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第64話~え?やっちまってた!~
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Sランク
冒険者にとって最高位のランク
俺はそれになった…
ヘイルダンさんがそんな爆弾発言をして帰ったいった日、俺はギルドから帰ってきたつばさ、リノン、ネフリティスさんの3人にSランクになった事を伝えるとつばさはいつも通りの飄々としてて、リノンは目が開き口がこれでもかという位開いていて、ネフリティスさんは「流石は我が旦那様(ハート)」とうっとり顔で呟いていて(段々慣れてきてもう気にしない)まさに三者三様の反応だった。
(因みにつばさも今日ギルドからBランクのギルドカードを受け取ったみたいだ)
そしてその日はランクアップのお祝いとそういえばイメラとミナスが来てからまだ歓迎会すらしていなかった事を思い出してこの日は6人で宴を開いた。
翌日、
朝から問題が発生した。
俺がSランクになった事がすでに街に広がっていたのだ。
開店してからSランク冒険者がやっている店と聞いて多くの人が整体院に殺到してきたのである。
俺だけでなくSランクの弟子という事でイメラとミナスも対応に追われるほどだった。
そしてようやく最後の患者さんを見送った後俺はベッドに座り改めて思った。
何故だ!
何故俺はいつも自分が望んでもいないのに
こんな変なことに巻き込まれてしまうんだ!いや、患者さんが来るのはいいよ?
ありがたい事だから。でもさ、整体の評判じゃなくて「Sランク」っていう評判で来るのはどうよ?それは何か違くない?
何でこうなるの?
あれか?呪いか?呪いなのか?
誰かが俺にかけているのか?
あいつか!あの残念猫背女神の仕業か!?
あの野郎俺を間違えてこの世界に連れてきただけでなく、こんな呪いまでかけるなんてとんでもない女神だな!
と俺が恨み節を込めていると
「失礼ね!私がそんな事するわけないでしょ!?それはあんたの生まれ持った宿命で誰のせいでもないわよ勝手に人のせいにしないでよね!」
突如頭の中に聞き覚えのある声が響いたと思ったら件の猫背女神の声だった。
きっと俺にずっとあーだこーだ言われてたのが腹がたっていてもたってもいられなかったんだろ。
だが何度も言うが、元はといえば俺がここにいるのはあんたが原因だと言うことを忘れないでほしい。
それに一番腹が立っているのは俺なんだからな…
ってかそういう能力もあったのかよ
だが一度なってしまったものはもう変えられない、これからどうしていくのかとかも考えないといけないし。
正直このまま続けば俺はいいがイメラ達が危ないおそらく指が壊れるだろう。
慣れないうちに無理をすれば確実に指をおかしくしてしまい、辞める可能性もある。
実際俺のいた世界でも同じ理由で同期が何人か辞めてしまった。
俺は2人に大丈夫かと聞いたが笑いながら「大丈夫です!」と言っているが、そのうち限界が来てしまう。
どうしたらいいか考えるがいい案が浮かばない…と思ったが俺は1つとんでもない事を忘れていたかもしれない。
「なあ、イメラとミナス?2人はちゃんと休めてるかな?」
「え?はい、しっかり夜は休んでいますよ?」
「いや、そうじゃなくて2人はここに来てから1日丸々休みってあった?」
「?いえ、ありませんでしたけどそれが何か?」
やっちまってた!
俺全く休みの事頭に入れていなかったよ!どうして気づかなかったんだ、とんでもないブラック企業だった!
これじゃあいけないすぐに何とかしなければ!
「2人共ごめん!2人の休日の事忘れてしまっていた!2人にはこれから休日をとってもらう事にするから!」
「「え?」」
2人共面食らった顔をしているが俺は話をすすめる。
「2人にはとりあえず明日休んでもらうからそしてこれからうちは週に2日は休んでもらいたいんだ」
この世界は元いた場所と暦が微妙に違う。
12の月があるのは一緒だが一月がなんと35日間ある。
因みに今は4の月カルキノスの月16日だ。
最初は慣れなかったが段々と慣れてきた。
話を戻すがカレンダーで言えば丁度7等分に出来るし、これからは4日から1週間おきにお店を休みにして、イメラとミナスにはそれぞれ好きな所を休んでもらうことにしよう。
勿論給料は変わらない。
その提案を2人に話したら2人共慌てて
「そんなに休んだら罰が当たります」と言うがここは経営者の権限で無理矢理決定した。
俺は従業員には出来る限り負担をかけないようにさせたい、だからこれだけは譲れなかった。
2人共渋々納得してくれたが逆にどう休めばいいか困っていたので街の探索を行う事にしたようだ。
俺はというと明日は久しぶりに1人になるのだが、もう1つ考えた事がある。
それは、増築だ!
アオイのいる世界での暦ですが
1月クリオス
2月タウロス
3月ディデュモイ
4月カルキノス
5月レオン
6月パルテノス
7月ジュゴス
8月スコルピオス
9月トクソテス
10月アイゴケロス
11月ヒュドロコオス
12月イクテュエス
になります。
冒険者にとって最高位のランク
俺はそれになった…
ヘイルダンさんがそんな爆弾発言をして帰ったいった日、俺はギルドから帰ってきたつばさ、リノン、ネフリティスさんの3人にSランクになった事を伝えるとつばさはいつも通りの飄々としてて、リノンは目が開き口がこれでもかという位開いていて、ネフリティスさんは「流石は我が旦那様(ハート)」とうっとり顔で呟いていて(段々慣れてきてもう気にしない)まさに三者三様の反応だった。
(因みにつばさも今日ギルドからBランクのギルドカードを受け取ったみたいだ)
そしてその日はランクアップのお祝いとそういえばイメラとミナスが来てからまだ歓迎会すらしていなかった事を思い出してこの日は6人で宴を開いた。
翌日、
朝から問題が発生した。
俺がSランクになった事がすでに街に広がっていたのだ。
開店してからSランク冒険者がやっている店と聞いて多くの人が整体院に殺到してきたのである。
俺だけでなくSランクの弟子という事でイメラとミナスも対応に追われるほどだった。
そしてようやく最後の患者さんを見送った後俺はベッドに座り改めて思った。
何故だ!
何故俺はいつも自分が望んでもいないのに
こんな変なことに巻き込まれてしまうんだ!いや、患者さんが来るのはいいよ?
ありがたい事だから。でもさ、整体の評判じゃなくて「Sランク」っていう評判で来るのはどうよ?それは何か違くない?
何でこうなるの?
あれか?呪いか?呪いなのか?
誰かが俺にかけているのか?
あいつか!あの残念猫背女神の仕業か!?
あの野郎俺を間違えてこの世界に連れてきただけでなく、こんな呪いまでかけるなんてとんでもない女神だな!
と俺が恨み節を込めていると
「失礼ね!私がそんな事するわけないでしょ!?それはあんたの生まれ持った宿命で誰のせいでもないわよ勝手に人のせいにしないでよね!」
突如頭の中に聞き覚えのある声が響いたと思ったら件の猫背女神の声だった。
きっと俺にずっとあーだこーだ言われてたのが腹がたっていてもたってもいられなかったんだろ。
だが何度も言うが、元はといえば俺がここにいるのはあんたが原因だと言うことを忘れないでほしい。
それに一番腹が立っているのは俺なんだからな…
ってかそういう能力もあったのかよ
だが一度なってしまったものはもう変えられない、これからどうしていくのかとかも考えないといけないし。
正直このまま続けば俺はいいがイメラ達が危ないおそらく指が壊れるだろう。
慣れないうちに無理をすれば確実に指をおかしくしてしまい、辞める可能性もある。
実際俺のいた世界でも同じ理由で同期が何人か辞めてしまった。
俺は2人に大丈夫かと聞いたが笑いながら「大丈夫です!」と言っているが、そのうち限界が来てしまう。
どうしたらいいか考えるがいい案が浮かばない…と思ったが俺は1つとんでもない事を忘れていたかもしれない。
「なあ、イメラとミナス?2人はちゃんと休めてるかな?」
「え?はい、しっかり夜は休んでいますよ?」
「いや、そうじゃなくて2人はここに来てから1日丸々休みってあった?」
「?いえ、ありませんでしたけどそれが何か?」
やっちまってた!
俺全く休みの事頭に入れていなかったよ!どうして気づかなかったんだ、とんでもないブラック企業だった!
これじゃあいけないすぐに何とかしなければ!
「2人共ごめん!2人の休日の事忘れてしまっていた!2人にはこれから休日をとってもらう事にするから!」
「「え?」」
2人共面食らった顔をしているが俺は話をすすめる。
「2人にはとりあえず明日休んでもらうからそしてこれからうちは週に2日は休んでもらいたいんだ」
この世界は元いた場所と暦が微妙に違う。
12の月があるのは一緒だが一月がなんと35日間ある。
因みに今は4の月カルキノスの月16日だ。
最初は慣れなかったが段々と慣れてきた。
話を戻すがカレンダーで言えば丁度7等分に出来るし、これからは4日から1週間おきにお店を休みにして、イメラとミナスにはそれぞれ好きな所を休んでもらうことにしよう。
勿論給料は変わらない。
その提案を2人に話したら2人共慌てて
「そんなに休んだら罰が当たります」と言うがここは経営者の権限で無理矢理決定した。
俺は従業員には出来る限り負担をかけないようにさせたい、だからこれだけは譲れなかった。
2人共渋々納得してくれたが逆にどう休めばいいか困っていたので街の探索を行う事にしたようだ。
俺はというと明日は久しぶりに1人になるのだが、もう1つ考えた事がある。
それは、増築だ!
アオイのいる世界での暦ですが
1月クリオス
2月タウロス
3月ディデュモイ
4月カルキノス
5月レオン
6月パルテノス
7月ジュゴス
8月スコルピオス
9月トクソテス
10月アイゴケロス
11月ヒュドロコオス
12月イクテュエス
になります。
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