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第2話~え?嫌です~
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「…てか何でこうなったの?…(涙)」
熊の化物が倒れたことで周りは驚いたりしてたけど
一番驚いているのは俺だから…
早くこの場から立ち去りたかったけど足が震えて中々すぐには動けない…
そうこうしてる内に鎧を着た人達が俺の所に近づいてきた。
「これ絶対お前は何者だ?」って言われるやつでしょ…
「旅の者か?いや、正直驚いた!この凶暴な魔物は我々も退治するために追っていたのだが、まさかたった1人で倒してしまうとは見事な腕前だな!ところで貴殿は一体何者だ?」
ですよね?聞きますよねそりゃ、、
でもこれ何て言えばいい?
「女神の手違いで異世界からやって来た整体師です!」
なんて言えるわけがないよ…
ここは何とかごまかさないと
「え、えぇと実は遠い異国から1人で旅してきまして…」
嘘は言ってないよね。
「確かに見たことのない服装ではあるが、なるほど異国から来たのか」
どうやら納得してくれたみたいで良かった
足の震えも落ち着いてきて動けそうだし、このままこの場を後にしよう
「じゃ、じゃあ僕はこの辺で…」
「ん?いやいや、どこに行くのだ?申し訳ないが貴殿をこのまま帰すわけにはいかぬ」
えぇ!?何で?
「え?ど、ど、ど、どうしてですか?」
「何をそんなに驚いているのだ?貴殿が倒した魔物はファングベアと言ってな、本来は森の奥にいて人前に出ることはほとんどないBランクの魔物だったのだ、その魔物が目撃されたと情報が入ってな、国とギルドが協力して討伐する事になって捜索していたのだ」
マジかよ…そんなとんでもない化物だったの?ってかあれ魔物だったのかよ通りででかいわけだよ…
「我々も100人規模で連携をとり、魔物を討伐しようとしていたのだが、それをたった一人で倒してしまうのだからな大した武人だハッハッハ!」
どうしよう、冷や汗が止まらない
100人規模で倒そうとしていたBランクの魔物
それを俺がたった1人で倒しちゃったわけでしょ?
これ多分というか完全にやらかしてしまったんじゃ…
「だからな、貴殿には是非とも国王に会っていただきたくてな!これ程の功績をあげたのだからな、報奨も出るはずだぞ?」
えぇ?嫌ですけど!
ってか俺武人でもなんでもないし、ただの整体師なんですけど…
そんなのいらないし静かに暮らしていきたいんですけど、
昔から色々な事に巻き込まれてきたりしたけどこれはひどすぎるよ、
あの猫背女神め…絶対に許さないからな!
と、心の中で叫ぶ俺だった
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ですよね?聞きますよねそりゃ、、
でもこれ何て言えばいい?
「女神の手違いで異世界からやって来た整体師です!」
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嘘は言ってないよね。
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どうやら納得してくれたみたいで良かった
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えぇ!?何で?
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