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転生完了です。
転生しました。
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はい。突然ですが私は無事、記憶を持ったまま転生出来ました!
ですが、産まれた瞬間から記憶があった為、私は羞恥心との葛藤があるかと思っていたら、案外無かった。これには感謝だね。
でもまぁ、赤ん坊の時の事を話しても面白くも何ともないので、赤ん坊時代の話は、端折りましょう!
という訳で私は現在三歳で、早くも放任主義が始まっております。流石に産まれた時は、育休をとっていたみたいだけどね。
ちなみに、父は、喫茶店の店長で母は、バリバリのキャリアウーマンである。そして、私の家族構成だが、父と母、そして双子の姉で、姉は現在五歳だ。
住んでいる場所といえば、都会ではあるが、私の家の裏を少し行くと、大きな山と森があるという感じの場所である。ちなみに、我が家は二階建ての一軒家で、父が経営している喫茶店はすぐ隣だ。ログハウス風の落ち着いた雰囲気の隠れ家的カフェである。
まぁ、なんで三歳なのにこんなに知っているのかと言うと、まぁ、例の”検索”ですね。いやぁ、ちゃんと発動してよかったよ。
「ヒョウ?何してるの?こっちでテレビ観よう?」
おぉ、姉が呼んでいる。多分この声は、赤髪の方の姉で名前は、白崎 咲夜。私は、さく姉って呼んでいる。
「ねぇ、ヒョウ。早くおいでよ!」
おっ、この声は水色の髪をしている姉で名前は、白崎 朔夜。殆ど同じ名前だよね?だから私はこっちは、さよ姉って呼んでいる。
「分かったー。」
私は、庭が見えて気に入っている縁側から立ち上がり、姉達が呼んでいるリビングへ向かった。
両親が大体仕事で居ない時は、姉達はテレビを観たりしているので、いつもの事だ。
あぁ!そう言えば、私の名前を言ってなかったね。私の今世での名前は、白崎 氷華。何気に冷たい印象の名前だが、私は気に入っている。
ちなみに、私が何故縁側がお気に入りの場所になっているのかというと、この世界には妖怪やモンスター、幽霊等がいる。だが、一部の妖怪達以外は、自分の意思で姿を見せようとしない限り、普通の人間だったら見えないのである。
それは両親も、姉達も同じだが、私にはあの世で取った能力のお陰で普通に見えるのだ。妖怪達の姿が。
なので、庭で戯れている小さな妖怪達を見ていると、可愛いものでホッコリするのだ。
だが、人間を襲う妖怪達の話を前世で読んだ事のある私は、”検索”で人を食べないか調べてみた所、食べる妖怪等もいるらしい。
なので私は、庭で遊んでいる手のひらサイズの小鬼や妖精達は、人間を食べないことを知っているが、彼らに気づかれたらいつの間にか、他の人を食べる妖怪に私の存在が噂等によって、知られてしまうかも知れないので、気づかれないように庭を眺めている演技をして彼等を観察しているのだ。
(それに、小説や漫画でも読んだことがあったが、どうやらこの世界でも見える人間は美味いという事らしいので、余計に気づかれたらヤバい。流石に、一桁で死ぬのはごめんです。)
(……………やはり、自衛能力を早々に磨かねば!)
だが、ホワホワした毛玉が出てきた時は触りたくて、うずうずしまくって気づかれかけたっけ?あれには気をつけなければ!!!
でも、どさくさに紛れて触りたいなぁー。あぁ、ホワホワさん。
まぁ、そんなこんなで平和に過ごしていたのですが、姉達が六歳の誕生日を迎えた翌日の朝、事件が起こりました。
あぁ、ちなみに、姉達と私の誕生日は同じでした。まさに奇跡!という訳で、私は四歳になった。
ですが、産まれた瞬間から記憶があった為、私は羞恥心との葛藤があるかと思っていたら、案外無かった。これには感謝だね。
でもまぁ、赤ん坊の時の事を話しても面白くも何ともないので、赤ん坊時代の話は、端折りましょう!
という訳で私は現在三歳で、早くも放任主義が始まっております。流石に産まれた時は、育休をとっていたみたいだけどね。
ちなみに、父は、喫茶店の店長で母は、バリバリのキャリアウーマンである。そして、私の家族構成だが、父と母、そして双子の姉で、姉は現在五歳だ。
住んでいる場所といえば、都会ではあるが、私の家の裏を少し行くと、大きな山と森があるという感じの場所である。ちなみに、我が家は二階建ての一軒家で、父が経営している喫茶店はすぐ隣だ。ログハウス風の落ち着いた雰囲気の隠れ家的カフェである。
まぁ、なんで三歳なのにこんなに知っているのかと言うと、まぁ、例の”検索”ですね。いやぁ、ちゃんと発動してよかったよ。
「ヒョウ?何してるの?こっちでテレビ観よう?」
おぉ、姉が呼んでいる。多分この声は、赤髪の方の姉で名前は、白崎 咲夜。私は、さく姉って呼んでいる。
「ねぇ、ヒョウ。早くおいでよ!」
おっ、この声は水色の髪をしている姉で名前は、白崎 朔夜。殆ど同じ名前だよね?だから私はこっちは、さよ姉って呼んでいる。
「分かったー。」
私は、庭が見えて気に入っている縁側から立ち上がり、姉達が呼んでいるリビングへ向かった。
両親が大体仕事で居ない時は、姉達はテレビを観たりしているので、いつもの事だ。
あぁ!そう言えば、私の名前を言ってなかったね。私の今世での名前は、白崎 氷華。何気に冷たい印象の名前だが、私は気に入っている。
ちなみに、私が何故縁側がお気に入りの場所になっているのかというと、この世界には妖怪やモンスター、幽霊等がいる。だが、一部の妖怪達以外は、自分の意思で姿を見せようとしない限り、普通の人間だったら見えないのである。
それは両親も、姉達も同じだが、私にはあの世で取った能力のお陰で普通に見えるのだ。妖怪達の姿が。
なので、庭で戯れている小さな妖怪達を見ていると、可愛いものでホッコリするのだ。
だが、人間を襲う妖怪達の話を前世で読んだ事のある私は、”検索”で人を食べないか調べてみた所、食べる妖怪等もいるらしい。
なので私は、庭で遊んでいる手のひらサイズの小鬼や妖精達は、人間を食べないことを知っているが、彼らに気づかれたらいつの間にか、他の人を食べる妖怪に私の存在が噂等によって、知られてしまうかも知れないので、気づかれないように庭を眺めている演技をして彼等を観察しているのだ。
(それに、小説や漫画でも読んだことがあったが、どうやらこの世界でも見える人間は美味いという事らしいので、余計に気づかれたらヤバい。流石に、一桁で死ぬのはごめんです。)
(……………やはり、自衛能力を早々に磨かねば!)
だが、ホワホワした毛玉が出てきた時は触りたくて、うずうずしまくって気づかれかけたっけ?あれには気をつけなければ!!!
でも、どさくさに紛れて触りたいなぁー。あぁ、ホワホワさん。
まぁ、そんなこんなで平和に過ごしていたのですが、姉達が六歳の誕生日を迎えた翌日の朝、事件が起こりました。
あぁ、ちなみに、姉達と私の誕生日は同じでした。まさに奇跡!という訳で、私は四歳になった。
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