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第78話~え?今ここで…~
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レブさん達の暴走ににより部屋がとんでもないことになってしまったが、問題はここからだった。
そもそもこの部屋はネフリティスさんの部屋でもあるのだが俺の部屋でもある。
2人部屋は却下したのに、採用して作られた為新たに部屋を作るスペースもない。
この2人部屋をバラバラにすれば何とか出来るかもしれないが、恐らくそれは出来ない。いや、出来るはずがない…!
何故なら俺の隣にいるネフリティスさんが今まで見たことのない笑顔で喜んでるんだもん言えるわけがないじゃん!
もし言ったら確実に泣くだろうし下手なこと言ったら俺の命が危ないかもしれない…
だから絶対に言っちゃだめだ!
それなのに…それなのにこのアライグマは…!!
「何や2人部屋ってずるいやんけ!アオイ!自分2人部屋イヤって言うてたやん、俺と変われや!」
このバカ!普段だったらありがたい言葉を何でよりによって今このタイミングで言うんだよ!
見ろよ!ネフリティスさんがショックで泣きそうになってるじゃないか!
(小声)「おい!つばさのバカ!何でこのタイミングで余計な事を言うんだよ!?」
「んあ?なんやねん?だって嫌がってたのは事実やんだったら俺が変わったるって言うてんやん!」
「だからってここで言うことじゃないだろ!見ろお前の発言でネフリティスさんがとんでもなく落ちこんでんじゃないか!」
「…あ!」
このアライグマ!絶対にわざとだろ!わざと言って俺を困らせようとしてるんじゃないか!?
だが今はつばさよりネフリティスさんだ!何とか宥めないと…
「あ、あの、ネフリティスさん…その、ですね…」
「…アオイ殿はそんなに私の事が嫌いかぇ…?」
「え?いや、そんな…嫌いだなんて思ってないですよ…はい」
「ならどうしてそんなに妾の事を避けるのじゃ?私が竜人だからか?」
「そ、そんな!そんな事ないです!竜人だから避けてるんじゃなくて、むしろ何で俺みたいな男にこだわるんだって…」
「そんなの当たり前じゃ!アオイ殿は里で皆の前で自身の力を示した。そしてなりよりいきなり現れた妾の願いを聞き入れてくれて、母様の命を救ってくれた。これ以上の理由が必要か?」
大粒の涙を流しながらネフリティスさんは俺に訴えた。
「それは…」
「妾は母様を助けてくれた時に誓ったのじゃ!この人は何があってもどんな人でも助けようとする。その時何かあっても妾が側で支えようと、初めてそう思えた人なんじゃ…」
「…」
ネフリティスさんの言葉を聞いて俺は何も言えなかった。
こんなに心から想ってくれてた人を俺はないがしろにしどれだけ傷つけていたのだろうと、ずっと溜めこませてしまっていたんだろうと思うと心が締め付けられる。
そう思ってると後ろからつばさが
「なぁアオイ?ちゃんと気持ちに答えてあげないといかんのとちゃう?」
「え?」
するとキルゲスさんも
「悪いが、俺もそう思うぜ?女にここまでの気持ちを言わせておいて何もしないのは同じ男として見過ごせないな」
「私も同じ気持ちです師匠…」
さらにリノンも言い、イメラとミナスも同じ気持ちなのだろう頷いている。
本来ならあり得ない話だ。
あの時偶然ギルドの依頼で森に向かいネフリティスさんに出会わなければこんな事にはならなかった。
でも今こうして一緒に住んで冒険もしている。
そんな中彼女はずっと待っていた。
その気持ちに今応えてあげないと…
俺は姿勢をおろしゆっくり彼女の目線に合わせた。
「ネフリティスさん、今まであなたの気持ちに応えず、ないがしろにしていたことをまず謝らせてほしい…ごめんなさい。」
「…アオイ殿?」
「ネフリティスさん、俺は…」
俺は彼女に気持ちを伝えた…
そもそもこの部屋はネフリティスさんの部屋でもあるのだが俺の部屋でもある。
2人部屋は却下したのに、採用して作られた為新たに部屋を作るスペースもない。
この2人部屋をバラバラにすれば何とか出来るかもしれないが、恐らくそれは出来ない。いや、出来るはずがない…!
何故なら俺の隣にいるネフリティスさんが今まで見たことのない笑顔で喜んでるんだもん言えるわけがないじゃん!
もし言ったら確実に泣くだろうし下手なこと言ったら俺の命が危ないかもしれない…
だから絶対に言っちゃだめだ!
それなのに…それなのにこのアライグマは…!!
「何や2人部屋ってずるいやんけ!アオイ!自分2人部屋イヤって言うてたやん、俺と変われや!」
このバカ!普段だったらありがたい言葉を何でよりによって今このタイミングで言うんだよ!
見ろよ!ネフリティスさんがショックで泣きそうになってるじゃないか!
(小声)「おい!つばさのバカ!何でこのタイミングで余計な事を言うんだよ!?」
「んあ?なんやねん?だって嫌がってたのは事実やんだったら俺が変わったるって言うてんやん!」
「だからってここで言うことじゃないだろ!見ろお前の発言でネフリティスさんがとんでもなく落ちこんでんじゃないか!」
「…あ!」
このアライグマ!絶対にわざとだろ!わざと言って俺を困らせようとしてるんじゃないか!?
だが今はつばさよりネフリティスさんだ!何とか宥めないと…
「あ、あの、ネフリティスさん…その、ですね…」
「…アオイ殿はそんなに私の事が嫌いかぇ…?」
「え?いや、そんな…嫌いだなんて思ってないですよ…はい」
「ならどうしてそんなに妾の事を避けるのじゃ?私が竜人だからか?」
「そ、そんな!そんな事ないです!竜人だから避けてるんじゃなくて、むしろ何で俺みたいな男にこだわるんだって…」
「そんなの当たり前じゃ!アオイ殿は里で皆の前で自身の力を示した。そしてなりよりいきなり現れた妾の願いを聞き入れてくれて、母様の命を救ってくれた。これ以上の理由が必要か?」
大粒の涙を流しながらネフリティスさんは俺に訴えた。
「それは…」
「妾は母様を助けてくれた時に誓ったのじゃ!この人は何があってもどんな人でも助けようとする。その時何かあっても妾が側で支えようと、初めてそう思えた人なんじゃ…」
「…」
ネフリティスさんの言葉を聞いて俺は何も言えなかった。
こんなに心から想ってくれてた人を俺はないがしろにしどれだけ傷つけていたのだろうと、ずっと溜めこませてしまっていたんだろうと思うと心が締め付けられる。
そう思ってると後ろからつばさが
「なぁアオイ?ちゃんと気持ちに答えてあげないといかんのとちゃう?」
「え?」
するとキルゲスさんも
「悪いが、俺もそう思うぜ?女にここまでの気持ちを言わせておいて何もしないのは同じ男として見過ごせないな」
「私も同じ気持ちです師匠…」
さらにリノンも言い、イメラとミナスも同じ気持ちなのだろう頷いている。
本来ならあり得ない話だ。
あの時偶然ギルドの依頼で森に向かいネフリティスさんに出会わなければこんな事にはならなかった。
でも今こうして一緒に住んで冒険もしている。
そんな中彼女はずっと待っていた。
その気持ちに今応えてあげないと…
俺は姿勢をおろしゆっくり彼女の目線に合わせた。
「ネフリティスさん、今まであなたの気持ちに応えず、ないがしろにしていたことをまず謝らせてほしい…ごめんなさい。」
「…アオイ殿?」
「ネフリティスさん、俺は…」
俺は彼女に気持ちを伝えた…
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