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転生完了です。
姉達は、転生者?*2*
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さーて、さて、さて。
あの後ご飯を食べ終わってリビングで寛いでいたら、自分の部屋がある二階からさよ姉が降りてきた。
ルンルンで。
しかも、降りてきて直ぐにさく姉を見つけ、ニヤァーっと笑っていた。
……………うん。あんたも記憶があるよね?しかも、私が危惧していた一番嫌いな自称ヒロインキャラだわ。多分。
…………………………うん。もしも、彼女が死ぬ事になっても多分それは、自業自得だろうから、私は見捨てるよ。私だって、自分が一番可愛いのです。
え?薄情者?
えぇえぇ。それで結構です。だって、彼女達は、いや、少なくともさよ姉はもう私の知っているさよ姉では無い上、一番嫌いなタイプですからね。
あぁ、そうだ。この際だから線引きをハッキリさせて置いた方がいいね。あと、これからの線引きも考えておこう。一番最初に護るのは自分だが、余裕がある時に守る者と、見捨てる者をきちんとさせておいた方が、戦闘になった時に動きやすいからね。
そんな事を考えていると、さよ姉が此方にやってきた。
「おはよう♪ヒョウちゃーん!」
………………………朝からハイテンションって、ウザイと思いませんか?
はぁ。というか、双子の片方が死ぬ事になるって多分分かっているんだろうになぁー。なのに、なんでこんなにルンルンでいられるのかが、不思議でたまらないよ………。
まぁ、演技しておくか。
「おはよう。さよ姉。どうしたの?そんなにテンション上げて?」
すると、さよ姉は、ドヤ顔でこう話してきた。
「あのねー!私将来、すっっっごいイケメンの旦那ができるんだぁー♪」
「???どういう事?」
「フフン!実はね、私には前世の記憶ってのがあってぇ、ここは前世でプレイしていたゲームの世界にちょー似ているの!!!というか、多分その世界だわぁー!」
「???前世の記憶?………何?それ?」
「あー。ヒョウちゃんには、早かったかー。とりあえず、ここではない他の世界での記憶があるって事だよ。」
「へー。」
……………うん。こいつは切り捨てだ。
というか、なんでこんなにペラペラ喋ってんの?テンションが上がりまくって変な感じになってない?ラリってない?………薬は、やってないよね?
「でも、その話にはヒョウちゃんは出てきてないから関係ないけどねー♪まぁ、だから話しているんだけどねぇー。」
……………どうやら、話していた理由は、ハイテンションもあるだろうが、私はそのゲームとやらには出てきてない無関係者だかららしい。
「???よく分からないけど、そっかー。
えっと、よかったね?で、いいの?」
「うん。
まぁ、この話が始まるのは高校の入学式からだからまだまだ先だけどね。
あぁ、待っていてね!私の愛しい人外さん!目指せ!逆ハーエンド!!!」
……………うん。
こいつ、クズだぁぁぁー!!!
何言ってんの?ゲーム?ここは現実世界だっての!
いい!?この次元?には数えきれない程多くの世界があるんだぞ!?それに、それよりも更に沢山の宇宙や星が存在しているんだぞ!!!
確かにゲームと似ている世界かもしれない。だがねっ!そんな世界は探せば、まだまだ沢山あるってのー!!!
というか、数えきれない程の世界とかがあるんだから、この世界と似たりよったりの世界とかも、沢山あるわぁぁぁ!!!
……………なんか話が逸れた?
……………よし。このクズは将来もこのままだったら、何があっても助けない事にしよう。
家族?はっ!彼女は違う!少なくとも、私の中ではもう私の姉では無い。
線の外側の人間、唯の他人でしか無い。
そうと決まれば、姉呼びをやめよう。
あの後ご飯を食べ終わってリビングで寛いでいたら、自分の部屋がある二階からさよ姉が降りてきた。
ルンルンで。
しかも、降りてきて直ぐにさく姉を見つけ、ニヤァーっと笑っていた。
……………うん。あんたも記憶があるよね?しかも、私が危惧していた一番嫌いな自称ヒロインキャラだわ。多分。
…………………………うん。もしも、彼女が死ぬ事になっても多分それは、自業自得だろうから、私は見捨てるよ。私だって、自分が一番可愛いのです。
え?薄情者?
えぇえぇ。それで結構です。だって、彼女達は、いや、少なくともさよ姉はもう私の知っているさよ姉では無い上、一番嫌いなタイプですからね。
あぁ、そうだ。この際だから線引きをハッキリさせて置いた方がいいね。あと、これからの線引きも考えておこう。一番最初に護るのは自分だが、余裕がある時に守る者と、見捨てる者をきちんとさせておいた方が、戦闘になった時に動きやすいからね。
そんな事を考えていると、さよ姉が此方にやってきた。
「おはよう♪ヒョウちゃーん!」
………………………朝からハイテンションって、ウザイと思いませんか?
はぁ。というか、双子の片方が死ぬ事になるって多分分かっているんだろうになぁー。なのに、なんでこんなにルンルンでいられるのかが、不思議でたまらないよ………。
まぁ、演技しておくか。
「おはよう。さよ姉。どうしたの?そんなにテンション上げて?」
すると、さよ姉は、ドヤ顔でこう話してきた。
「あのねー!私将来、すっっっごいイケメンの旦那ができるんだぁー♪」
「???どういう事?」
「フフン!実はね、私には前世の記憶ってのがあってぇ、ここは前世でプレイしていたゲームの世界にちょー似ているの!!!というか、多分その世界だわぁー!」
「???前世の記憶?………何?それ?」
「あー。ヒョウちゃんには、早かったかー。とりあえず、ここではない他の世界での記憶があるって事だよ。」
「へー。」
……………うん。こいつは切り捨てだ。
というか、なんでこんなにペラペラ喋ってんの?テンションが上がりまくって変な感じになってない?ラリってない?………薬は、やってないよね?
「でも、その話にはヒョウちゃんは出てきてないから関係ないけどねー♪まぁ、だから話しているんだけどねぇー。」
……………どうやら、話していた理由は、ハイテンションもあるだろうが、私はそのゲームとやらには出てきてない無関係者だかららしい。
「???よく分からないけど、そっかー。
えっと、よかったね?で、いいの?」
「うん。
まぁ、この話が始まるのは高校の入学式からだからまだまだ先だけどね。
あぁ、待っていてね!私の愛しい人外さん!目指せ!逆ハーエンド!!!」
……………うん。
こいつ、クズだぁぁぁー!!!
何言ってんの?ゲーム?ここは現実世界だっての!
いい!?この次元?には数えきれない程多くの世界があるんだぞ!?それに、それよりも更に沢山の宇宙や星が存在しているんだぞ!!!
確かにゲームと似ている世界かもしれない。だがねっ!そんな世界は探せば、まだまだ沢山あるってのー!!!
というか、数えきれない程の世界とかがあるんだから、この世界と似たりよったりの世界とかも、沢山あるわぁぁぁ!!!
……………なんか話が逸れた?
……………よし。このクズは将来もこのままだったら、何があっても助けない事にしよう。
家族?はっ!彼女は違う!少なくとも、私の中ではもう私の姉では無い。
線の外側の人間、唯の他人でしか無い。
そうと決まれば、姉呼びをやめよう。
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