拒絶者の行く世界

蒼華 スー

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タブレット!?

転生します。*1*

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    さて、という訳で次は容姿や体質の設定だね。ちなみに、設定するのは十八歳の時の姿でそれをベースにして、幼少の頃の姿とかを決めるんだってさ。
    さて、どうするかな?



    目の前にあるタブレットからホログラムが現れ、それをパーツ等により、カスタマイズして容姿は決めるようだ。



    「うーん。どうしようかな。」






    かなりの時間をかけてようやく、納得のいく容姿にできた。



    うん。完璧。



    「よし、容姿はこれでいいか。」
    「……本当に、これでいいんですか?」
    「え?どこか変ですか?私的にはかなりの美人になったと思うのですけど。」
    「いえ、変ではありません。むしろ、貴方の言う通りかなりの美人ですね。十人に聞いたら二十人が美人だと言うくらい美人です。というか、美人なのに可愛いってなんですかこれ?」
    「ですよね?よかったぁー。私の感性が変なのかと思いましたよ。」
    「いえ!この容姿は美人ですよ!可愛いですよ!確実に!断言出来ます!
    なので、何故この容姿にしたのかも、出来たのかも気になりますが、それより、何故この瞳の色にしたのですか!本当にこれでいいんですか!?」
    「え?綺麗ですよね?」
    「それは綺麗ですけど、こんな瞳の色を持った人は、今までいなかったのです。人体収集家とかに、狙われたらどうするんですか………。」
    「転移で逃げます!!!
    そして戦闘になったら、能力を貰ったりして応戦します!……………多分。」
    「oh......。確かに、貴方の転移等があれば大丈夫………かな?」
    「……………もしかして、今の時代だと、この瞳の色って迫害対象になったりしますか?」
    「いえ!それは、ありません!!!むしろ、神秘的だと喜ばれるでしょうね。それに、悪魔とかなら、ただ単に綺麗だとかで代償としての価値もかなり高いですね。」



    あ、悪魔か……………。やっぱりそういう存在っているんだね。まぁ、神仏が居るから当たり前か。



    「あ、悪魔ですか?
    ……………まぁ、これ以上代償を支払うつもりも、支払う理由も無いので、それは置いておいて、迫害とかが無いのなら、よかったです。」
    「でも、本当にこれでいいんですか!?こんなに美人だと、何かと面倒事に巻き込まれるかもしれませんよ?」
    「転移で逃げます!!!!!自分第一主義で生きる事にしたので!!!」
    「まぁ、それならいいんですが。」
    「……………あれ?自分第一主義って言ったのに何も言わないんですね?」
    「それはそうですよ?だってまず、自分が助からなければ助けたい人だって助けられませんからね。それは、あなただって分かっているはずですよね?」
    「まぁ多分、分かっているとは思いますけど。」
    「それに、私は綺麗事ばかり言う人間の方が信用出来ませんからね。」
    「あぁ、それは同感です。」
    「あら?気が合いますね?」
    「それならよかったです。」



    私の来世の容姿は、かなりの美人になっている。そして、性別は前世と同じ女性である。
    まず、顔はさっきも話していた通り、めちゃくちゃ美人で可愛くなっている。
    パッチリ二重の大きな目にそれを縁どる長いまつ毛、形の良い唇に、スっと鼻筋の通った形の良い鼻。そして、それらが黄金比率で透き通るようなキメの細かいモチモチスベスベの肌についていた。
    そして髪の毛は、漆黒とも言える程の濃い黒から段々毛先に向かって藍色になっており、所々にある銀髪が星屑の様に輝いている。その上、頭の方はストレートで纏まっているが、毛先は少しフワッとしたカールがかかっていて、スっと研ぎ澄まされた様な雰囲気と、可愛らしい雰囲気が絶妙に合わさっている髪に仕上がっている。
    勿論、プロポーションにもこだわり、かなりいいスタイルになっている。形の良い胸に、キュッと絞ったウエスト、程よい大きさのお尻に、スラッと伸びた手足。
    ……………見事です。背の高さも高すぎず小さすぎない程よい感じにした。



    うん。いいね。そしてアショーハ様が言っていた瞳の色は、なんとオーロラのように色をユラユラと変える綺麗な瞳である。ちなみに、オーロラより変わる色は多く、色々な色になれるのだ。素晴らしいだろう?綺麗だろう?
    いやー。使えるパーツ増やしてよかったわー。
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