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6.朝比奈と初めての

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「あっ、あぁっ!」

 再び襲ってくる乳首への快感。指先でかりかりされると股間が熱くなっていく。

「ちんちん勃起してるね」
「学長……っ言わないで、くださ」
「こら、二人きりの時は名前で呼ぶ約束だろう?言うこときかない子にはこうだ」
「ああっ!?」

 両脚を掴まれて左右に大きく拡げられる。張りつめた股間が更に目立つようになり英は「ああぁ」と恥ずかしさから手で顔を覆った。

「あ、朝比奈さんっこれ嫌ですっ!」
「どうして?とってもセクシーだよ。君のせいでほら、私のちんぽもビンビンだ」

 朝比奈はそう言いながら尻の割れ目に腰を押し付ける。早くこの尻の中に入りたいと言わんばかりに、むちむちの臀部に何度も腰を突き上げた。
 
「あっあぁっ朝比奈さ……!」
「よし、そろそろ立ってパンツを脱いでごらん」
「そ、そんなっ!出来ません!朝比奈さんの前で……そんなこと……っ」
「高山くん、出来る出来ないの話じゃないんだ。これは上司命令だよ」
「っぅ……は、はい」

 英はおもむろに立ち上がると朝比奈の前でズボンに手をかけた。パンツと一緒に膝まで下ろすと粘着質な音と共にぶるんっと勃起したペニスが飛び出す。ちょうど朝比奈の顔の前にさらけ出す形になってしまい、英は消えてしまいたいほどの羞恥心に襲われた。

「う、うぅ、恥ずかしいよぅ……」
「はは、君はすぐ泣くね」
「だって……っ」

 ぐすん、ぐすんと作業着の袖で涙を拭う。上司の前にさらけ出したちんこの先っぽから、とぷ、とぷと我慢汁が溢れた。

「すけべなちんぽ。期待して先っぽから我慢汁止まんないよ」
「うぅ、だって……っだってぇ」
「泣かなくても今からたくさん舐めてしゃぶって気持ちよくしてあげる」

 そう言うと朝比奈は亀頭に舌を這わせて左右にちろちろと動かした。逃げる腰を掴まえて、尻を揉みながらちんぽをしゃぶると、英は声にならない声をあげて背中を反らした。

「はぁうっ!ぁ、あぅっく、で、出るっ!」
「ん、ふっ」

 喉奥で射精を受け止めた朝比奈は先っぽを吸い上げてちんぽから口を離す。

「あ、あ……っ僕はなんてことを……っティッシュ、ティッシュは……っ」
「大丈夫だよ、全部飲んだから」
「の!?」

 朝比奈はソファーから立つとデスクの引き出しからローションとスキンを持ってくる。男同士のやり方を知らない英でも見たことのあるそれらをソファーに投げると、おろおろしている英の手を引いてソファーに座らせた。

「下は全部脱いじゃおうか」
「ぜ、ぜんぶ?」
「そうじゃないとお尻が解しづらいだろう?」
「そ、そうなんですね……」

 足首に引っ掛かったままだったズボンと下着を抜き取った朝比奈は、引き締まった太股を掴んでひっくり返す。所謂ちんぐり返し状態である。

「あああ朝比奈さんっ!!」
「ん?可愛いお尻の穴が丸見えだよ」
「だめですよっ!こんなっ、」
「男同士のやり方が知りたいんだろう?だったらここを解さないと私のちんぽは入らないよ」
「ち、んぽ……」
「そう、太くて長いバキバキのちんぽだよ。高山くんの中に入りたいってびくびくしてるんだ、可哀想だと思わないかい?」
「か、かわいそう……かも」
「そうだろう?」

 朝比奈はローションを手のひらに出して温めるとアナルに塗りつける。

「あぁ……っぬるぬる、する」
「ローションだよ、これで滑りを良くするんだ。男は女みたいに濡れないからね」
「で、でもほんとに入るんですか……?その、朝比奈さんの……ちんちん」
「入るさ、私に任せなさい」
「んっ!」
「ほら、指が一本入った」
「あ、あぁ……っ」

 英の反応を見ながら朝比奈は二本目を挿れていく。ちゅぷ、くちゅ。まだ狭い肉壁を広げるように中で動かす。

「んっ、あぁっ!」
「気持ちいい?」
「なんか、今のとこ……っやば、いっ」
「ここかな?」

 ちんぽの裏側辺りを擦ると「あぁん!」と足先をピンと伸ばす英。重点的にそこばかり弄ると萎えていた性器はすぐに勃起した。腹につくほど反り返ったちんぽから、ぴゅくっと先走りが垂れる。

「ぁ、あ、すご……そこぉっ」

 英はいつの間にか自らの脚を抱え、朝比奈が弄りやすいように尻を向けていた。

「いいね、凄くえっちだ」

 朝比奈はそう言うと指を引き抜き、服の前を寛げると勃起したペニスを取り出した。血管の浮き出た竿の太いちんぽにスキンを被せると、くぱくぱと呼吸をするアナルへくっ付ける。

「あっあっ、そんなおっきいの入んないですっ!朝比奈さん……っ」
「大丈夫大丈夫、入っていくところよく見ててごらん」
「あっあ、あ……!!うそ、はいって、く……!あ、んぐぅっ!」

 にゅぐぐ、ゆっくりと沈められていく逞しいちんぽ。朝比奈は根本までみっちり埋め込むと、唾液を溢して口をはくはくさせている英にキスをした。

「ぁ、んっむっふ、んんっ」

 舌を絡めるとぎこちない動きで英もそれに応える。

「ほら、全部入ったよ。これが男同士の繋がり方だ」
「あ……ぁぅ……っ」
「動くね」

 先っぽまで引き抜いて再び根本まで挿れる。英は「あぐぅっ!」と苦しげな声を出したが、ちんぽが勃起したままだったためお構いなしに腰を打ち付け始めた。

「あうっ!んぐっ、おっ、おぉぅっそこっそこっいい!」
「奥?乱暴にされるのが好きなんだね、もしかして初めてじゃない?」
「はっはぅっはじ、初めてっ初めてです……!」
「分かってるよ、冗談で言っただけ」

 朝比奈はやっと好きな子と繋がれた喜びで、にやけながら腰を振りたくる。真上から突き落とすような乱暴な腰振りにも、体を鍛えている英には問題ないらしく、ガチガチにちんぽを勃起させたまま気持ち良さそうに喘ぎ続けている。
 じゅぷ、じゅぷ、パンッ!パンッ!
 肉体と肉体がぶつかる音が部屋に響く。

「あ"あ"っ!う"っおく、おぐぎでるっ!」

 より一層深くまで突き刺した朝比奈は奥をかき混ぜるように腰を回す。ぐりぐりすると英はオホ声を出しながら射精をした。

「お、ぅっ……で、でちゃった……ぁ」
「あーあ、触らなくてもイけちゃったねぇ。そんなにお尻気持ちよかった?」
「っ……」
「はは、困ってる君は最高に可愛いな」
「あぅんっ!!」

 激しいピストンを再開させると英は朝比奈の首に腕を回す。それに気を良くした朝比奈はラストスパートをかけた。

「出すよっ!」
「あ"ぁ"っう」
「あ、イくっ!!」

 抉るように突きたてた朝比奈はスキンのなかで果てると、性器をゆっくりと抜いていく。ちんぽを旨そうに咥えていたアナルは中を埋めていたものがなくなり寂しそうに収縮した。

「あ、ぅ……これが、セックス……」
「そうだよ、今のが男同士の愛し合い方だ。気持ちよかっただろう?」
「っ……」

 朝比奈の問いに英は満更でも無さそうに頷いた。
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