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第二章
第29話 憧れのログハウス
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リップにボートを押してもらって沖つくと気づけば、夕日も沈みかかってきていた。
するとカイトがある提案をした。
「アサ、今日はここで泊まっていかないか?素敵な村だし」
「そうね、そうしましょ」
私がカイトの意見に賛成して、私達は暗くなる前に宿屋を探すためにモンテを歩いていると、他の村では中々お目に掛かれないログハウスを見付けた。
私とリップはログハウスを見るなり、はしゃいで近付いた。
「私こんなログハウスに一度でいいから泊まってみたかったんだ」
どなたかの家かと思ったら、看板には貸し出し中と書かれてあり、どうやらコテージとして貸し出してるみたいだっ
た。
私は目を輝かせカイトに言った。
「私絶対ここがいい」
「分かったから二人共落ち着け、俺が今お店の人に聞いてみるよ」
カイトが受付の人に手短に話をつけると私達の元に戻ってきた。
「どうだった?」
私が期待を胸にカイトに聞いた。
「さっきのコテージはもう既に予約で埋まってて駄目だったよ」
私はその言葉に期待に胸を膨らませてただけにガックリきてしまった。
「でもあの奥にもう一軒あってそこを借りてきたぜ」
カイトは私に宿のキーをみせて言った。
「カイト私を騙したわね」
「勝手に早とちりしたのはアサだろ」
カイトが走って逃げて、私はカイトのことを追いかけました。
中々捕まらないカイトに、私はリップに乗って跡を追いかけるとあっという間に追いつき、リップがカイト襟元の後ろを掴みカイトを捕まえた。
「アサそりゃ卑怯だろうよ」
カイトが私の反則技に文句を垂れたが私はそんな事お構いなしに自分を正当化した。
「私を騙す方が悪いのよ」
「アサきっとあれじゃないか?」
空から見下ろした先に1軒のログハウスが見えてきた。
「きっとあれだわ。行きましょリップ」
「クルルー」
リップが地面に下りると私は誰よりも先にコテージへ走っていった。
「わー立派ね。あれ煙突じゃない?カイト早く中へ入りましょ」
立派なログハウスで木には一切色が塗られてなく、素材を最大限に活かした作りになっていた。何より嬉しかったのはテラスがあったことだ。
だって、これで夜はバーベキューで決まりだもの。
「分かったからそう急かすな」
カイトが、私に急かせれながらコテージの扉を開いた。
中に入るなり木のいい香りが鼻を出迎えた。
中のリビングも広く、暖炉の備わっていて、ここなら旅の疲れもすぐに癒やしてくれるだろう。
「カイト今日の夜、私バーベキューがいいわ」
「2人でか?」
カイトはこの人数でやることに少し疑問抱いたが、私はすぐに「3人いるでしょ」と訂正した。
するとカイトが申し訳なさそうに「そうだったな」と返した。
「せっかくテラスがあるんだもの絶対そうしたほうがいいわ。私暗くなる前に買い物してくるね」
私は出掛けるためにまたすぐに玄関で靴を履く。
「分かった。俺は薪を切って暖炉の準備をしてるよ」
カイトも靴を履き一緒に外へ出た。外の物置には斧があり、薪となる丸太の切り株も沢山あった。
カイトは1番大きな切り株を見つけるとそれを土台にして、その上で斧を振るい薪を次々作っていった。
「カイト慣れたものじゃない?」
私はカイトに拍手をして言った。
「一度だけ経験があるんだよ。アサ早く行かないと日が沈んじまうぞ」
「そうね。リップあなたも一緒にいきましょ、あなたの好きな物もきっとあるわよ」
「クー、クー」
そう言うとリップは興奮して、私と一緒に外に出掛けた。
するとカイトがある提案をした。
「アサ、今日はここで泊まっていかないか?素敵な村だし」
「そうね、そうしましょ」
私がカイトの意見に賛成して、私達は暗くなる前に宿屋を探すためにモンテを歩いていると、他の村では中々お目に掛かれないログハウスを見付けた。
私とリップはログハウスを見るなり、はしゃいで近付いた。
「私こんなログハウスに一度でいいから泊まってみたかったんだ」
どなたかの家かと思ったら、看板には貸し出し中と書かれてあり、どうやらコテージとして貸し出してるみたいだっ
た。
私は目を輝かせカイトに言った。
「私絶対ここがいい」
「分かったから二人共落ち着け、俺が今お店の人に聞いてみるよ」
カイトが受付の人に手短に話をつけると私達の元に戻ってきた。
「どうだった?」
私が期待を胸にカイトに聞いた。
「さっきのコテージはもう既に予約で埋まってて駄目だったよ」
私はその言葉に期待に胸を膨らませてただけにガックリきてしまった。
「でもあの奥にもう一軒あってそこを借りてきたぜ」
カイトは私に宿のキーをみせて言った。
「カイト私を騙したわね」
「勝手に早とちりしたのはアサだろ」
カイトが走って逃げて、私はカイトのことを追いかけました。
中々捕まらないカイトに、私はリップに乗って跡を追いかけるとあっという間に追いつき、リップがカイト襟元の後ろを掴みカイトを捕まえた。
「アサそりゃ卑怯だろうよ」
カイトが私の反則技に文句を垂れたが私はそんな事お構いなしに自分を正当化した。
「私を騙す方が悪いのよ」
「アサきっとあれじゃないか?」
空から見下ろした先に1軒のログハウスが見えてきた。
「きっとあれだわ。行きましょリップ」
「クルルー」
リップが地面に下りると私は誰よりも先にコテージへ走っていった。
「わー立派ね。あれ煙突じゃない?カイト早く中へ入りましょ」
立派なログハウスで木には一切色が塗られてなく、素材を最大限に活かした作りになっていた。何より嬉しかったのはテラスがあったことだ。
だって、これで夜はバーベキューで決まりだもの。
「分かったからそう急かすな」
カイトが、私に急かせれながらコテージの扉を開いた。
中に入るなり木のいい香りが鼻を出迎えた。
中のリビングも広く、暖炉の備わっていて、ここなら旅の疲れもすぐに癒やしてくれるだろう。
「カイト今日の夜、私バーベキューがいいわ」
「2人でか?」
カイトはこの人数でやることに少し疑問抱いたが、私はすぐに「3人いるでしょ」と訂正した。
するとカイトが申し訳なさそうに「そうだったな」と返した。
「せっかくテラスがあるんだもの絶対そうしたほうがいいわ。私暗くなる前に買い物してくるね」
私は出掛けるためにまたすぐに玄関で靴を履く。
「分かった。俺は薪を切って暖炉の準備をしてるよ」
カイトも靴を履き一緒に外へ出た。外の物置には斧があり、薪となる丸太の切り株も沢山あった。
カイトは1番大きな切り株を見つけるとそれを土台にして、その上で斧を振るい薪を次々作っていった。
「カイト慣れたものじゃない?」
私はカイトに拍手をして言った。
「一度だけ経験があるんだよ。アサ早く行かないと日が沈んじまうぞ」
「そうね。リップあなたも一緒にいきましょ、あなたの好きな物もきっとあるわよ」
「クー、クー」
そう言うとリップは興奮して、私と一緒に外に出掛けた。
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