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群雄進撃編
第122話 小悪魔のルリエン
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「ジャスティス君、この前悪魔の精神体を軽く潰しちゃったんだって?」
おールリエンさん、精霊さんの話を聞いて早速来ちゃいました?
「ねえねえ、どうやって倒したのか教えてよ?」
興味津々だったルリエンさんに「悪魔叩き棒」と「殺魔スプレー」を得意げに見せた。
マジマジと見たルリエンさん、突然俺の背中に回って話しかけてきた。
「ジャスティス君、良かったらどんな権能があるか教えてよ!」
うむ!こんな近くでルリエンさんの笑顔を見たらもう見せるしかないな!
『アイテム』にあるメニューを見ながら、何かぶつぶつ言い始めたルリエンさん。
「何これ…超やばいやつのてんこ盛りなんですけど?」
ルリエンさん、顔近い!
36年間彼女いない歴の俺には、この距離感耐えられませんから!
「これって、上に書いてある精神力で交換できるの?」
そ、そうですよルリエンさん、だからもうちょっとだけ離れて!
「ねえ、少しだけアイテム買っていい?」
は、はい少しだったら…だから少しだけ距離を…
あと、胸!胸が当たってますから!
「わあ、ありがとうジャスティス君!」
「チュッ!」
エ、エルリンさんがほっぺにチューを…うぉー、もう好きなもん買いなはれー!
「やったー!じゃあ遠慮なく!」
「これと、これもいいね~あとこれも」
す、すげ~俺の精神力でアイテムのThis買いをしてるぜ!
なにその「殺魔器」って?あのコンビニにある虫が入るとパチって焼けちゃう奴みたいだけど、値段?が25,000,000もするんですけど?しかも10台も?
え、「魔取線香」をケースで頼んでるんですけど??あと「殺魔スプレー」も…
あ、お買い物終了ですね、僕の精神力は…うん、4億から8万まで激減してるね(涙)
「ジャスティス君、本当にありがとう!」
「君のお陰で私のかわいい信者たちを悪魔たちから守れるよ!」
「じゃあちょっとエルフの王たちに会ってくるね!」
暫く残高が減ったアイコンをぼーっと見つめながら、俺はそっと呟く。
ああ、これが飲み屋でお気に入りの子に貢ぐ気分なのか、と。
おールリエンさん、精霊さんの話を聞いて早速来ちゃいました?
「ねえねえ、どうやって倒したのか教えてよ?」
興味津々だったルリエンさんに「悪魔叩き棒」と「殺魔スプレー」を得意げに見せた。
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「ジャスティス君、良かったらどんな権能があるか教えてよ!」
うむ!こんな近くでルリエンさんの笑顔を見たらもう見せるしかないな!
『アイテム』にあるメニューを見ながら、何かぶつぶつ言い始めたルリエンさん。
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ルリエンさん、顔近い!
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「これって、上に書いてある精神力で交換できるの?」
そ、そうですよルリエンさん、だからもうちょっとだけ離れて!
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は、はい少しだったら…だから少しだけ距離を…
あと、胸!胸が当たってますから!
「わあ、ありがとうジャスティス君!」
「チュッ!」
エ、エルリンさんがほっぺにチューを…うぉー、もう好きなもん買いなはれー!
「やったー!じゃあ遠慮なく!」
「これと、これもいいね~あとこれも」
す、すげ~俺の精神力でアイテムのThis買いをしてるぜ!
なにその「殺魔器」って?あのコンビニにある虫が入るとパチって焼けちゃう奴みたいだけど、値段?が25,000,000もするんですけど?しかも10台も?
え、「魔取線香」をケースで頼んでるんですけど??あと「殺魔スプレー」も…
あ、お買い物終了ですね、僕の精神力は…うん、4億から8万まで激減してるね(涙)
「ジャスティス君、本当にありがとう!」
「君のお陰で私のかわいい信者たちを悪魔たちから守れるよ!」
「じゃあちょっとエルフの王たちに会ってくるね!」
暫く残高が減ったアイコンをぼーっと見つめながら、俺はそっと呟く。
ああ、これが飲み屋でお気に入りの子に貢ぐ気分なのか、と。
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