拒絶者の行く世界

蒼華 スー

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    私はギルドを出て、呪いの森の前にある大きい岩が所々にある草原にいた。





    さて、どっちの方法で行こうかな?自分から”転移”で取りに行くか、それとも、”転移”で花だけ取り寄せるか………。






    ……………よしっ。森も見てみたいし、”転移”で行くか。



    ”検索”+”転移”



    うわっ!暗っ!さっさと採取して出よう。




    ヒュンッ




    たっだいま~。さて、羅泉は腕の中で眠ったまま起きないし。さっさと納品済ませようかな?けど、こんなに早く終わったら怪しまれるか?いや、ギルドカードにはちゃんと私が採取したことになっているし平気か?
    ……………少しくらい偽装工作するべきかな?んー。じゃあ、どうやって時間を過ごそうかな?
    あっ、あの花、結構数があったから全部は取っていないけど、かなりの量があるし、錬金してみるかな?


    この花を使って出来る錬金術品を”検索”。



    ほうほう。んー。ポーション系がいいかな?今後販売する予定だし。




    そして、足りない材料はその場で調べ、取り寄せ、出来たは、出来た。凄いのが。羅泉とかが飲んでも支障が無いことも確認済みだし、これからこのポーションは積極的に作っていってもいいかもしれないな。まぁ、これは売れないやつもあるけど。あぁ、作ったポーションの効果はこんなのだ。(硝子瓶は、錬金術で作った。)





─解呪ポーション─
    <効果>
        ・呪いを解く。
    <外見>
        ・灰色の液体。


─解毒ポーション─
    <効果>
        ・大抵の毒を解毒する。
    <外見>
        ・薄紫のパステルカラーの液体。



─解毒ポーション(極)─
    <効果>
        ・錬金術で作られた強力な毒すら解毒する。
    <外見>
        ・濃紫のパステルカラーの液体。



黒魔法薬ブラックポーション
    <効果>
        ・呪いや毒等を打ち消す。
    <外見>
        ・黒色の液体に白色の粉雪のような物がスノードームみたいに舞っている。





    以上。
    あっ、そろそろお昼だな。




    「羅泉。そろそろお昼ご飯食べに行こう?」
    「ん?あぁ。もうそんな時間か。よしっ。行くか。」
    「おう。了解!」




    ちなみに、お昼ご飯は街に戻ってとある食堂で食べた。私は角牛ホーンカウのステーキを多めに頼み、羅泉は他の人には見えないので、こそこそっと分けながら食べた。かなり美味しかったし、量もいい感じだった。




    ……………さて、どうするかな?もう納品してしまいたいな。
    さっさと試験を受けたいし。
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