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風邪って最高2 (攻め喘ぎあり注意)
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「来たとき臭ったのもやっぱりそういうことだったんだね」
「えへへ、引いた?」
「はぁ……これくらいのことじゃもう引かないよ」
七瀬は呆れて溜め息を吐くと、俺が座っているベッドの傍らまで来て俺の肩を押した。
「わっ!」
ぼすん。
思っていたよりも簡単に後ろへ倒れた俺に、七瀬が心配そうに眉を寄せる。
「俺で抜くより今はちゃんと寝てないとダメ」
そう言いながら俺に布団をかけてタオルで額の汗を拭いてくれた。
本気で心配してくれているその姿に胸がきゅうっと苦しくなる。
「好き♡結婚して♡」
「はいはい」
七瀬は「少し冷えるね」と言うと開けていた窓を閉める。
「お昼は食べた?」
「食べてない」
「お腹すかない?俺ゼリー買ってきたよ」
「うう、ありがとう……七瀬の顔見たらすいたかも」
「どういうこと」
七瀬がくすりと笑う。
ああ可愛い、この笑顔を見ただけで熱下がっちゃいそう。
「熱はあるの?」
「うん、少しだけ、でも今下がった」
「本当に?」
「うん、それより七瀬、お願いがあるんだけど……」
「何?」
「体ベタベタして気持ち悪いんだ、拭いてくれない?」
「えー……何か良からぬこと考えてるんじゃないの」
「考えてないよ、だって一人じゃ背中拭けない」
だめ?と首を傾げると、風邪で目が潤んでいるのもあってか、俺のお願いに弱い七瀬が「うっ」とたじろぐ。
「わかったよ、今濡れタオル持ってくるから」
「やったー♡」
濡れタオルを準備しに部屋を出ていく七瀬。俺はウキウキしながら服を脱ぎ捨てる。下も脱ごうか迷ったけれど、さすがにヤる気まんまんなのがバレるなと思い上だけにとどめておく。
「ただいま」
「おかえり~、んじゃよろしく♡」
七瀬が戻ってくるなり背中を向けると「本当に具合悪いんだよね?」とジト目で見つめられる。
「悪いよ、鼻も詰まってるし体も怠い」
「……今回だけだからね」
「うん!」
ぴとっ。ひんやりしたタオルが背中に触れる。
「あっ♡」
「ちょっと変な声出さないでよ」
「ごめん、冷たくって」
「……もう」
呆れながらも俺の背中を拭いてくれる恋人に股間がむくむくと反応していく。
「ちょっと木戸……」
「?」
「何大きくさせてんのさ」
「えへ、ばれた?手でいいから抜いてくんない?」
「俺は木戸の性処理係じゃない」
「当たり前だよ!恋人でしょ、でも七瀬に体拭かれてたら俺……ちんちん大きくなっちゃった♡♡ねぇ、だめ?」
「っ……う、俺がその顔に弱いと思って……」
「だめ?」
目を潤ませて首を傾げる。
「だ、だめ、じゃない……」
全くもう、と小さく言いながら、七瀬は満更でも無さそうに俺の前に回るとスウェットに手をかけた。
「さっさと脱いでよ、出したらちゃんと寝てよね」
「はぁい♡」
スウェットと下着を一緒に下げると、ぶるんっと怒張したペニスが飛び出す。七瀬は「わっ」と少しびっくりしながら、先ばしりが溢れるペニスに触れた。
「ああっ♡」
くちゅ、くちゅ。七瀬の手のひらがペニスの先っぽをこねくり回す。どこでそんな技覚えたんだ。気持ちが良すぎて腰が勝手に揺れてしまう。
「あっ♡あっ♡七瀬ェ……それすごい良いっもうイきそ、イっちゃいそうっ♡♡」
カウパーまみれの七瀬の右手。
ぐりゅ、ぐりゅ、ちゅこ、ちゅこ。刺激され続けたズル剥けの亀頭は真っ赤になっている。
「イっていいよ」
「あっ♡それだめっイくイくっ♡♡」
血管の浮き出た竿を数回擦られ、亀頭を手のひらで撫でられた瞬間、ぶるりと体が震えた。
「あ、あぁッ♡くうぅ……ッ♡♡」
びゅるる!
手の中で射精をされた七瀬が「たくさん出たね」と微笑む。
「はぁっ、はぁっ」
「気持ちよかった?」
息を整える間もなくそう聞いてくる恋人に、俺はぼんやりする頭でコクンと頷いた。ああ風邪って最高♡
「えへへ、引いた?」
「はぁ……これくらいのことじゃもう引かないよ」
七瀬は呆れて溜め息を吐くと、俺が座っているベッドの傍らまで来て俺の肩を押した。
「わっ!」
ぼすん。
思っていたよりも簡単に後ろへ倒れた俺に、七瀬が心配そうに眉を寄せる。
「俺で抜くより今はちゃんと寝てないとダメ」
そう言いながら俺に布団をかけてタオルで額の汗を拭いてくれた。
本気で心配してくれているその姿に胸がきゅうっと苦しくなる。
「好き♡結婚して♡」
「はいはい」
七瀬は「少し冷えるね」と言うと開けていた窓を閉める。
「お昼は食べた?」
「食べてない」
「お腹すかない?俺ゼリー買ってきたよ」
「うう、ありがとう……七瀬の顔見たらすいたかも」
「どういうこと」
七瀬がくすりと笑う。
ああ可愛い、この笑顔を見ただけで熱下がっちゃいそう。
「熱はあるの?」
「うん、少しだけ、でも今下がった」
「本当に?」
「うん、それより七瀬、お願いがあるんだけど……」
「何?」
「体ベタベタして気持ち悪いんだ、拭いてくれない?」
「えー……何か良からぬこと考えてるんじゃないの」
「考えてないよ、だって一人じゃ背中拭けない」
だめ?と首を傾げると、風邪で目が潤んでいるのもあってか、俺のお願いに弱い七瀬が「うっ」とたじろぐ。
「わかったよ、今濡れタオル持ってくるから」
「やったー♡」
濡れタオルを準備しに部屋を出ていく七瀬。俺はウキウキしながら服を脱ぎ捨てる。下も脱ごうか迷ったけれど、さすがにヤる気まんまんなのがバレるなと思い上だけにとどめておく。
「ただいま」
「おかえり~、んじゃよろしく♡」
七瀬が戻ってくるなり背中を向けると「本当に具合悪いんだよね?」とジト目で見つめられる。
「悪いよ、鼻も詰まってるし体も怠い」
「……今回だけだからね」
「うん!」
ぴとっ。ひんやりしたタオルが背中に触れる。
「あっ♡」
「ちょっと変な声出さないでよ」
「ごめん、冷たくって」
「……もう」
呆れながらも俺の背中を拭いてくれる恋人に股間がむくむくと反応していく。
「ちょっと木戸……」
「?」
「何大きくさせてんのさ」
「えへ、ばれた?手でいいから抜いてくんない?」
「俺は木戸の性処理係じゃない」
「当たり前だよ!恋人でしょ、でも七瀬に体拭かれてたら俺……ちんちん大きくなっちゃった♡♡ねぇ、だめ?」
「っ……う、俺がその顔に弱いと思って……」
「だめ?」
目を潤ませて首を傾げる。
「だ、だめ、じゃない……」
全くもう、と小さく言いながら、七瀬は満更でも無さそうに俺の前に回るとスウェットに手をかけた。
「さっさと脱いでよ、出したらちゃんと寝てよね」
「はぁい♡」
スウェットと下着を一緒に下げると、ぶるんっと怒張したペニスが飛び出す。七瀬は「わっ」と少しびっくりしながら、先ばしりが溢れるペニスに触れた。
「ああっ♡」
くちゅ、くちゅ。七瀬の手のひらがペニスの先っぽをこねくり回す。どこでそんな技覚えたんだ。気持ちが良すぎて腰が勝手に揺れてしまう。
「あっ♡あっ♡七瀬ェ……それすごい良いっもうイきそ、イっちゃいそうっ♡♡」
カウパーまみれの七瀬の右手。
ぐりゅ、ぐりゅ、ちゅこ、ちゅこ。刺激され続けたズル剥けの亀頭は真っ赤になっている。
「イっていいよ」
「あっ♡それだめっイくイくっ♡♡」
血管の浮き出た竿を数回擦られ、亀頭を手のひらで撫でられた瞬間、ぶるりと体が震えた。
「あ、あぁッ♡くうぅ……ッ♡♡」
びゅるる!
手の中で射精をされた七瀬が「たくさん出たね」と微笑む。
「はぁっ、はぁっ」
「気持ちよかった?」
息を整える間もなくそう聞いてくる恋人に、俺はぼんやりする頭でコクンと頷いた。ああ風邪って最高♡
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