ルーシェ・M・Kの旅立ち

椿木ガラシャ

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討伐編

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「――くっ」
 ――赤黒い凶器ともいえる怒張がぬちぬちと小さな舌で舐められる。たっぷりとため込まれた陰嚢をハムハムと片方づつ食み、裏筋をたっぷりと唾液をのせて舐め、括れや鈴口の舌で丁寧に舐める。
「ん…おっ、きい…」
 まろやかな頬を擦り付けられ、指先で鈴口を突かれる。
「ルー、俺もっ」
 ガルシアはルーシェの頬に触れる。熱を確かめるように赤い唇をなぞった。
「仕方ないなあ」
 そういってガルシアの腰に跨ったルーシェは自分で腰を落とそうとする。
「い、いきなりか?」
「大丈夫だよ、さっき香油で解してきたから」
「――っ、もったいないことを…!俺が舐めて解したかったのに…!」
 愛する伴侶が懸命に自分を受けいれてくれる場所を、ことさらに丁寧に舐めて解すのが、ガルシアは大好きだったのに。
「だって、時間ないよ?今はホワイトドラゴンの解体にみんな夢中だけど、そのうち俺たちの事、探しに来ると思うし。せいぜい、二時間ってとこかな」
「くっ、ならば仕方ない!」
「じゃあ、続きするぞ」
「おう」
 色気も何もない掛け合いだが、10年も一緒にいればそんなものだ。自分の手を孔に添えたルーシェは一気に割り開く。
「ん…」
 そのままガルシアの天を剥いた怒張に腰を落とす。
「んっ、あっ…お、きい…」
 ぬぷっとぬかるんだ孔に亀頭が包まれる。だが音だけだ。ガルシアの視界には、ルーシェの纏った白い衣装だけが目に映る。
「ルーシェ、せめて、せめて見せてくれないか。お前がどうやって、俺を受け入れているかみたい」
 ゆるゆると腰を落としながら苦悶しているルーシェに言いつのる。
「ん、わかった…あ、ん!」
 身悶えながらもルーシェが衣装に手をかけて、引き上げていく。露になっていくルーシェのぷりっとした双珠と天を剥いている陰茎が目に映る。ふるふると震える鈴口からは液を滴らせている。
 一番目を奪ったのは、ルーシェの孔だった。ごくりとガルシアは息を飲む。
「あっ、あ、ん!み、える?」
 ルーシェが腰を反らせて見せつけてくる。一度沈み込んだ怒張を抜いて、ぽっかりと開いた内壁の様子が見える。
 ねっとりと蠢いた内壁に、とうとうガルシアのただでさえない理性がブチ切れる。
「ルーシェ!」
「ああああ!」
 腰を掴んで思うさま突き上げると、ルーシェは倒れ込んでくる。
「あっ、あっ、ん、あ!」
 衣装がずれた肩をガルシアは甘く噛む。それだけでルーシェはたまらないようで、身悶えた。
「ルー、胸を突き出して」
 ガルシアがささやくと、ルーシェはこくりと頷き、ゆるゆると衣装を炊き仕上げる。
 開けられた胸元にガルシアの舌が這う。ガルシアが開発し尽くした乳首を甘噛みし、ちゅうちゅうと強く吸ってやる。
「や、やああ!」
 咽び泣くような声がルーシェの声から漏れ出てくる。孔も前立腺を擦りながら、奥をついてやると更に絡みついてきた。
 ぴったりと怒張に吸い付いてくるナカに、ガルシアはうっとりとしながらさらに深く突き上げた。



∞∞∞

思ったよりルーシェさんが強い受けさんになっちゃった
イメージとしてはこの二人はBLというよりも男性漫画のエロい絡みっぽいのがイメージかも
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