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続・淫らな悪魔の契約者開発♡

美味しいキミと学び舎で♡ ① ~淫紋・焦らし~

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 腹が熱い。
 じくじくする。

 体温が上がって、感度も上がって。切なさに震えるしかない腹のせいで蹲ったまま動けない。固く結んだ口元から漏れ出る息は荒くて、ちょっとでも口を弛めたら喘ぎ声が響いてしまいそうで怖い。

「ふー♡ ふー♡ ……ぁ、…はぁっ、んんぅっ♡♡」
「強情だなぁ。諦めて求めてしまった方が自分の為なのに」
「う、るさ、……ひぅんっ♡ 」

 だめ、だめだ、しゃべるとお腹がきゅうってなって、気持ちくて、喘いじゃって、ダメ、やだ、イキたい…っ。気持ちよくなりたい、ナカを犯してほしい。でも、だめだ。だって、だって、

「良いじゃないか。『学・校・で』セックスをしても。ちゃんとご主人様のお願い通り誰にも気付かれないようにしてるんだから。でも、セックスしたくないっていうんなら……さっさと自分で抜いちゃいなよ♡」
「っ、……あぁぁっ♡♡♡♡」

 耳元で熱い吐息を注がれる。わざとらしく『学校』を強調されて、堪らず甘イキしてしまった自分が憎い。理性と本能の間で正気な俺が引き裂かれている。快楽を学ばされた身体がよりキモチイイコトを求めて甘く戦慄いた。くぱくぱと孔が勝手に開閉しているのが分かって余計に羞恥心が湧いてくる。身体が昂ってるから熱いのか、それとも恥ずかしいから熱いのか……もう分からん。

 胎に溜まった熱が苦しくて体が勝手に揺れる。けれど、どれだけもぞもぞ動いてもその熱が発散されることは無かった。分かってる。これだけ発情してしまったら、もう事を致すまでは消えてくれない。終わりのない拷問だ。よーく知ってる。けど、だからって言っても学校だぞ?

「ん、ぁ…はぁっ♡ ゆ、だぁ……おねが、これ解いてェ…♡」
「ふふふ、自分で解けないなんて大変だねぇ。本当なら主の権限で解除できるだろうに。……ああ! 気持ちいいの好きだから抵抗できなくて自分では解けないんだっけ」
「うぅ~~~~っ♡♡♡ こ、いつ、マジで……あ、あぁっ♡」

 声は楽し気に跳ねまわり、骨ばった指はいやらしく俺の肩を撫でたり横腹を撫でたり……。感度が上がって情欲に躍らされてる俺を見てユダは心底愉快そうにニヤついた顔を晒す。それがもう腹立つのなんの! いつものことだけど!

 どうしてこんなことになっているのか。
 わざわざ説明する必要もない。
 言うまでも無くコイツ――ユダの気紛れと邪悪な悪戯の所為だった。
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