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狂い咲き13
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車内で激しい口論が続いていた。
「乱れ狂ってた女がよく言うぜ。彼氏が寝ている隣で、一人、楽しんでいるお前がなにを言っても無駄だ。欲求不満だらけの女がよく言うぜ」
「なら、彼のやったことが正しいとでも言いたいの!」
「いや、俺は間違っているとは思うぜ。俺は、あの男を許せとは言っていない。でも、少しは、あの男のことを考えてやってもいいんじゃないのか。もう自分を抑えきれなかったんだろう。お前を思うあまり。なんども言うが、性欲の捌け口にするだけなら簡単なんだよ。大人しくしてないとどうなるか、まだわからないのか」
腕を痛いほど捻られ、私はうつ伏せに押し倒された。
「しっかりきつく縛ってやるよ」
拒む声が嫌でも震え上がっていく。男は、肌に食い込むほどに、強く縄で後ろ手に私を縛りあげていった。思わず私は、あまりの怖さに力が入る。
しかし、どんなに力を入れて抵抗しようが、男は、私の腕を折るほどの力で、私を後ろ手にきつく痛いほど縛り上げていった。
「なかなか興奮させてくれるじゃないか。大人しく縛られるよりも、抵抗してくれたほうが、次の楽しみが増すばかりだ。お前の本音を言ってやろうか。いままでのセックスは型にはまった、オーソドックスな愛撫と体位。お前が、黙って目を閉じていても終わるセックスだ」
「それのなにが悪いのよ」
「どこまでも物分りの悪い女だな。それともわからない振りをしているだけか。そうだよな。素直に認めちまったら、あの男の行為すべてを認めることになるんだからな。感情的になっているお前に、なにを言っても無駄だろうが、セックスがそんなに汚らしいものか? セックスをしたいと思う感情がそんなに、おかしいことか?! セックスは死ぬまでできる行為じゃない。お前が七十、八十になっても、まだセックスできると思い込んでいるのなら俺は大間違いだと思うぜ。痩せ我慢をしていないで楽しめるときに、楽しめよ。一人慰めている時間が無駄だぜ。上っ面の快楽。いくら精神的に満たされたって、いつか、肉体的な不満がくる。それがセックスだ」
車内で激しい口論が続いていた。
「乱れ狂ってた女がよく言うぜ。彼氏が寝ている隣で、一人、楽しんでいるお前がなにを言っても無駄だ。欲求不満だらけの女がよく言うぜ」
「なら、彼のやったことが正しいとでも言いたいの!」
「いや、俺は間違っているとは思うぜ。俺は、あの男を許せとは言っていない。でも、少しは、あの男のことを考えてやってもいいんじゃないのか。もう自分を抑えきれなかったんだろう。お前を思うあまり。なんども言うが、性欲の捌け口にするだけなら簡単なんだよ。大人しくしてないとどうなるか、まだわからないのか」
腕を痛いほど捻られ、私はうつ伏せに押し倒された。
「しっかりきつく縛ってやるよ」
拒む声が嫌でも震え上がっていく。男は、肌に食い込むほどに、強く縄で後ろ手に私を縛りあげていった。思わず私は、あまりの怖さに力が入る。
しかし、どんなに力を入れて抵抗しようが、男は、私の腕を折るほどの力で、私を後ろ手にきつく痛いほど縛り上げていった。
「なかなか興奮させてくれるじゃないか。大人しく縛られるよりも、抵抗してくれたほうが、次の楽しみが増すばかりだ。お前の本音を言ってやろうか。いままでのセックスは型にはまった、オーソドックスな愛撫と体位。お前が、黙って目を閉じていても終わるセックスだ」
「それのなにが悪いのよ」
「どこまでも物分りの悪い女だな。それともわからない振りをしているだけか。そうだよな。素直に認めちまったら、あの男の行為すべてを認めることになるんだからな。感情的になっているお前に、なにを言っても無駄だろうが、セックスがそんなに汚らしいものか? セックスをしたいと思う感情がそんなに、おかしいことか?! セックスは死ぬまでできる行為じゃない。お前が七十、八十になっても、まだセックスできると思い込んでいるのなら俺は大間違いだと思うぜ。痩せ我慢をしていないで楽しめるときに、楽しめよ。一人慰めている時間が無駄だぜ。上っ面の快楽。いくら精神的に満たされたって、いつか、肉体的な不満がくる。それがセックスだ」
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