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同級生
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~宮地と神田~
「ムラムラする」そう呟くと神田は熱っぽい目で「じゃあ、する?」と首をかしげた。
神田の部屋のベッドの上で、向き合いながら抱き締め合う。おずおずと互いにぎこちないキスをすると、彼の体温と息づかいで心臓がバクバクしてきた。
「んっんん……」
神田の鼻の抜けたような声が腰にくる。チラと股間を見下ろすと俺も神田もズボン越しでも分かるほどに勃起させていた。
「抜きあいっこしよ?」
「おま……可愛い言い方すんなよ」
「ちんこにきた?」
「きたに決まってんだろ……っ」
俺たちは下だけ脱ぐと、互いに勃起した性器に触れる。
反り返った俺のちんこは神田の細くて骨張った、綺麗な手に触られるとビクビク震えた。
「ん、く」
「あっ宮地、それいいっ」
俺も負けじと神田のちんこを撫でる。先走りが溢れる亀頭を掌でこねるようにすると、くちゅくちゅと卑猥な音が部屋に響いた。
「ちゅーしたい、宮地」
「ん、」
とろんと蕩けた瞳の神田は恐ろしいほどに色っぽい。俺は貪るようにキスをすると、自分のと神田のちんこをくっつけて片手で二本握った。互いのカウパーが混ざり、熱くてぬるぬるしてて気持ちが良い。
「んっんふ」
「神田……っイきそう」
「おれもっイく……イくっ」
どぴゅっ!びゅるる!扱く手を速めると俺たちは互いの体に精液を飛ばしあった。
「はぁっはぁ、んむ」
息を整えている薄い唇を唇で塞ぐ。その間もちんこを緩く撫でていると、俺の手の上に神田の手が重ねられる。腰をかくかく前後に揺すり始めた彼に俺もちんこを擦りつけるように腰を振った。
「あっ、きもちい、宮地の腰の動きえろい……」
「お前の方がえろいだろっくそ、可愛いすぎんだよっ」
再び絶頂が襲ってきた俺たち二人は、好き勝手に腰を振りまくって手の中で達した。
「神田お前出しすぎ」
「宮地こそ」
二回目の射精だというのにかなりの量の精液を出した俺たちは、めっちゃ出たなと笑いあった。
ティッシュで手を拭いて服を整えたあと、二人でいそいそと洗面台に向かったのだった。
2
「ダメだよ宮地、こんなところで……っ」
「すぐ終わるから」
「でもっ」
旧校舎の一階のトイレの個室に連れ込まれた俺は宮地にフェラをされていた。なんでも授業中俺を見ていたらしたくなったそう。うん、よくわからない。
「んっあっ」
「気持ちいいか?」
好きな人に咥えられて興奮しない方が可笑しい。勃起したそれをじゅぼじゅぽ咥える宮地は、一度フェラをしてからすっかりはまってしまったらしかった。快感に歪む俺の顔を見るのが好きらしい。好きな人が気持ち良さそうにしてるのを見るのが好き、それはわかる。わかるけど、今ここでやらなくてもいいんじゃないか。
「ぁっあっ誰か、来るかも……っ」
「こんなとこ誰も来ない」
「あっんんっ」
根本までずっぽり宮地の口んなかに入ってる。気持ちよすぎて腰を前へ突きだす。
「あっあっだめ、出る、イく、イくっ」
「んぐっ」
どく、どく。宮地の喉奥へ射精をする。
口を開けてべぇと舌を出すと白濁がどろりと溢れ落ちた。
「すげー量」
「ごめ、口に出しちゃった」
「いいよ、俺がしたくてしたんだし」
「めっちゃ気持ち良かった……」
「良かった、じゃあ今度は俺の番な」
「へ?」
「だから今度は俺が入れる番」
そう言うとズボンを寛げて飛び出してきたのは宮地の大きなぺニス。重量感のあるそれは赤黒くて血管が浮き出ている。ごくりと唾を飲む。こんなの見せられたらそういう気分になってしまうに決まってる。
「今日だけだからな……」
「ムラムラする」そう呟くと神田は熱っぽい目で「じゃあ、する?」と首をかしげた。
神田の部屋のベッドの上で、向き合いながら抱き締め合う。おずおずと互いにぎこちないキスをすると、彼の体温と息づかいで心臓がバクバクしてきた。
「んっんん……」
神田の鼻の抜けたような声が腰にくる。チラと股間を見下ろすと俺も神田もズボン越しでも分かるほどに勃起させていた。
「抜きあいっこしよ?」
「おま……可愛い言い方すんなよ」
「ちんこにきた?」
「きたに決まってんだろ……っ」
俺たちは下だけ脱ぐと、互いに勃起した性器に触れる。
反り返った俺のちんこは神田の細くて骨張った、綺麗な手に触られるとビクビク震えた。
「ん、く」
「あっ宮地、それいいっ」
俺も負けじと神田のちんこを撫でる。先走りが溢れる亀頭を掌でこねるようにすると、くちゅくちゅと卑猥な音が部屋に響いた。
「ちゅーしたい、宮地」
「ん、」
とろんと蕩けた瞳の神田は恐ろしいほどに色っぽい。俺は貪るようにキスをすると、自分のと神田のちんこをくっつけて片手で二本握った。互いのカウパーが混ざり、熱くてぬるぬるしてて気持ちが良い。
「んっんふ」
「神田……っイきそう」
「おれもっイく……イくっ」
どぴゅっ!びゅるる!扱く手を速めると俺たちは互いの体に精液を飛ばしあった。
「はぁっはぁ、んむ」
息を整えている薄い唇を唇で塞ぐ。その間もちんこを緩く撫でていると、俺の手の上に神田の手が重ねられる。腰をかくかく前後に揺すり始めた彼に俺もちんこを擦りつけるように腰を振った。
「あっ、きもちい、宮地の腰の動きえろい……」
「お前の方がえろいだろっくそ、可愛いすぎんだよっ」
再び絶頂が襲ってきた俺たち二人は、好き勝手に腰を振りまくって手の中で達した。
「神田お前出しすぎ」
「宮地こそ」
二回目の射精だというのにかなりの量の精液を出した俺たちは、めっちゃ出たなと笑いあった。
ティッシュで手を拭いて服を整えたあと、二人でいそいそと洗面台に向かったのだった。
2
「ダメだよ宮地、こんなところで……っ」
「すぐ終わるから」
「でもっ」
旧校舎の一階のトイレの個室に連れ込まれた俺は宮地にフェラをされていた。なんでも授業中俺を見ていたらしたくなったそう。うん、よくわからない。
「んっあっ」
「気持ちいいか?」
好きな人に咥えられて興奮しない方が可笑しい。勃起したそれをじゅぼじゅぽ咥える宮地は、一度フェラをしてからすっかりはまってしまったらしかった。快感に歪む俺の顔を見るのが好きらしい。好きな人が気持ち良さそうにしてるのを見るのが好き、それはわかる。わかるけど、今ここでやらなくてもいいんじゃないか。
「ぁっあっ誰か、来るかも……っ」
「こんなとこ誰も来ない」
「あっんんっ」
根本までずっぽり宮地の口んなかに入ってる。気持ちよすぎて腰を前へ突きだす。
「あっあっだめ、出る、イく、イくっ」
「んぐっ」
どく、どく。宮地の喉奥へ射精をする。
口を開けてべぇと舌を出すと白濁がどろりと溢れ落ちた。
「すげー量」
「ごめ、口に出しちゃった」
「いいよ、俺がしたくてしたんだし」
「めっちゃ気持ち良かった……」
「良かった、じゃあ今度は俺の番な」
「へ?」
「だから今度は俺が入れる番」
そう言うとズボンを寛げて飛び出してきたのは宮地の大きなぺニス。重量感のあるそれは赤黒くて血管が浮き出ている。ごくりと唾を飲む。こんなの見せられたらそういう気分になってしまうに決まってる。
「今日だけだからな……」
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