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淫らな悪魔の契約者開発♡
熟成させたいキミのこと♡ ③ ~挿入~
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ユダの先っちょが奥を叩いて、息が詰まるくらいに身体が痺れる。
きもちぃ、きもちよくて、どろどろで。
ユダがナカに入ってきてから一層脳は蕩けて、視界は浮かんだ涙によってぼやけて分からなくなった。相性がいい、その事実をまざまざと突きつけられる。深々と突き刺されても、ずるずると抜けていっても、何をされても気持ちいいが勝って喘ぐ声を抑えられない。
近所の人にも聞こえてるかもしれない。そう認識した途端、ナカがぎゅっと締まった。聞こえてたらどうしよう。いつも良くしてくれてるおばさんに淫乱だと思われたらどうしよう。今度会った時にどんな顔をすれば……などと考えた頭は、強く奥を穿たれた拍子に一瞬にして霧散した。
「お゛ッ♡ あ゛、が、……あ゛ぁぁ♡♡♡♡♡」
「あー♡ いいね、いいよ。気持ちいいねぇ」
はぁ……と熱い息を吐きだして、ユダは恍惚とした表情で腰を打ち付けてくる。首筋に触れた吐息まで快楽に繋がって、締まるナカは止らない。きゅうきゅう収縮して締まったナカは熱い塊に何度もゴリゴリ割り拓かれる。最奥の門をこじ開けようと切っ先は幾度も穿たれ、奥や前立腺を抉られる度に白色の電光が視界に飛んだ。
くぽ、くぽと内側から小さく聞こえる。ゆるんでる。結腸への入り口が開いてしまう。沢山イカされたからナカが解れて、奥が開いたら、結腸まで入っちゃったら、ううん、入れて、挿入って、もっとぐちゃぐちゃに、もっと、もっと、――
「ンひぃ♡ も、もっとぉ…っ♡♡ おく、おぐ、たたいてぇっ♡♡♡♡」
「えー? 私はまだここら辺でヨガり狂わせたいんだけど……ほら、こことか好きでしょ?」
「やあ゛あぁぁぁっっ♡♡♡♡♡ ぁ、はっ、……しょれ、しょこぉっ!! やぁぁっ♡♡♡」
前立腺の辺りを強く捏ねまわされて息が詰まった。新しい酸素が肺を満たし直すなり、また急激にごりごり内壁を虐められて逃げられもしないのに体が動く。右に左に、身体をよじってみるが楔に触れた粘膜から快楽が溢れて止まらない。
そんな様をユダは楽しそうに見下ろしている。腰を動かすのも止めて、ひくついて揺れる表皮を愉しむように手を俺の胎に当てる。何もしてないのに、されてないのにぃ……内側が疼いて、勝手に腰が動いて、あぁっ、や、またぁ……っ。
「や、ぁッ~~~~~~!!!!♡♡♡♡♡♡♡」
勝手に絶頂してしまう。とっくの昔に精液なんて枯れたのか、肌に何かが当たる感覚はない。時折、ぷしっと噴き出した潮がちょろちょろと零れていくくらいだ。もはや毎度の話になってるのが大層腹立たしいけど、コイツとスると水分不足で死ぬんじゃないかといつも思わされる。
それでも、実際に死にかけたことは無い(多分、多分だけど……)んだからコイツのそういうところが心底嫌いだ。ちゃんと加減ってものを理解はしているくせに、遠慮がないから限界ギリギリまで追い立ててくる。精魂尽き果ててぐったりしても快楽を流し込まれる。
そんなことを毎日のようにされたら人間どうなるか。簡単な話だ。
「や、ぁっ、アァッ♡ やらぁ! ゆだ、ゆだぁ、きてぇ…っ♡♡ おく、シてよぉ♡」
いつものじゃないと、物足りなくなる。
奥まで犯してほしいのに、結腸はもういつでも抜けそうなくらいに解れているのに。それなのに、ユダは強請っても泣いても緩くしか犯してくれない。『熟成』させ足りないってのか、こんなにもう熱は燻って頭は茹ってるってのに。どんだけ享楽に貪欲なんだよ。……そりゃ淫魔だからか。
でも、こうなってくると俺は困った以外に言葉が無くなる。結腸をぐぽぐぽしてほしいって欲しか無くなってくる。寄せては返す波間に浮かんでいた余分な思考がぼろぼろ剥ぎ取れていって、早く早くと腰を振ってしまう。淫らにねだれば挿入れてくれるんだろうか、それともただ耐えるしかないんだろうか。僅かばかりに残った思考回路を働かせるけれど、妙案は何も浮かばずバチバチ走る電流に幾度目かの高みへ昇りつめる。空イキしすぎて苦しい、酸素が足りないのかクラクラする。
「んぁ、ぁ、ああ……♡」
「うん? くたびれちゃった?」
物足りないのに、まだまだ欲しいのに、俺の状況に目敏く気付いたらしいユダが動きを止めた。律動が止まった途端、すっと酸素が入ってくる。呼吸が幾分か楽になった。……けど、身体は、熱はいまだに冷めない。奥を犯してほしくておかしくなりそうだ。
文句を言いたい身体と極度に休みたがる身体が喧嘩して、意味を伴った音はまったく喉を通っていかない。意味を持たない音だけは快楽の余韻を纏って次々と出ていった。
ぼんやりとした頭で天井を眺めていると、ユダの整った顔が不意に現れた。いつの間に持ってきたのか、その片手にはペットボトルがある。でも、ナカにはユダのちんこが挿入りっぱなし……どうやって持ってきた??
「ん、んぅ……っ♡」
「ちゅ、……ん、……ほら、お水、もっと飲もうね」
ちゅぱちゅぱ音を立てて舌が絡む。上顎を舐められて腰が跳ねた。その拍子、またゴリッとイイとこを抉られて声もなく潮を吹く。
それでも、ナカは疼いてうずいて仕方がない。
「ちょっと休憩したらお部屋で続きしようねぇ」
「ッ~~~~~♡♡♡♡♡♡♡」
囁かれた言葉に身体が反応してまた一つ空イキをする。
イったばかりのナカに自分の形を刻み付けるように、ユダは緩く腰を振りながらうっそりと微笑んだ。
きもちぃ、きもちよくて、どろどろで。
ユダがナカに入ってきてから一層脳は蕩けて、視界は浮かんだ涙によってぼやけて分からなくなった。相性がいい、その事実をまざまざと突きつけられる。深々と突き刺されても、ずるずると抜けていっても、何をされても気持ちいいが勝って喘ぐ声を抑えられない。
近所の人にも聞こえてるかもしれない。そう認識した途端、ナカがぎゅっと締まった。聞こえてたらどうしよう。いつも良くしてくれてるおばさんに淫乱だと思われたらどうしよう。今度会った時にどんな顔をすれば……などと考えた頭は、強く奥を穿たれた拍子に一瞬にして霧散した。
「お゛ッ♡ あ゛、が、……あ゛ぁぁ♡♡♡♡♡」
「あー♡ いいね、いいよ。気持ちいいねぇ」
はぁ……と熱い息を吐きだして、ユダは恍惚とした表情で腰を打ち付けてくる。首筋に触れた吐息まで快楽に繋がって、締まるナカは止らない。きゅうきゅう収縮して締まったナカは熱い塊に何度もゴリゴリ割り拓かれる。最奥の門をこじ開けようと切っ先は幾度も穿たれ、奥や前立腺を抉られる度に白色の電光が視界に飛んだ。
くぽ、くぽと内側から小さく聞こえる。ゆるんでる。結腸への入り口が開いてしまう。沢山イカされたからナカが解れて、奥が開いたら、結腸まで入っちゃったら、ううん、入れて、挿入って、もっとぐちゃぐちゃに、もっと、もっと、――
「ンひぃ♡ も、もっとぉ…っ♡♡ おく、おぐ、たたいてぇっ♡♡♡♡」
「えー? 私はまだここら辺でヨガり狂わせたいんだけど……ほら、こことか好きでしょ?」
「やあ゛あぁぁぁっっ♡♡♡♡♡ ぁ、はっ、……しょれ、しょこぉっ!! やぁぁっ♡♡♡」
前立腺の辺りを強く捏ねまわされて息が詰まった。新しい酸素が肺を満たし直すなり、また急激にごりごり内壁を虐められて逃げられもしないのに体が動く。右に左に、身体をよじってみるが楔に触れた粘膜から快楽が溢れて止まらない。
そんな様をユダは楽しそうに見下ろしている。腰を動かすのも止めて、ひくついて揺れる表皮を愉しむように手を俺の胎に当てる。何もしてないのに、されてないのにぃ……内側が疼いて、勝手に腰が動いて、あぁっ、や、またぁ……っ。
「や、ぁッ~~~~~~!!!!♡♡♡♡♡♡♡」
勝手に絶頂してしまう。とっくの昔に精液なんて枯れたのか、肌に何かが当たる感覚はない。時折、ぷしっと噴き出した潮がちょろちょろと零れていくくらいだ。もはや毎度の話になってるのが大層腹立たしいけど、コイツとスると水分不足で死ぬんじゃないかといつも思わされる。
それでも、実際に死にかけたことは無い(多分、多分だけど……)んだからコイツのそういうところが心底嫌いだ。ちゃんと加減ってものを理解はしているくせに、遠慮がないから限界ギリギリまで追い立ててくる。精魂尽き果ててぐったりしても快楽を流し込まれる。
そんなことを毎日のようにされたら人間どうなるか。簡単な話だ。
「や、ぁっ、アァッ♡ やらぁ! ゆだ、ゆだぁ、きてぇ…っ♡♡ おく、シてよぉ♡」
いつものじゃないと、物足りなくなる。
奥まで犯してほしいのに、結腸はもういつでも抜けそうなくらいに解れているのに。それなのに、ユダは強請っても泣いても緩くしか犯してくれない。『熟成』させ足りないってのか、こんなにもう熱は燻って頭は茹ってるってのに。どんだけ享楽に貪欲なんだよ。……そりゃ淫魔だからか。
でも、こうなってくると俺は困った以外に言葉が無くなる。結腸をぐぽぐぽしてほしいって欲しか無くなってくる。寄せては返す波間に浮かんでいた余分な思考がぼろぼろ剥ぎ取れていって、早く早くと腰を振ってしまう。淫らにねだれば挿入れてくれるんだろうか、それともただ耐えるしかないんだろうか。僅かばかりに残った思考回路を働かせるけれど、妙案は何も浮かばずバチバチ走る電流に幾度目かの高みへ昇りつめる。空イキしすぎて苦しい、酸素が足りないのかクラクラする。
「んぁ、ぁ、ああ……♡」
「うん? くたびれちゃった?」
物足りないのに、まだまだ欲しいのに、俺の状況に目敏く気付いたらしいユダが動きを止めた。律動が止まった途端、すっと酸素が入ってくる。呼吸が幾分か楽になった。……けど、身体は、熱はいまだに冷めない。奥を犯してほしくておかしくなりそうだ。
文句を言いたい身体と極度に休みたがる身体が喧嘩して、意味を伴った音はまったく喉を通っていかない。意味を持たない音だけは快楽の余韻を纏って次々と出ていった。
ぼんやりとした頭で天井を眺めていると、ユダの整った顔が不意に現れた。いつの間に持ってきたのか、その片手にはペットボトルがある。でも、ナカにはユダのちんこが挿入りっぱなし……どうやって持ってきた??
「ん、んぅ……っ♡」
「ちゅ、……ん、……ほら、お水、もっと飲もうね」
ちゅぱちゅぱ音を立てて舌が絡む。上顎を舐められて腰が跳ねた。その拍子、またゴリッとイイとこを抉られて声もなく潮を吹く。
それでも、ナカは疼いてうずいて仕方がない。
「ちょっと休憩したらお部屋で続きしようねぇ」
「ッ~~~~~♡♡♡♡♡♡♡」
囁かれた言葉に身体が反応してまた一つ空イキをする。
イったばかりのナカに自分の形を刻み付けるように、ユダは緩く腰を振りながらうっそりと微笑んだ。
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