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いざ初異世界へ!
薬屋?ポーション?ランクアップ?
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という事で、薬屋を”検索”して探し、薬屋に向かった。
「おー。これが薬屋かー。………なんか案外普通だね。」
「一体どんな店だと思っとったんだ、お前は。」
「ん?魔女の家みたいなオドオドしい雰囲気の店?」
「………それじゃあ、客が入らんだろうが。」
「それもそうか。」
この王都に数多くある薬屋の中から、一番品揃えのある店を探し私達は、今その薬屋の前に立ちかながら話している。
店の外観は、話していた通りオドオドしく無く、むしろ白色の外壁と、青の扉でさっぱりとした外観をしていた。
「んー。とりあえず、入ってみようか。」
「あぁ。」
という事で、青の扉を開け、中に入った。
カランカラン
扉に付けてある鈴がなると、奥から定員さんらしき青髪の青年が出てきた。
「いらっしゃいませ。当店では、通常の薬は店内の棚の中にありますが、無いものは注文となります。私はカウンターにいますので、お気軽に声を掛けてください。」
私は、ぺこりとお辞儀をし、店内を見てまわった。
店内は案外広く、店内の棚には数々の薬が置いてあった。
ふーん。色々あるんだな。湿布薬に胃薬、頭痛薬なんてのもあるんだ。
……………でも、お目当てのポーション系が無いな………。なんで?うーん。出来れば”検索”は使わずに探して、ワクワク感を試したかったけど………仕方が無い。調べるか。
この世界にポーション系の物があるのか”検索”。
……………なるほどね。
「羅泉。」
「何だ?」
「どうやら、この世界にポーション系はあるにはあるらしいけど、薬師では作れなくて、錬金術師が作っているらしいんだわ。」
「ふむ。それで?」
「魔法使いや錬金術師は、人数が少ないって前に言ったでしょ?」
「あぁ。言ったな。」
「それでさ、開発も進んでいないらしくて、通常のポーションだとある程度の傷を回復させることは出来るけど、魔力を回復させるポーションは無いんだって。」
「そうなのか。」
「うん。しかも、作れる人も少ないからめちゃくちゃ高い。」
「なるほどな。」
「という訳で、私、ポーション売ってみようと思うんだけどどう?」
「はあっ!?そんなもん危険だろうが!?この世界には、まだ貴族とかもいるんだろ?奴らに目を付けられたら、どうするんだ?」
「うん。だから、私、さっさとSランク冒険者になるよ。」
「ほぅ。なるほどな。それだったら、いくらでも王族の命令であろうが、貴族の命令であろうが断れるしな。
それなら、いいんじゃないか?金はあるに越したことは無いしな。」
「だよね?けど、一つ問題があるんだよね。問題というより、懸念だけど。」
「何だ?」
「私、ポーション売る為に、ランクアップが前代未聞な速さでやる事にしたんだけど、その間に、貴族に見つかったらどうしようって思ってさ………。」
「ふむ。それなら本当に言葉通りに一気にSランクにアップしたら、どうだ?」
「?そんな方法あるの?」
「あぁ。確か依頼が貼ってあったボードに、『これを討伐したら、Sクラスに上がる為の試験を受けれます。』って言う感じの依頼があった筈だ。」
な、なんだって!?そんなもんが貼ってあったのか!?羅泉、よく見ていたね。あんたは偉い!!!
「ほんと!?」
「あぁ。」
「ありがとう、羅泉!羅泉は偉い!!!」
「じゃあ、ここの気になった薬を少し買っていこうか。それから、その依頼を………いや、まず商業ギルドに行って、商人のギルドカードを貰ってからの方がいいか………。よしっ。じゃあ、明日、見に行こう?」
「おう。いいぞ。俺もこの世界では久々に、狩りが簡単に出来て愉快だしな!」
「よしっ。じゃあ決まり!とっとと買って、商業ギルドに行こうか。」
「あぁ。」
という事で、私は、アロマハーブと、ハーブティーのパックの詰め合わせを買い、店を出た。
そして、商業ギルドでも無事に登録を済ませ、意気揚々と元の世界へ帰って行った。
「おー。これが薬屋かー。………なんか案外普通だね。」
「一体どんな店だと思っとったんだ、お前は。」
「ん?魔女の家みたいなオドオドしい雰囲気の店?」
「………それじゃあ、客が入らんだろうが。」
「それもそうか。」
この王都に数多くある薬屋の中から、一番品揃えのある店を探し私達は、今その薬屋の前に立ちかながら話している。
店の外観は、話していた通りオドオドしく無く、むしろ白色の外壁と、青の扉でさっぱりとした外観をしていた。
「んー。とりあえず、入ってみようか。」
「あぁ。」
という事で、青の扉を開け、中に入った。
カランカラン
扉に付けてある鈴がなると、奥から定員さんらしき青髪の青年が出てきた。
「いらっしゃいませ。当店では、通常の薬は店内の棚の中にありますが、無いものは注文となります。私はカウンターにいますので、お気軽に声を掛けてください。」
私は、ぺこりとお辞儀をし、店内を見てまわった。
店内は案外広く、店内の棚には数々の薬が置いてあった。
ふーん。色々あるんだな。湿布薬に胃薬、頭痛薬なんてのもあるんだ。
……………でも、お目当てのポーション系が無いな………。なんで?うーん。出来れば”検索”は使わずに探して、ワクワク感を試したかったけど………仕方が無い。調べるか。
この世界にポーション系の物があるのか”検索”。
……………なるほどね。
「羅泉。」
「何だ?」
「どうやら、この世界にポーション系はあるにはあるらしいけど、薬師では作れなくて、錬金術師が作っているらしいんだわ。」
「ふむ。それで?」
「魔法使いや錬金術師は、人数が少ないって前に言ったでしょ?」
「あぁ。言ったな。」
「それでさ、開発も進んでいないらしくて、通常のポーションだとある程度の傷を回復させることは出来るけど、魔力を回復させるポーションは無いんだって。」
「そうなのか。」
「うん。しかも、作れる人も少ないからめちゃくちゃ高い。」
「なるほどな。」
「という訳で、私、ポーション売ってみようと思うんだけどどう?」
「はあっ!?そんなもん危険だろうが!?この世界には、まだ貴族とかもいるんだろ?奴らに目を付けられたら、どうするんだ?」
「うん。だから、私、さっさとSランク冒険者になるよ。」
「ほぅ。なるほどな。それだったら、いくらでも王族の命令であろうが、貴族の命令であろうが断れるしな。
それなら、いいんじゃないか?金はあるに越したことは無いしな。」
「だよね?けど、一つ問題があるんだよね。問題というより、懸念だけど。」
「何だ?」
「私、ポーション売る為に、ランクアップが前代未聞な速さでやる事にしたんだけど、その間に、貴族に見つかったらどうしようって思ってさ………。」
「ふむ。それなら本当に言葉通りに一気にSランクにアップしたら、どうだ?」
「?そんな方法あるの?」
「あぁ。確か依頼が貼ってあったボードに、『これを討伐したら、Sクラスに上がる為の試験を受けれます。』って言う感じの依頼があった筈だ。」
な、なんだって!?そんなもんが貼ってあったのか!?羅泉、よく見ていたね。あんたは偉い!!!
「ほんと!?」
「あぁ。」
「ありがとう、羅泉!羅泉は偉い!!!」
「じゃあ、ここの気になった薬を少し買っていこうか。それから、その依頼を………いや、まず商業ギルドに行って、商人のギルドカードを貰ってからの方がいいか………。よしっ。じゃあ、明日、見に行こう?」
「おう。いいぞ。俺もこの世界では久々に、狩りが簡単に出来て愉快だしな!」
「よしっ。じゃあ決まり!とっとと買って、商業ギルドに行こうか。」
「あぁ。」
という事で、私は、アロマハーブと、ハーブティーのパックの詰め合わせを買い、店を出た。
そして、商業ギルドでも無事に登録を済ませ、意気揚々と元の世界へ帰って行った。
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