消したいんです!
いくら加齢臭がしなくなったとはいえ、今度は逆に気になるお年頃にーー
「って、待って下さいジーク!」
「うるせぇ。お前は全部、俺のなんだよ」
再びキスされれば声を出すこともできなくなる。
それでも必死に抗議し続ければジークも流石に呆れたのか諦めてお風呂に入れてくれた。
「ジ、ジーク」
「もうイヤだは聞かねぇからな」
明らかに不機嫌な声だった。
それでも縁を洗う手つきは優しく、肌を滑っていく。
時折尻を撫でられたが抵抗はしなかった。
「ちがっ、我儘言ってごめんなさい。その、汚れたまま触られるのが、イヤで、ジークに、汚いって、嫌われたくなかーー」
「バカヤロウ。さっきから俺はそのままでいいっつってただろ」
「そうですけど!で、でも綺麗な方が私も気にならないですし、その方がジークの匂いもつきやすいかなって」
「は?」
セインたちもそうだが、彼らは一様に縁の身体に何かを残したがる。
縁自身の匂いがいいといいながらも終われば結局彼らの匂いしか縁には残っておらず、彼らもそれを満足そうに嗅いでいたりする。
セインには以前頸も噛まれたが、それが彼のものになった証というのなら縁だって嬉しかったのだ。
それならば風呂に入った方が縁だって気にならないし、彼らの匂いだって早くつけられる。
「私はジークたちみたいに鼻があまりよくないので分かりませんが、それでも匂いででも貴方たちものになったと思ってもらえるなら嬉しいーーんん、ん、ん」
俯いていた顔を上げさせられたかと思うと、再び濃厚なキスをされる。
「お前はっ、どこまで俺を煽れば気がすむんだよっ」
「ジ、ジーク?ん、んんっ」
噛み付くようにキスされれば、勃ち上がっていた2人のものをまとめて扱かれる。
縁も今度こそ抵抗はせずジークの太い首に腕を回せば腰を抱き込まれた。
早くなる手にそう経たず白濁を吐き出せば、手早く身体も洗われベッドに押し倒される。
「もう何言っても止めてやらねぇからな」
「は、はい」
縁ももう覚悟を決めた。
恥ずかしさは消えないがこの行為が嫌なわけではないと伝えれば「我慢しろ」とだけ笑って言われた。
お互い何も身につけいないため、少し目線を下げればジークのあの逞しいものが目に入る。
「そんな大きいの…入ります、かね?」
明らかに縁の何倍とあるそれに少し怖気付く。
「いつも入ってんだろ」
確かに。
自分でも摩訶不思議だが。
人体の不思議を垣間見た気がする。
腹につくほど反り返るそれに見入っていると、手を取られそこに触れさせられる。
チラリと見上げれば興奮したジークの顔があり、促されるまま両手で擦れば頭上で唸り声が聞こえた。
ジークが感じてくれていると分かり嬉しくなった縁は、舐めてあげようと身体をずらそうとしたがその前に仰向けに寝転がったジークによって身体の上に乗せられた。
しかも上下逆に。
必然的に目の前にジークの勃ち上がったものがきたため舐めやすくはなったが、逆に自分の後ろまで全て丸見えになってしまい恥ずかしさで真っ赤になる。
「ジーク……」
「舐めてくれんだろ?」
そう言われてしまえば恥ずかしいなど言っていられるわけもなく、再び両手で掴めば上下に擦りながら先端をペロペロと舐める。
咥えられればいいのだがジークのものは縁には大きすぎるのだ。
「ん、ふ、ん、ん、ん」
縁はジークのペニスを、ジークは縁のアナルをほぐしながら舐め合えば溢れる先走りに口がいっぱいになるのだった。
「ま、待って!」
「……今度はなんだ?」
その呆れたような言い方はひどい!
「その、する、んです、よね?」
「ここまで来てしない方がおかしくないか?」
ですよね!
だが縁だって言っておきたいことがある。
「ア、アズに何も言ってきてない、ので、加減を……」
「しないぞ?当たり前だろ」
ですね!
期待はしてなかった。
「それに、今日はアイツらがくれた俺がお前を独占できる日なんだよ」
「え?」
それは……初耳だ。
「だからアズのことも気にすんな。アイツらがいる。今日から明後日まで……縁は俺のものだ」
「~~~っ」
恥ずかしい。
言われた内容は気になったが、その大人の色気ダラダラに耳元で囁かれては腰が砕けそうになる。
「お前は俺の、だろ?」
「~~は、はい」
恥ずかしさにどこを向いていいか分からず俯くと視線を彷徨わせる。
「そ、そう、いえば、お願いってなんだっーーんんっ」
最後までは言わせてもらえず塞がれた口はジークに貪られてしまう。
クチュクチュと舌を絡められれば、その甘さに全身の力が抜けていき服を脱がされそうになった時我に返った。
「んん、ん、んんっ!んーく!ん、んーく!」
「んん?」
文句を言おうにも口を離してもらえず、胸を叩いて訴えれば漸く離してくれた。
「んだよ」
「ふ、ふろ。お風呂に入ってない」
外に出ていて汚れているだろうから風呂に入りたいと訴えるが、あっさり却下されてしまう。
「な、なん、で!」
「んなことしたら匂いが消えるだろ」
その匂いを消したいんです!
いくら加齢臭がしなくなったとはいえ、今度は逆に気になるお年頃にーー
「って、待って下さいジーク!」
「うるせぇ。お前は全部、俺のなんだよ」
再びキスされれば声を出すこともできなくなる。
それでも必死に抗議し続ければジークも流石に呆れたのか諦めてお風呂に入れてくれた。
「ジ、ジーク」
「もうイヤだは聞かねぇからな」
明らかに不機嫌な声だった。
それでも縁を洗う手つきは優しく、肌を滑っていく。
時折尻を撫でられたが抵抗はしなかった。
「ちがっ、我儘言ってごめんなさい。その、汚れたまま触られるのが、イヤで、ジークに、汚いって、嫌われたくなかーー」
「バカヤロウ。さっきから俺はそのままでいいっつってただろ」
「そうですけど!で、でも綺麗な方が私も気にならないですし、その方がジークの匂いもつきやすいかなって」
「は?」
セインたちもそうだが、彼らは一様に縁の身体に何かを残したがる。
縁自身の匂いがいいといいながらも終われば結局彼らの匂いしか縁には残っておらず、彼らもそれを満足そうに嗅いでいたりする。
セインには以前頸も噛まれたが、それが彼のものになった証というのなら縁だって嬉しかったのだ。
それならば風呂に入った方が縁だって気にならないし、彼らの匂いだって早くつけられる。
「私はジークたちみたいに鼻があまりよくないので分かりませんが、それでも匂いででも貴方たちものになったと思ってもらえるなら嬉しいーーんん、ん、ん」
俯いていた顔を上げさせられたかと思うと、再び濃厚なキスをされる。
「お前はっ、どこまで俺を煽れば気がすむんだよっ」
「ジ、ジーク?ん、んんっ」
噛み付くようにキスされれば、勃ち上がっていた2人のものをまとめて扱かれる。
縁も今度こそ抵抗はせずジークの太い首に腕を回せば腰を抱き込まれた。
早くなる手にそう経たず白濁を吐き出せば、手早く身体も洗われベッドに押し倒される。
「もう何言っても止めてやらねぇからな」
「は、はい」
縁ももう覚悟を決めた。
恥ずかしさは消えないがこの行為が嫌なわけではないと伝えれば「我慢しろ」とだけ笑って言われた。
お互い何も身につけいないため、少し目線を下げればジークのあの逞しいものが目に入る。
「そんな大きいの…入ります、かね?」
明らかに縁の何倍とあるそれに少し怖気付く。
「いつも入ってんだろ」
確かに。
自分でも摩訶不思議だが。
人体の不思議を垣間見た気がする。
腹につくほど反り返るそれに見入っていると、手を取られそこに触れさせられる。
チラリと見上げれば興奮したジークの顔があり、促されるまま両手で擦れば頭上で唸り声が聞こえた。
ジークが感じてくれていると分かり嬉しくなった縁は、舐めてあげようと身体をずらそうとしたがその前に仰向けに寝転がったジークによって身体の上に乗せられた。
しかも上下逆に。
必然的に目の前にジークの勃ち上がったものがきたため舐めやすくはなったが、逆に自分の後ろまで全て丸見えになってしまい恥ずかしさで真っ赤になる。
「ジーク……」
「舐めてくれんだろ?」
そう言われてしまえば恥ずかしいなど言っていられるわけもなく、再び両手で掴めば上下に擦りながら先端をペロペロと舐める。
咥えられればいいのだがジークのものは縁には大きすぎるのだ。
「ん、ふ、ん、ん、ん」
縁はジークのペニスを、ジークは縁のアナルをほぐしながら舐め合えば溢れる先走りに口がいっぱいになるのだった。
23
お気に入りに追加
3,696
あなたにおすすめの小説
【完結】白い塔の、小さな世界。〜監禁から自由になったら、溺愛されるなんて聞いてません〜
N2O
BL
溺愛が止まらない騎士団長(虎獣人)×浄化ができる黒髪少年(人間)
ハーレム要素あります。
苦手な方はご注意ください。
※タイトルの ◎ は視点が変わります
※ヒト→獣人、人→人間、で表記してます
※ご都合主義です、あしからず
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
雪狐 氷の王子は番の黒豹騎士に溺愛される
Noah
BL
【祝・書籍化!!!】令和3年5月11日(木)
読者の皆様のおかげです。ありがとうございます!!
黒猫を庇って派手に死んだら、白いふわもこに転生していた。
死を望むほど過酷な奴隷からスタートの異世界生活。
闇オークションで競り落とされてから獣人の国の王族の養子に。
そこから都合良く幸せになれるはずも無く、様々な問題がショタ(のちに美青年)に降り注ぐ。
BLよりもファンタジー色の方が濃くなってしまいましたが、最後に何とかBLできました(?)…
連載は令和2年12月13日(日)に完結致しました。
拙い部分の目立つ作品ですが、楽しんで頂けたなら幸いです。
Noah
偽物の番は溺愛に怯える
にわとりこ
BL
『ごめんね、君は偽物だったんだ』
最悪な記憶を最後に自らの命を絶ったはずのシェリクスは、全く同じ姿かたち境遇で生まれ変わりを遂げる。
まだ自分を《本物》だと思っている愛する人を前にシェリクスは───?
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
【完結済】(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
完結済。騎士エリオット視点を含め全10話(エリオット視点2話と主人公視点8話構成)
エロなし。騎士×妖精
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
いいねありがとうございます!励みになります。
迷子の僕の異世界生活
クローナ
BL
高校を卒業と同時に長年暮らした養護施設を出て働き始めて半年。18歳の桜木冬夜は休日に買い物に出たはずなのに突然異世界へ迷い込んでしまった。
通りかかった子供に助けられついていった先は人手不足の宿屋で、衣食住を求め臨時で働く事になった。
その宿屋で出逢ったのは冒険者のクラウス。
冒険者を辞めて騎士に復帰すると言うクラウスに誘われ仕事を求め一緒に王都へ向かい今度は馴染み深い孤児院で働く事に。
神様からの啓示もなく、なぜ自分が迷い込んだのか理由もわからないまま周りの人に助けられながら異世界で幸せになるお話です。
2022,04,02 第二部を始めることに加え読みやすくなればと第一部に章を追加しました。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる