52 / 52
第6章 そして~明日へ
最終話 第6章 完 彼と彼女の始まる明日
しおりを挟む
「終わったね・・・」
「ああ、終わった・・・うぐっ!」
八星竜凰輪を解いた瞬間、反動により思わず体がふらついてしまった。地面に倒れそうになるところを辛うじてリアに支えられ、やっとの思いで立っている。
「カズヤ・・・、頑張ったからね」
「リアもな。それに・・・」
俺とリアはこの白い世界にいたもう一人のリアへと目を向ける。
「君は・・・この後、どうするんだ?」
「そうね。もう、特にすることもないだろうし、あなた達をここで見守っているわ」
「そっか・・・」
苦笑交じりに微笑むと彼女はこの場に留まる意思を口にする。それ以外の選択肢が思いつかない俺は多少思うところがあるものの、自分を納得させることにした。
もちろん、そう割りきれない者もいる。
「待って!一緒に行かない、の?」
「無理よ・・・」
リアの言葉に目を伏せて悲しそうにそっと漏らす。彼女だって他に道があるのならそうしたいはずだ。だが、それができないからこの選択を選んだ。
リア・・・、君は何を考えている?
「だったら・・・、わたしと一つになりましょう。“セレナ”と“リア”は一つになれた。あなただって出来るはず」
「なっ!」
その手があったか!確かにそれなら可能ではある。
だが、その選択――それをしてしまうと君は・・・だが、リアが決めたことならばその決断を尊重し、助けるように動くのも俺の務めだ。
「止めておきなさい。一つになれば私自身の体験したことはもちろん、私がこれまで見てきた多くの世界の“リア”の不幸を知ることになる。それだけじゃない!自分が実際に体験したかのように思えるようになるの・・・そうなると、きっとあなたは耐えられない!」
それが、俺の懸念だった。しかし、改めて考えてみるとやはり彼女は“リア”だ。いつも一人背負いこんでしまう。たとえそれが別の自分であっても背負わせようとはしない。不器用で心優しい女性なんだ。
「見て、私の髪・・・」
魔法が解かれ黄金の髪はひどく黒ずんだ色へと変わる。それはまるで・・・
「これ、血で染められたの。私自身の血はもちろん他の・・・大勢の人の・・・血でっ!あいつらに毎日!洗っても綺麗に落ちはしない。ここでは時間の流れが中途半端に止まるから伸びて戻ることもない。これでもほんの一端、もっと酷い記憶はいくらでもある。それを一人で受け止めるなんて・・・、こんなの背負えるわけないよ・・・」
最後に涙腺を決壊させて語られた事実。これはほんの一端に過ぎない、と口にした通り、より悲惨な記憶を思い出したのだろう。表情から血の気が引き、肌が震えている。俺は・・・いや、俺達は・・・
「もういいの」
俺とリアで彼女を抱きしめていた。震える肩を抱き、髪を撫で背中をさすった。血塗られた髪を触られることを一瞬、嫌がったようにも見えたが構わなかった。そんなこと気にもならなかった。少しずつ、ゆっくりとだが落ち着きを取り戻していくのがわかる。
「なあ、リア一人ではなく、俺にも背負わせてくれないか?気休めにしかならないかもしれないが、怖い思いをするのなら今みたいに落ち着くまで一緒にいることはできる。手を握って、抱きしめて、落ち着くまで側にいることはできる。なんなら、夢にまで乗り込んで怖い記憶を叩き斬る!それでどうかな?」
彼女の顔を覗き込むと本心が分かる。俺達と一緒に行きたいと語っている。
「一緒に行きましょう・・・ね?」
「うっうう・・・」
決まったな。リアがこの白の世界の彼女を抱きしめ額と額を合わせると眩い光が辺りを立ち込めた。そこまで見届けたところで、俺はこれまでの激戦の反動により意識を手放してしまうのであった。
☆★☆
あの戦いが終わってから、二週間程が経過した。
俺とリアもヒノシン達の後に続く形で、元いた闘技場の戻ってきたらしい。俺はその後、丸一日程眠っていたそうだ。
あれから、特に誰かに襲撃されるということは起きてはいない。学園生活を過ごしながら時々、ナオヒトさん達と封鎖大陸を探索に出かけていたりする。ちなみに今日の休日も一緒に向かう予定だ。
そうそう、もう一つ大きなニュースがある。昨日、リアの父親、セイイチロウさんと『娘さんを俺に下さい』的な儀式を行った。
『たかだか子供二人に後れはとらん。同時で来い!』と話していたので、最初に俺が戦い八星竜凰闘衣を使って完膚なきまでに圧勝(リアとアリスさんの指示)、その後、ヒノシンが休む間もなく戦ってこれまた圧勝。
アリスさんは『“同時に来い“と言ったんだから休憩なしの連戦でも良いでしょ?』とゴリ押しをした。その後、セイイチロウさんはアリスさんへどこかへ引きずられていってしまった。リアの話だと“お仕置き”ということらしい。
これにて回想終了、そろそろ現実を受け入れよう。
「リア、また俺の布団に潜り込んでいる・・・」
早速、ぶっ飛んだ台詞を口にしているが十八禁なことは何も起きてはいない。これは白の世界の彼女と一つになった影響でもある。
リアが言うには、一人で寝ていると不意に他の世界の自分が体験したつらい過去を夢に見るとのことだ。そういう時に、俺と一緒にいて過ごすと一つずつではあるが、つらい記憶が嬉しい経験により塗りつぶされていくらしい。
俺のすぐ横で眠る彼女の目元には薄らと涙の流れた跡があるが、その話を裏付けるように今は穏やかな表情で可愛らしく眠りについている。
俺自身が彼女に言った通り、実際に夢の中に乗り込んで怖い記憶と戦う術を現在、仲間の精霊達と開発中だ。もう少しだけ辛抱して欲しい。
それにしても俺はそれまで理性を保てるのだろうか。幸せそうなリアの頬をつつきながらそんなことを考えた。
☆★☆
「それで、カズヤ君・・・、本当にこの封鎖大陸に“世界樹”なんて伝説上の存在が本当にある、と言うのかい?」
探索エリアに入るなり、ナオヒトさんが開口一番に話し出した。
「ええ、絶対ではないですが、ここが俺の知る場所なら間違いないですね。普段は結界が張られていて入れませんが、俺の契約精霊“命”のラシルがいれば入れてもらえるはずです」
今日の目標は世界樹に到達することだった。そこも封鎖結界の範囲内だったから恐らくあるだろう。できれば一度、ラシルに故郷へ連れて行ってやりたい、と思っていたところだったので、俺から提案したのだ。
「そういえば兄さん、ヒノモト先輩はどうしたんですか」
「ルカとデートみたいよ。ヒカリちゃん」
あ~、なるほど、っと手を叩き納得する。
「それじゃあ、そろそろ行こうか!リア!」
「ええ!」
俺はリアの手を取り駆け出した。ナオヒトさんとヒカリが文句を言いたげだが気にしなかった。
一つの戦いが終わったかもしれないが、俺達の未来はまだ続く。それに・・・いや今はやめておこう。ただ、一つ言えることは、これから先にどんなことがあろうとも彼女となら乗り越えられる。
つらい時も嬉しい時も共に過ごし今を、そして明日を生きていく。
そう、まだまだ始まったばかりなんだ・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これで一度、物語は一つの完結となります。
まだ、登場していないキャラ(ヒロインの残り二人の姉妹)や語られなかったエピソードもありますが、どこかでまた描ければと考えております。
初挑戦で時間移動ものは少しハードでしたので、もう少し経験を積んでから彼らの物語を描いていたいと思います。
読みにくく感じられた方もいらっしゃるかと思いますが、最後までお読みいただいてありがとうございました。
「ああ、終わった・・・うぐっ!」
八星竜凰輪を解いた瞬間、反動により思わず体がふらついてしまった。地面に倒れそうになるところを辛うじてリアに支えられ、やっとの思いで立っている。
「カズヤ・・・、頑張ったからね」
「リアもな。それに・・・」
俺とリアはこの白い世界にいたもう一人のリアへと目を向ける。
「君は・・・この後、どうするんだ?」
「そうね。もう、特にすることもないだろうし、あなた達をここで見守っているわ」
「そっか・・・」
苦笑交じりに微笑むと彼女はこの場に留まる意思を口にする。それ以外の選択肢が思いつかない俺は多少思うところがあるものの、自分を納得させることにした。
もちろん、そう割りきれない者もいる。
「待って!一緒に行かない、の?」
「無理よ・・・」
リアの言葉に目を伏せて悲しそうにそっと漏らす。彼女だって他に道があるのならそうしたいはずだ。だが、それができないからこの選択を選んだ。
リア・・・、君は何を考えている?
「だったら・・・、わたしと一つになりましょう。“セレナ”と“リア”は一つになれた。あなただって出来るはず」
「なっ!」
その手があったか!確かにそれなら可能ではある。
だが、その選択――それをしてしまうと君は・・・だが、リアが決めたことならばその決断を尊重し、助けるように動くのも俺の務めだ。
「止めておきなさい。一つになれば私自身の体験したことはもちろん、私がこれまで見てきた多くの世界の“リア”の不幸を知ることになる。それだけじゃない!自分が実際に体験したかのように思えるようになるの・・・そうなると、きっとあなたは耐えられない!」
それが、俺の懸念だった。しかし、改めて考えてみるとやはり彼女は“リア”だ。いつも一人背負いこんでしまう。たとえそれが別の自分であっても背負わせようとはしない。不器用で心優しい女性なんだ。
「見て、私の髪・・・」
魔法が解かれ黄金の髪はひどく黒ずんだ色へと変わる。それはまるで・・・
「これ、血で染められたの。私自身の血はもちろん他の・・・大勢の人の・・・血でっ!あいつらに毎日!洗っても綺麗に落ちはしない。ここでは時間の流れが中途半端に止まるから伸びて戻ることもない。これでもほんの一端、もっと酷い記憶はいくらでもある。それを一人で受け止めるなんて・・・、こんなの背負えるわけないよ・・・」
最後に涙腺を決壊させて語られた事実。これはほんの一端に過ぎない、と口にした通り、より悲惨な記憶を思い出したのだろう。表情から血の気が引き、肌が震えている。俺は・・・いや、俺達は・・・
「もういいの」
俺とリアで彼女を抱きしめていた。震える肩を抱き、髪を撫で背中をさすった。血塗られた髪を触られることを一瞬、嫌がったようにも見えたが構わなかった。そんなこと気にもならなかった。少しずつ、ゆっくりとだが落ち着きを取り戻していくのがわかる。
「なあ、リア一人ではなく、俺にも背負わせてくれないか?気休めにしかならないかもしれないが、怖い思いをするのなら今みたいに落ち着くまで一緒にいることはできる。手を握って、抱きしめて、落ち着くまで側にいることはできる。なんなら、夢にまで乗り込んで怖い記憶を叩き斬る!それでどうかな?」
彼女の顔を覗き込むと本心が分かる。俺達と一緒に行きたいと語っている。
「一緒に行きましょう・・・ね?」
「うっうう・・・」
決まったな。リアがこの白の世界の彼女を抱きしめ額と額を合わせると眩い光が辺りを立ち込めた。そこまで見届けたところで、俺はこれまでの激戦の反動により意識を手放してしまうのであった。
☆★☆
あの戦いが終わってから、二週間程が経過した。
俺とリアもヒノシン達の後に続く形で、元いた闘技場の戻ってきたらしい。俺はその後、丸一日程眠っていたそうだ。
あれから、特に誰かに襲撃されるということは起きてはいない。学園生活を過ごしながら時々、ナオヒトさん達と封鎖大陸を探索に出かけていたりする。ちなみに今日の休日も一緒に向かう予定だ。
そうそう、もう一つ大きなニュースがある。昨日、リアの父親、セイイチロウさんと『娘さんを俺に下さい』的な儀式を行った。
『たかだか子供二人に後れはとらん。同時で来い!』と話していたので、最初に俺が戦い八星竜凰闘衣を使って完膚なきまでに圧勝(リアとアリスさんの指示)、その後、ヒノシンが休む間もなく戦ってこれまた圧勝。
アリスさんは『“同時に来い“と言ったんだから休憩なしの連戦でも良いでしょ?』とゴリ押しをした。その後、セイイチロウさんはアリスさんへどこかへ引きずられていってしまった。リアの話だと“お仕置き”ということらしい。
これにて回想終了、そろそろ現実を受け入れよう。
「リア、また俺の布団に潜り込んでいる・・・」
早速、ぶっ飛んだ台詞を口にしているが十八禁なことは何も起きてはいない。これは白の世界の彼女と一つになった影響でもある。
リアが言うには、一人で寝ていると不意に他の世界の自分が体験したつらい過去を夢に見るとのことだ。そういう時に、俺と一緒にいて過ごすと一つずつではあるが、つらい記憶が嬉しい経験により塗りつぶされていくらしい。
俺のすぐ横で眠る彼女の目元には薄らと涙の流れた跡があるが、その話を裏付けるように今は穏やかな表情で可愛らしく眠りについている。
俺自身が彼女に言った通り、実際に夢の中に乗り込んで怖い記憶と戦う術を現在、仲間の精霊達と開発中だ。もう少しだけ辛抱して欲しい。
それにしても俺はそれまで理性を保てるのだろうか。幸せそうなリアの頬をつつきながらそんなことを考えた。
☆★☆
「それで、カズヤ君・・・、本当にこの封鎖大陸に“世界樹”なんて伝説上の存在が本当にある、と言うのかい?」
探索エリアに入るなり、ナオヒトさんが開口一番に話し出した。
「ええ、絶対ではないですが、ここが俺の知る場所なら間違いないですね。普段は結界が張られていて入れませんが、俺の契約精霊“命”のラシルがいれば入れてもらえるはずです」
今日の目標は世界樹に到達することだった。そこも封鎖結界の範囲内だったから恐らくあるだろう。できれば一度、ラシルに故郷へ連れて行ってやりたい、と思っていたところだったので、俺から提案したのだ。
「そういえば兄さん、ヒノモト先輩はどうしたんですか」
「ルカとデートみたいよ。ヒカリちゃん」
あ~、なるほど、っと手を叩き納得する。
「それじゃあ、そろそろ行こうか!リア!」
「ええ!」
俺はリアの手を取り駆け出した。ナオヒトさんとヒカリが文句を言いたげだが気にしなかった。
一つの戦いが終わったかもしれないが、俺達の未来はまだ続く。それに・・・いや今はやめておこう。ただ、一つ言えることは、これから先にどんなことがあろうとも彼女となら乗り越えられる。
つらい時も嬉しい時も共に過ごし今を、そして明日を生きていく。
そう、まだまだ始まったばかりなんだ・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これで一度、物語は一つの完結となります。
まだ、登場していないキャラ(ヒロインの残り二人の姉妹)や語られなかったエピソードもありますが、どこかでまた描ければと考えております。
初挑戦で時間移動ものは少しハードでしたので、もう少し経験を積んでから彼らの物語を描いていたいと思います。
読みにくく感じられた方もいらっしゃるかと思いますが、最後までお読みいただいてありがとうございました。
0
ストーリー展開が三章以降、駆け足気味になります。お読みいただいている方が一人でもいらっしゃる以上、途中で投げ出さずに完結まで書きあげたいと思います。いつもお読みいただいている方、始めて読まれた方も本当にありがとうございます。
お気に入りに追加
20
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
鍵の王~才能を奪うスキルを持って生まれた僕は才能を与える王族の王子だったので、裏から国を支配しようと思います~
真心糸
ファンタジー
【あらすじ】
ジュナリュシア・キーブレスは、キーブレス王国の第十七王子として生を受けた。
キーブレス王国は、スキル至上主義を掲げており、高ランクのスキルを持つ者が権力を持ち、低ランクの者はゴミのように虐げられる国だった。そして、ジュナの一族であるキーブレス王家は、魔法などのスキルを他人に授与することができる特殊能力者の一族で、ジュナも同様の能力が発現することが期待された。
しかし、スキル鑑定式の日、ジュナが鑑定士に言い渡された能力は《スキル無し》。これと同じ日に第五王女ピアーチェスに言い渡された能力は《Eランクのギフトキー》。
つまり、スキル至上主義のキーブレス王国では、死刑宣告にも等しい鑑定結果であった。他の王子たちは、Cランク以上のギフトキーを所持していることもあり、ジュナとピアーチェスはひどい差別を受けることになる。
お互いに近い境遇ということもあり、身を寄せ合うようになる2人。すぐに仲良くなった2人だったが、ある日、別の兄弟から命を狙われる事件が起き、窮地に立たされたジュナは、隠された能力《他人からスキルを奪う能力》が覚醒する。
この事件をきっかけに、ジュナは考えを改めた。この国で自分と姉が生きていくには、クズな王族たちからスキルを奪って裏から国を支配するしかない、と。
これは、スキル至上主義の王国で、自分たちが生き延びるために闇組織を結成し、裏から王国を支配していく物語。
【他サイトでの掲載状況】
本作は、カクヨム様、小説家になろう様、ノベルアップ+様でも掲載しています。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
モブ高校生、ダンジョンでは話題の冒険者【ブラック】として活動中。~転校生美少女がいきなり直属の部下とか言われても困るんだが~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は【ブラック】という活動名でダンジョンに潜っているAランク冒険者だった。
ダンジョンが世界に出現して30年後の東京。
モンスターを倒し、ダンジョンの攻略を目指す冒険者は、新しい職業として脚光を浴びるようになった。
黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。果たして、白桃の正体は!?
「才斗先輩、これからよろしくお願いしますねっ」
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※序盤は結構ラブコメ感がありますが、ちゃんとファンタジーします。モンスターとも戦いますし、冒険者同士でも戦ったりします。ガチです。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
※お気に入り登録者2600人超えの人気作、『実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する』も大好評連載中です!

14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる